狠狠撸

? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved. 1? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved. 1
Cloud Native市場動向および
Rancher Labsが提供する
Kubernetes Everywhere戦略について
Rancher Labs, Japan
西原順二 2020/1/29

? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved. 2
Rancher Labs会社概要
? Rancher Labsは、業界で最も広く採用されている
Kubernetesの管理プラットフォームを提供
? 2014年カリフォルニア州クパチーノに設立
? 200人以上の従業員/12か国で事業を展開
? シリーズ「C」総額5500万ドルの資金調達

Agenda
? Cloud Native市場動向
? Cloud Nativeってなに？
? Cloud Native市場動向
? コンテナ市場規模
? コンテナとオーケストレーション良し悪し
? Rancher LabsのKubernetes戦略
? Rancher
? K3s
? Rancher Demo
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? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved. 4? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved.
ここで質問です！

Cloud Nativeってなに？
? Copyright 2020 Rancher Labs. All Rights Reserved.

CNCF (Cloud Native Computing Foundation) は、ベンダーに依存しないオープ
ンソースのプロジェクトのエコシステムを促進/維持することによって、このパラダイ
ムの採用を推進しようとしています。これらのイノベーションを誰もが利用できるよ
う、最先端のパターンを整備します
CNCFは、非営利のLinux Foundationの一部です

Cloud Native技術は
? パブリッククラウド
? プライベートクラウド
? ハイブリッドクラウド、などの近代的でダイナミックな環境において
スケーラブルなアプリケーションを構築および実行するための能力を組織にもた
らします
? 組織(例えば開発チームなど)にもたらすところが重要
? 特定のツールなどを指しているわけではない
https://github.com/cncf/toc/blob/master/DEFINITION.md
7

ただ、アプローチの代表例としてコンテナ、サービスメッシュ、マイクロサービス、イ
ミュータブルインフラストラクチャおよび宣言型APIがあります
これらの手法により
? 回復性
? 管理力
? 可観測性のある、疎結合システムが実現します
これらを堅牢な自動化と組み合わせる事で、エンジニアはインパクトのある変更を
最小限の労力で頻繁かつ予測通りに行う事が出来ます

つまりCloud Native技術により、
「近代的でダイナミックな環境において、スケーラブルな開発能力を組織にもたら
します」
つまり、いわゆるクラウド、もしくはそれに相当するオンプレ
ざっくりまとめると
「人間の関与を排除したインフラ環境下でCloud Native技術を用いると
1日に10回20回リリースできるようになります」
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Cloud Native市場動向

oRIGHTSCALE 2019 STATE OF THE
CLOUD REPORT FROM FLEXERA?
https://resources.flexera.com/web/media/documents/rightscale-2019-state-of-the-cloud-report-from-flexera.pdf

94% of respondents use cloud
少なくとも1つのパブリッククラウドまたはプライベートクラウドを使用している回答
者の全体の割合は94％です。パブリッククラウドを採用している回答者の数は
91％です。現在、プライベートクラウドを採用している回答者の数は72％です

84% of enterprises have a multi-cloud strategy
複数のクラウドを使用する戦略を持つ企業の割合は84％（2018年は81％）
ハイブリッドクラウド戦略を計画している企業は58％（2018年の51％）に増加
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https://www.cncf.io/blog/2018/08/29/cncf-survey-use-of-cloud-native-technologies-in-production-has-grown-over-200-percent/

The Changing Landscape of Application Development
企業がソフトウェア開発サイクルをどのように管理して
いるかについて詳しく調査しました
マイクロサービスアーキテクチャの利点の1つは柔軟
な展開が可能なことです
マイクロサービスが導入される前は一般的なリリース
サイクルは、はるかに少なく通常は年に1?2回でした
What are your release cycles?
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On average, how many machines are in your fleet?
ホスト数(VM、ベアメタルなどを含む)について
は、前回2017年の調査時から比較して6-20台
では19%から16%へ減、5000台以上では14%
から17%へと増加
How many are your machines number?
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Your company/organization deploys containers to which
of the following environments?
コンテナに関しては、大部分の企業が
? AWSにデプロイし（69％から63％減少）
? オンプレミスサーバ（51％から43％減少）
? Google Cloud Platform（39％から35％減少）
? Microsoft Azure（23％から29％増加）
? VMware（24％）
? OpenStack（22％から20％減少）
What Cloud?

