![AWSのRDBサービス Amazon RDS10
Amazon RDSのデフォルト値を
とりまチューニングの参考にします
1. デフォルトでチューニング済みの設定で起動
2. RDSのスペックに合わせて動的に設定
3. 世の中で広く使われているDB設定
[注意] RDSのデフォルトパラメータは、Linuxの
DB専?サーバを想定したパラメータ WEBとの同居や
Windowサーバ
だと適切ではな
い場合がある](https://image.slidesharecdn.com/201608postgresql-171207080027/85/Amazon-RDS-10-320.jpg)
Amazon RDSを参考にしたとりまチューニング
- 1. Update 2010/7/21 Amazon RDSを参考にした とりまチューニング 2016/08/19 関?地区PostgreSQL勉強会 株式会社ロックオン 三原俊介 1
- 3. 2012.04 株式会社ロックオン?社 インフラユニット 現在 マーケティングPF 開発部 主にインフラ全般、開発環境の改善、 ロックオフの管理?などなどやってます 三原 俊介– Shunsuke Mihara ??紹介3
- 4. 始める前のアンケート4 質問: みなさんDBのチューニング経験はありますか 1. PostgreSQLを使ったことがある? 2. PostgreSQLのチューニングをしたことがある? 3. MySQLを使ったことがある? 4. MySQLのチューニングをしたことがある?
- 5. 今回のテーマ5 DBの初期構築時に 最低限調整しておきたいパラメータ ?次 1.チューニングの必要性 と とりまチューニング 2.Amazon RDS 3.PostgreSQLのとりまチューニング 4.(おまけ) MySQLのとりまチューニング
- 6. Update 2010/7/21 チューニングの必要性 と とりまチューニング 6
- 8. とりまチューニング8 とはいえ、 DBのデフォルト値から とりあえず、まあ変更した?が良い値はあります なぜデフォルトが最適な初期値になっていないのか 1. 最低限のスペックで動作させるための値 2. 安全側に倒した値 3. 1,2の項?と連動させないと意味が無い値 では、何を基準としてとりまチューニングを?うか
- 10. AWSのRDBサービス Amazon RDS10 Amazon RDSのデフォルト値を とりまチューニングの参考にします 1. デフォルトでチューニング済みの設定で起動 2. RDSのスペックに合わせて動的に設定 3. 世の中で広く使われているDB設定 [注意] RDSのデフォルトパラメータは、Linuxの DB専?サーバを想定したパラメータ WEBとの同居や Windowサーバ だと適切ではな い場合がある
- 12. とりまチューニング項?の調査?法12 DB3台を?意し、パラメータを?較 1. インスタンスタイプ(スペック)の違うRDSを2 台起動 2. オンプレに同バージョンのDBをインストール 3. DBに?り設定値を取得 A) PostgreSQLならば「SHOW ALL;」 B) MySQLならば「SHOW VARIABLES;」
- 13. 13 ?較表を作成して確認
- 15. RDSのPostgreSQL 9.5.2 設定15 スペックと連動する値 4項? DBデフォルト値と差分がある値 53項? 全パラメータ238項?中 1.スペックと連動する値 shared_buffers, effective_cache_size, max_connections, wal_buffers 2.DBデフォルト値と差分がある値 ※53項?は多いので以下に絞ってご紹介 autovacuum系, チェックポイント系, 多?語対応系
- 19. autovacuum系19 analyzeとvacuumが頻度良く発?するように トリガーとなる値を半分に調整 ■ autovacuum_naptime 60 → 30 autovacuumを起動する間隔を秒単位で指定 ■ autovacuum_analyze_scale_factor 0.1 → 0.05 ANALYZEを起動するトリガとなる更新?数の割合 ■ autovacuum_vacuum_scale_factor 0.2 → 0.1 VACUUMを起動するトリガとなる更新?数の割合
- 21. チェックポイント系21 チェックポイントの書き出し処理を分散し、 負荷を減らすように調整(リカバリ時間は増加) ■ checkpoint_completion_target 0.5 → 0.9 チェックポイントの書き出し処理が、この値の割合に なるように調整されて、チェックポイントが実? ■ max_wal_size 1GB → 2GB ■ min_wal_size 80MB → 256MB ※9.5でcheckpoint_segmentsの代わりに導?
- 22. 多?語対応系22 マルチバイト?字を扱いやすいように設定 ■ lc_collate C → en_US.UTF-8 ■ lc_ctype C → en_US.UTF-8 DB作成時の多?語対応のベースになる値 ※ DB作成後変更できない値のためハマりやすい ?本での利?の場合、とりま「jp_JP.UTF-8」で
- 23. PostgreSQLのとりまチューニング まとめ23 RDSでデフォルトでチューニングされているもの 1. shared_buffersはサーバメモリの1/4 2. effective_cache_sizeはサーバメモリの1/2 3. max_connectionsはサーバメモリ128kB毎1増加 4. wal_buffersはデフォルト設定で?動調整 5. autovacuumはトリガーとなる値を半分に調整 6. チェックポイントの書き出し処理を分散 7. マルチバイト?字を扱いやすいように設定
- 25. RDSのMySQL 5.6.27 設定25 スペックと連動する値 5項? DBデフォルトとの値の差分 83項? 全パラメータ455項?中 1. スペックと連動する値 innodb_buffer_pool_size, max_connections, back_log, host_cache_size, thread_cache_size 2. デフォルトとの差分 ※今回は省略
- 28. ほかのパラメータ28 残りの3パラメータは、RDSのインスタンスタイプ にひもづくパラメータがあるらしくロジックが不明 db.t2.micro VCPU1 メモリ1GiB db.t2.medium VCPU2 メモリ4GiB back_log 63 112 host_cache_size 194 440 thread_cache_size 66 312 ?サーバとほぼ同じスペックのRDSを?てて パラメータを確認するのが良いのでは？
- 29. MySQLのとりまチューニング まとめ29 RDSでデフォルトでチューニングされているもの 1. innodb_buffer_pool_sizeはサーバメモリの3/4 2. max_connectionsはサーバメモリ1.5MB毎1増加 3. その他パラメータは、同じくらいのRDSを?てて値 を確認する