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Amazon EC2 LINUX編
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Masahiro Haraoka
Amazon EC2 LINUX の構築方法に関する資料です。
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Amazon EC2 LINUX編
1.
株式会社ビヨンド 原岡 昌寛
2.
自己紹介 ■名前 原岡昌寛 ■所属 株式会社ビヨンド http://beyondjapan.com JAWS-UG大阪コアメンバー ■仕事 サーバ屋さん ■好きなAWSのサービス Amazon EC2
3.
agenda ? Amazon EC2って何? ?
EC2のいいところ ? EC2ならこんな対応が可能に ? AmazonEC2を作ってみる 4stepインスタンス作成
4.
Amazon EC2って何? Amazon EC2とは、Amazon.comが提供しているクラウドサー ビス群「Amazon
Web Services」(AWS)の一つとして提供さ れている、仮想化されたWebサーバーのコンピュータリソース をレンタルできるサービスである。 Amazon EC2を利用すれば、必要が生じた場合にすぐ利用でき、 サーバー購入等の初期費用(イニシャルコスト)が発生せず、 従量制の課金体系で必要分のみ使用できるという利点がある。 サーバーはAmazon.comが商用で用いている同じシステムを利 用するので、信頼性も高水準にあると言える。 出典 IT用語辞典 BINARY 抜粋 http://www.sophia-it.com/content/Amazon+EC2
5.
???つまりどういうこと?? インターネット上で誰でも簡単にインフラ 構築できる仕組みです。 PCから仮想的なサーバイン フラを構築 仮想インフラ
6.
EC2の仕組みを単純化すると サーバーを複数の仮想OSに分割し複数のユーザにイ ンターネット経由でサービス提供する仕組み 筐体に複数の仮想OSを作 成しサーバを共有 リソース(CPU,メモリ,HDD) はユーザ毎に分割される サーバ台数やリソースの 増減が可能 時間単位での利用が可能 OSイメージからのコピー が可能 仮想OS ユーザ 仮想OS ユーザ 仮想OS
ユーザ 仮想OS ユーザ 仮想OS ユーザ 仮想OS ユーザ ハイパーバイザ FW/LB
7.
Amazon EC2のいいところ ■コストが安い 初期費用0円、サーバの維持費用が安い、停 止していた場合は料金無料 ■即時性が高い インターネット上からアカウントを作成し、 すぐにサーバが作成できる ■拡張性、柔軟性が高い ハード構成の自由、複数台構成、スケール アップ、スケールアウトの自由
8.
サーバ屋からみたEC2のいいところ ■ 拡張性、柔軟性がものすごく高い サーバの負荷に合わせてサーバ台数を簡単に増やせ るため、将来を見越した初期見積りをしなくていい (最初の1ヶ月耐えれればOK) ■ ハードウェアから自由になれる ハード購入の初期費用、納品日の調整、キッティン グ作業、日々のハードウェア故障との戦いから自由 になれる ■
居場所が自由になる 基本的にサーバ屋はデータセンターから動けないが、 EC2ならロケーションに関係なく作業ができる
9.
EC2ならこんな対応が可能に クライアントさん@お腹いっぱい。:2013/05/13(月) 15:12:34.63 ID:??? *??`)?
ソーシャルゲームのサー バを来週までに作ってよ。
10.
複数台でのサーバ構成が可能 FW/LB WEB/APPサーバ (スモール) 4台 DB マスタ/スレーブ (ラージ)
2台 KVS (ミディアム) 1台
11.
リリース後 クライアントさん@お腹いっぱい。:2013/05/28(火) 20:34:24.16 ID:??? *??`)?
明後日広告出すよ? 倍の負荷耐えれるようにしとい てね!
12.
サーバ構成を2倍にすることも可能 (スケールアウト) FW/LB WEB/APPサーバ (ス モール) 8台 DB
マスタ/スレーブ (ミディアム) 3台 KVS (ミディアム) 2台
13.
さらにその後 クライアントさん@お腹いっぱい。: 2013/06/09(木) 18:56:02.87
ID:??? *??`)? 3日後テレビにでるよ ?10倍の負荷がくるから耐え れるようにしといてね!
14.
サーバ構成を10倍にすることも可能 (スケールアップ、スケールアウト) FW/LB WEB/APPサーバ (ミディ アム) 40台 DB
マスタ5台/スレーブ (ラージ) 15台 KVS (ラージ) 10台
15.
そして??? クライアントさん@お腹いっぱい。: 2013/06/21(金) 13:12:42.44
ID:??? *??`)? あんまりはやらな かったから、最小限のサーバに してね?
16.
サーバ構成の縮小も可能 (スケールダウン、スケールイン) WEB/APPサーバ (スモール) 1台 DB/KVS (スモール) 1台
17.
グラフで表すと サービス開始 2倍に増強 スケールアウト 10倍に増強 スケールアップ スケールアウト サービスの終息 スケールダウン スケールイン サービス負荷 サービスの状態に合わせてサーバの 自由な増減が可能 ※実際はEC2だけでなく RDS,Dynamo,S3,Croudfrontなども 組み込みます。詳しくはクラウドデ ザインパターン参照
18.
実际に贰颁2の始め方は?
19.
まずはキーワードから ? インスタンス ?
サーバのこと ? リージョン ? データセンターの設置国/地域 ? Availability Zone(AZ) ?データセンターの場所 ? Management console ? コントロールパネル ? セキュリティグループ ? ファイアウォール ? EBS ? 外付けハードディスク ? Elastic IP ? 固定IP ? Public DNS ? 接続用サブドメイン ? AMI ? サーバのコピーイメージ
20.
インスタンス作成の流れ Step.1 情報をまとめる Step.2 ログインして下準備 Step.3
インスタンスを作成 Step.4 サーバ接続して各種設定
21.