Your company/organization uses containers for
73％は本番環境でコンテナを使用、残りの27％
は将来それらを使用する予定です
89％はPoC、テストに85％、開発環境では86％
にコンテナを使用しています
Growth of Containers
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Your company/organization manages containers with
コンテナ管理ツールについては
? Kubernetesが引き続きリーダーであり
（77％から83%に増加）
? Amazon ECS（18％から24％増加）
? Docker Swarm（17％から21％増加）
? Shell Scripts （12％から20％増加）
Containers Management

Challenges in Using & Deploying Containers
Cloud Native技術によって企業がアプリケーションを
設計および構築する方法が変ります
そのために直面している課題とは？
? 開発チームとの文化的変化（41％）
? 複雑さ（35％から40％に増加）
? トレーニング不足（40％）
? セキュリティ（43％から38％に減少）
? 監視（38％から34％に減少）
? ストレージ（41％から30％に減少）
? ネットワーキング（38％から30％に減少）

Top 6 Kubernetes Trends for 2019
https://www.tigera.io/blog/top-6-kubernetes-trends-for-2019/

Public Cloud Container Adoption is Shifting to Kubernetes
Datadogの2018年12月の調査によると、GCPおよびAzureでコンテナを利用しているほとんどの
ユーザはKubernetesを利用しています
GCPでは当初から利用され、AzureではAKSの導入により2018年に劇的な増加を示しました

Automation is Driving Faster Container Churn
コンテナの使用に関する最新のDatadogの調査では、コンテナがVMの12倍の速
さでリソース更新（Churn）され、 2年前の6倍、1年前の9倍から増加したことに注
目しました
Source: Datadog, December 2018
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コンテナ市場規模

Container Market Worldwide
私見 : Japan Container Market (5% of Global Marketと想定すると) CY19 : $106.3M CY22 : $215.6M
https://451research.com/451-research-says-application-containers-market-will-grow-to-reach-4-3bn-by-2022
CAGR CY17-22 : 30.8%
(年平均成長率)

Source : IDC Japan, User survey results on Docker container installation status, April 2019
Container (Docker) Market Japan
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ45328619
CAGR CY15-19 : 33.6%
(年平均成長率)
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コンテナとオーケストレーション良し悪し

コンテナのなにが良いの？
資源効率性
? コンテナはホストOSを共有するため、ゲストOSが不要
移植性
? 動作するコンテナを一度作ればどこでも動く
設置性
? 展開が早く、再展開も容易
開発容易性
? アプリケーションが動作する環境をコンテナとして維持?管理
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コンテナ活用でよく聞く話
良い話
? とにかくデプロイが早い
? リソース効率が良い、無償枠とかMSDNとかの消費がとにかく少なく使える
? インフラ側からリソース提供して開発側に渡す、責任範囲の分離がより明確になった
? バージョン依存?管理とか、そこも責任範囲が明確になった
? B2Cアプリなど消費者を飽きさせないアプリには合う
足踏みしている話
? リリース頻度が高くない
? 変更のたびに脆弱性診断などの承認プロセスが長いので頻度を上げられない、上げる必要にならない
? コストを下げる目的になっている
? 流行りもので上司から「次期システムはコンテナでやるように」と指示（デザインなにも決まってないのに）
? 結局のところパッケージがコンテナに対応していない

そこでコンテナオーケストレーションとは？
コンテナを複数ノードに配置でき、それを一つのプラットフォームとして管理するこ
とができる
? 死活監視と自動復旧
? スケジューリングと自動配置
? 複数コンテナによる冗長構成
? スケールアウト?イン
? コンテナ間通信
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Kubernetesのなにが良いの？
良い話
? コンテナオーケストレーションでは、事実上の標準
? コンテナの利用がはじまり、規模が大きくなると必須となる
? 標準で運用管理機能があるので、運用が楽になる
? コミュニティが大きいので、サードパーティのツールが多い
? OSSなのですぐに触れる、試してみれる
あまり良くない話
? 学習コストと割が合わない
? 人数が少ないうちは手を付けないほうがよい、とも
? 運用が大変
? yaml地獄

コンテナオーケストレーションを使い倒すポイント
（マイクロサービス、コンテナなど）実現する手段はKubernetesだけでは無いが、
? サービスが、一度リリースしたら終わりではなく、頻繁にアップデートされますか？
? 新しいサービスが頻繁にリリースされ、サービスの数が多くなりますか？
? イメージとしてはコンテナが10以上になるとオーケストレーションが必要かなと
運用コストと学習コストのバランスがとれそうですか？
? 知ってて使わないのと知らない（難しそうだから）使わないは大違い
もし使えると決めたなら、
結局のところ、誰かが「使う」と決めて走り出さなければ進まない
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今後3年以内に76%の企業が
Kubernetesを標準基盤として利用“
”
THE FUTURE OF KUBERNETES
Jay Lyman
Principal Analyst
S o u r c e : K u b e r n e t e s a n d B e y o n d P a t h f i n d e r R e p o r t ( 2 0 1 9 )

Run Kubernetes Everywhere??
Consistency（一貫性）を実現
Rancher Labs, Japan
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DEV
DATA
CENTER
CLOUD
BRANCH
EDGE
Why Kubernetes?
Kubernetesはどんなインフラストラクチャにおいても
汎用的なコンピューティング基盤をもたらすことが出来る

しかし！正しく管理出来なければ、
Kubernetesはオーバーヘッドとリスクを発生させる可能性
集中的な管理と
可視化が出来ない
一貫した
セキュリティポリシーが
適用出来ていない
管理がサイロ化
されていることがある
よくあるKubernetesクラスタの実情は、

