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共創力で進む東北プロジェクト
Fw:東北 第7回共創イベント in いわき
~福島県沿岸部から考える なりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム~
2017/11/18?19
ビジュアルレポート
- 2 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
概要
地震?津波?原発事故などの被害により、地域の課題がより複雑化している福島県沿岸部。復興に向けて前進するにも、
最新情報の収集や復興の変化をつかみきれない状況が続き、過去の情報をリアルタイムだと誤解されるケースも少なく
ないのが現状である。
自らが活動している分野以外の情報を得ることと、それらをリアルタイムかつ客観的なデータで把握し、そのデータ
が意味するところを読みこなすことで、課題の連鎖を解きほぐし、解決の糸口を見出す努力が求められている。そして、
その成果を、福島県全域の課題解決へ広げていくモデルへの進化させていきたい。
あらゆる支援者、当事者にとって、活用可能なデータのあり方、集め方、使い方にはどのような方策があるのか。地
域情報をデジタル化し、民間のサービスとも連携可能なオープン化をはかるために、最もシンプルな手立てはどうある
べきか。
まちになりわいやにぎわいを生み出すべく、各団体、事業者、行政が連携するための情報活用や、関係人口増加、地
域の魅力発信のためのアイデアを、幅広い知見をもった方々との共創で導き出す。
▼プログラム構成/タイムテーブル
●11月18日(1日目)
13:00 開場
13:30 開会メッセージ?趣旨説明
13:40 チェックイン&アイスブレイク
14:00 インプットトーク
14:30 パネルディスカッション
15:40 アイデアワーク
18:00 終了?懇親会会場へ移動
19:00 懇親会
● 11月18日(2日目)
10:00 オリエンテーション
10:15 ブラッシュアップ&メンタリング
14:30 成果発表会?審査?結果発表?講評
16:00 終了
▼日時:2017年11月18日(土)13:30(開場13:00)
~19日(日)16:00
▼会場:いわき市健康?福祉プラザ 『いわき ゆったり館』
(福島県いわき市常磐湯本町上浅貝22-1)
▼参加対象者:
?地域情報のデジタル化およびオープンデータに関心のある方
?シビックテックの各種活動をしている方および関心のある方
?地域情報を活用した民間サービスに従事している方
?福島県沿岸部の復興に関心のある方
?共創に関心のある方
?その他、本テーマに関心のある方
?高校生、大学生
▼主催:復興庁
▼協力:福島オープンイノベーション推進コンソーシアム、
NPO法人コースター
▼運営:エイチタス株式会社
- 3 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【1日目】開会メッセージ?趣旨説明
開催初日、会場には当初の想定を上回る40名の方が来場し、会場はこれまでにない熱気に包まれた。
冒頭、エイチタス株式会社代表の原よりご挨拶と、概要の説明を行った。続いては、復興庁の久保田参事官
よりご挨拶頂いた。また、女優でFw:東北イメージキャラクターを務める、のんさんからのビデオメッセー
ジが披露され、参加者に声援を送った。
- 4 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【1日目】チェックイン&アイスブレイク
ワーク冒頭は、チェックイン。自己紹介を兼ねて、各テーブル内で今の自分の気持ちをシェアしてもらった。
続いては、アイスブレイク。ここでは漢字の「口」という文字に2画足して別の漢字を考えてもらった。
最初に個人で考えてもらい、次にグループ内で共有して足りない漢字を導きだし、さらに隣のグループと合
わせてさらに足りない漢字を考えて最後に導き出した数をシェアしあった。
- 5 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【1日目】インプットトーク & パネルディスカッション
今回のテーマである「福島県沿岸のなりわい?にぎわいを生む地域情報のプラットフォーム」を時間軸と位
置情報から創り出すためのきっかけとして、メンターからのインプット?トークを実施。Code for Tokyo代
