発表用颁惫迟
- 1. 当院におけるバスキュラーラボと CVT の実際 ? 札幌心臓血管クリニック 山下雅敏?新木貴
- 2. 非侵襲的検査を目的にしたラボ 超音波装置 ５台 血圧脈波検査装置２台 皮膚潅流圧検査装置１台 トレッドミル１台 無散瞳型眼底写真撮影装置 電動昇降型検査寝台 3 台 当初は 2 名のスタッフ（現在は 8 名）
- 3. バスキュラーラボ ??????? ie33 ??????? HD11XE 2 台 ABI Form SPP PAD3000 トレッド??
- 4. バスキュラーラボのシステム 検査受け入れ：毎日 受け入れ時間：２４時間（外来終了後は on call による） 飛び入り検査可能 ラボ以外での出張検査可能（カテ室も）
- 5. バスキュラーラボのはじまり ABI によるスクリーニング （ <1.0 ：腸骨動脈～足関節 >1.0 ： CFA ～足関節） 超音波による部位の確定?狭窄率の推定 深部静脈血栓症の診断 ABI と超音波のみでスタート
- 6. バスキュラーラボ外来の変化 重症下肢虚血を有する患者の紹介（形成?整形）の増加 PAD 以外の下肢に症状を有する患者の増加 診断に必要なツールの増強 検査内容の充実 SPP （皮膚潅流圧）の測定 下肢静脈瘤検査->対症療法（弾性ストッキング）
- 7. 検査数の推移（下肢） ＊ 2011 年度は実绩を基に年换算
- 8. バスキュラーラボ外来に関わる スタッフに求められたもの 動脈?静脈の包括的な診断の方法論 治療および処置の知識 血管以外の足病変の知識 1 年後に CVT を取得すること！
- 9. CVT とは 血管疾患の病態全般に関する基礎知識，および血管疾患診療に関する専門知識と実技 技術を有する者を，脈管疾患領域の治療にコメディカルとして関わる専門家として認定するもの（看護師?准看護師?放射線技師?臨床検査技師?臨床工学技士） 日本血管外科学会?日本静脈学会?日本脈管学会の３学会構成血管診療技師認定機構によって認定された認定技師
- 10. オーダーから検査まで 足が痛い?冷たい?しびれるを主訴 足を触ってみる。冷感の左右差やどこから冷たいのかなど どのような痛みか。間欠跛行の有無 病歴の聴取（ DM ?透析患者かなど） ABI の結果 静脈疾患は？（下腿のこむらがえり?潰瘍など、皮膚の色素沈着）
- 11. 理想的な下肢のバスキュラーラボ像 下肢の異常（症状）については何でも見る。 （蜂窩織炎やベーカー嚢腫ｅｔｃ） 次のＳＴＥＰの為の DATA の収集が出来る。 （病変部位?程度 SPP TCPO2 ） 下肢を etiology とするその他の疾患の検索あるいは、下肢以外を etiology とする下肢の異常（症状）の検索 （ DVT による PTE CHF による下腿浮腫） 「何か足が変だから見て！」という指示で必要な検査結果がすべて揃うことが理想と考える
- 12. これから CVT 取得者の増加 弾性ストッキングコンダクターの増加 心大血管疾患リハビリテーションの施行 心リハ指導士取得 より包括的な下肢疾患を診断?治療を目指し 患者の下肢症状の改善に貢献するバスキュラーラボ を目指す
- 13. ご清聴ありがとうございます。