Rancher is delivering Kubernetes Everywhere（一貫性）
クラスタ一元管理セルフサービス
クラスタ環境の利用
Infrastructure
GKE AKSEKS AnyRKE RKE
- User Interface
- Service Catalog
- CI/CD
- Monitoring
- Logging
- Alerting
ITOpsDevOps - Provisioning
- Auth/RBAC
- Policy
- Security
- Capacity

RancherがKubernetesにもたらすもの
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App Catalog
CI/CD
Monitoring
Logging
Security RBAC & PSP
Registry
Container Runtime
Network & Storage
Service Mesh
Authentication
Kubernetes
WhatRanchertakesanSLAon
Manage all this? … or this?
RancherCertifiedIntegrations
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Forrester Research
による評価（2018/10）

数多くのリーディングカンパニーがRancherを活用
FINANCIAL
SERVICES TECHNOLOGY
MEDIA &
ENTERTAINMENT
HEALTHCARE GOVERNMENT
RETAIL &
MANUFACTURING TELECOM & MSPS

Rancher Labs Products & Projects
クラスタ間通信軽量KubernetesOS分散ブロックストレージ Cloud Nativeコンテナ
ディストリビューション
最も完成された
コンテナ管理プラットフォーム
Commercially Available
軽量Kubernetes
ディストリビューション

Edgeに最適
K3sは、制限されたリソース、
無人環境、リモートロケーショ
ンまたはIoTアプライアンス内
の実稼働ワークロード向けに
設計された、可用性の高い、
認定済みKubernetesディスト
リビューション
ARMに最適化
ARM64とARMv7の両方をサ
ポート、binaryおよび
multiarchイメージが利用可能。
K3sはRaspberry Piのような
小さなものからAWS
a1.4xlarge 32GiBサーバー
まで優れた動作が可能
Simpleで安全
K3sは約40MB binaryとして
パッケージ化、本番稼働用
Kubernetesクラスタのインス
トール、実行、および自動更
新に必要な依存関係と手順を
削減
We’ve Removed K3s Adds
レガシーおよび標準以外の機能インストールの簡素化
アルファ機能 etcdに加えてSQLite3サポート
In-treeクラウドプロバイダ TLSマネージメント
In-treeストレージドライバマニフェスト自動化とHelmチャート管理
Docker containerd, CoreDNS, Flannel

Why Rancher?
>350の
リーディング
カンパニーに
採用
Kubernetes
の普及に
特化
オープンソース/
ベンダーフリー
（ロックインフ
リー）
K8sの
一元管理と
セルフサー
ビス

Rancher Enterprise Subscription
早期立上げのための
オンボーディング
サービス
? Kubernetes基盤の検討
? Rancherプロダクツのノウハウ提供
プロフェッショナルサービス
（オプション）
? Installation, customization, ecosystem integration
24x7グローバルサポート
? Rancherに統合されたOSSをサポート Docker,
Fluentd, Helm, Istio, Kubernetes, Prometheus,
etc.
? トラブルシューティング, root-cause analysis,
break/fix, security patches

まとめ
コンテナとオーケストレーションは適材適所
? 自社にとってCloud Nativeは必要な技術なのか
? 企業文化?学習コストとのバランスを考える
使うと決めたら一貫性とセルフサービスを実現できるか
? ITOpsからDevOpsまで
クラウド戦略に合わせてツール選定
? ハイブリッドクラウド?マルチクラウド
? ベンダーロックインを考える

Thank you!

About me
Jianqiang Cheng（ちん）
Field Engineer at Rancher Labs.
cheng@rancher.com
cheng@slack.rancher.jp
■Favorite technologies:
Rancher, Kubernetes, Jenkins.
■Certifications:

? Copyright 2019 Rancher Labs. All Rights Reserved. Confidential 49
49
? 2019 Rancher Labs, Inc. – CONFIDENTIAL, DO NOT DISTRIBUTE
本日のスコープ(赤枠)
クラスター
一元管理
セルフサービス
クラスター環境の利用
Infrastructure
GKEEKS AnyRKE RKE
- User Interface
- Service Catalog
- CI/CD
- Monitoring
- Logging
- Alerting
OpsDev - Provisioning
- Auth/RBAC
- Policy
- Security
- Capacity

? Copyright 2019 Rancher Labs. All Rights Reserved. Confidential 50
デモ環境構成
Docker/Kubernetes
Managed Kubernetes
Cluster 1
Node Node Node Node
Rancher Management
Server Cluster
Rancher Control Plane
Control Plane Node
Worker
Node
Managed Kubernetes
Cluster 2
Node Node Node
NodeControl Plane
Worker Node
Rancher サーバー
Azure上に事前に用意
済
機能説明用k8sクラスター
Azure上に事前に用意済
デモクラスター
デモ時にAzure上に作成

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Cloud Native市場動向およびRancher Labsが提供するKubernetes Everywhere戦略について

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