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ACT-K(京都地区)とは
? ACT-Kは、ACTプログラムを下記の三つの組織が
  連携して提供しようとする、日本で初めての民間で
  の取り組み
 ?   たかぎクリニック(往診専門診療所)
 ?   ねこのて訪問看護ステーション
 ?   京都メンタルケア?アクション(NPO法人)

? 平成18年現在の事務所に移転:中京区(御所真南)
 ? 1階:多目的室(ピアサポートルーム(毎水曜日)?研修
   会会場など)
 ? 2階:ねこのて訪問看護ステーション、NPO法人研究室
 ? 3階:たかぎクリニック?NPO法人事務所
础颁罢-碍の体制         ACT-Kのサービス



 クリニック             訪問看護
                  ステーション




         NPO法人
础颁罢-碍の施设绍介(1)
础颁罢-碍の施设绍介(2)
ACT-Kのスタッフ
? たかぎクリニック:常勤(非常勤)
 医師1(3) 精神保健福祉士6
 薬剤師1 事務員(2)
 作業療法士(2)
? ねこのて訪問看護ステーション:常勤(非常勤)
 看護師7   作業療法士1   事務員1
? NPO法人
  職員1 ピアスタッフ1    学生ボランティア
ACT-Kが重視する概念
1. リカバリ(Recovery)
2. ス ト レ ン グ ス 視 点 ( Strengths
   perspective)
3. パートナーシップ(Partnership)
4. ストレスおよびストレス脆弱性モデル
5. ニーズ(Needs)
6. 精 神 疾 患 ? 障 害 複 合 ( Mentally Ill-
   Disability complex:MIDcomplex)
ACT?Kの対象者基準①
年齢:18歳以上~65歳未満
診断:統合失調症、双極性感情障害、
   心因反応などの精神疾患の方
※主診断が知的障害、認知症、人格障害が単一の診断であ
 る場合は除く。

機能障害:4項目のうち1つ以上
                        重要!
サービスニーズ:5項目のうち1つ以上
GAF値:50以下
ACT?Kの対象者基準②
居住地:事務所から   【京都市人口:約147万人*】
 車で30分以内の
 地域
→京都市内2区を除
 く8区内
→移動手段は、時々
 自転車に徒歩
→車は一人一台ずつ
 の社用車、電動自
 転車2台、駐車場
 完備
ACT‐Kの現状報告
ACT‐KにおけるACTプログラム対象者数:103名
2010年10月時点の集計値
平均値:2010年8~10月集計より算出
女性 50%   男性 50%




ACT‐Kの現状①:男女別
          対象者数103名 2010年10月時点
35




30
                                    28%
                            25%
25
                                            23%

20
                                                   17%
15




10

                    7%
5




0
     0‐9   10‐19   20‐29   30‐39   40‐49   50‐59   60‐65

             ACT‐Kの現状②:年齢別
                                   対象者数103名 2010年10月時点
その他 4%

    家族 8%



  保健所             診療所(主治医継続含)
   16%               39%


     精神科病院
         33%

ACT‐Kの現状③:紹介経路別
                    対象者数103名 2010年10月時点
同居(両亲以外)
           11%

                     単身 35%
約7割同居

        同居(両親)
          54%



   ACT‐Kの現状④:単身、同居別
                 対象者数103名 2010年10月時点
その他 4%
感情障害 4%




   統合失調症 92%



ACT‐Kの現状⑤:疾患別
          対象者数103名 2010年10月時点
60



                    50%
50




40
                            37%

30




20




10


     4%      5%                     4%
 0
     0‐10   11‐20   21‐30   31‐40   41‐50   51‐60

     ACT‐Kの現状⑥:ACT導入時GAF値
                               対象者数103名 2010年10月時点
访问数                 访问数

精神保健福祉士   364   作業療法士          64
看護師       509   薬剤師            32
精神科医      130   ボランティア           6
           访问数合計平均:1106回
             ※無償訪問は各访问数のうち、1割程度
   ※無償訪問内容:病院への面会、拒否ケース、家族面談 など

      ACT‐Kの現状⑦:コンタクト数
(無償?緊急訪問含職種別?職種別合計月平均)
                対象者数103名 2010年8月~10月集計平均
ACT-Kの1週間:月~金
朝のミーティング
 ?前日の報告
                              夜間緊急電話対応
  ?緊急対応の検討
                                 18時~翌朝9時まで
  ?当日の予定確認     訪問活動へGo!!
9:00   10:00                 18:00

                 16:00       18:00

                 チームミーティング(金曜日?2時間)
                  ?事務連絡    ?新規利用者の検討
                  ?ケース検討
                  ?全利用者の方針 30秒報告(半年1回)
ACT-Kの1週間:土?日

土曜日(交代勤務)
  クリニック?ねこのて(出勤)各1名 緊急電話対応(待機) 1名
9:00                      18:00

        緊急電話対応   土?日 1名

  日曜?祝日(交代制)     24時間緊急電話対応 1名

※土?日ともに必要に応じて訪問を行う。
※24時間体制支援などが必要な時はその都度シフト作成を行う。
※緊急電話当番、土曜日出勤の頻度は、大体1/2W程度
※夜間緊急電話回数の1ヵ月平均は175回*
サービス向上への取り組み①
<目的>
? 支援の質を向上させる
? チームアプローチを円滑に行う
? さまざまなアイデアを得る場を設け、
  ケースの理解を助ける


ACT-Kが具体的に行っていることは?
サービス向上への取り組み②

①ミーティング
毎朝のミーティング、金曜日のチームミー
ティング、ITTミーティング
?報告、情報共有、ケース検討、評価、連絡調整
(チーム内、他機関)などを行う


②スーパーヴィジョン
グループ?個別(チームリーダー、NPO)
スーパーヴィジョン、ピアスーパーヴィ
ジョン
サービス向上への取り組み③
③研修、勉強会
新任研修期間を設ける(海外?国内)
ストレングスモデル、家族支援、就労支援、アセ
スメント、支援計画の作成などの研修?勉強会を
随時行う。
④評価
フィデリティ(ACTモデル適合度)の
チェック
 3ヶ月に1回 チームがACTモデルを忠実に実行してい
るかについて客観的評価を得る。

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