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贬补苍诲濒颈苍驳について
? 運動学習におけるHandling
? Handlingと感覚システム
? Handlingの先行研究
本日の内容
課題の難易度調整
〇類似課題の難易度の調整〇
部分練習法
課題の要素を部分的に練習し調整する方法
自由度制約
関節の自由度を制約し調整する方法
パラメータ調整
運動の大きさや速さなどを変更し調整する方法
補助具?介助
杖などの補助具やハンドリングなどを利用し調整する方法
才藤ら 2010
課題の難易度調整
〇類似課題の難易度の調整〇
部分練習法
課題の要素を部分的に練習し調整する方法
自由度制約
関節の自由度を制約し調整する方法
パラメータ調整
運動の大きさや速さなどを変更し調整する方法
補助具?介助
杖などの補助具やハンドリングなどを利用し調整する方法
才藤ら 2010
課題の難易度調整
達成度
練習量
目標課題目標課題
促通(facilitation)
促通して運動を生じやすくし、
運動を実現させ、その運動を
繰り返し実施する。
?EMS
?TMS
??????????手技
才藤ら 2010
パフォーマンスの変化
= 練習の一時的効果 + 練習の永続的効果
運動学習は、練習や経験に基づく一連の過程であり、
結果として技能的行動を行い得る能力の比較的永続的
な変化をもたらすものである
セラピストのための運動学習ABC
運動学習とは?
パフォーマンスの変化
= 練習の一時的効果 + 練習の永続的効果
運動学習
セラピストのための運動学習ABC
運動学習とは?
運動学習は、練習や経験に基づく一連の過程であり、
結果として技能的行動を行い得る能力の比較的永続的
な変化をもたらすものである
運動の企画
運動
内在的フィードバック
運動感覚
視覚
関節受容器
皮膚感覚
筋感覚
前庭覚
比較?照合
内部モデルの生成
外在的フィードバック
?結果の知識(KR)
?パフォーマンスの知識(KP)
補
助
運動学習とは?
運動
様々な運動感覚
抽出された
運動感覚
注意
内部モデル
KP
KR
同時フィードバック
? 動作前や動作中に行われ
るもの
? 動作目標の焦点化を図る
もの
ex)言語教示、Handling???
最終フィードバック
?動作終了時に課題結果や
パフォーマンスの特徴を
伝えるもの
?運動記憶を顕在化する役
割を担う
運動プログラムの修正
外在的フィードバック
●同時フィードバック●
?内的焦点(internal focus)
関節運動や具体的身体部位の運動軌道のように
自分の身体そのものに注意を向けるもの
?外的焦点(external focus)
壁に体を近づけるや道具の軌跡など身体外の環
境や道具へ注意を向けるもの
外在的フィードバック
Handlingは…?
●効果●
? 筋出力のコントロール
? 感覚閾値のコントロール
? 出力のタイミングのコントロール
→運動パターンを変化させる
同時フィードバックの内的焦点化を図る
? 学習初期には、内的焦点化を行った方がよい
学習効果が得られる可能性がある。
? 学習が習熟しているものに内的焦点化を図る
とパフォーマンスが低下する可能性がある。
? 理解や注意が悪く、身体に注意を向けること
が難しいものには、外的焦点化を行う方がよ
い学習効果が得られる。
? ハンドリングは、同時フィードバックの内的
焦点化を図るものである。
要約
いらすとや:
http://www.irasutoya.comより引用
重力と抗重力伸展活動
地上において、物体は地球に
引き寄せられている。
物体がある位置にとどまるた
めには、引き寄せられる力に
抗する力が必要。
重力により身体は常に鉛直下へ牽引さ
れている。
様々な姿勢?動作を維持?継続するために必要な
筋張力
渡邉裕文他:筋緊張(姿勢筋緊張)について 関西理学 2010
筋肉によって発揮される関節モーメントが、重力に
よって生じる関節モーメントに打ち勝てるかどうか
で評価できる。
脳卒中の障害?病態とその理学療法アプローチ 文光堂
抗重力伸展位を保つ(重心を高く保っておける)能力
〇姿勢筋緊張〇
重力と抗重力伸展活動
足部
下腿
大腿
骨盤
胸郭
脊柱
肩甲骨
頭頚部
重力と抗重力伸展活動
Handling
?抗重力伸展活動をサポートする
?De-weight
※物理的に身体を持ち上げるLiftで
はなく、De-weightした際に追
従してくる反応を重視する。
内側運動制御系 外側運動制御系
?同側の前索を下行
?両側支配
?体幹筋?近位伸筋群を制御
?起立?歩行
?姿勢反射?平衡?筋緊張
?反対側の背側索を下行
?反体側支配
?遠位屈筋群を制御
?手指の巧緻運動
?感覚入力の制御
高草木薫先生講義資料より
姿勢筋緊張
姿勢筋緊張 随意収縮
脳幹からのコントロールだけでな
く、脊髄レベルでも姿勢筋緊張は
コントロールされている。
Hands onによる介入にて姿勢筋
緊張を変化させることができる
姿勢筋緊張
●Ⅰ补線維の情報伝達経路は?
