土壌学勉强会#5
- 6. 露出末端での負荷電の発生 OH - が豊富 ( アルカリ性 ) になると、露出末端の H + と結合し H 2 O となる。 のこった末端に負荷電が生ずる。 変位荷電は pH 依存なので安定していない。
- 8. 正荷電の発生 H + が豊富な条件では粘土鉱物シート末端に余分に H + が結合し、正荷電が生ずる。 正荷電は Fe 、 Al の酸化物や腐食も持つ場合があるが、いずれも同様の仕組みによる。変位荷電。
- 9. ショーレンベルガー法 (1) 主な目的 : 土壌 CEC の決定 手順 酢酸アンモニウム (1M 、 pH7.0) を入れたカラムに土壌を充填し、浸出 アルコールで洗浄後、塩化カリウム (1M) で浸出 二回目の浸出溶液中のアンモニウムイオン量を定量する ( この値が CEC)
- 11. 塩基飽和度 土壌 CEC に対し、交換性陽イオンがもともとどれだけ保持されていたのか? 普通作物で 60% 、野菜で 70 ? 90% が目標