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オンプレからAWS移行で変えた
3つの意識
Data Migration Night #1
2017-05-22
CyberZ 黒木亮太
黒木亮太@CyberZ
? F.O.X プロダクトマネージャー
? サーバーサイドエンジニア
? Twitter @champ_melon
本日のターゲット
● クラウド環境をまだ利用したことのない人
● AWS以外のクラウド環境を利用している人
● 础奥厂へのデータマイグレーションを考えてる人
Force Operaton X
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24時間365日
連続可用性なシステム
なぜクラウド環境を利用するのか?
流行り?
ランニングコストを最小で始めたい
アプリケーション開発に集中したい
変えた3つの意識
1. コスト意識
1. AWSオペレーション意識
1. システムダウン意识
変えた3つの意識
1. コスト意識
1. AWSオペレーション意識
1. システムダウン意识
コスト形態の違い
毎月の「運用コスト」と
機能追加の際「追加コスト」の把握が重要
<F.O.Xで変えた意識>
コストレビューの実施
オンプレミス 資産
クラウド 経費
コストレビュー
プロダクト単位ではなく、プロジェクト単位でのコストを算
出し、月一回コストレビューの実施
<重視している点>
?コスト増加が想定通りか
?規模にあったコストになっているか
事例①:キャパシティ不足
リザーブドインスタンスの2つの役割
1. 高割引な一括支払によるコスト削減
2. キャパシティの予約
Hadoopクラスタ用に数十台のインスタンスを利用
→インスタンスが起動できない _| ̄|○
<原因>対象AZでのインスタンス在庫がなくなったため
<解決策>サービスで大量のインスタンス利用を想定してい
る場合には、RIで予め台数を確保
変えた3つの意識
1. コスト意識
1. AWSオペレーション意識
1. システムダウン意识
組織でのエンジニアの役割
● アプリケーションエンジニア
○ アプリケーションに関わる作業の専任
● インフラエンジニア
○ ネットワーク、ハードウェアに関わる作業の専任
<F.O.Xで変えた意識>
インフラ専任エンジニアの撤廃
インフラ権限の委譲
インフラエンジニアを中心として、アプリケーションエンジ
ニアにインフラ権限を委譲
<重視している点>
?インフラに関する知識の向上
?オペミスが発生しない状況の作成
事例②:発展運用プロジェクト
AWSを単純に運用するだけではなく、
● AWSの新機能の調査
● 運用効率化
を目的としたサブプロジェクトを実施
運用効率化の例
● Dynamic Tag
○ EC2インスタンス作成時、アタッチしたEBSに同様の
タグ登録
● Dynamic DNS
○ EC2インスタンス作成時、Route53に自動でドメイン
登録
変えた3つの意識
1. コスト意識
1. AWSオペレーション意識
1. システムダウン意识
運用の違い
自動復旧可能な構成や、サーバレスアーキテクチャをいかに
利用できるかが重要
<F.O.Xで変えた意識>
マネージドサービスの積極採用
オンプレミス サーバーをダウンさせないこと
クラウド サーバーがダウンしても復帰すること
既存システムの移行方針
1. AWSマネージドサービスを積極的に採用し、リプレイス
を行いつつ移行
● EMR
● RDS
● Lambda など
2. クリティカルになる部分(RDSメンテナンス対応など)を最
低限修正し、EC2上で構築し移行
事例③:RDSの再起動
RDSのメンテナンスは2種類
● Required(必須)
● Available(利用可能)
Requiredメンテナンスの場合、次回のメンテナンスウィンド
ウで自動アップデートがかかる
→RDSにダウンタイムが発生する
まとめ
● クラウド環境は日々、新しい機能/サービスが出
てきます
● それに合わせて、意識やアーキテクチャを変えて
いく
● それがクラウドの醍醐味
ご清聴ありがとうございました

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