感覚システム
●Ⅰ补線維の情報伝達経路は?
感覚システム
●相反抑制の情報伝達経路は?
感覚システム
●相反抑制の情報伝達経路は?
感覚システム
●Ⅰb線維の情報伝達経路は?
感覚システム
●Ⅰb線維の情報伝達経路は?
感覚システム
●反回抑制の情報伝達経路は?
感覚システム
●反回抑制の情報伝達経路は?
感覚システム
Ⅰ产介在ニューロンは、安静時は抑制、移動運動時は促通に
働く。
カンデル神経科学
Ⅰ产介在ニューロン
腱の伸張は介在ニューロンに接続するⅠ产求心性線維を活性する。歩行中、
立脚相でのGTOからの入力は、下肢伸筋群へのα運動ニューロンを促通す
る。遊脚相では同じ筋群を抑制する。
カンデル神経科学
Ⅰ产介在ニューロン
カンデル神経科学
Ⅰ产介在ニューロンは、ゴルジ腱器官
からの入力だけでなく皮膚受容器や
関節受容器からの入力を受ける。
空間的な加重を加えることで、Ⅰ产介
在ニューロンは、発火しやすくなる。
Ⅰ产介在ニューロン
●時間的加重●
同じ刺激を反復して入力することでシナプス電位が加算されて
大きくなる現象
ゴルジゴルジゴルジ
出力
●空間的加重●
1つのニューロンに別々に収束する刺激を同時に入力することで
シナプス電位が加算されて大きくなる現象
出力
ゴルジ
加重
Handlingの先行研究
健常成人に対して閉眼片脚立ち練習をハンドリング下で行った結果、短期練習
及び長期練習ともに重心動揺の減少を認めた。
中村信義ら 2000
片麻痺患者に対して、ハンドリングあり?なしの条件で歩行を行った結果、
ハンドリングありの条件の方が、骨盤の動揺が少なく、左右対称性を示した。
中島康貴ら 2014
ハンドリング下での歩行の間、麻痺側の立脚時間延長と股関節伸展角度の増大、
左右対称性の改善、歩行速度の向上、麻痺側立脚時の下腿三頭筋?外側広筋?
大腿二頭筋?中殿筋の筋活動向上を認めた。
Hesseら 1998
片麻痺患者の起立動作に対して、ハンドリングを用いた治療を行った結果、統
合していた筋シナジーの時間パターンが分離し、重心移動を上方に切り替える
タイミングが早くなった.また、この筋シナジーの時間パターンの変化は治療
後、ハンドリングを行わない条件でも認められた。
湖上碩樹ら 2017
Handlingの先行研究
健常成人に対して閉眼片脚立ち練習をハンドリング下で行った結果、短期練習
及び長期練習ともに重心動揺の減少を認めた。
中村信義ら 2000
片麻痺患者に対して、ハンドリングあり?なしの条件で歩行を行った結果、
ハンドリングありの条件の方が、骨盤の動揺が少なく、左右対称性を示した。
中島康貴ら 2014
ハンドリング下での歩行の間、麻痺側の立脚時間延長と股関節伸展角度の増大、
左右対称性の改善、歩行速度の向上、麻痺側立脚時の下腿三頭筋?外側広筋?
