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- 1. 中国?台湾?日本における宿泊施設 分類?評価システムに関する研究 複雑系工学講座 調和系工学研究室 修士課程2年 富 春雨
- 2. 目次 1.はじめに 2.背景?目的 3.関連研究 4.中国ホテルの分類と評価システム 5.台湾旅館の分類と評価システム 6.日本宿泊施設評価の現状 7.中国?台湾?日本宿泊施設評価の比較 8.中国基準による日本の宿泊施設の評価 9.ホテル評価Webシステム 10.今後の展開
- 3. 2 背景?目的1 出典：（日本）観光白書 訪日中国人団体観光旅行の査証発給対象地域を中国 全土への拡大（2005年7 月25 日以降実施） 中国人観光客の増加 地域別訪日観光客の推移 0 50 100 150 200 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 万アメリカ 韓国 台湾 中国 香港 イギリス 日本の宿泊施設情報提供システム必要 インタネット宿泊予約の普及 出典：ネットレイテリングス株式会社 家庭PCよる旅行カテゴリーへの訪問状況 2003年7月 2004年7月 前年同月比 月間ネット利用 者人口 2806万人 3472万人 124％ 「旅行」カテゴ リーの利用者数 1172万人 1739万人 148％ 「旅行」カテゴ リーの利用者率 （リーチ） 41.8％ 50.1％ 8.3ポイント
- 4. 2 背景?目的2 中国人観光客に対して、 日本宿泊施設情報提供システムの構築 修士論文の研究 中国?台湾及び日本における宿泊施設分類?評価システムに 関する比較?分析 システム開発の手順： 問題分析→要件定義、設計、プログラム開発、 テスト、実装
- 5. 4 中国ホテルの分類と評価システム 「中国ホテルの分類?評価」の概要 人口 13億人 面積 960万K㎡ 宿泊施設 飯店、酒店、賓館、旅館など 導入 1988年 更新 2003年 対象地域 中国大陸 参加形態 任意 カテゴリー 1~5 記号 星★ 評価機関 （1~3星）市観光局、（4星）省観光局、（5星）国家観光局 モニタリング 5年 参加施設 １０８８８軒（ 総数27.53万軒）（3.96％） 分類?評価標準 基準部分(満たす、満たさない) 1 中国の星級ホテルの評価基準(８４項） 2 必修選択項目(７３項） 採点部分
- 6. 中国観光ホテル分類と評価のプロセス 基準部分(星に依存) 1 必修項目(８４項） 2 必修選択項目(７３項） 詳細採点部分(星に依存) Ａ 施設?設備およびサービス項目採点表 Ｂ 施設?設備維持、保養および清潔、衛生採点表 Ｃ サービス質的項目採点表 Ｄ サービスと管理制度評価表 ホテル分類?評価標準 ‐‐ホテル側 星級ホテル評価申請書 星級ホテル評価手順 ２ 必修選択項目 １ 必修項目 基準部分‐‐観光局?ホテル Ｄ サービスと管理制度評価表 Ｃ サービス質的項目採点表 び清潔、衛生採点表 Ｂ 施設?設備維持、保養およ 項目採点表 Ａ 施設?設備およびサービス 詳細採点部分‐‐観光局 観光局が証書とマー クを授与 モニタリング（５年毎）
- 7. 中国ホテル評価の仕組み 中国ホテル評価標準 ◎基準部分 ○ 必修項目(84項目) ○ 必修選択項目（73項目） ◎採点部分 A 施設?設備およびサービス項目採点 表 B 施設設備維持、保養および清潔、衛 生採点表 C サービス質評価採点表 D サービスと管理制度要求 評 価 基 準 基準 星級 必修項目 必修選択 項目 A （610点） B C D 一星級 26項目 70 90% 7項目 二星級 38項目 120 90% 7項目 三星級 69項目 10項目 220 92% 8項目 四星級 81項目 26項目 330 95% 8項目 五星級 84項目 33項目 420 95% 9項目
- 8. 5 台湾宿泊施設分類と評価システム 一星級 二星級 三星級 60～180 181～300 301～600 建築?設備評価標準表（ハード）54項目600点 環境5項目70点 施設12項目145点 客室14項目160点 浴室?トイレ6項目 75点 清潔7項目80点 安全6項目50点 環境保護4項目20点 サービス品質評価標準表（ソフト） 127項目400点 電話交換9項目30点 予約11項目30点 フロント21項目60点 客室サービス8項目30点 インタネット5項目20点 荷物13項目30点 客室整理15項目60点 ルームサービス7項目20点 レストラン18項目50点 アスレチッククラブ10項目20点 従業員教育2項目20点 レストラン8項目30点 四星 五星 ハード301点以上 301以上 総得点600点以上 総得点750点以上
