15. 自傷は異常か!?②
自傷行為の経験率に海外との差はない?
● Swannell, S. V., Martin, G. E., Page, A., Hasking, P., & St John, N. J. (2014). Prevalence of nonsuicidal self‐injury in nonclinical
samples: Systematic review, meta‐analysis and meta‐regression. Suicide & Life-Threatening Behavior, 44, 273-303.
? データ(Swannell et al., 2014)
‐ 自傷行為の有病率に関する研究のシステマティック?レビュー
※システマティック?レビューとは?
‐ 99の論文、128の推定値をまとめたもの
‐ 自傷行為の経験率は、思春期で17.2%、若年成人期で13.4%、
成人で5.5%
‐ 自傷行為歴があるか否かに関する回答は、調査方法によって異なる
(単純な「はい」「いいえ」の質問だと有病率が下がる)