长崎ヒストリー1
- 4. 岩永マキが設立した浦上養育院は約150年経った現在も岩永マキの思いを継承 しながら、ずっと続いている。第二次世界大戦中には、同じ浦上地方に落とさ れた原爆によって、一度全壊したが、その2年後に再建された。岩永マキが浦 上養育院を始めた当初は、医療技術も発達しておらず、孤児を受け入れてもす ぐに亡くなってしまうことが多かったそうだ。それでもおよそ900人以上の孤 児を引き取った岩永マキは、日本の福祉を発展させるための重要な第一歩を踏 み出した女性であることは間違い無い。 現在も続く、岩永マキの思い 【参考文献?資料】 徳永幸子（2013）「岩永マキと石井筆子の福祉実践の時代背景」『活水論文集. 健康生活学部』. 小坂井澄 (2007) 『お告げのマリア : 長崎?女部屋の修道女たち』聖母の騎士社. 中村文則（2020）「逃亡者」幻冬社. 社会福祉法人うみのほし会 「児童養護施設 浦上養育院」 https://www.ans.co.jp/u/uragamiyouikuin/（参照 2021/6/25）. 長崎新聞 「明治初期?長崎 孤児養護の先覚者 岩永マキ ９２０人養育か 戸籍簿、名簿 施設で発見」 https://nordot.app/349348498786829409（参照 2021/6/25）. 【作成者】 株式会社スカルパ 長崎市岩川町2-3 池田ビル 5F 【文責】 小形幸平 現在の浦上養育院 （浦上養育院HPより）