- 9. 7 中国?台湾宿泊施設評価の比較 結論： 一星級(中) ≧一星級(台) 二星級(中) ≧二星級(台) ?一星級(中) 三星級(中) ≧三星級(台) ?二星級(中) 四星級(中) ≧四星級(台) ?三星級(中) 五星級(中) ≧五星級(台) ?四星級(中) 台湾旅館評価標準 基 準 星級 ハード：台湾旅館建 築?設備評価標準表 （６００点） ソフト：台湾旅館 サービス品質評価標 準表（４００点） 一星 級 60～180 二星 級 181～300 三星 級 301～600 四星 級 301以上 600点(総点数) 五星 級 301以上 750点(総点数) 中国ホテル評価標準 基準 星級 必修 項目 必修 選択 項目 A （610 点） B C D 一星 級 26項 目 70 90% 7項目 二星 級 38項 目 120 90% 7項目 三星 級 69項 目 10項 目 220 92% 8項目 四星 級 81項 目 26項 目 330 95% 8項目 五星 級 84項 目 33項 目 420 95% 9項目
- 10. 6 日本宿泊施設評価の現状 大項目小項目 建物基礎データ8 項目 外観?建物6 項目 客室12 項目 その他館内施設関連17 項目 計43 項目 サービス基礎データ4 項目 全般34 項目 備品19 項目 ネット対応7 項目 計64 項目 食基礎データ3 項目 チェック項目23 項目 計26 項目 交通至便基礎データ6 項目 計6 項目 眺望基礎データ1 項目 チェック項目2 項目 計3 項目 癒し温泉8 項目 大浴場15 項目 その他2 項目 計25 項目 その他基礎データ2 項目 安全対策4 項目 外部認証4 項目 計10 項目 合計177 項目 細目 日本宿泊施設自己点検項目 ◎ 法律 ○ 旅館業法 ○ 国際観光ホテル 整備法 ○ その他 ◎ 評価 ○ 観光情報学会が 提案した日本宿 泊施設自己点検 項目（177項目）
- 11. 7 中国?日本宿泊施設評価の比較 --日本法律との対応 中国の星級ホテルの評価基準 対応する日本の法律 ホテルの配置は合理的で、顧客の正常な 活動に便宜を図ること 第四条、3、 二 客室等の配置が適正であり、建物の意匠、使用 材料、施工等が良好であること ホテル内公共情報図面データは GB/T1001.1とGB/T1001.2標準に符合する こと 第四条、3、 七 次に掲げる標示すべき事項の区分に応じ、それ ぞれ次に定める場所に当該事項が外客に分かり やすく標示されていること。 現地の気候情況によって、冷気や暖房設 備などの設備があり、通風が良いである こと 第四条、3、 五 冷房設備及び暖房設備があること。ただし、季 節的に営業するため、又は当該地域が冷涼若し くは温暖であるため、その必要がないと認めら れるホテルについては、この限りでない。 施設?設備の保養が良好で、衛生、有効 であること 第十一条 登録ホテル業を営む者は、次の方法により当該 登録ホテルの施設を管理しなければならない。 各種の指示とサービス用文字を中国語と 英語で表示すること 第十四条の 二、一 複数の外国語による案内標識を整備すること。 １星、２星の３８項目のうち２０項目は日本の法律に対応する
- 12. 7 中国?日本宿泊施設評価の比較 --観光情報学会評価項目の対応 対応している項目数/星級の項目総数 必修項目： 三星級(41/69) 四星級(48/81) 五星級(48/81) 必修選択項目(18/73) 例(必修項目) 中国ホテル評価項目 観光情報学会評価項目 3.9.14 バリアフリー対応であ ること FC-CH-HD- PS-BF-009 バリアフリー対応である 3.10 客室 3.10.1 三十室以上の客室が提 供できること FC-DE-HD- RM-NU-002 総客室数（30室以上あれば 良い） 3.10.6 インタネットが接続で き、使用説明書がある こと SV-CH-HD- NE-RM-106 客室のネット環境が整って いる
- 13. 対応していない項目に対する アンケート調査 目的：中国ホテル評価基準と観光情報学会の宿泊施設自己点検項目に対応 していない項目に対し、日本のホテルがどのように対応しているかを把握 する 項目数：26項目（三星20項目、四星3項目、五星3項目） 対象：札幌におけるホテル（任意） 実施時期：2006年12月3日～12月15日 アンケート方式：面接 回収した数：16通 結論：対応していない項目日本のホテルはほとんど満足している
- 14. 対応していない項目に対するアンケート調査結果 三星級 ○の数 割合 3.6 ホテルの管理制度は健全であること 16 100% 3.9.3 一度精算を提供すること(商品を除く) 15 94% 3.9.7 安全の場所に顧客のプライバシーを保護できるロッカーを設置すること 2 13% 3.9.11 副ロビー長が18時間で、当番に当たること 1 7% 3.9.13 タクシーの予約サービスを提供すること 16 100% 3.10.15 ターンダウンサービスを提供し、挨拶カートを放置すること 2 13% 3.10.16 ベッド用品と洗面所用品は柔軟で心地よいこと 16 100% 3.11.4 食器などがなめらかできれいであり、破損しないこと 16 100% 3.11.5 メニューが美観であること 3.12.1 位置は合理的で、ホールの隣にあること 10 63% 3.12.2 壁面はタイルを敷き、地面は防滑材料を使う 4 26% 3.12.3 十分な冷房設備と消毒の設備がある 16 100% 3.12.4 生もの調理間と食品製造間をそれぞれ設置する 4 26% 3.12.5 十分な冷蔵庫がある 16 100% 3.12.6 洗い場の位置は適当 15 100% 3.12.7 専用のごみ置く場がある 16 100% 3.12.8 レストランと調理場は隔離する．