大腿二頭筋?中殿筋の筋活動向上を認めた。
Hesseら 1998
片麻痺患者の起立動作に対して、ハンドリングを用いた治療を行った結
果、統合していた筋シナジーの時間パターンが分離し、重心移動を上方
に切り替えるタイミングが早くなった.また、この筋シナジーの時間パ
ターンの変化は治療後、ハンドリングを行わない条件でも認められた。
湖上碩樹ら 2017
Handlingの先行研究
〇筋シナジー〇
?筋シナジー
多数の筋の活動にみられる協調構造のことで、複数の筋の同時活動の事
をさす。これらの筋は、常に決まったパターンで協調して活動している。
?人間の身体の動き
多数の筋肉(約400個)と多数の関節(約300個)を自在に制御するこ
とで成り立っている。1つ1つの筋をそれぞれ制御するとすると、もっと
も単純な運動でさえも四肢の何千もの運動単位で多数の筋を調整する必要
であるため、脳にかかる負担は膨大で複雑な動きをコントロールすること
は困難である。
そのため、多数の筋や関節からよく使われる組み合わせと活動パターン
(筋シナジー)をあらかじめ複数作っておき、これらを介して動きを制御
する。筋を直に制御するのではなく、筋シナジーを介して間接的に制御す
ることで、脳にかかる負担を軽減する事ができる。
関和彦 2017 , 青井信也 2014
歩行の筋シナジー
青井伸也 2015
歩行は5つの筋シナジーで構成されている
歩行の筋シナジー
青井伸也 2015
5つの筋シナジーはCPGによりコントロールされている。
歩行の筋シナジー
歩行筋シナジー
シナジー1
シナジー2
シナジー3
シナジー4
シナジー5
健常者
シナジー1
+
シナジー2
シナジー3
+
シナジー4
シナジー5
脳卒中者 治療介入
横山 光?他 2018より改
Handlingの先行研究
片麻痺患者の起立動作のリハビリテーション
における理学療法士の技能解析
湖上碩樹ら 2017
(目的)
リハビリテーション中の起立動作の筋シナジーに与える影響を調査
すること
(方法)
?片麻痺患者6人に対して実施
?セラピストは、麻痺側の膝と骨盤後面からハンドリングを行った
?介入前?介入中?介入後の筋活動と身体機能、重心の軌跡、床反力
ベクトルを計測した
動作分析臨床活用講座より
木野本誠 先生 講義資料より
Handlingの先行研究
起立動作は4つの筋シナジーで
構成されている。
シナジー1:体幹前屈
シナジー2:離殿と重心前方移動
シナジー3:下肢?体幹の伸展
シナジー4:立位の安定
Handlingの先行研究
湖上碩樹ら 2017
介入前
?構成される筋シナジーは健常者と同じであった
?ピーク値および時間パターンに変化があった(特にシナジー1)
?筋シナジー1と2の時間パターンが統合していた
湖上碩樹ら 2017
Handlingの先行研究
介入中
?筋シナジー1のピーク値が高くなった
?統合していた筋シナジーが分離した(筋シナジー1,2)
?重心移動を上方に切り替えるタイミングが早くなった
?床反力ベクトルは起点が踵に近づいた
Handlingの先行研究
起立動作の変化は、介入後、ハンドリングを行わない条件でも持続した
(ハンドリング中の方がよい結果であった)
木野本誠 先生 講義資料より
Handlingの先行研究
まとめ
? 調査の結果より、理学療法士は離床のタイミングを教示
していた。
? この教示により片麻痺患者の結合していた筋シナジーの
時間パターンが分離し、重心移動を上方に切り替えるタ
イミングが早くなった。

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贬补苍诲濒颈苍驳について

Editor's Notes

  1. 私たちが行う介入、つまり、ハンドリングを含めた介入は运动学习にのっとって行う必要がある。
  2. Ⅰ补
  3. Ⅰ补
  4. Ⅰ补
  5. 相反抑制
  6. Ⅰ补
  7. Ⅰ产
  8. Ⅰ补
  9. 反回抑制(レンショウ抑制)