狠狠撸

狠狠撸Share a Scribd company logo
世界が渇望する製品を創造するために
-リーンスタートアップを活用した組み込み開発の方向性を探る-
in ET-Westヒートアップセッション
2013/6/14
このドキュメントは
クリエイティブ?コモンズ表示-継承 2.1 日本
でライセンスされています
当日の録画
● アジャイルラジオによるustreamの録画
http://www.ustream.tv/recorded/34315429/theater
● 和波さんによるリーンスタートアップ概論(前半約30分)
● パネルディスカッション(后半约50分)
パネルディスカッション?メンバー
● 榎真治(モデレータ)
– LibreOffice日本語チーム / 大阪リーンスタートアップ読書会
● 和波俊久
– Lean Startup Japan 代表
● 谷口正樹
– GOB Laboratory
● 坂東聡
– スペース?ゾルバ株式会社 / 大阪リーンスタートアップ読書会メ
ンバー
● 齋藤瑛史
– 株式会社シェアウィズ最高営業責任者 / 大阪リーンスタート
アップ読書会メンバー
パネルディスカッションのメモ
組み込み業界でまわすには?
● アイデアの検証ではソフトもハードも変わらない
● 農家から相談されたこともある。野菜は3年かかるのをリー
ンスタートアップで短縮できないか?レシピを先に作ってみ
たら、とやってみた
● ハードからWeb、対面まで適用できる。起業するだけでもな
く新規事業でもできると実感している
● ハードの「ものづくりハッカソン」でもリーンスタートアップで
やった
リーンスタートアップは会社でできそう?
● リーンスタートアップは、事業開発したことのある方は当た
り前のことという反応
● 初めての人は、最初のアイデアにこだわりがち。リーンス
タートアップを使わないと相当無駄が発生する
検証してダメだったときどうする?
● どこにたちもどればよい?
● 実験は失敗するもの。最初から好感触なら嘘つかれている
– 身近な人は褒めてくれるが。。。
● 最初に、失敗した原因を突き止められるようにしておく
– 施策をうちたい->結果をどう測れるか->どう実験でき
るか->やってみよう
● 結果が出たときに何が悪かったかわかるようにしていない
と、必ず迷走する
● MVPは1つのサービスをつくるのに同時に200個つくる
● バリュープロポジションだけのMVPをつくるなど(製品はつ
くらずランディングページを作って)
● UIだけを実験するモックアップのMVPを別につくる
● 学びたいものとMVPは1:1にする
● 価格もどれが一番よいのか。利益が一番増えるのは。価格
のMVP
MVPはどこくらいまでつくるか
● だしてみないとわからない
● その実験手段に何日かかるを考える。3日以上かかるなら
M(ミニマム)ではない。ただし物による
● 完成度ではなく、时间で区切っている人も
他にどんなビジネスフレームワークを組み
合わせるのがよいか?
● KKD(経験、勘、度胸)が一番使われているかも
● SOWT分析はいいが、フレームワークのお勉強になりがち。
SOWTの完成をめざしがちに
● フレームワークやツールには最高速度があって、それ以上
は出ない
● どれを使うと最高速度がでるかで選択する
● 事業計画書が一番遅い
● 最高速度のものは?
– メールやMS Projectは遅い。手書きがよい
● 速く失敗すること。時間を節約できた
● アイデア?コンセプトを出す:デザイン思考 / 組織変革の動
機を強化する:U理論
● 建物から出る。ユーザーに聞いて検証する
顧客に言われて機能追加しようとしてしまう
● 八方美人にならない。芯の部分をみる
● インタビューでの答えをそのまま受け入れない。こちらが検
証するために
● “あったらいいな”と”完成してなくてもすぐに欲しい”の壁
アンケートについて
● やらないほうがよい
● 嘘ばかりつかれる。見抜けないので、無駄になる
● 1つだけ有効な手段。何を使って解決しようとしているの
か。馬車にのっていない人は車を買わない。
● 我々の馬車は?今の代替手段をできるだけあげておいて、
馬車に該当しない人の回答は全部捨てる
データ分析をどうしているか?
● 毎週ミーティングでみている。仮説をたてて、検証、施策をう
つ
● (シェアウィズでは)ユーザの総利用時間をみている
● メトリクスは自分でかんがえないといけない。ものによって
測定箇所が変わる
● 測れないものは改善できない。何を測るのか?を考えるの
が新規事業の一番大切なところ
● 仮説をたてる。なぜ改善したか
● 提案しているストーリーを実現できているかを定量的にみ
る
組み込みへの適用
● (会場から)物ありきになりがちでは?日本での事例は?
● 新しい製品を作るのではなく、新しいビジネスを作ることが
大事
● テラモーターズの例:実験を繰り返すと、マーケットからこう
できないかと要求がくる。そこでとめて、マーケットに反応す
る。小さい組織でトップダウンでやっている。
● 日本がなぜ強いのか?リーンスタートアップは耐え抜くよう
なもの。退屈な作業に近いメトリクスを丁寧にとって丁寧に
改善することによってどこかで開花する
大阪リーンスタートアップ読書会について
●
33週間間隔で木曜日に開催週間間隔で木曜日に開催
●
読書会といいつつ、ワークショップなどがメインに読書会といいつつ、ワークショップなどがメインに
●
初参加も歓迎初参加も歓迎
●
次回次回 http://connpass.com/event/2617/http://connpass.com/event/2617/

More Related Content

世界が渇望する製品を創造するために -リーンスタートアップを活用した組み込み開発の方向性を探る-