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20171213 it media 企業の成長を支えるitガバナンス 友岡発表资料 【公開版】 (1)
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Kenji Tomooka
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20171213 it media 企業の成長を支えるitガバナンス 友岡発表资料 【公開版】 (1)
1.
武闘派CIOに学ぶ クラウド活用で グローバルITガバナンス の現実解 ITメディア エグゼクティブセミナー 2017年12月13日
2.
自己紹介 Fujitec CIO 友岡賢二 Panasonic Fast Retailing Fujitec @TomookaKenji
3.
今日の ゴール ITガバナンスの目的を理解する ITガバナンスのパターンを理解する ITガバナンスの現実解を理解する
4.
“”ITガバナンス”とは... 企業が競争優位性の構築を目的として IT戦略の策定及び実行をコントロールし、 あるべき方向へと導く組織能力 “
5.
“①”ITサービスの実行支配”の問題 企業が競争優位性の構築を目的として IT戦略の策定及び実行をコントロールし、 あるべき方向へと導く組織能力 “
6.
“②”コンセンサスマネジメント”の問題 企業が競争優位性の構築を目的として IT戦略の策定及び実行をコントロールし、 あるべき方向へと導く組織能力 “
7.
“”ITガバナンス”を巡る問題は... 「ITサービスの実効支配」の問題 「コンセンサスマネジメント」の問題 “
8.
“”ITガバナンス”を巡る問題は... 「ITサービスの実効支配」と 「コンセンサスマネジメント」の問題 であるから、 正解は各社各様で絶対的な正解はない。 “
9.
ITガバナンスの理解 経営戦略 IT戦略 企画 実行 経営成果 プロセス革新 QCD向上
10.
ITガバナンスの理想 経営戦略A IT戦略A+B+C 企画 実行 経営成果A プロセス革新 QCD向上 経営戦略B 経営成果B 経営戦略C
経営成果颁
11.
ITガバナンスのジレンマ IT戦略A 企画 実行 プロセス革新 QCD向上 経営戦略A 経営成果A IT戦略B
企画 実行 プロセス革新 QCD向上 経営戦略B 経営成果B IT戦略C 企画 実行 プロセス革新 QCD向上 経営戦略C 経営成果颁 経営戦略A IT戦略 A+B+C 企画 実行 経営成果A プロセス革新 QCD向上 経営戦略B 経営成果B 経営戦略C 経営成果颁 理想 現実
12.
ITガバナンスのジレンマ 経営戦略 IT戦略 企画 実行 経営成果 プロセス革新 QCD向上 What? How? スキル?リソース? 現場に定着?
13.
“”ITガバナンス”を巡る問題は... 「ITサービスの実効支配」の問題 「コンセンサスマネジメント」の問題 “
14.
“「コンセンサスマネジメント」について “
15.
ガバナンス を駆動する3要素 現場(事業部門) 事業戦略 事業オペレーション 競合状況 市場特性 プロセス設計 トップマネジメント 経営理念 行動規範 社内規定 企業文化、風土 中期経営計画 組織設計 情シス部門 部門ミッション 情シス規程 E.A. 内外製戦略 パートナー戦略 システム設計 現場 情シス マネジメント
16.
ガバナンス を構成する3要素 プロセス設計 QCD最適化 現場生産性向上 Usablility 時間?空間制約排除 組織設計 Role &
Responsibility Job Description Change Management システム設計 Fit & Gap QCD最適化 Tool選択 実装スキル プロセス 設計 システム 設計 組織設計
17.
事例:グローバル統一システム プロセス設計 品番マスター登録 組織設計 全世界のマスターを一 元登録するシェアード サービス部門の設立。 役務費用は利用各社へ の請求。 各社のマスター登録者 の業務は廃止。 システム設計 Global Single instance One
Global Master プロセス 設計 システム 設計 組織設計
18.
事例:グローバル統一システム 組織設計 全世界のマスターを一 元登録するシェアード サービス部門の設立。 役務費用は利用各社へ の請求。 各社のマスター登録者 の業務は廃止。 組織設計 Change Management Consensus Management 理性の世界 情緒の世界
19.
グローバル統一システムでのあるある プロセス 設計 システム 設計 組織設計 遊離
20.
事例:グローバル統一システム プロセス設計 品番マスター登録 組織設計 全世界のマスターを一 元登録するシェアード サービス部門の設立。 役務費用は利用各社へ の請求。 各社のマスター登録者 の業務は廃止。 システム設計 Global Single instance One
Global Master プロセス 設計 システム 設計 組織設計 各国担当者が登録 依頼書(Excel)を 作成、送付。
21.
グローバル統一システムでのあるある プロセス 設計 システム 設計 組織設計 システム 設計 本番前の仕様変更
22.
グローバル統一システムでのあるある プロセス 設計 システム 設計 組織設計 ERPの本来の仕様 現状維持の組織、 プロセス システム 設計
23.
コンセンサスマネジメントの型 情緒の支配 カリスマ型 理性昇華型 Win-Win型
24.
コンセンサスマネジメントとは 社内民主主義の形を最適化する ことである。
25.
コンセンサスマネジメント 国連安全保障理事会
26.
コンセンサスマネジメント 国連安全保障理事会 拒否権
27.
コンセンサスマネジメントの成功法則 情緒を理性に昇華するための肝は、 拒否権を明確に定義し、 その権利を誰に与えるのかといった 意思決定のシステムデザインが重要。 拒否権を持たない場合には、 エスカレーションプロセスを用意し、 拒否権を持つ全員がその提案を審議し、 結論を出す仕組みがシステムへの信頼度 を増す。インフォーマルグループを意識。
28.
