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BPStudy #101 発表資料
価値を創造する
クラウドプラットフォーム超高
速開発
~Force.comとkintone~株式会社匠BusinessPlace
田中 豊久
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BPStudy #101 発表資料
自己紹介
■ 1999年 某ソフトウェアベンダーに入社
?CADソフト開発でエンジニア人生スタート
?ちなみに大学は化学系でプログラミング経験なし
■ 2000年ごろからJavaによるWebアプリケーション開発開始
?大手化粧品メーカーのCRMをスクラッチ構築
?このノウハウを活かし、生保?損保のCRMも構築
■ 2010年ごろ、匠MethodとSalesforceに出会う
?この2つのマリアージュにより、新規事業創出
■ 2013年から匠道場参加、のちに師範代を務める
■ 2015年、匠BusinessPlaceにジョイン
?匠Method for Salesforce(TMS)を開発(随時バージョン
アップ)
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BPStudy #101 発表資料
アンケート
Q1 匠Methodをご存知の方
Q2 Salesforce.comをご存知の方
Q3 Salesforce.comでの開発経験がある方
Q4 kintoneをご存知の方
Q5 kintoneでの開発経験がある方
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BPStudy #101 発表資料
クラウドプラット
フォーム超高速開発
とは?
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BPStudy #101 発表資料
昨今のIT業界に求められるニーズ
素早く立ち上げる
ビジネス価値が検証できている
小さく立ち上げて大きく成長
ビジネスの変化に耐えられる
実現性のリスクが少ない
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BPStudy #101 発表資料
システム開発
IT活用設計 設計開発 テスト検証
プロト提案
勝てるビジネスへの変化の対応
ビジネス企画現状
将来
システム開発
ビジネス企画
ユーザ企業 開発企業
ビジネス企画 業務設計 IT活用検証 運用
ユーザ企業
ビジネス企画
ビジネス企画 業務設計 IT活用検証 運用
ユーザ企業
システム開発 開発企業
IT活用設計 設計開発 テスト検証
クラウド技術
高速開発技術
プロト提案
開発企業の貢献下流(システム開発)から上流(ビジネス)へシフト
ビジネス開発メソッド
プロジェクトマネジメント
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BPStudy #101 発表資料
これからの開発は価値の創造がポイント
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Project
作業
P
D
C
A
第2のループ(実施ルー
プ)
?価値が高く、実現性が容易
なプランの形成
第1のループ(価値創造ループ)
?価値を描き?価値共感と価値検証を行う
? プラン(P)の前に価値創造ループを入れる
? 価値がなく無理無駄の多いプロジェクトを排除
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BPStudy #101 発表資料
クラウドプラットフォーム超高速開発が実現すること
価値
創造
価値
業務
活動
要求
新業務の見える化
IT活用検証
(ビジネス開発(IT含む))
開発検証
評価サイクル
ビジネス価値
デザイン?企画
サイクル
実施
P
A
C
D
量から質へ
モノからサービ
スへ
作るから創るへ
作るから組合せ
へ
社会環境の変化による
人の価値観や、
経営意識の変化
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BPStudy #101 発表資料
開発プラットフォー
ム①
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BPStudy #101 発表資料
What’s Salesforce.com ?
■1999年、San Francisco で創業
■創業時よりクラウド(まだこの言葉なし)のプラット
フォームで
サービスを展開
■現在、グローバルで約20万社が導入している
■ CRM/SFA分野では世界 No1 のシェアを誇る
■最近では、モバイルファースト時代を先行して実施、ま
た、マー
ケティングオートメーションの Pardot をサービス開始
■ 2015年のdreamforceにて、IoT Cloudを発表
?AWSのLambdaのようなイベント駆動型の Thunder
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BPStudy #101 発表資料
Salesforceの製品ラインナップ
Sales Cloud
Service Cloud
Marketing Cloud
Community Cloud
Wave Analytics
App Cloud
Pardot Heroku
営業
?????
???
MA
??????
