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ウェブ解析士マスター
平岡 謙一
部分最適化の罠
木を見て森を見ずになっていませんか?
ウェブ成果を獲得する流れ
人を集める
魅力を伝える
成果
テスト対象サイト
?こちらの店舗の売上高アップのため各種バナー検証を行いました
より多くの人を集めるための検証
人を集める
魅力を伝える
成果
多くクリックされたバナーはどちら?
?以下の2種類のバナーをディスプレイ広告に出稿しました
表示回数 10,231 10,094
クリック数 21クリック 60クリック
クリック率 0.21% 0.59%
結果
広告出稿の結果
?クリック率 (送客力)の違いはこちらです
× 〇
魅力を伝えるための検証
人を集める
魅力を伝える
成果
多く惹きつけたバナーはどちら?
?以下の2種類のバナーをトップページに設置しました
バナー設置個所
トップバナーA
トップバナーB
訪問者データ分析の結果
アクセス数 428 413
直帰率 24.0% 27.6%
結果 〇 ×
?各バナー設置時のトップページ直帰率の違いはこちらです
バナーを組み合わせて検証
人を集める
魅力を伝える
成果
目安として7割以上の信頼性を確保し、テストを行っています
統計上の精度 7割以上の確からしさ
クリック率 0.21% クリック率 0.59%
直帰率 24.0%
2種類の測定結果まとめ
直帰率 27.6%
▲クリック率の違い
▼直帰率の違い
良いバナーの組み合わせ結果
①このバナーで集めて ②このランディングページに流す
直帰率 26.4%
①このバナーで集めて ②このランディングページに流す
直帰率 21.5%
悪いバナーの組み合わせで試すと?
成果につなげるために重要なこと
人を集める
魅力を伝える
成果
一連の流れがとても重要
直帰率 26.4%
直帰率 21.5%
?良いバナー?の組み合わせ
?悪いバナー?の組み合わせ
ご一読いただき
ありがとうございました!

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全体を见渡して最适化しよう!ウェブ责任者が知るべき部分最适化の罠

Editor's Notes

  1. 解析士が语るバナー选びのヒントということで、ウェブ解析士マスターの平冈谦一が発表させていただきます。
  2. ウェブで成果を出すために必要なのは、いかに多くの人を集めて、その集めたひとたちに、ウェブサイトの魅力をしっかりと伝えることです。 今回は人をあつめる段階におけるより効果の高いバナーを検証し、また集まっているユーザーに魅力を伝えるためのヘッドバナーの検証といった2種類のテストを通して、より成果につながるバナー選びのヒントを紹介致します。
  3. こらは弊社が運営している海外ブランド、ダイアンフォンファステンバーグの通販サイトです。このブランドはワンピースをはじめとしたアパレル品が人気のブランドです。 このサイトはSEOとリスティング広告をメインとし、集客しています。また3分の1はリピーターと思われるノーリファラーからのアクセスです。この店舗の売上を高める為の各種バナーの選定テストを通してバナー選びのヒントを持ち帰ってもらえればと思います。
  4. まずはより多くの人を集めるためのバナーテストを行っていきましょう。
  5. こちらの2種類のバナーをYahoo、Googleといったディスプレイネットワークに広告出稿しました。そのとき、どちらのバナーの方がよりユーザーを惹き付ける事が出来るか、 すなわち、どちらのバナーの方がよりクリックされ、多くのユーザーをウェブサイトに引き込むことができるのかを検証していきます。
  6. 次により店舗の魅力を伝えるためのテストとして、ウェブサイトに設置するトップバナーの検証を行っていきます。 このバナー設置箇所とかかれたところにセール訴求のバナーと、ワンピースの新着訴求のバナーをABABといった形でスプリットテストし、どちらのバナーがよりユーザーにサイトの魅力を伝えることができるのか、 直帰率をもとに判断していきたいと思います。
  7. 広告バナー単体のテスト、ヘッドバナー単体のテストなど、部分部分で最適化しても意味はありません。 ともすると、単体のテストを組み合わせて、バナーの選定をおこなってしまいがちです。しかし、ユーザーの一連の体験、広告の発見からランディングページへの到達から購入までの一連の流れを意識してバナーを作ることが非常に大切だと言えます。
  8. リピート化を考えると、梱包箱のデザインや内容物との连携まで视野にいれるべきでしょう。