Step.1 情報をまとめる
22.
サーバを作る前にきめること ① インスタンス何台立てる? :1台 ②
OS : RHEL, centos ,fedora,ubuntu etc ,特 に希望がなければamazon linuxで問題なし ③ スペック:とりあえず使い方を確認するだけな らマイクロで、ついでにいろいろ試してみたい場合 はスモールの方が使いやすいかと ④ リージョン : Tokyo一択 ⑤ AZ :複数台なら配置検討、1台ならどこでも
23.
アカウントを作る前にきめること 続き ⑥ セキュリティグループ: 利用ポート:とりあえずhttp、ssh 利用IP:http?all、ssh?122.222.222.222 ⑦
EBS : OS用:8~10GB程度 データ領域:20~100GBなど ⑧ Elastic IP:利用した方が楽 ⑨ load balancer:バランシングするかしないか
24.
Step.2 ログインして下準備 ?コンパネの立ち上げ ?キーペアの作成 ?セキュリティグループの作成
26.
コンパネを立ち上げる ログイン後、EC2を選択 ① AWSサイトからコンソー ルを立ち上げる ② Amazon
Web Servicesから EC2を選択する
27.
キーペアを作る キーペア ※SSH接続の鍵のこと ① Key
Pairs を選択 ② Create Key Pairを押下 ③ Key Pair名を入力 ④ ファイル名を指定 してローカルに保存 ① リージョン を指定
28.
セキュリティグループを作る ④ ポートの設定:HTTP,SSH,SMTPなど Source:許可IPの指定 (0.0.0.0/0はall、固定IPの場合も 122.122.122.122/32 サブネット必須) ①
Security Groupsを選択 ② Create Security Groupを押下 ③ Name:セキュリティグループ名 Description:説明文を入力 ⑤ 最後に Apply rule changes を忘れずに
29.
Step.3 インスタンスの作成 ?インスタンスのローンチ ?サーバ名、キーペア、OSの決定 ?インスタンスタイプとセキュリティ グループの決定 ?ストレージの設定 ?起動確認
31.
インスタンスの作成 ① Instancesを選択 ② Lunch
Instance を押下 ③ Quick Launch Wizard を選択
32.
サーバ名、キーペア、OSの決定 ① サーバ名を入力 ② キーペアを選択 ③
翱厂を选択
33.
インスタンスタイプとセキュリティグ ループの決定 ① Edit detailsを押下 ②
インスタンスタイプの選択 AZの選択 Termination protectionにチェック ③ 作成したセキュリティグループ を選択
34.
ストレージの設定 ① rootはそのままで問題なし ② データ用のEBSボリュームを 作成する ③
セーブする ④ 次の画面で ローンチする
35.
起動確認 ① サービスの起動を確認 ② Public
DNS名をコピー (接続用サブドメイン名)
36.
Step.4 サーバ接続して各種設定 ?コンソールからアクセス ?teratermから接続 ?セキュリティ設定 ?EBSボリュームのマウント ?固定IPの設定
37.
コンソールからアクセス ① サーバ名を選択して右クリッ ク ?
connect を選択 ② ユーザ名とキーペアのローカ ルパスを入力 ※初期ユーザはec2-user ② Launch SSH clientから起動 ※JAVAのインストールが必要
38.
ターミナルから接続(teraterm) ① connect with
a standalone SSH Clientを選択し、下の接続文 字列をコピー ② teratermを起動し、コピーした 接続文字列を貼り付け ③ ユーザ名、秘密鍵にキーペア を選択してOK ④ コンソールに接続完了
39.
接続したらセキュリティ設定 Rootのパスワード変更 $ sudo su
- #passwd Changing password for user root. New password: Retype new password: passwd: all authentication tokens updated successfully. 接続用ユーザの作成 ? 鍵のコピー # adduser jawsuser # cp -a /home/ec2-user/.ssh /home/jawsuser/ # chown -R jawsuser:jawsuser /home/jawsuser/.ssh/ # vi /etc/ssh/sshd_config Ec2-userの削除 # userdel -r ec2-user
40.
EBSボリュームのマウント ボリュームにファイルシステムを作成 mkfs -t ext4
/dev/sdb ボリュームをマウント mkdir /data mount /dev/sdb /data df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/xvda1 8256952 991908 7181188 13% / tmpfs 304240 0 304240 0% /dev/shm /dev/xvdb 20642428 176064 19417788 1% /data 起動時のマウント設定 vi /etc/fstab /dev/sdb /data ext4 defaults,noatime 0 0
41.
固定IPの設定 ① Elastic IPsを選択 ②
allocate New Addressを 押下 ③ そのままAllocateを押下 ④ IPを取得したら、右クリッ クAssociateを選択 ⑤ サーバを選択して Associateを押下
42.
構築の時の注意点 ■事前に作成内容をリストで決めておくと楽 ■ストレージは基本的にEBSを使用する ■ OS用ストレージとデータ用ストレージに 分けた方が使いやすい ■ SSHはできればIP制限をかける ■停止するとドメインが変わるので固定IPに しておいた方が吉、ドメイン使う場合は cnameを登録すること ■サーバ停止するとElastic
IPは外れてしまう ので再度設定が必要
43.
まとめ ? クラウドサーバの利点はなんといっても その柔軟性にある。 ? EC2は始めるのが簡単、サーバが大量 に増えても一気に減っても大丈夫、綿密 に初期見積りを考えなくても大丈夫。 ?
好きなOS、ミドルを使える。一度サー バを立ててしまえばこれまでの環境と違 いなく使用できる。 ? AWSのコンソールは超便利、ほとんど の操作がWEB上から行える。
44.
ご清聴ありがとうございました
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