分析
開発
開発
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BPStudy #101 発表資料
Sales Service
Marketing
Community
Analytics
App
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BPStudy #101 発表資料
なぜSalesforceが流行るのか?(事業部門からの視点)
■ユーザーにとって初期投資不要なサービスである
?ソフトウェア資産にならないため節税対策としても
良い
■年3回のバージョンアップで常に最新の機能を利用でき
る
■サポートの充実
■強力なワークフローエンジン(プロセスビルダー、承認
プロセス)
■高いセキュリティ
?プラットフォームへの年間セキュリティ投資は$2
億超
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なぜSalesforceが流行るのか?(開発者の視点)
■各種APIの充実
?RESTfulなAPIをすべて保有
(Meta/Bulk/Data/Chatter…)
■開発環境の準備が(ほぼ)不要
?EclipseでForce.com IDE の提供
?Sublime Text
?データ連携には Data Loader(無償:Githubで公開)
?ブラウザ上で開発コンソールを充実
■無料のDeveloper Editionで試用可能
■ユーザーに高速にプロトタイプを提供可能
■そして Lightning!
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BPStudy #101 発表資料
Salesforceの誇る POD アーキテクチャ
Salesforceは一貫してマルチテナントアーキテクチャ
Oracle RAC
Search Indexers
(Lucene)
Large Object
Storage
Storage Area
Network(SAN)
Content
Management
Java Application
Servers(Resin)
Load Balancers
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BPStudy #101 発表資料
Salesforceのインスタンス
http://trust.salesforce.com各インスタンスの稼働状況を開示
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Salesforceのインスタンス
約40億トランザクション/日を250ms以下のレスポンスで処理
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Salesforceのマルチテナントアーキテクチャ
独自のデータベース管理方式による高い拡張性の確保
Data Table
500カラムのビッグテーブルに
構造化データを格納
Objects
カスタムオブジェクト
のメタデータ
Fields
カスタム項目
のメタデータ
Indexes
一意でないインデックス管理
Unique Fields
一意のインデックスを管理
Relationships
外部キーを管理
NameDenom
オブジェクトインスタンス名を管理
FallBackIndex
Name項目のインデックスを管理
Clobs
カスタムオブジェクトの非構造化
テキストデータを格納
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BPStudy #101 発表資料
データの例
GUID OrgID ObjeID Name Value0 Value1 Value2 Value3
1 100 10 1 匠BP 田中 豊久 090-xx
2 100 10 2 匠BP 篠原 幸太 080-xx
3 100 20 1 SFDC導入 2015/10/01 1,000,000 ….
4 200 10 1 AAA BBB CCC DDD
Data
OrgID ObjeID ObjeName
100 10 開発者
100 20 案件
200 10 テスト
OrgID ObjeID FieldID FieldName DataType IsIndexed
100 10 0 会社名 テキスト False
100 10 1 姓 テキスト False
100 10 2 名 テキスト False
100 10 3 電話番号 電話 True
100 20 0 案件名 テキスト False
100 20 1 受付日 日付 False
100 20 2 金額 通貨 False
Objects Fields
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BPStudy #101 発表資料
開発デモ
開発者のスキル情報を管理するアプリケーションを作成し
ます
<仕様>
■開発者の個人情報を管理
■スキルを1人に複数紐づけ
■スキル?レベル別のクロス集計、グラフ化
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その他事例
学童向けの入退室管理アプリ(匠BP提案)
開発時間
環境セットアップからデモ可能まで6時間ほど
最低限の機能で提案したものの評価は高い
?導入検討中
今後、機能拡充をしていく予定
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開発プラットフォー
ム②
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kintoneとは?