表の矢崎氏からは活動紹介とデータビジュアライゼーションの例をご紹介頂いたほか、リンクデータ代表理
事の下山氏からは国の公開データに迫るアクセスを記録する、linkdata.orgの利用状況について紹介頂いた。
また、NPO法人コースターの坂口氏をはじめ “地域と情報”の観点から、活動を行っている方々にも別途、
取り組みをご紹介頂いた。
NPO法人コースター理事 坂上氏 Code for Tokyo代表 矢崎氏 一般社団法人リンクデータ代表理事 下山氏
- 6 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【1日目】アイデアワーク~ブレインライティング~
後半はアイデアソン(アイデアワーク)を実施。ウォーミングアップとしてまずは二人一組で掛け算ストー
ミング。次にテーブル内でブレインライティング。“地域の全て”を情報として書き出してもらったら、会場
内で二人一組でペアになり、キーワードを4つずつ選んでそれに「時間」と「位置」を掛け合わせて、だれ
がどんな判断できるようになるのか、二人で考えてもらった。このワークを全部で3セット実施した。
- 7 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【1日目】アイデアワーク~アイデアスケッチ~/懇親会
先ほどのペアでのブレストで導き出したアイデアから1つを選び、アイデアシートに転記。その情報がある
ことで生まれる便益、利益、幸福と、その情報がないことで起こる不便、不利益、不満を書き出してもらい、
一人一分でテーブル内でシェアしてもらい、初日のワークは終了。最後に、参加者の属性を均等に割り振っ
て5つのチームを作り、チーム名を決めてもらった。
終了後には懇親会を開催し、参加者同士の親睦を深めた。
- 8 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】オリエンテーション&インプットトーク
2日目の朝は、開始予定より1時間も早く会場に参加者が集合。当アイデアソンへの意欲の高さが伺わせた。
前日のワークから描き出されたアイデアスケッチの中からあらかじめ5枚が選出され、各チームに1つずつ、
お題として割り振られ、アイデアの具現化が始まった。また、初日の終盤に駆けつけた社会学者の開沼氏か
ら改めてインプットトークを展開してもらい、正しい情報が伝わらないことよる数々の誤解と、それが生み
出す地域の問題についてお話頂いた。
社会学者の開沼氏
- 9 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】ブラッシュアップ&メンタリング
午後のプレゼンに向け、各チームでアイデアシートのブラッシュアップに取り組んだ。メンターにも各
グループのディスカッションに加わってもらい、直接メンタリングを行ってもらった。
昼食後には、いわきの人気スイーツ “ゼリーのイエ” のゼリーが振舞われ、好評を博した。スイーツを食した
後は、各チームは各々プレゼンの時間配分や演出を考えるなど、タイムアップに向けて最後の追い込みに
入った。
- 10 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】吉野復興大臣との交流/アイデアワーク終了
アイデアソンの終盤、サプライズゲストとして吉野正芳復興大臣が会場入り。各チームを順番に回ってアイ
デアの説明を受けると共に、ご自身の学生時代のエピソードなども交えて気さくに参加者に語り掛け、積極
的に交流をはかった。
吉野大臣と各チームの交流が一巡して間もなくアイデアワークの時間は終了し、各チームのプレゼンに
移った。
- 11 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】成果発表会?審査
各チーム、プレゼンを行った。オリジナルのポーズや振り付けなど、時間配分や見る人を楽しませることま
で考慮に入れた、充実したプレゼンが各チームから展開。
全チームのプレゼンが終了した後は、審査員を務めるメンターは別室に移動して審査を行った。審査の時
間に合わせて会場に用意された横断幕に、参加者には思い思いのメッセージを書き添えた。
- 12 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】各チーム 発表内容
チーム 9am
「地域資源をシェアするプラットフォーム」
地域資源が活用されず残っている。活用されない、地域に埋
もれているものを集め、データ化して利用しやすいフォー