コンセンサスマネジメントの実例① イギリス フランス ドイツ ノルウェー スウェーデン デンマーク イタリア スペイン オーストリア ベルギー エスカレーション
29.
コンセンサスマネジメントの実例① イギリス フランス ドイツ ノルウェー スウェーデン デンマーク イタリア スペイン オーストリアベルギー ベルギー インフォーマル グループ
30.
コンセンサスマネジメントの実例② 日本 北米 欧州 マレーシア
タイ 中国 エスカレーション
31.
“「ITサービスの実効支配」について “
32.
「実効支配」とは ルールをつくる ルールが遵守される
33.
「実効支配」とは 立法(企画) 行政(サービス)
34.
「実効支配」とは 情報企画 ITサービス
35.
「実効支配」とは 言っていること やっていること
36.
「実効支配」とは 言っていること やっていること 言行一致
37.
「実行支配」とは 本社 企画機能 事業A 事業B 事業C Marketing
Marketing Marketing ProductionProductionProduction SalesSales Sales ServiceServiceService 全社 バックオフィス 情報企画 IT?????
38.
「実効支配」とは 本社 企画機能 事業A 事業B 事業C Marketing
Marketing Marketing ProductionProductionProduction SalesSales Sales ServiceServiceService 全社 バックオフィス 情報企画 IT?????
39.
「実効支配」とは 本社 企画機能 事業A 事業B 事業C Marketing
Marketing Marketing ProductionProductionProduction SalesSales Sales ServiceServiceService 全社 バックオフィス 情報企画 IT?????
40.
「実効支配」とは 情報企画 IT????? 実効支配の 及ぼない範囲 行政能力の 及ばない範囲
41.
「実効支配能力」向上には 情報企画 IT????? 実効支配の及ぶ 範囲を拡大する
42.
2010年頃までの情シス部門は良かった 製造 販売 SCM 生産管理 システム 販売管理 システム IT?????の実効支配
43.
情シス不要论がなぜ出るか マーケティ ング サービスR&D デジタル化 IoT IT?????の実効支配
44.
情シス不要论がなぜ出るか
45.
情シス不要论がなぜ出るか IT?????の 実効支配 ERP
46.
情シス不要论がなぜ出るか ERP IT?????の 実効支配
47.
実効支配能力を超えるガバナンスは不幸 事例: 外資系の会社から社長やCIOがヘッドハンティングでやってき て、突然ITガバナンス強化を求める。 日本の情シス部門は日本の事業しか見ていない。 「いきなりグローバルITって言われても.....。」
48.
ITガバナンスの前に..... 事業におけるグローバルガバナンスの骨格は? 人事、財務、物流、購買は、グローバルに横串させるの?
49.
グローバル?ガバナンスの流儀と発展過程 ◎ 寝たふり?知らんぷり ◎ ガイドラインだけ ◎
人間関係?寝技?飲みニケーション ◎ 民主主義 全員幸福主義 ◎ 国?地域/事業?グローバル ◎ 投資決裁規定 ◎ 人事制度?任用評価 ◎ グローバル最適機能?人材配置 ◎ 恐怖政治 カリスマ 野生の状態 やってるふりガバナンス 人間力ガバナンス 最大公約数的ガバナンス レイヤー別現実的ガバナンス 予算執行権のマネージ 人事権のマネージ ほんまのグローバル マキャベリズム型ガバナンス
50.
グローバル?ガバナンスのパターン グローバル統一 各社個別の 自主責任経営 グローバル & ローカル 事業軸に集約
52.
本社 情シス 事業部 情シス インフラ、セキュリティー アプリケーション
53.
情シス子会社との 不都合な真実。
54.
外部ベンダー 丸投げの弊害。
55.
内製化がなぜ必要か? ERP IT?????の 実効支配 実態は ベンダー丸投げ
56.
資源依存理論 丸投げ情シスへの処方箋
57.
Resource Dependency Theory(RDT) 資源依存理論 パワーと相対的依存関係の中で、リソース のやり取りに着目。資源に依存するという 概念が重要。 資源とは ①材料?部品?技術などのリソース ②金銭的リソース ③情報リソース(商社?広告代理店など) ④正当性リソース(名声、ブランド力)
58.
資源依存への対抗策 ①抑圧の軽減 依存度の引き下げ→新規ベンダー開拓 ②抑圧の取り込み Board Interlock 依存度が高い相手企業を役員として取り込む ③抑圧の吸収 M&A
59.
“資源依存の最適化へのアプローチを理解する。 ダイナミックなアプローチでの取り込み。 “
60.
“情報子会社は外販利益で親に貢献。 事業会社はもう一度内製にチャレンジを。 下請け状態の情報子会社は清算を。 SIerとのジョイントは最悪のベンダーロックに。 “
61.
クラウドは滨罢の実効支配を高めるチャンス!
63.
会社全体に広がる小さな滨罢机器、サービスをとにかく集めて回る。
64.
尝别驳补肠测とは将来に残すべき遗产.....。
65.
クラウドプラットフォームを用意して滨罢実効支配を最大化する。
66.
“ ”ITガバナンス”の実践アドバイス 本日のサマリー “
67.
QCDに優れたクラウドコンピューターで会社に分散する IT機器とサービスを巻き取り、IT実効支配能力を高めよう。
68.
「拒否権」を巧みに移譲し、コンセンサスを理性的に作り出す意思 決定システムを構築しよう。
69.
ありがとうございました!
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