■サイボウズが提供するPaaS
■ Force.comの価格と比べて10分の1の価格で提供
■画面ベースでの開発となるので、エンドユーザに対して
も扱い
やすい
■複雑なカスタマイズは JavaScript で実装可能
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BPStudy #101 発表資料
なぜkintoneが流行るのか?(事業部門からの視点)
■何より安い
■ Excel管理からの移行が非常に楽
■今まで Excel で共有していた情報をクラウドに置くことに
より、
遠隔地の拠点ともすぐに共有することができる
■簡単な集計をすぐに行うことができる
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BPStudy #101 発表資料
なぜkintoneが流行るのか?(開発者からの視点)
■お客様の要望を聞きながらその場で設定していける
■ JavaScript開発なので開発環境が不要
■データ連携用のAPI、画面操作用のAPIが用意されている
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BPStudy #101 発表資料
開発デモ
開発者のスキル情報を管理するアプリケーションを作成し
ます
<仕様>
■開発者の個人情報を管理
■スキルを1人に複数紐づけ
■スキル?レベル別のクロス集計、グラフ化
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Salesforceとkintone
の比較
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BPStudy #101 発表資料
で、どっちが良いの?
完全に独断と偏見による比較です!
比較項目 Salesforce kintone
価格 機能が豊富な分高い
※製品次第
基本プラットフォームだけなの
で安い
開発方針 データドリブン UIドリブン
Excelからの移行 力を発揮しきれない(使用する機
能が少なくてもったいない)
得意
複雑な業務プロセ
ス
への対応
十分に対応可能 JavaScriptが大変
向いているシステ
ム
本格的な業務システム
- SFA活動管理
- 販売管理、在庫管理
クローズドなコミュニティ
- 会員向けサービスなど
定型的な業務システム
- 顧客管理
- 案件管理
苦手分野 帳票! 帳票!
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BPStudy #101 発表資料
価値創造との融和
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BPStudy #101 発表資料
要求開発との相性
要求開発の強み
?お客様の要望を可視化できる
?効果分析をしやすい(モデルによ
り)
?「さらにやりたいこと」をディス
カッションしやすい
要求開発の弱み
?実現可能性を議論しづらい
?システムにさわれない
クラウド構築の強み
?データモデルが決まれば、CRUD
はすぐに構築できる
?分析レポートを出しやすい
?開発言語不要
クラウド構築の弱み
?要望が決まらないと何もできな
い?
?経営がなかなか参画してくれな
い
→業務部門主導のものが多い
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BPStudy #101 発表資料
価値創出の本質
「匠Method」
アジャイル開発の未来
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BPStudy #101 発表資料
ビジネスに求められるニーズに答えるプロジェクト(ビジネス視点
で考える)
素早く立ち上げる
ビジネス価値が検証できている
小さく立ち上げて大きく成長
ビジネスの変化に耐えられる
実現性のリスクが少ない
短期間の価値創りと短期間の開発
ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有
の中から創発されるものである
実現性のリスク回避はビジネス企画早期段階で行う
おう!
スピーディな価値ドリブンの要求(戦略?業務?IT
活用)の見える化と実現をセットとせよ!
ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー
ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め!
A
B
C
D
E
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BPStudy #101 発表資料
価値
創造
価値
業務
活動
要求
第2のループ(開発ループ)
?価値が高く、実現性が容易なプランの形成
第1のループ(価値創造ループ)
?価値を描き?価値共感と価値検証を行う
Project
作業
P
D
C
A
P.イテレーション計画
D.朝会、開発
C.振り返り(価値モデルからの検証)
A.作業改善&価値モデルブラッシュアップ
Project
作業
P
D
C
A
Project作
業
P
D
C
A
価値…ステークホルダモデル、価値分析モデル、価値デザインモデル
要求…要求分析ツリー、ユースケース(ビジネス&システム)
業務…ビジネスコンテキストフロー
活動…ゴール記述書、プロジェクト計画、プロジェクトロードマップ
短期間の価値創りと短期間の開発A
さらに進化させると、次のページ
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BPStudy #101 発表資料
価値
創造
価値
業務
活動
要求
価値
創造
価
値
業
務
活
動
要
求