防音、断熱、匂いをあける措置がある 7 47% 3.12.9 防虫措置あり 16 100% 3.14.8 応急照明の措置がある．電力を供給する専有のラインがある 16 100% 3.14.9 廊下には絨毯あるいはより高級的な材料を敷き、壁にはきれいに、装飾があり、24時間で、照明は十分であること 11 69% 四星級 4.12.9 顧客でコントロールできる音響設備があること 4 26 4.16.9 監視カメラを設置すること 11 69% 4.16.10 非常照明の措置がある．電力を供給する専有のラインがある 13 81% 五星級 5.13.3 三室以上の宴会個室あるいは、小宴会庁があり、宴会にサービスを提供できること 6 40% 5.14.4 前菜室には、着替える場所がある 2 13% 5.16.9 緊急救助室がある
- 15. 比較のまとめ 旅館業法と国際観光ホテル整備法による日本のホテルは 中国ホテル評価1星、2星の条件を満たす 観光情報学会に対応する項目を利用して 日本のホテルを3星,4星,5星の評価をする （ 必修項目32項目、必修選択項目18項目） アンケートによる対応していない項目日本のホテルはほとんど満足している 日本のホテルは中国基準３,４,５星を満たす？ 日本のホテルは中国基準3星,4星,5星を満たす同時に 台湾基準の3星,4星,5星を満たすと見られる
- 16. 8 中国基準による日本の宿泊施設 の評価 評価規則 ?必修項目32項目、必修選択項目18項目 ?4星: 必修項目の32項目まで ∧ 必修選択項目の6項目を満たす(27/32+6) ?5星: 必修項目の32項目まで ∧ 必修選択項目の9項目を満たす(27/32+9) ?4星未満の場合は3星となる
- 17. 札幌のホテルによる検証 ?対象 –札幌におけるホテル１６軒 ?情報収集 –サイトからホテルの情報収集 –サイト ?じゃらん、yahoo、楽天、ホテルの公式ホームペー ジなど
- 18. 札幌におけるホテルの検証１ 順番 項目 ホテル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 1 ホテルのホームページが開設されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 外国語接客ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 クレジット決済ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 インターネットで予約ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 5 ベルマンがいる ○ 6 バリアフリー対応である ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 総客室数（30室以上あれば良い） ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 客室のネット環境が整っている ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ 9 各客室データ(種別(シングルあれば良い)) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10 各客室データ(種別(スイート?ルームあれば良い)) ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 11 新聞が提供される ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ 12 冷蔵庫がある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 13 コーヒー、紅茶、お茶は常備されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 14 モーニングコールがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 15 ルームサービスを行っている ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ 16 靴磨きサービスがある ○ ○ × × 17 レストランがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 18 宴会場がある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 19 バーがある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 20 喫茶コーナーがある ○ × ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ (1種類あれば良い) 21 会議室がある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 22 娯楽コーナー（ゲーム、カラオケボックス等）がある ○ × ○ × × (1種類あれば良い) 23 医療機関との提携ができている 24 外貨の両替が可能である ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
