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ATO_2017.2.19_Masayuki_En
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1.
「一人一人の特性に配慮した指導の取り組み」 ~VOCAを活用し、 伝えたい意欲を育む指導を通して~ AT-OKINAWA学習会 県立西崎特別支援学校?小学部?圓?雅之
2.
自閉症スペクトラム障害の 3大特徴 コミュニケーショ ンの障害 社会性?対人 関係の障害 想像力の障害 コミュニケーショ ンの障害
3.
AACとは? 「手段にこだわらず、その人に残された能力とテク ノロジーの力で自分の意志を相手に伝えること」 がAACの基本的な考え方である。 ??????????????中邑賢龍(2000) 拡大代替コミュニケーション?
4.
VOCAとは? 「Voice Output Communication
Aids」 「音声出力会話補助装置」 自分の意思を相手に伝えるために使用する、音声出力機能を備えた装置。
5.
本学級の実態 ○知的障害特別支援学校?小学部5年2組の6名 ○教育課程のB課程1名、C課程5名が在籍 ?(そのうち自閉的傾向の児童が5名) ○言葉を使って、コミュニケーションをとることが ?難しい ○みんなそれぞれの遊びを自分一人で楽しむ様子が ?見られる
6.
本研究の対象児 ○重度精神遅滞を伴う自閉性スペクトラム障害 ○「あ、い、う、お、な、ま、も」の単音を ?口型模倣により発声する ○砂遊び、水游びに執着し、無断で飛び出して遊ぶ ?ことがあった ○集団活動が苦手で、不安になると奇声を上げたり ?慣れている教師に掴みかかったり、噛み付いたり ?することもあった
7.
研究仮説
8.
研究仮説① やった! 伝わった! 水游びしたい 砂遊びしたい
9.
研究仮説②
10.
指導目標 ①担任との愛着関係の形成を図る。 ②問題行動(水游び、砂遊び)を減少させる。
11.
重点目標 (抜粋) ?自分でやりたい遊びをみつけ、教師や友達と一緒に遊びを楽しむ。 ?生活に必要なことが少しずつ分かり、自分からやろうとする。 ?自分の思いを、表情や体の動き、発声等でのびのびと表現する。 自立活動年間指導計画 ○本児の実態より今年度の指導の重点目標は以下の通りである 具 体 的
な 指導内容 ○上記の重点目標より、以下の項目を選定した 1健康の保持 2心理的な安定 3人間関係の形成 4環境の把握 5身体の動き 6 コミュニケーション (1)情緒の安定 に関すること (1)他者とのか かわりの基礎に 関すること (3)感覚の補助及 び代行手段の活用 に関すること (1)コミュニケーシ ョンの基礎的能力 に関すること ?スーパートーカーを 使った意思表出を図る ?絵カードや写真カードを 活用し、視覚的手がかりを提 示する ?コミュニケーション能力の 向上を通した成功体験から 心理的な安定を図る
12.
指导の実际
13.
パズル游び
14.
入室の际の挨拶
15.
砂遊びをしても いいですか? パズルを取って ください 水游びをしても いいですか?
17.
砂游び(室内)
18.
水游び
21.
结果と考察
22.
表1?月ごとの飛び出し回数の推移 0 2 4 6 8 10
23.
表2?コミュニケーション能力の変化 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 福岡市教育センター特別支援教育研究室 作成(H26)
24.
成果と课题
25.
○愛着関係の土台の上にICT機器を有用に設定したことで、発語 のない自閉症スペクトラム症児のコミュニケーション能力を高め ることができた。 ○正のスパイラルを作ることができたことで、問題行動が抑制 された。 成果
26.
○担任不在の場面では、未だ教室からの飛び出し行動が見られる こともある。 ○周囲の学習環境や時期的な要素で、問題行動の回数は左右され ることもある。 課題
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