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
短期間の価値創りと短期間の開発A
本来のあるべき姿は、価値創造サイクルの中に、実施(開発)サイクルが内包
される姿である。
?ここに近づけることが理想
?しかし、規模の大きな開発は、左のパターンが最適
クラウドや高速開発は、このモデル
への転換の良き追い風となる。
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BPStudy #101 発表資料ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有
の中から創発されるものである
B
?価値デザイン?セッション
?要求モデル?セッション
?業務デザイン?セッション
IT手段側からの突き上げ(Howの突き上げ)
?IT活用イメージ?IT実現
価値?戦略?業務?IT活用への落とし込み(Howの手さぐり)
?ビジネス価値検証セッション
※要求開発とは、匠メソッドのベースとなった方法論&思想です
※コタツモデルとは、3者のロールを集めてコタツに一緒に入るようなイメージから作られたメタファです。
?コタツメンバーの知識をカスケードさせる中、ビジネス価値をデザインし、そこから要求(戦略?業務?IT活用)を創りだす
?ITによるイノベーションは、プロジェクト企画の早期にしか生まれない。(Howの突き上げこそイノベーションの正体)。
?プロダクトオーナーだけがこの役割を担うと、第二の業務担当者となってしまいがち。複数の業務とIT担当が担うべき。zf
?匠Method for Salesforceだと1カ月がサイクルの目安
要求開発コタツモデル
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BPStudy #101 発表資料
Project
作業
P
D
C
A
実現性のリスク回避はビジネス企画早期段階で行うお
う!C
ビジネス要件の迷走
ビジネス価値の関係者への浸透不足
非実現的な要求
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Project
作業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
価値創造サイクルにより、早期回避するリスク
1.価値モデルにより
を回避する。
2.業務モデルの検証プロトにより
を回避する。(ビジネス検証のための開発)
3.価値モデルから要求モデルを作りだすことで、
を回避する。
実施(開発)サイクルの中で、早期回避するリスク
5.価値創造サイクルのプランを基に
イテレーション計画を作ることで
4.要求ツリーから要求をトリアージしたプランを立てることで
要求の爆発、無駄なもの作り を回避する。
要求実現のミスが最後まで分からない
こと
を回避する。
6.段階的開発により
小さくビジネスをスタートできないこ
と
を回避する。
7.段階的に開発することでスキルを蓄積し
開発者の不慣れな開発&経験が浅い開
発
を回避する。
業務モデルと、必要に応じて、
ビジネス検証のためのIT開発。
ビジネス検証で止める
..全部を作らないアジャイル。
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BPStudy #101 発表資料スピーディな価値ドリブンの要求(戦略?業務?IT
活用)の見える化と実現をセットとせよ!
D
作用
変化
行動
要求
化
価値
証明
価値
要求
活動
現状
戦略要求 業務要求 IT要求
要求分析ツリー
価値分析モデル
理想
価値デザインモデル
プランニング?ゴール
新業務プロセス
現業務プロセス
戦略的要求の絞り込み
価値
検証
価値創造サイクルと実施(開発)サイクルを1カ月基準で行う。<= 匠Method for Salesforceの場合
Project
作業
P
D
C
A
実施(開発)サイクル価値創造サイクル 5日
実施サイクル 25日
ゴール記述書
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BPStudy #101 発表資料ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー
ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め!
E
価値分析モデル 価値デザインモデル
要求分析ツリー
プランニング?ゴール
ゴール記述書
要求開発コタツモデル
?ステークホルダの価値感
?プロジェクト目的の共有
?プロジェクトの価値
?プロダクトの価値
戦略視点 業務視点 IT視点
?皆が指さしできるビジネスのモデル(匠メソッドモデル)を作り、指さししながらプロジェクトを進める
※コタツモデルのコタツは4人入るのが普通だけど、なぜコタツモデルは3人なの?とよく聞かれますが、実は要求開発ファシリテーターという重要なロールが存在するのです。
要求開発ファシリテーターは、プロダクトオーナーの役割に似ていますが、開発メンバーを率いて、業務担当やオーナーとの活動場を設け、その活動を活性化する能力を持ちます。
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BPStudy #101 発表資料ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー
ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め!
E
?プロジェクトサイクルよりも大きなサイクルの全体デザインを行うことが重要
?匠メソッドは、このようなマクロなプロジェクトデザインにも活用できます
ビジョン
コンセプト
コンセプト
コンセプトの進化
プロジェクト1 プロジェクト2
要求
(戦略?業務?
