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震災対応サイトを codeplex &  Azureで 作ってみた 菊池 和彦 Twitter @kazuk [email_address] VSUG DAY 2011 Summer
震災発生からリリースまでの流れ  を追ってざっくり説明 まずは経緯
2011 年 3 月 11 日 震災当日 相次ぐ余震に自宅マンションのエレベーターが止まったりしたら閉じ込めになるなーとか、結果的に近所の飲み屋でツイッター 震災関連の情報をやり取りしながら過ごす 津波被害の激しさ、福島第一原発の事故、広範囲の余震地域と規模の大きさに愕然となる
数日間 継続する余震活動、詳細が解るほど拡大する被害状況 何かできないか、何かをしないといけないという思い IT  Pro  の人達によるキャッシュサーバーの展開その他、見るにつれDevとして何かできないか
AZURE 312  Azure  を震災対応に使う事についての 90 日間の無料パス ぬるいボランティアな人なので私財を投げ込むような真似はやれないし、やらない。 Devな人なんで何かする=何かを作る 90 日間で支援できる何かはないか、あればそれをやれば良い
codeplex マイクロソフトによるオープンソースの開発支援サイト TFS によるソース管理と、タスク管理等と、 codeplex 独自のディスカッションシステム、Wiki等を持つ ぬるいボランティアなんで、一人でなんとかしようとか思わないしやらない。
Twitter  で色々教わりながら実装 Azureで実稼働サイトを立てたのは実は初めて 開発ストレージと本番ストレージの違い等は Twitter で識者に相談しながら実装 パーティションキーに  /  が入らないとか… WCFデータサービスのクエリオプションがストレージサービスで通らないとか…
ASP.NET MVC とガラケーと セッションを Cookieless にして 複数インスタンスにするとログイン障害とか ノウハウは持ってたんだけど、毎回はまる罠 ASP.NET  でアレだった所が  ASP.NET MVC  で解決されてると思うとやっぱりはまるとか 普段は「  IHttpHandler を実装すれば良いんだよね」で万全な人なんで MVC とか階層噛みすぎでよくわかんないし
まぁとにかく実装してファーストリリース Azureでのリリースはステージングに上げてテストしたものを  Swap VIP  で表に出すだけ Azureのバランサーの切り替えは数十秒で終わる リリース後不具合があれば 再度 Swap VIP することで動作していた本番に戻すことができる
CODEPLEX  の  TFS  への接続と  ソース管理の操作 デモ(というより繋がってる物を色々お見せします)
AZURE  管理ポータルと VISUAL STUDIO の AZURE 開発機能 デモ(というより色々見せます)
codeplex  の TFS を使うには Visual Studio 2010 無いしは TFS に接続するソフトをインストールする Codeplex  のアカウントを作る プロジェクトに  developer  なりで参加する、またはプロジェクトを作る
TFS のワークアイテム管理とトラッキング TFS は単なるソース管理じゃないよ ワークアイテム管理を内在 問題点、バグ  etc. Issue 作業内容、  etc. Task 機能  etc. Feature 作業項目とソース管理操作を関連付けできる どの作業項目によってどのソースが影響を受けたかを追跡可能
まとめ とりあえず、まとめ
最後は積極性 ワークアイテムの作成も管理も 作業者として自分をアサインするのも積極性 待ちの気持ちじゃ何もタスク割り当て来ないよ ことボランティアベースだと人の都合は解らないから振って良いかは解らない

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