マットにすることにより、観光客や、空き家?土地を持って
いて活用してほしい人、これから事業を始める人、などを対
象に空き家?民泊など地域に根差した情報を提供する。
チーム 萌える浜通り
「萌えデータ収集公開プラットフォーム」
Wifiスポットなどのほか、化石の発掘場所や芸者と遊べる場
所などのマニア向け萌えデータを来訪者に公開。地図にス
ポット情報をひもづける。特徴としては、利用者を格付けし、
情報の制限が可能なこと。その人のマナーや有料サービスの
利用額に応じて、より良い情報を提供する。マニアがレアな
情報を投稿したり、自治体が観光施策としてレア情報の登録
により、各種マニアの集客による地域活性化を狙う。
- 13 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】各チーム 発表内容
ペンギン
「参加型のユニークなお祭りで地域ににぎわいを生
むプラットフォーム」
参加型のユニークなお祭りを支援する。地域と、祭を応援し
たい人とのマッチング、地域の祭情報の発信。お祭りの日
程?場所や、運営に協力したい人が主催者の情報?要望を知
ることができる。温泉のぬめりや泉質、温度など地域ならで
はの情報も提供。
温泉に入る犬の表情のコンテストなどを実施し、観光客に地
域へお金を落としてもらう。
フレッシュ’’
「いいとこ自慢できるいわき~えっへんいわき~」
子供からお年寄りまで、世代を超えた地域の“自慢” 情報を収
集。新聞の投書や、SNS投稿、養老施設で直接ヒアリングを
行う。また、観光名所には実際に押すことのできる“物理的
な”いいねボタンを設置。収集したデータを活用し、自慢マッ
プなどを作成。ハワイアンズの次の観光資源としてのプラッ
トフォーム「えっへんいわき」を目指す。
- 14 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】各チーム 発表内容
おにぎり研究会
「しあわせバロメーター」
チェーンじゃないお店、子供を預かってくれる場所、新鮮な
魚介が食べれるところなどの「幸せ」に結び付く情報がいつ、
どこで発生しているかを地図上で可視化。しあわせ=ハート
を地域通貨にして、人にあげたり、特典がもらえる。また、
地域の人には響かないもので観光客には受けるもの、に気づ
かせてくれるギャップファインダーの役割を果たす。サービ
ス開始時の起爆剤として、さんまのポーポー焼きが食べれる
お店を一週間で探すイベントなどを開催。
- 15 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム
【2日目】結果発表?講評
メンター陣による審査が終了し、審査員特別賞4つと、再優秀賞が発表された。各審査員賞では、メンター
から特別に記念品が進呈される場面もあり、受賞したチームが喜びに沸く一幕もあった。
再優秀賞に選ばれたチームは吉野復興大臣が自ら発表、賞の進呈を行った。また、総評として2日間を通じ
素晴らしいチームワークを育み、豊かなアイデアを出し合った参加者一同を称えた。
結果発表終了後は、参加者一同の記念撮影を行い、2日間におよぶプログラムは盛況のうちに幕を閉じた。
http://htus.jp
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5-20 KSビル8階
T 03-6867-1367 F 03-6867-1401 E info@htus.jp

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  • 9. - 9 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】ブラッシュアップ&メンタリング 午後のプレゼンに向け、各チームでアイデアシートのブラッシュアップに取り組んだ。メンターにも各 グループのディスカッションに加わってもらい、直接メンタリングを行ってもらった。 昼食後には、いわきの人気スイーツ “ゼリーのイエ” のゼリーが振舞われ、好評を博した。スイーツを食した 後は、各チームは各々プレゼンの時間配分や演出を考えるなど、タイムアップに向けて最後の追い込みに 入った。