IT)
要求
(戦略?業務?IT)
要求
(戦略?業務?IT)
ステークホルダの価値
常に評価軸
価値の変化
活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述)
プロダクト?ライフサイクル
プロジェクト3
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匠Method for Salesforce
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匠Method for Salesforce
価値主導型のSalesforce導入プロセス
課題確認
(継続的な)
導入
価値創造
サイクル
1.価値創造
フェーズ
2.BIインプリ
3.設計?開発
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Salesforceと匠Method
一般的なSalesforce導入プロセス
課題確認 要件定義 設計?構築 受入?検収
完了
追加開発へ
適用する匠Methodのモデル
ビジネスコンテキ
ストフロー
価値分析
モデル
価値デザイン
モデル
ステークホル
ダーモデル
要求分析
ツリー
ゴール記述書
ビジネスコンテキ
ストフロー
概念
モデル
状態遷移
モデル
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匠Method for Salesforce
システム
機能
オブジェクト
構成
レコードタイプ
ページレイアウト
レポート&
ダッシュボード
ワークフロー
プロファイル
権限セット
承認プロセス
ロール
公開グループ
データ&UI 業務&BIデザイン 権限デザイン
概念
モデル
状態遷移
モデル
業務 ビジネス
コンテキストフロー
ステークホルダー
モデル
要求分析
ツリー
価値(全体に影響) 価値分析
モデル
価値デザイン
モデル
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TMSチラ見せ
「価値」から抽出した要件に対するKPI設定手法(要求分析ツリーの拡
張)
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TMSチラ見せ
モデリングによるオブジェクト設計(インプリまでつ
なぐ)
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一度お試しを!
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匠には誰もがなれるわけではない
匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる
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ご清聴ありがとうございました

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  • 9. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 開発プラットフォー ム①
  • 10. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 What’s Salesforce.com ? ■1999年、San Francisco で創業 ■創業時よりクラウド(まだこの言葉なし)のプラット フォームで サービスを展開 ■現在、グローバルで約20万社が導入している ■ CRM/SFA分野では世界 No1 のシェアを誇る ■最近では、モバイルファースト時代を先行して実施、ま た、マー ケティングオートメーションの Pardot をサービス開始 ■ 2015年のdreamforceにて、IoT Cloudを発表 ?AWSのLambdaのようなイベント駆動型の Thunder
  • 11. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceの製品ラインナップ Sales Cloud Service Cloud Marketing Cloud Community Cloud Wave Analytics App Cloud Pardot Heroku 営業 ????? ??? MA ?????? 分析 開発 開発
  • 12. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Sales Service Marketing Community Analytics App
  • 13. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 なぜSalesforceが流行るのか?(事業部門からの視点) ■ユーザーにとって初期投資不要なサービスである ?ソフトウェア資産にならないため節税対策としても 良い ■年3回のバージョンアップで常に最新の機能を利用でき る ■サポートの充実 ■強力なワークフローエンジン(プロセスビルダー、承認 プロセス) ■高いセキュリティ ?プラットフォームへの年間セキュリティ投資は$2 億超
  • 14. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 なぜSalesforceが流行るのか?(開発者の視点) ■各種APIの充実 ?RESTfulなAPIをすべて保有 (Meta/Bulk/Data/Chatter…) ■開発環境の準備が(ほぼ)不要 ?EclipseでForce.com IDE の提供 ?Sublime Text ?データ連携には Data Loader(無償:Githubで公開) ?ブラウザ上で開発コンソールを充実 ■無料のDeveloper Editionで試用可能 ■ユーザーに高速にプロトタイプを提供可能 ■そして Lightning!