- 19. 札幌におけるホテルの検証２ 25 総客室数（４0室以上あれば良い） ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 26 各客室データ(客室面積は20㎡以上あれば良い) ○ ○ 27 ミニバーがある ○ ○ ○ ○ ○ 28 レストランの種類(西洋料理あれば良い) ○ ○ ○ ○ ○ ○ 29 ビジネスコーナーがある × ○ ○ ○ 30 パソコンの貸し出しサービスがある 31 サービスコーナー（インフォメーション、観光カウンター等） がある ○ ○ ○ ○ ○ 32 アウトドア観光のインストラクターがいる ○ ○ ○ ○ 順番 必修選択項目 1 コンシェルジェがいる ○ ○ 2 バリアフリー対応である ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 ハンディキャップルームがある ○ ○ ○ 4 セーフティボックスが設置されている ○ ○ ○ ○ 5 化粧品が備え付けられている ○ ○ 6 シャワーブースがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 バスとトイレは別になっている ○ ○ ○ ○ ○ 8 禁煙ルームが設定されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 禁煙または分煙エリアが設定されている ○ ○ 10 独立のバーがある ○ ○ 11 アイロンが備え付けられている ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12 美容室がある × ○ ○ 13 サウナがある × × ○ ○ 14 ショッピング店舗の種類（専売店あるいは商店あれば良い） × ○ ○ ○ 15 文化コーナー（ギャラリー、図書コーナー等）がある × ○ 16 天然温泉がある × ○ ○ 17 娯楽コーナー（ゲーム、カラオケボックス等）がある × 18 スポーツ施設がある ×
- 20. 検証結果 5星2軒、4星2軒、3星9軒、データなし2軒 ホ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 テ ル 星 級 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ デ ｜ タ な し ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ デ ｜ タ な し ★ ★ ★
- 21. 研究のまとめ 今後の展開 対応付けシステム提案 1 中国?台湾?日本における宿泊施設分類? 評価システムの詳細調査 2 中国?台湾?日本における宿泊施設分類? 評価システムの比較 3 日本ホテル中国基準による評価規則の提案 と検証
- 22. 资料
- 23. 中国ホテル評価の仕組み 中国ホテル評価標準 ◎基準部分 ○ 必修項目(84項目) ○ 必修選択項目（73項目） ◎採点部分 A 施設?設備およびサービス項目採点 表 B 施設設備維持、保養および清潔、衛 生採点表 C サービス質評価採点表 D サービスと管理制度要求 評 価 基 準 必修項目 必修選択項目 一星級:必修項目の26項目、 二星級:必修項目の38項目、 三星級:必修項目の69項目、必修選択項目 の10項目 四星級:必修項目の81項目、必修選択項目 の26項目 五星級:必修項目の84項目、必修選択項目 の33項目 一星級: A,70/610 、 B, C, 90% 、 D,7項目 二星級: A,120/610 、 B, C, 90% 、 D,7項目 三星級: A,220/610 、 B, C, 92% 、 D,8項目 四星級: A,330/610 、 B, C, 95% 、 D,8項目 五星級: A,420/610 、 B, C, 95% 、 D,9項目
- 24. 基準部分の例(○×) ?必修項目 1 ホテルの配置は合理的で、 顧客の正常な活動に便宜を図ること 2 ホテル内公共情報図面データはGB/T1001.1とGB/T1001.2標準に符合すること 3 現地の気候情況によって、冷気や暖房設備などの設備があり、通風が良いであること 4 施設?設備の保養が良好で、衛生、有効であること 5 各種の指示とサービス用文字を中国語と英語で表示すること 6 標準語で、サービスを提供できること 7 ロビー 7.1 ロビーとフロントがある ?必修選択項目 1 五軒以上のホテルが同一の連鎖ブランドを使用あるいは、十軒以上のホテルが一つの ホテル管理会社に管理されている。 2 支配人は連続五年以上、同レベルのホテルの高級管理を担任したことがある。 3 支配人は連続二年以上、ホテル管理専門の育成教育を受けたことがある。 4 総支配人が観光管理機構に認可する<旅遊星級ホテル総支配人職務資格証書>を有する。 5 5%以上の従業員が観光管理機構に認可する“ホテル職業英語等級試験”を合格する。 6 代行サービス（コンシェルジュ?サービス）がある 7 エレベータの中には身体障害者に使われるボタンがある。 8 身体障害者客室が有る。
