狠狠撸

織田信長に学ぶ
目標設定とマーケティングの重要性
第1回マーケティングチーム勉強会
株式会社フィードフォース
マーケティングチーム
澤井
株式会社フィードフォース｜本资料を无断で転用?改変?复製?第叁者に开示することを禁じます

歴史認識に関するクレームは
一切受け付けません！m(_ _)m

織田信長とは超略歴
尾張（現在の愛知県）出身
1534年生まれる
1551年家督相続
1560年桶狭間の戦いで今川義元を破る
1571年比叡山延暦寺の焼き討ち
1575年長篠の戦いで勝利
1579年安土城完成
1582年本能寺の変

本能寺の変の時の領土
画像出典：http://www.geocities.jp/seiryokuzu/
ここまでくれば織田信長の天下統一はほぼ間違いないので、
織田信長が天下統一をしたという体で話を進めます。

Q.なぜ織田信長はなぜ天下を取れたのか？

A. 天下統一をしようと本気で考えて、
行動のベクトルを「天下統一」に向けた

織田信長が設定した目標
目標：天下布武
１．大名を武力で屈服
２．宗教勢力の武装解除
３．朝廷?幕府を上回る権威の創出
期間：自分が生きてる間に
KPI ：獲得領土、宗教一揆の数、朝廷から奪った権力

では他の戦国大名の目標は何か？

他の大名はどうだった？
戦国最強と言われた、武田信玄と上杉謙信
彼らはなぜ天下統一ができなかったのか？

軍神上杉謙信の勢力図

上杉謙信の目標は何か？
目標：室町幕府の再興
1．幕府の命令に従う
→ 関東管領になる = 関東の秩序回復
→ 命令に従わない、北条討伐を繰り返す
義の人、上杉謙信
頼ってきた、村上義清への義理を果たす
→ 目的とは関係ない活動を積極的に行う
そのため、「川中島の戦い」で5回も武田信玄と戦うことに

目標?目的とズレる活動に
精を出してしまうことありませんか？

甲斐の虎武田信玄の勢力図

武田信玄の目標は何か？
目標：信濃（長野）の制圧 ※たぶん
?村上義清を北信濃から追い出す
?村上義清、上杉謙信を頼る
?上杉謙信、北信濃を取り戻すべく出兵
?川中島の戦い
天下狙いであれば、
謙信を保証人にして村上義清と和睦する方法もあった

重要では無い仕事に注力していませんか？

目標設定が重要
優れた能力があっても、設定した目標の範囲でしか
成果は出せない

行動を目標に向けることが重要
目標を決めても、活動のベクトルを目標に向けない
と成果が出ない

改めて、織田信長が設定した目標
目標：天下布武
期間：自分が生きてる間に
KPI ：獲得領土、宗教一揆の数、朝廷から奪った権力

目標を「天下統一」にしました
次はどうする？

全ての活動のベクトルを「目標」に向ける

実力主義
→ 秀吉、明智光秀など抜擢
365日戦争ができる常設軍の設立
→ 農民兵主体から傭兵を主体に
重商主義（関所の撤廃、楽市楽座）
→ 常設軍を維持するためのお金
兵力の均質化（長やり?鉄砲）
→ モチベーション以外でも勝てる要素

一向一揆との徹底抗戦
→ 論争すべきで武装すべきではない
利権の剥奪
→ 関所などが利権になっていた
宗教勢力同士の争い禁止
信長は宗教勢力の武装解除を行う
そもそも、他の大名は宗教勢力のあり方について考えていなかった。
宗教戦争が日本に無いのは、信長のおかげという人もいる

全てを超越する神になる
誕生日会の実施
朝廷?幕府を超越する存在
神になろうとした織田信長
この考え方は、秀吉?家康に引き継がれていく
→ 日光東照宮は、家康の神格化

織田信長から何を学べるか
目標をどこに設定するかが重要
「今」の行動が目標に繋がているか常に意識
する
「優れた能力」を生かすも殺すも、目標設定と
行動次第

自分?会社の視点で考えてみよう
担当サービスの目標って何ですか？
全ての施策?行動が目標に繋がっていますか？
目標に繋がらないことをやっていませんか？
時間軸を意識していますか？

おまけ
織田信長とマーケティング

安土城
織田信長のお城
琵琶湖のところに作られたが、3年後
に焼失（本能寺の変の後）
安土城の全容をCGで再現して話題
になったりもしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%9C%9F%E5%9F%8E

安土城は普通のお城と違う
ここに作る必要がないお城
もはやお城ではない
天主のライトアップ
（軍事基地なのに）一般公開

信長の意志表示のための施設
朝廷を超越するために必要だった安土城
信長が神として降臨するための施設が安土城
→ これによって、朝廷を超える権力を作ろうとした
→ いくら自分で言ってもまわりがそう思わないと意味がない
→ だから安土城を公開し、信長の考えをみんなに伝えようとした

人生マーケティングだよね
ご清聴、ありがとうございました。

織田信長に学ぶ目標設定とマーケティングの重要性