  • 15. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceの誇る POD アーキテクチャ Salesforceは一貫してマルチテナントアーキテクチャ Oracle RAC Search Indexers (Lucene) Large Object Storage Storage Area Network(SAN) Content Management Java Application Servers(Resin) Load Balancers
  • 16. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceのインスタンス http://trust.salesforce.com各インスタンスの稼働状況を開示
  • 17. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceのインスタンス 約40億トランザクション/日を250ms以下のレスポンスで処理
  • 18. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceのマルチテナントアーキテクチャ 独自のデータベース管理方式による高い拡張性の確保 Data Table 500カラムのビッグテーブルに 構造化データを格納 Objects カスタムオブジェクト のメタデータ Fields カスタム項目 のメタデータ Indexes 一意でないインデックス管理 Unique Fields 一意のインデックスを管理 Relationships 外部キーを管理 NameDenom オブジェクトインスタンス名を管理 FallBackIndex Name項目のインデックスを管理 Clobs カスタムオブジェクトの非構造化 テキストデータを格納
  • 19. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 データの例 GUID OrgID ObjeID Name Value0 Value1 Value2 Value3 1 100 10 1 匠BP 田中 豊久 090-xx 2 100 10 2 匠BP 篠原 幸太 080-xx 3 100 20 1 SFDC導入 2015/10/01 1,000,000 …. 4 200 10 1 AAA BBB CCC DDD Data OrgID ObjeID ObjeName 100 10 開発者 100 20 案件 200 10 テスト OrgID ObjeID FieldID FieldName DataType IsIndexed 100 10 0 会社名 テキスト False 100 10 1 姓 テキスト False 100 10 2 名 テキスト False 100 10 3 電話番号 電話 True 100 20 0 案件名 テキスト False 100 20 1 受付日 日付 False 100 20 2 金額 通貨 False Objects Fields
  • 20. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 開発デモ 開発者のスキル情報を管理するアプリケーションを作成し ます <仕様> ■開発者の個人情報を管理 ■スキルを1人に複数紐づけ ■スキル?レベル別のクロス集計、グラフ化
  • 21. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 その他事例 学童向けの入退室管理アプリ(匠BP提案) 開発時間 環境セットアップからデモ可能まで6時間ほど 最低限の機能で提案したものの評価は高い ?導入検討中 今後、機能拡充をしていく予定
  • 22. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 開発プラットフォー ム②
  • 23. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 kintoneとは? ■サイボウズが提供するPaaS ■ Force.comの価格と比べて10分の1の価格で提供 ■画面ベースでの開発となるので、エンドユーザに対して も扱い やすい ■複雑なカスタマイズは JavaScript で実装可能
  • 24. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 なぜkintoneが流行るのか?(事業部門からの視点) ■何より安い ■ Excel管理からの移行が非常に楽 ■今まで Excel で共有していた情報をクラウドに置くことに より、 遠隔地の拠点ともすぐに共有することができる ■簡単な集計をすぐに行うことができる
  • 25. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 なぜkintoneが流行るのか?(開発者からの視点) ■お客様の要望を聞きながらその場で設定していける ■ JavaScript開発なので開発環境が不要 ■データ連携用のAPI、画面操作用のAPIが用意されている
  • 26. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 開発デモ 開発者のスキル情報を管理するアプリケーションを作成し ます <仕様> ■開発者の個人情報を管理 ■スキルを1人に複数紐づけ ■スキル?レベル別のクロス集計、グラフ化
  • 27. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceとkintone の比較
  • 28. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 で、どっちが良いの? 完全に独断と偏見による比較です! 比較項目 Salesforce kintone 価格 機能が豊富な分高い ※製品次第 基本プラットフォームだけなの で安い 開発方針 データドリブン UIドリブン Excelからの移行 力を発揮しきれない(使用する機 能が少なくてもったいない) 得意 複雑な業務プロセ ス への対応 十分に対応可能 JavaScriptが大変 向いているシステ ム 本格的な業務システム - SFA活動管理 - 販売管理、在庫管理 クローズドなコミュニティ - 会員向けサービスなど 定型的な業務システム - 顧客管理 - 案件管理 苦手分野 帳票! 帳票!
