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Excelセミナー
③ピボットテーブル編
本日のゴール
解説編
ピボットテーブルとは
通常の表作成との違い
作成編
ピボットテーブルの作成手順
STEP1:データの準備
STEP2:ピボットテーブルの起動
STEP3:テーブルの作成
EXTRA1:ピボットグラフ
EXTRA2:ピンポイントデータ抽出
実践課題
Agenda
?2018 hiroyuki ishikawa 2
?2018 hiroyuki ishikawa 3
本日のゴール
ピボットテーブルとは何かを理解する
ピボットテーブルのメリットを理解する
ピボットテーブルの作成方法を理解する
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解説編
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ピボットテーブルとは
ピボットテーブルとは大量のデータを「直感的」かつ「高速」に集計することが出来る機能です。
データが多くて、
集計するの大変…
データが多くても
簡単集計!
ピボット
テーブルで
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ピボットテーブルで出来ること
きれいな集計表(ピボットテーブル)に変化
例えば、マウス操作だけで、大量のデータを瞬時に集計表に変化させることが出来ます。
大量のデータの並びが???
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通常の表作成との違い①
通常の表作成 ピボットテーブル
?自分の好きなように柔軟に作成できる
?一度、作成したら、後から変更しづらい
?直感的に作成でき、何度でも簡単に修正可
?集計以外のことには向かない
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通常の表作成との違い②
ピボットテーブルの機能を使わなくても集計表は作成できますが、項目を追加したり、入れ替える度
に再集計する必要があります。ピボットテーブルを使うと、簡単かつ素早く出来るようになります。
項目を変更する度、
再集計の手間が発生
項目を追加する度、
再集計の手間が発生
例
販売エリア 商品A 商品B 商品C
東京都 33 99 14
埼玉県 47 27 11
神奈川県 32 67 38
千葉県 29 37 91
商品A 商品B 商品C
中央区 8 15 2
千代田区 5 20 1
港区 9 16 3
新宿区 5 20 1
渋谷区 5 13 3
東京都
販売エリア
商品名 事業所① 事業所② 事業所③
商品A 19 11 18
商品B 6 15 13
商品C 16 18 12
マウス操作のみで
項目の変更?入替が
一瞬で完了
マウス操作のみで
項目の追加?削除が
一瞬で完了
通常の表作成 ピボットテーブル
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作成編
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ピボットテーブルの作成手順
作成は3ステップで完了します。
①データの準備 ②ピボットテーブルの起動 ③テーブルの作成
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STEP1:データの準備
ピボットテーブルを作成するにあたり、データを用意する必要があります。
その際、注意すべき点が4つあります。注意点に気をつけながら、データを作成しましょう。
例:Salesforceのレポートをデータ抽出すると最下段に抽出履歴のデータがあったりします
Point1
表の一行目に項目名が入っている
Point2
セルが結合されていない
Point3
列内の書式設定が統一されている
Point4
表以外のデータが混ざっていない
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ここからは、課題ファイルを見ながら、
話を聞いていただくのがオススメです。
一緒に手を動かして、やってみましょう!
課題ダウンロード
https://sforce.co/2RQXBr0
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STEP2:ピボットテーブルの起動
まず、データの準備が出来たら、集計表にしたい範囲を選択します(①)。
次に「挿入」タブから「ピボットテーブル」をクリックします(②)。
最後に、範囲が正しく選ばれていることを確認し、OKをクリックします(③)。
1
2 3
このあたりは
気にしなくてOK
?2018 hiroyuki ishikawa 14
STEP3:テーブルの作成
ピボットテーブルが起動すると、最初に何も無いテーブルが現れます(①)。
フィールドリスト(②)から項目を選び、ボックス(③)に入れると自動的に集計表が作成されます。
なお、フィールドリストに表示される項目は元データの項目名と同じです。
1 2
3
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テーブルの作成例
テーブルは「フィルター」「列(縦方向)」「行(横方向)」「値(実際に集計するデータ)」の
4つの構造に分かれています。フィルターは集計結果を絞り込む際、列と縦には集計したい項目を、
値には実際に集計結果として表示させたい値を反映させます。
総計は自動で入力されます
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テーブルの調整
集計結果を更に調整する場合には調整したい箇所で右クリックします。
例えば、日付や数値データの場合にはグループ化で集計単位を変更できます(例:日→月)
また、値の集計方法を変更することで、集計結果を変更することもできます。
グループ化 集計方法の変更
比率にすると、
パーセント表示に
日付や数値といった
データ以外はグループ
化できないので注意!
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テーブルの調整
ピボットテーブルオプションでも細かなレイアウトや表示を調整できます。
(例:総計を表示する/しないを切り替える)
?2018 hiroyuki ishikawa 18
EXTRA1:ピボットグラフ
作成したピボットテーブルを元に連動したグラフを作成することが出来ます。
作成方法は通常のグラフと変わりありません。
フィールドリストで設定し
た項目が自動反映されます
?2018 hiroyuki ishikawa 19
EXTRA2:ピンポイントデータ抽出
値の項目をダブルクリックすると、その値を構成しているデータの一覧表を一瞬で作成できます。
クリックすると???
別シートで一覧表が
出力されます。
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実践課題
課題を解いてみましょう。1→5の順で解いてみてください。
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課題1:回答
?2018 hiroyuki ishikawa 22
課題2:回答
日付の上で右クリックし、
「グループ化」を選択すると
この画面が出てきます。
*複数選択可
年月(2018年8月)表記にしたい時は、
年をクリックしてから月をクリック
?2018 hiroyuki ishikawa 23
課題3:回答
行と列の項目を入れ替え
?2018 hiroyuki ishikawa 24
課題4:回答
フィルターに「店舗」
例)
西口店の実績だけを絞り込み
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課題5:回答
値フィールドで右クリック
列集計(縦方向)に対する比率を選択
*11行目の総計を100%とし、上にある
項目の比率を表示。
*行VerだとE列の総計を100%とし、
左にある項目の比率を表示

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  • 20. ?2018 hiroyuki ishikawa 20 実践課題 課題を解いてみましょう。1→5の順で解いてみてください。
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  • 23. ?2018 hiroyuki ishikawa 23 課題3:回答 行と列の項目を入れ替え
  • 24. ?2018 hiroyuki ishikawa 24 課題4:回答 フィルターに「店舗」 例) 西口店の実績だけを絞り込み
  • 25. ?2018 hiroyuki ishikawa 25 課題5:回答 値フィールドで右クリック 列集計(縦方向)に対する比率を選択 *11行目の総計を100%とし、上にある 項目の比率を表示。 *行VerだとE列の総計を100%とし、 左にある項目の比率を表示