- 25. 採点項目の例1 付録A 施設?設備およびサービス項目採点表 一、満点610点 二、各星級最低得点：一星70点二星120点三星220点四星330点五星420点 番号 項目 総項目 分項目 子項目 次子項 目 小 計 1 立地?周辺環境?建築構造?機能分布 28 1.1 立地?周辺環境 11 1.1.1 立地 6 交通便利の地域（空港、駅、港町、観 光型あるいは会議型）， 6 付録B 施設設備維持、保養および清潔、衛生採点表 各ホテルの得点率：一星90%、二星90%、三星92%、四星95%、五星95% 項目 具体標準 維持、保養採点範囲 清潔、衛生採点範囲 点 数 実際得点 点 数 実際得点 優 良 中 差 優 良 中 差 一． 周囲環境 1.庭園 無傷、整然；清潔、無ゴミ 8 8 7.2 6.4 4 10 10 9 8 5
- 26. 採点項目の例2 付録C.サービス質の評価検査表 各星級の得点率：一星級90%、二星級90%、三星級92%、四星級95%、五星級95% 項目 標準 点 数 実際得点 優 良 中 差 一. 従業員容貌風采 1.服装 服装の清潔度 完整、きちんと、清潔 10 10 9 8 5 付録D サービスと管理制度要求 項 目 一星 級(7 項目) 二星 級(7 項目) 三星 級(8 項目) 四星 級(項 目) 五星 級(9 項目) 1. 従業員手帳（支配人の挨拶、サービス理念、 行動原則、福祉、賞罰、安全基本管理制度など を含む） ○ ○ ○ ○ ○ 2. 組織?機構図（ホテル各部門の設置、管理 レベル設置、管理人設置および、各職場の従業 員数などを含む） ○ ○ ○ ○ ○
- 27. 中国と日本の評価項目の対応付け ー必修項目32項目1 順番 項目 1 ホテルのホームページが開設されている 2 外国語接客ができる 3 クレジット決済ができる 4 インターネットで予約ができる 5 ベルマンがいる 6 バリアフリー対応である 7 総客室数（30室以上あれば良い） 8 客室のネット環境が整っている 9 各客室データ(種別(シングルあれば良い)) 10 各客室データ(種別(スイート?ルームあれば良い)) 11 新聞が提供される 12 冷蔵庫がある 13 コーヒー、紅茶、お茶は常備されている 14 モーニングコールがある 15 ルームサービスを行っている 16 靴磨きサービスがある 17 レストランがある
- 28. 18 宴会場がある 19 バーがある 20 喫茶コーナーがある 21 会議室がある 22 娯楽コーナー（ゲーム、カラオケボックス等）がある 23 医療機関との提携ができている 24 外貨の両替が可能である 25 総客室数（４0室以上あれば良い） 26 各客室データ(客室面積は20㎡以上あれば良い) 27 ミニバーがある 28 レストランの種類(西洋料理あれば良い) 29 ビジネスコーナーがある 30 パソコンの貸し出しサービスがある 31 サービスコーナー（インフォメーション、観光カウンター等）がある 32 アウトドア観光のインストラクターがいる 中国と日本の評価項目の対応付け ー必修項目32項目2
- 29. 順番 必修選択項目 1 コンシェルジェがいる 2 バリアフリー対応である 3 ハンディキャップルームがある 4 セーフティボックスが設置されている 5 化粧品が備え付けられている 6 シャワーブースがある 7 バスとトイレは別になっている 8 禁煙ルームが設定されている 9 禁煙または分煙エリアが設定されている 10 独立のバーがある 11 アイロンが備え付けられている 12 美容室がある 13 サウナがある 14 ショッピング店舗の種類（専売店あるいは商店あれば良い） 15 文化コーナー（ギャラリー、図書コーナー等）がある 16 天然温泉がある 18 スポーツ施設がある 中国と日本の評価項目の対応付け ー必修選択項目18項目
- 30. 札幌におけるホテルの検証１ 順番 項目 ホテル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 1 ホテルのホームページが開設されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 外国語接客ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 クレジット決済ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 インターネットで予約ができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 5 ベルマンがいる ○ 6 バリアフリー対応である ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 総客室数（30室以上あれば良い） ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 客室のネット環境が整っている ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ 9 各客室データ(種別(シングルあれば良い)) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10 各客室データ(種別(スイート?