  • 29. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 価値創造との融和
  • 30. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 要求開発との相性 要求開発の強み ?お客様の要望を可視化できる ?効果分析をしやすい(モデルによ り) ?「さらにやりたいこと」をディス カッションしやすい 要求開発の弱み ?実現可能性を議論しづらい ?システムにさわれない クラウド構築の強み ?データモデルが決まれば、CRUD はすぐに構築できる ?分析レポートを出しやすい ?開発言語不要 クラウド構築の弱み ?要望が決まらないと何もできな い? ?経営がなかなか参画してくれな い →業務部門主導のものが多い
  • 31. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 価値創出の本質 「匠Method」 アジャイル開発の未来
  • 32. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 ビジネスに求められるニーズに答えるプロジェクト(ビジネス視点 で考える) 素早く立ち上げる ビジネス価値が検証できている 小さく立ち上げて大きく成長 ビジネスの変化に耐えられる 実現性のリスクが少ない 短期間の価値創りと短期間の開発 ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有 の中から創発されるものである 実現性のリスク回避はビジネス企画早期段階で行う おう! スピーディな価値ドリブンの要求(戦略?業務?IT 活用)の見える化と実現をセットとせよ! ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め! A B C D E
  • 33. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 価値 創造 価値 業務 活動 要求 第2のループ(開発ループ) ?価値が高く、実現性が容易なプランの形成 第1のループ(価値創造ループ) ?価値を描き?価値共感と価値検証を行う Project 作業 P D C A P.イテレーション計画 D.朝会、開発 C.振り返り(価値モデルからの検証) A.作業改善&価値モデルブラッシュアップ Project 作業 P D C A Project作 業 P D C A 価値…ステークホルダモデル、価値分析モデル、価値デザインモデル 要求…要求分析ツリー、ユースケース(ビジネス&システム) 業務…ビジネスコンテキストフロー 活動…ゴール記述書、プロジェクト計画、プロジェクトロードマップ 短期間の価値創りと短期間の開発A さらに進化させると、次のページ
  • 34. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 価値 創造 価値 業務 活動 要求 価値 創造 価 値 業 務 活 動 要 求 Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A 短期間の価値創りと短期間の開発A 本来のあるべき姿は、価値創造サイクルの中に、実施(開発)サイクルが内包 される姿である。 ?ここに近づけることが理想 ?しかし、規模の大きな開発は、左のパターンが最適 クラウドや高速開発は、このモデル への転換の良き追い風となる。
  • 35. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料ビジネスの価値は、ビジネスとITのナレッジ共有 の中から創発されるものである B ?価値デザイン?セッション ?要求モデル?セッション ?業務デザイン?セッション IT手段側からの突き上げ(Howの突き上げ) ?IT活用イメージ?IT実現 価値?戦略?業務?IT活用への落とし込み(Howの手さぐり) ?ビジネス価値検証セッション ※要求開発とは、匠メソッドのベースとなった方法論&思想です ※コタツモデルとは、3者のロールを集めてコタツに一緒に入るようなイメージから作られたメタファです。 ?コタツメンバーの知識をカスケードさせる中、ビジネス価値をデザインし、そこから要求(戦略?業務?IT活用)を創りだす ?ITによるイノベーションは、プロジェクト企画の早期にしか生まれない。(Howの突き上げこそイノベーションの正体)。 ?プロダクトオーナーだけがこの役割を担うと、第二の業務担当者となってしまいがち。複数の業務とIT担当が担うべき。zf ?匠Method for Salesforceだと1カ月がサイクルの目安 要求開発コタツモデル
  • 36. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Project 作業 P D C A 実現性のリスク回避はビジネス企画早期段階で行うお う!C ビジネス要件の迷走 ビジネス価値の関係者への浸透不足 非実現的な要求 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Project 作業 P D C A Project 作業 P D C A 価値創造サイクルにより、早期回避するリスク 1.価値モデルにより を回避する。 2.業務モデルの検証プロトにより を回避する。(ビジネス検証のための開発) 3.価値モデルから要求モデルを作りだすことで、 を回避する。 実施(開発)サイクルの中で、早期回避するリスク 5.価値創造サイクルのプランを基に イテレーション計画を作ることで 4.要求ツリーから要求をトリアージしたプランを立てることで 要求の爆発、無駄なもの作り を回避する。 要求実現のミスが最後まで分からない こと を回避する。 6.段階的開発により 小さくビジネスをスタートできないこ と を回避する。 7.段階的に開発することでスキルを蓄積し 開発者の不慣れな開発&経験が浅い開 発 を回避する。 業務モデルと、必要に応じて、 ビジネス検証のためのIT開発。 ビジネス検証で止める ..全部を作らないアジャイル。
