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Graduation thesis 2011




                         ライブハウス設計資料集成編纂 ~卒業設計にむけて~




                         法政大学デザイン工学部建築学科
                                 後藤剛史研究室

                            08N1094 平間 慶一
研究动机?研究目的
大型ライブハウスの台頭
  建築としての評価価値




ライブハウスに特化した資料の不足
根強い『危険』『汚い』といったイメージ




ライブハウスに特化した設計資料集成の必要性
研究方法
资料の収集         ライブハウス、他の文化施設



          観客の動線
                                   出演者?演出者の動線


    「入る」       「観る、聴く」       行為   「準備する」   「演奏する」


                             構成
エントランス              客席       要素    楽屋      ステージ

扉
の     受    混         収   必
           雑    雰    容   要
開     付         囲
口     の    予         人   面   評価
           想    気    数   積   項目
幅     数



    それぞれについて調査?評価/理想値の試算
出演者?演出者の動線

入る
搬入口
                   楽屋
                                 警備室

               準備する
舞台そで             楽屋ロビー
                               管理
                                事務室


     演奏する
      ステージ              演出する する
                         PA/照明
                          ブース
                               機械室


       客席 -   観る、聴く
              スタンディングフロア/シートフロ
                   ア
ドリンク
 カウン                             トイレ
休むター
              入る、待つ
               ロビー/ホワイエ

バー
                エントランス           預ける
                                 ロッカー

          観客の動線
観客セクション①

「入る」

エントランス
[考慮する項目]
?開場→開演 通例1時間
?チケットのもぎり、手荷物検査




           動線の整理


  開口幅の理想値を試算
1.受付に必要なスタッフの人数を算出




[条件]
?開場から開演までの時間を通例の1時間
?チケットもぎりと手荷物検査に要する時間を経験則から予想し5秒~30秒
に設定
2.入口通过に要する幅の寸法を一人当たり150㎝に设定




        150㎝       開口幅理想値=スタッフ人数×150㎝




    ス          観
    タ          客
    ッ
    フ
3.1人あたり受付に要する時間と幅(150cm)から理想開口幅を算出


 現状
                                  新木場
                                              川崎CLUB
          渋谷AX        渋谷O-EAST    STUDIO                  代官山UNIT     MMH
                                              CITTA
                                  COAST
収容人数         1922人       1300人        2402人        1300人      600人     300人
扉数                7           ※             4           2         1        1
開口幅/一枚      1840mm            ※      1750mm       1355mm    1220mm    800mm
合計開口幅         12.9m       18.8m          7.0m        2.7m      1.2m     0.8m
              代表的ライブハウスのエントランス開口の現状


 理想値
    30秒       24.0m       16.3m        30.0m       16.3m       7.5m     3.8m
    20秒       16.0m       10.8m        20.0m       10.8m       5.0m     2.5m
    10秒        8.0m        5.4m        10.0m        5.4m       2.5m     1.3m
     5秒        4.0m        2.7m         5.0m        2.7m       1.3m     0.6m
                 設定した秒数に対応した理想とされる開口幅
観客セクション②

「観る」「聴く」

スタンディング
フロア
スタンディングフロア

[考慮する項目]
?オーディエンスからの可視領域
?ライブハウス音響の仕組み、スピーカーの指向性




       见やすさ、聞きやすさの向上




      渋谷AXの場合を評価
舞台までの
          可視状況
                       距離
          表情や細かな身振りが
生理的限度                  ~15m
          鑑賞できる限度
          一般的な表情が見える
第一次許容限度                ~22m
          限度
          一般的な身振りが見える
第二次許容限度               ~28m
          限度
   劇場における舞台と客席までの距離の関係
第       15m
    第
二   一   生
次   次     理
許   許       的
容   容         限
限   限           度
度   度
渋谷础齿のメインスピーカー
       L-Acoustics V-DOSC(×16)
?Dimension (WxHxD)
 1300 x 435 x 690

?Weight
 108kg(237lbs)

?指向特性(-6dB)
 水平方向 対称90
 垂直方向 一つのエレメントに対しての定義なし


※ライブハウス電気音響は楽器全ての音を集約
してステージ両側のスピーカーから出すことによ
るもの
2011建筑研究赏冲ライブハウスの為の资料集成编纂冲08狈1094平间庆一冲后藤研
见やすさ
        3           聴きやすさ

            4


3   4   5       3


            4
        3
既存物件の設計資料

収集成果一覧
新木场厂罢鲍顿滨翱                                           川崎CLUB
                             Zepp Osaka     渋谷AX        渋谷O-EAST            代官山UNIT
                 COAST                                              CITTA
    平面図         1階、2階        1階、2階         1階、2階        2階、4階、5階     1階      地下2階
    断面図                      桁行、梁間         桁行、梁間           桁行
    配置図                        ○             ○
   舞台側面図           ○                         ○             ○                  ○
  照明機材リスト                                    ○                       ○        ○
  音響機材リスト                                    ○                       ○        ○
 回路図/回路構成                                    ○                       ○        ○
   備品リスト                                     ○                       ○        ○
  ステージ構成           ○                         ○                                ○
   収容人数          2402人        2000人         1922人        1300人     1300人     600人
    構造              S            S             S           RC
  敷地面積(m2)       6930.95       6545         4881.86      1447.36
  建築面積(m2)       2821.69                     1801.5      1156.66
  延床面積(m2)       3469.16       2632         2285.24      4177.03             332.4
              1階2686.94/2階                1階1693.68/2
 各階床面積(m2)
                 739.67                    階591.56

  最高部高さ(m)         15                        18.045       16.65

 ホール天井高(m)       11.4                         11.2        8.44      約10        5.1
 ステージ天井高(m)      11.4                         12.45       11.08     約20        4.3
メインホール面積(m2) 600(400+200)                    約379         約332      330.3    167.8
 ステージ面積(m2)       138                        206.73                           41.8
结论?改善点
【结论】ー   明らかにした事項    -

●ライブハウスという施設の生まれた背景と現在の姿までの
変化、全国分布や一般的な認知度、新しいライブハウスの形。

●大型で施設の充実したライブハウスの図面や機材リストな
どの资料の収集。収集に成功した資料のリスト作成。設計事
例集の作成。

●ライブハウスに必要とされる要素と試算値、現状の評価。

【改善点】
●ライブハウスの詳細図面を手に入れる術が非常に限られていたため、所々深く
掘り下げることのできない部分が生まれてしまい、簡易的な図面から読み取る寸
法には限界があった。

●機械室やポンプ室といった設備を司る空間については調査を進める事ができな
かった。
Hosei University
   Fuculty of Engineering and Design
      Department of Architecture



  0 8 N 1 0 9 4 K e i i c h i H i r a m a




ご清聴ありがとうございました

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