2011建筑研究赏冲比较実験による散水の効果に関する研究冲08狈1009安藤友香/08狈1014石桥奈津美冲出口研
- 3. WBGT (Wet Bulb Globe Temperature,湿球黒球温度)
暑熱環境における労作業時や運動時の熱ストレスの度合いを評価する指標
湿度 放射熱 気温
WBGT= 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
- 5. 湿気冷却の原理
水 加湿-潜熱
冷却-顕熱
温度低下した空気が運ばれる
→対流によっても涼感が得られる
- 6. 屋根散水の原理
蒸発 地表面から熱を奪う
屋根表面
屋根スラブ 屋根下への熱流低減 屋根表面温度の低下
室内
室内温度の低下
室内環境の改善
- 9. キャンパス中央広場
測定期間 : 2011年8月8日~12日の5日間 最高空気温度
37.9[℃]
最高黒球温度
51.5[℃]
最高地表面温度
50.4[℃]
- 12. 黒球温度 空気温度
H=1,500
地表面温度
WBGT温度 湿度
黒球温度 空気温度
H=1,500
地表面温度
- 13. 黒球温度 空気温度 地表面温度
H=1,500
H=1,500
WBGT温度 湿度
- 16. 地表面温度の散水ありとなしの温度差
散水中 20:10
夜散水 -3.3[℃]
16:55 11:00
夕散水 -7.4 [℃] 朝散水 -7.4 [℃]
13:05
昼散水 -12.6[℃]
朝 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30
昼 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30
夕 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30
夜 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30
時刻 [h]
- 17. 黒球温度の散水ありとなしの温度差
20:20
夜散水 -0.2 [℃]
13:05
昼散水 -2.1 [℃]
16:40
夕散水 -3.1 [℃]
10:35
散水中
朝散水 -3.5 [℃]
朝 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30
昼 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30
夕 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30
夜 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30
時刻 [h]
- 18. 黒球温度への影響
温度低下 温度の変動
散水後
朝 大 ???? 引き続き低下
夕 ???? すぐに上昇
昼 ???? 緩やかに上昇
夜 小 ???? 変動なし
- 19. WBGT温度の散水ありとなしの温度差
19:35
散水中
夜散水 -0.2 [℃]
16:40
夕散水 -0.9 [℃]
14:05 11:20
昼散水 -2.1 [℃] 朝散水 -2.1 [℃]
朝 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30
昼 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30
夕 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30
夜 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30
時刻 [h]
- 21. 结论①
黒球温度やWBGT温度は差が見られたが
空気温度には差が見られなかった
湿気冷却の効果よりも
地表面温度の低下による効果が多く得られた
日本はもともと蒸暑地域であるため効果が
表れにくい結果となってしまったと考えられる