  • 37. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料スピーディな価値ドリブンの要求(戦略?業務?IT 活用)の見える化と実現をセットとせよ! D 作用 変化 行動 要求 化 価値 証明 価値 要求 活動 現状 戦略要求 業務要求 IT要求 要求分析ツリー 価値分析モデル 理想 価値デザインモデル プランニング?ゴール 新業務プロセス 現業務プロセス 戦略的要求の絞り込み 価値 検証 価値創造サイクルと実施(開発)サイクルを1カ月基準で行う。<= 匠Method for Salesforceの場合 Project 作業 P D C A 実施(開発)サイクル価値創造サイクル 5日 実施サイクル 25日 ゴール記述書
  • 38. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め! E 価値分析モデル 価値デザインモデル 要求分析ツリー プランニング?ゴール ゴール記述書 要求開発コタツモデル ?ステークホルダの価値感 ?プロジェクト目的の共有 ?プロジェクトの価値 ?プロダクトの価値 戦略視点 業務視点 IT視点 ?皆が指さしできるビジネスのモデル(匠メソッドモデル)を作り、指さししながらプロジェクトを進める ※コタツモデルのコタツは4人入るのが普通だけど、なぜコタツモデルは3人なの?とよく聞かれますが、実は要求開発ファシリテーターという重要なロールが存在するのです。 要求開発ファシリテーターは、プロダクトオーナーの役割に似ていますが、開発メンバーを率いて、業務担当やオーナーとの活動場を設け、その活動を活性化する能力を持ちます。
  • 39. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料ビジネスの俯瞰的観点で、仮説的なモデルをスピー ディに作り、それを指さししながら迷わずに進め! E ?プロジェクトサイクルよりも大きなサイクルの全体デザインを行うことが重要 ?匠メソッドは、このようなマクロなプロジェクトデザインにも活用できます ビジョン コンセプト コンセプト コンセプトの進化 プロジェクト1 プロジェクト2 要求 (戦略?業務? IT) 要求 (戦略?業務?IT) 要求 (戦略?業務?IT) ステークホルダの価値 常に評価軸 価値の変化 活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述) プロダクト?ライフサイクル プロジェクト3
  • 40. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 匠Method for Salesforce
  • 41. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 匠Method for Salesforce 価値主導型のSalesforce導入プロセス 課題確認 (継続的な) 導入 価値創造 サイクル 1.価値創造 フェーズ 2.BIインプリ 3.設計?開発
  • 42. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 Salesforceと匠Method 一般的なSalesforce導入プロセス 課題確認 要件定義 設計?構築 受入?検収 完了 追加開発へ 適用する匠Methodのモデル ビジネスコンテキ ストフロー 価値分析 モデル 価値デザイン モデル ステークホル ダーモデル 要求分析 ツリー ゴール記述書 ビジネスコンテキ ストフロー 概念 モデル 状態遷移 モデル
  • 43. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 匠Method for Salesforce システム 機能 オブジェクト 構成 レコードタイプ ページレイアウト レポート& ダッシュボード ワークフロー プロファイル 権限セット 承認プロセス ロール 公開グループ データ&UI 業務&BIデザイン 権限デザイン 概念 モデル 状態遷移 モデル 業務 ビジネス コンテキストフロー ステークホルダー モデル 要求分析 ツリー 価値(全体に影響) 価値分析 モデル 価値デザイン モデル
  • 44. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 TMSチラ見せ 「価値」から抽出した要件に対するKPI設定手法(要求分析ツリーの拡 張)
  • 45. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 TMSチラ見せ モデリングによるオブジェクト設計(インプリまでつ なぐ)
  • 46. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). BPStudy #101 発表資料 一度お試しを!
  • 47. Copyright (C) 2015 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved (無断複製/転載を禁じます). 匠には誰もがなれるわけではない 匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる www.takumi-businessplace.co.jp ご清聴ありがとうございました