ルームあれば良い)) ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 11 新聞が提供される ○ ○ × ○ ○ ○ ○ 12 冷蔵庫がある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 13 コーヒー、紅茶、お茶は常備されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 14 モーニングコールがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 15 ルームサービスを行っている ○ ○ ○ × × × ○ ○ ○ 16 靴磨きサービスがある ○ ○ × × 17 レストランがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 18 宴会場がある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 19 バーがある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 20 喫茶コーナーがある ○ × ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ (1種類あれば良い) 21 会議室がある ○ × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ 22 娯楽コーナー（ゲーム、カラオケボックス等）がある ○ × ○ × × (1種類あれば良い) 23 医療機関との提携ができている 24 外貨の両替が可能である ○ ○ ○ ○ ○ ○
- 31. 札幌におけるホテルの検証２ 25 総客室数（４0室以上あれば良い） ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 26 各客室データ(客室面積は20㎡以上あれば良い) ○ ○ 27 ミニバーがある ○ ○ ○ ○ ○ 28 レストランの種類(西洋料理あれば良い) ○ ○ ○ ○ ○ ○ 29 ビジネスコーナーがある パソコンの貸し出しサービスがある (すべて満たす) × ○ ○ ○ 30 サービスコーナー（インフォメーション、観光カウンター等） がある ○ ○ ○ ○ ○ 31 アウトドア観光のインストラクターがいる ○ ○ ○ ○ 順番 必修選択項目 1 コンシェルジェがいる ○ ○ 2 バリアフリー対応である ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 ハンディキャップルームがある ○ ○ ○ 4 セーフティボックスが設置されている ○ ○ ○ ○ 5 化粧品が備え付けられている ○ ○ 6 シャワーブースがある ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 バスとトイレは別になっている ○ ○ ○ ○ ○ 8 禁煙ルームが設定されている ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 9 禁煙または分煙エリアが設定されている ○ ○ 10 独立のバーがある ○ ○ 11 アイロンが備え付けられている ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12 美容室がある × ○ ○ 13 サウナがある × × ○ ○ 14 ショッピング店舗の種類（専売店あるいは商店あれば良い） × ○ ○ ○ 15 文化コーナー（ギャラリー、図書コーナー等）がある × ○ 16 天然温泉がある × ○ ○ 17 娯楽コーナー（ゲーム、カラオケボックス等）がある × 18 スポーツ施設がある ×
- 32. 今後の展開 運用側 利用者 ホテ ル 観光 者 代理 店 運用 者 MySQL インターネット Web ブラウザ Web ブラウザ Apache OS Linux Webサーバ PHP 必修項目32項目 必修選択項目18 項目 ホテル情報 システムの概要
- 33. 今後の展開 ホテル利用画面 評価結果登録 ホテル評価 ホテル評価Webシステム 観光客利用画面 ホテル情報検索 ホテル評価 予約 アピール 自己点検 結果 結果 情報検索 ホテル評価 交換 評価画面 必修項目チェック（32項目） 必修選択項目チェック（18項目） 結果表示 ホテル 旅行者 いいホテル を探したい システムの機能