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コミュニケーション苦手でもできる!?
コミュニティとイベントと
メディア立ち上げ入門
2017.3.6
株式会社プレーンテキスト
鹿野恵子
(@keikoka)
http://plain-text.jp
Tech Pub LT
テーマ:私のヒット作
自己紹介
? 2001年 株式会社アスキー入社 書籍営業
? 2003年 株式会社商業界 編集部
? 2007年 有限会社USP研究所 広報/マーケ
? 2012年 フリー
? オライリー?ジャパン Maker Faire Tokyo 事務局
? 2015年 株式会社プレーンテキスト設立
? 編集、執筆、広報サポート、システム開発等
Twitter @keikoka
Blogなどの入口 kanokei.com
実は私
? こう見えてコミュニケーションが苦手です
? たくさんの人と同時に
コミュニケーションをとるような集まりが苦手
(大人数のパーティーとか苦手)
? なので酒をたくさん飲む
? 酔っぱらうため楽しい人のように思われる
? 翌日、二日酔いになり自己嫌悪に…
今日のテーマ
そんな私でもできた
メディア
イベント
コミュニティ
の作り方
ヒットしたのかどうかは
皆さんでご判断ください~
某U研究所でのお仕事(2007-2011)
? 某U研究所
? シェルスクリプトで業務システムを作るSIer
? 2005年創業
? 絶望的なまでに無名の会社
→ITコミュニティでの認知度向上が課題だった
何をしたか
? 広報担当として以下を続々と立ち上げ
? コミュニティ…「USP友の会」
? イベント…「TechLION」
? メディア…「USPマガジン」創刊、書籍の発行
条件
予算無し!人無し!時間無し!
↓
全部自分で手を動かすことに\(^o^)/
USP友の会
? 目標
? 某U社の技術を広めるため、会員1,000人を集める
? 内容
? コアメンバーを中心に2カ月に1回、
Linux/UNIX/シェルスクリプトの勉強会を実施
? 会報として隔月USPマガジンを送付
? どう立ち上げたのか
? 興味を持ってくれそうな方に直接声かけ
→飲みつつ口説く
技術的な刺激&居心地のよさ
そしてほんの少しの変態性…
コミュニティとイベントとメディア立ち上げ入门
コミュニティとイベントとメディア立ち上げ入门
コミュニティとイベントとメディア立ち上げ入门
メディア
? USPマガジン(当時は季刊)編集長
? 執筆:興味がありそうな人に声掛け
? デザイン等:基本的にDIY
? 使い慣れないInDesignでぽちぽちと…
2011年
Linux Conで
リーナスに雑誌を
売り込んだとき
イベント
? TechLION
? コンセプト
? 表:エンジニアのためのトークライブ
? 裏:技術の話をツマミに酒を飲む
? 運営
? 企画:法林さん(企画?出演交渉?当日司会)
? オペレーション:鹿野(告知?集客?お金の管理)
コミュニティとイベントとメディア立ち上げ入门
コミュニティとイベントとメディア立ち上げ入门
その後
後任の@kamapuさんの活躍などもあり、
USP友の会は「知る人ぞ知る」集まりに…。
結果、某U研究所もITコミュニティ内で認知度が
少しは高くなった…に違いない。
「#シェル芸」で検索!
結果としてこんなループを作っていた
コミュニティ
イベント
メディア
楽しい人が
見つかる
楽しい人を
紹介する
イベントを
コンテンツ化する
楽しい人たちが
集まる
楽しいネタが
生まれる
楽しいコンテンツが
拡散される
メディアとコミュニティとイベントは
? 楽しい人にスポットライトを当てる
? 媒介役の人間は、エンジニアの方が個性を発揮
できる「場」を作り、調整役に徹する
コミュニケーションが苦手でも
人が活躍する場を作れれば
メディア?コミュニティ
イベントは立ち上げられる
悪乗りするUSP友の会の会員
彼らが悪ノリできる「場所」が、私の(いまのところの)ヒット作
なのかもしれません。

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Editor's Notes

  • #11: 東京湾納涼船で勉強会 船の外ではリア充どもが踊り狂っているが、 船室に閉じこもり、LT大会! みんなが楽しくやってくれるのでコミュ障でもコミュニティ運営ができました。 2009年5月スタート→2011年12月には200名
  • #12: 鈴木嘉平さんにつかまってレイアウトについてご指導いただいた。ほんとにありがたいことで。 今ではシェルスクリプトマガジンとして一般の書店でも販売していただいているそうでございます。
  • #14: 会場(当時):Naked Loft(新大久保) 楽に飲食ができて、音響、プロジェクタ等の設備がそろっている場所
  • #15: 毎回50名~100名ぐらいの方を集客しておりました。
  • #17: この輪をぐるぐる回しながらそれぞれを大きくしていくのが 無理せず認知度を上げていくコツなのかなと思います