  • 10. - 10 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】吉野復興大臣との交流/アイデアワーク終了 アイデアソンの終盤、サプライズゲストとして吉野正芳復興大臣が会場入り。各チームを順番に回ってアイ デアの説明を受けると共に、ご自身の学生時代のエピソードなども交えて気さくに参加者に語り掛け、積極 的に交流をはかった。 吉野大臣と各チームの交流が一巡して間もなくアイデアワークの時間は終了し、各チームのプレゼンに 移った。
  • 11. - 11 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】成果発表会?審査 各チーム、プレゼンを行った。オリジナルのポーズや振り付けなど、時間配分や見る人を楽しませることま で考慮に入れた、充実したプレゼンが各チームから展開。 全チームのプレゼンが終了した後は、審査員を務めるメンターは別室に移動して審査を行った。審査の時 間に合わせて会場に用意された横断幕に、参加者には思い思いのメッセージを書き添えた。
  • 12. - 12 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】各チーム 発表内容 チーム 9am 「地域資源をシェアするプラットフォーム」 地域資源が活用されず残っている。活用されない、地域に埋 もれているものを集め、データ化して利用しやすいフォー マットにすることにより、観光客や、空き家?土地を持って いて活用してほしい人、これから事業を始める人、などを対 象に空き家?民泊など地域に根差した情報を提供する。 チーム 萌える浜通り 「萌えデータ収集公開プラットフォーム」 Wifiスポットなどのほか、化石の発掘場所や芸者と遊べる場 所などのマニア向け萌えデータを来訪者に公開。地図にス ポット情報をひもづける。特徴としては、利用者を格付けし、 情報の制限が可能なこと。その人のマナーや有料サービスの 利用額に応じて、より良い情報を提供する。マニアがレアな 情報を投稿したり、自治体が観光施策としてレア情報の登録 により、各種マニアの集客による地域活性化を狙う。
  • 13. - 13 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】各チーム 発表内容 ペンギン 「参加型のユニークなお祭りで地域ににぎわいを生 むプラットフォーム」 参加型のユニークなお祭りを支援する。地域と、祭を応援し たい人とのマッチング、地域の祭情報の発信。お祭りの日 程?場所や、運営に協力したい人が主催者の情報?要望を知 ることができる。温泉のぬめりや泉質、温度など地域ならで はの情報も提供。 温泉に入る犬の表情のコンテストなどを実施し、観光客に地 域へお金を落としてもらう。 フレッシュ’’ 「いいとこ自慢できるいわき~えっへんいわき~」 子供からお年寄りまで、世代を超えた地域の“自慢” 情報を収 集。新聞の投書や、SNS投稿、養老施設で直接ヒアリングを 行う。また、観光名所には実際に押すことのできる“物理的 な”いいねボタンを設置。収集したデータを活用し、自慢マッ プなどを作成。ハワイアンズの次の観光資源としてのプラッ トフォーム「えっへんいわき」を目指す。
  • 14. - 14 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】各チーム 発表内容 おにぎり研究会 「しあわせバロメーター」 チェーンじゃないお店、子供を預かってくれる場所、新鮮な 魚介が食べれるところなどの「幸せ」に結び付く情報がいつ、 どこで発生しているかを地図上で可視化。しあわせ=ハート を地域通貨にして、人にあげたり、特典がもらえる。また、 地域の人には響かないもので観光客には受けるもの、に気づ かせてくれるギャップファインダーの役割を果たす。サービ ス開始時の起爆剤として、さんまのポーポー焼きが食べれる お店を一週間で探すイベントなどを開催。
  • 15. - 15 -?2017 H-tus. Ltd.Fw:東北第7回共創イベントinいわき~福島県沿岸部から考えるなりわい?にぎわいを生む地域情報プラットフォーム 【2日目】結果発表?講評 メンター陣による審査が終了し、審査員特別賞4つと、再優秀賞が発表された。各審査員賞では、メンター から特別に記念品が進呈される場面もあり、受賞したチームが喜びに沸く一幕もあった。 再優秀賞に選ばれたチームは吉野復興大臣が自ら発表、賞の進呈を行った。また、総評として2日間を通じ 素晴らしいチームワークを育み、豊かなアイデアを出し合った参加者一同を称えた。 結果発表終了後は、参加者一同の記念撮影を行い、2日間におよぶプログラムは盛況のうちに幕を閉じた。