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研究留学を実現する方法と
留学で得られた経験
理工学研究科 応用情報工学専攻 修士2年
松岡 佑磨
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https://wbawakate.jp/member/matsuoka-yuma/
留学内容
M1の夏からM2の夏(2ヶ月前)まで1年間、
アメリカのBaltimoreのジョンズホプキンス大学に留学
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今日話すこと
1. 長期留学を目指したモチベーション
2. 研究留学に必要なものと準備
3. 留学先のAlan先生のラボの様子
4. 留学中の出来事と得られたこと
5. みんなの留学のチャンス
6. まとめ
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自分の研究内容
画像認識ベースの顔認識技術
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SAで留学中に出会った先輩「AI技術の波は必ず来る」
将棋AIが棋士を打ち負かし、体が震えるほど感動した
AI技術との出会い
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AI技術を突き詰めた学生生活
世界トップのAIラボに研究留学
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履歴書にかける形で
好きなことで留学をしたい
 研究留学
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留学に必要なもの
● 留学受け入れ先
● 留学の滞在費
● 予防接種(アメリカ)
● 住む場所
● 現地のお金
● 自分で研究を進められる実力
● 最低限の英語力
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留学に必要なもの
● 留学受け入れ先
● 留学の滞在費
● 予防接種(アメリカ)
● 住む場所
● 現地のお金
● 自分で研究を進められる実力
● 最低限の英語力
→大学のラボなど
→奨学金(300万円くらい)
→日本で10万、アメリカで1万
→電話番号と現地口座が必要
→国際送金
→TOEIC800点(TOEFL80)は必要
→IEEEの学会発表1本
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大まかな留学準備の流れ
留学に必要な
ものを洗い出す
学部3年の春
研究に必要な
力をつける
学部3年の夏~冬
自分で研究を
進められる実力を
つける
学部4年の春~秋
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大まかな留学準備の流れ
受け入れ許可を
もらう、トビタテに
申し込む
学部4年の冬
トビタテと
受け入れ先の
書類の準備
M1の春~夏
思う存分、
海外で研究
M1の秋~M2の夏
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Alan先生のラボの様子
● CCVL Lab, Johns Hopkins Universityに留学
● ラボのメンバーはボスのAlan先生を除いて中国からの
留学生のみ26人。Facultyは3人、ポスドクは2人
● ポスドクがアイディアを出してチームをオーガナイズしてPhD
studentがバリバリ実装して一流の論文を書く
● みんなとても優秀(CVPR2018:5本)。
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https://ccvl.jhu.edu/
留学で得られたこと(研究)
● トップレベルの研究室は一流会議を軸に研究
● 6月から9月までNVIDIAやGoogleにInternに行く
● Internとしてラボに所属して、コネクション、実力と
英語力を伸ばすことが海外の大学院に入る1番の近道。
(6~9月の夏休みにlab internがあるので申し込むべき)
?このタイミングで留学の奨学金を使うのはあり。
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留学で得られたこと
● 政治や社会問題についてみんな興味がある。
○ 日本の少子高齢化、自殺の社会問題を説明
○ 政府はどのように政策を行い、自分はどう思うか
○ 日本と留学先の国の代表についてどう考えるか
● 英語が話せなくてもアメリカでは生きていける
● 海外における日本のプレゼンス、日本人の少なさを
実感して日本やばいじゃん!って思えるようになる
● 日本語はYes, Noを使い分けないから英語が上達し辛い
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みんなが持つ留学チャンス(受け入れ先)
● 論文でよくみる研究者にメールを送る
● 国際学会で話した人に相談する
● 所属研究室の共同研究先
○ 彌冨研ならJHU Medicalの大石先生
● 指導教員のコネを使わせてもらう
重要なのは自分がやりたいことをやること。
留学先もやりたいことができる環境を探すべき。
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みんなが持つ研究留学チャンス(留学資金)
研究留学は文科省の定める「留学」に該当しないため、
文科省の奨学金を獲得することは難しい。
- 経団連グローバル人材育成スカラーシップ
http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/ishizaka/global2018.html
- トビタテ留学JAPAN
https://www.tobitate.mext.go.jp/
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留学すると就活が楽 17
https://careerforum.net/ja/event/bos/
「キャリアフォーラム」でWeb検索
(1日で大企業から内定がもらえる)
まとめ
● 海外に行った方がいい。考え方が変わる
● 大きなプロジェクトは準備が8割
● 仲間や自分を導いてくれる指導者が重要
● チャンスはその辺に転がっていて自分が拾うかどうか
● 海外はコネクションが重要
● 研究室選びから留学準備は始まっている!
● 日本の立場、問題、歴史は知っておくべき
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Appendix
トビタテの二次選考で使った
プレゼン資料
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