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础叠搁における滨贰颁60318-3及び滨贰颁60318-1準拠ヘッドフォンの比较
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TeruKamogashira
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2018 聴覚医学会 础叠搁における滨贰颁60318-3及び滨贰颁60318-1準拠ヘッドフォンの比较
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础叠搁における滨贰颁60318-3及び滨贰颁60318-1準拠ヘッドフォンの比较
1.
ABRとVEMPにおける IEC60318-3およびIEC60318-1準拠 ヘッドフォンの比較 朝倉 信之介 JR東京総合病院
臨床検査科 鴨頭 輝 JR東京総合病院 耳鼻咽喉科 石本 晋一 JR東京総合病院 耳鼻咽喉科 山岨 達也 東京大学医学部 耳鼻咽喉科
2.
演題発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業 などはありません 第63回 日本聴覚医学会?学術講演会 COI 開示 発表者名 ◎朝倉
信之介 鴨頭 輝 石本 晋一 山岨 達也
3.
はじめに ? 聴力測定の一貫性担保のためヘッドホンの校正が必要である ? 正常な聴覚の基準レベルが基準等価閾値音圧レベル[RETSPL]で定めら れている ?
各施設における正常若年成人の最小可聴閾値を0dBnHLであらわす ? 「耳乗せ型」または「耳挿入型」のヘッドホンが使われていることが多い ? 一般的な提示音である0.1ms click音以外の条件もあり一意に基準レベル が決められない ? 日本光電工業製の誘発電位測定装置では0dBnHL=30dBSPLが規定の 値となっている 3 純音聴力検査用ヘッドホン ABR検査用のヘッドホン
4.
ABRにおいて日本で使用されるヘッドホン ? 聴力検査機器メーカが製造するヘッドホンとは異なるヘッ ドホンが使われている ? 100dBSPL以上の高音圧を恒常的に使うため、振動膜 が厚く耐久性の面からDR?531が採用されてきた ?
耳挿入型も使われている 4
5.
ABRにおいて日本で広く使用されるヘッドホン 日本光電工業製 誘発電位測定装置に付属するヘッドホン 製造上の都合により2012年頃から製造元及び設計が変更 同じ製品型番で同等品とした納入も、音圧測定の基礎となる規格?材質が異なる 5 旧型机 比較
新型機 エレガアコス製 製造元 城下工業 IEC 60318-3 基準カプラ IEC 60318-1 DR-531B-10 型番 DR-531B-10 金属 + ゴム製 筐体材質 プラスチック製 ヘッドバンドは 同じ プラスチック金属 + ゴム
6.
各ヘッドホンにおける音圧の比較 6 dBSPL Hz 0.8Vrms入力時の IEC 60318-3における音圧比較 低音部は新型機の方が音圧が高い
7.
各ヘッドホンにおける歪率の比較 7 % Hz 0.8Vrms入力時の IEC 60318-3における歪率比較 100Hz~3kHzは新型機の方が歪みが大きい
8.
各ヘッドホンにおける過渡特性の比較 8 0.8V矩形波1msパルス入力時の IEC 60318-3における過渡特性の比較 旧型机のほうが過渡特性がよい 相対値 ms 相対値 ms
9.
各ヘッドホンにおけるABRの潜時の比較 9 音種 音圧 0.1ms クリック音 80dB
peSPL Rise/Fall 4ms 500Hz トーンピップ音 Rise/Fall 4ms 1kHz トーンピップ音 Rise/Fall 2ms 2kHz トーンピップ音 Rise/Fall 1ms 4kHz トーンピップ音 Rise/Fall 1ms 8kHz トーンピップ音 【対象】 耳科学的に正常な20~30歳 5人 10耳 【機器】 日本光電工業製 MEB-2204 【方法】 下記それぞれの音種?音圧においてV波の潜時を計測
10.
各ヘッドホンにおけるABRの潜時の比較 10 V波の潜時 ms Click 1kHz 2kHz
4kHz 8kHz500Hz 新型機 旧型机
11.
ヘッドホンの比較と結果 IEC 60318-3 カプラにおける評価 ?
新型機では1kHz以下および8kHz付近において旧型机より 10dB程度高い出力が得られた 11 ABR における評価 ? 0.1msクリック音については有意な潜時の差は認めなかった
12.
各ヘッドホンにおけるVEMPの振幅の比較 12 【対象】 耳科学的に正常な20~30歳 5人
10耳 【機器】 日本光電工業製 MEB-2204 【方法】 前庭誘発筋電位検査のコツ(岩崎2013)に準拠して行い、下記振幅を計測 検査 音種 振幅 c-VEMP トーンバースト音 4ms 500Hz p13 - n23 o-VEMP トーンバースト音 4ms 500Hz n1 - p1 base 5ms 100uV 5ms 2uV
13.
VEMPのグラフ:結果 13 uVp13~n23の振幅 新型機 旧型机 uVn1~p1の振幅 cVEMP oVEMP 新型機
旧型机
14.
結果のまとめと考察 ABR ? 新旧のヘッドホンの性能差異を考慮する必要はない 14 VEMP ? 新型機ヘッドホンでは反応が出ないことがある ?
旧型机ヘッドホンの使用が望ましい ? 旧型机ヘッドホンが入手できない場合には、 海外での使用頻度の高い耳挿入型への移行を検討する
15.
謝辞 本発表にあたり御指導及び御協力をいただきました 狩野章太郎先生 リオン株式会社 金子 泰宏様 リオン株式会社
木村 直広様 に深謝いたします 15
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