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滨辞罢を活用したビジネス构筑ポイント
Takatsugu Kobayashi
@ 0-1 Booster
12/02/2016
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1. 自己紹介
2. 物をサービスにするとどうなるか?
3. レイヤー化するIoTビジネス構造
4. 精密農業を例にして
5. 最後に
Agenda
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★ 専門/コンサルティング経験領域
- データ戦略策定
- データ分析組閣支援
- アルゴリズム開発
- 投資案件Due Diligence支援
- IoTビジネス企画策定支援
- 海外市場調査?契約交渉
★ 実績のある業界
- 飲料業界
- インターネット通信業界
- EC物販業界
- 製薬業界
- 食材流通業界
- 農業業界
- 健康フィットネス業界
? インバウンド観光業界 など
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物をサービス化するとは
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歯ブラシのビジネスモデルって何でしょう?
材料仕入れて
組み立てて
消費者に売る
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歯ブラシのビジネスモデルを違った形にできませんか?
消費者に配って
虫歯予防を目的に
歯医者からアドバイス
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Philips Sonicare FlexCare Platinum Connectedを使うと、タイマーセットされ
た2分間の歯ブラシで磨きが足りない部分を可視化してくれる
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虫歯になる前に
家にいながら
歯医者から直で
アドバイスが
もらえる
Personalized
口内衛生アプリ
による適切な
口内衛生維持
口内衛生に
特別な注意を
払っている
親子
衛生関連製品
の開発を狙う
エンジニア
量販店
EC
App Store
口内衛生
アドバイザー
データ
アルゴリズム
3D Map
歯ブラシの販売(物販)
医師プラットフォーム参加料
SDKを使った衛生製品開発基盤利用料
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IoTビジネスの本質は、あるビジネス課題に対して、「物」を繋げることで「知
識」が繋がることで、どう新しいビジネスモデルを作るか、その価値提供です
物販
物を介したエコシステム
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レイヤー化するIoTビジネス
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絶えずるIoTエコシステムに集まるデータをどう収益に繋げるかは、各構成レイ
ヤーのどの課題を解決すればビジネスの価値提供が円滑になるのかが重要です
センサー?エッジ端末など
OS
データベース?データ処理
分析エンジン
分析ルール?洞察
ユーザーインターフェース
提供者 受益者
参考: 「IoT時代の競争分析フレームワーク」& 「IoT/IoEキャンバスの紹介」
物理
レイヤー
デジタル
レイヤー
価値提供
センサー?エッジ端末など
OS
データベース?データ処理
分析エンジン
分析ルール?洞察
ユーザーインターフェース
提供者 受益者
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IoTはレイヤー化が激しく、Reference Architectureを参照しながら必要なプレー
ヤーと協業しながら顧客提供価値に集中していくことが肝心です
参考: 「IoT時代の競争分析フレームワーク」& 「IoT/IoEキャンバスの紹介」
物理
レイヤー
デジタル
レイヤー
価値提供人間の力では処理で
きない数の変数を処
理した上でのデータ
分析の精度と拡張性
が重要
情報技術と運用技術
をシームレスに連携
させることが重要
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Difficulty
Raw
Data
Clean
Data
Ad hoc
report
BI
Predictive
Analytics
PrescriptiveA
nalytics
過去何が起きたか
DIagnostic
Analytics
なぜ何が起きたか
将来何が起きるか
将来何をすべきか
過去のデータを使った「将来何をすべきか」の精度が高いほど分析価値が高い
ですが、そもそもどのデータをどの精度でどの頻度で集めればいいのか?
データ分析と価値の規模
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IoTビジネスをその構成要件の組合せと相互作用を考慮しながら、取り巻くプ
レーヤーの立ち位置を理解することが有用です
個別業務 全体業務 屋内 ネットワーク インフラ
自律
最適化
制御
監視
見える化
垂直展開
分析と連動させることで
限られた範囲をスマート
化していく
水平展開
通信技術を駆使して広範
囲の業務を連携させ繋が
りをスマート化していく
スケール化
通信技術を駆使して広
範囲の業務を連携させ
繋がりをスマート化
自律
最適化
制御
監視
見える化
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既存ネットワークでソフトウェア制御で対応していく垂直展開と毛色が違い、
時空間的に広がりを持つ水平展開には規格の平準化がマストになります
個別業務 全体業務 屋内 ネットワーク インフラ
垂直展開
データ分析者の不足に
よってモデリングの自動
化?設計の簡素化が必要
水平展開
異なる機器を必要なデー
タ転送?通信接続を達成
するための標準化が必要
スケール化
平準化していく技術環
境の上で設計をさらに
簡素化していくことで
素早いIoT開発を実現
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業務範囲と分析範囲をクロスし、自社と協業先の強みとの親和性?拡張性を評
価すれば、最終的に新しいビジネスモデルを創出を組み立てることが可能です
個別業務 全体業務 屋内 ネットワーク インフラ
自律
最適化
制御
監視
見える化
自社の
強み
A社の
強み
B社の
強み
端末?OSの規格が同じならA社
と共に個別業務最適化を目指す
B社が対応できていない技術に強
みがあればA社と組んで対抗
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例えば、インターネットで繋がる歯ブラシによって広がるビジネスの可能性、
多様性のあるデータを多くどう集めるか、そのビジネスモデルの変化が重要
ジレットモデル
消耗品の故障予兆や同規
格の消耗品を揃えること
で消耗品と故障予兆に関
するルールを集めたプ
ラットフォーム化が進む
従量課金モデル
一つ300ドルくらいする
本体を売り切りではなく
利用回数別の収益モデル
に買えることで物のサー
ビス化が進む
物のジレットモデルではなく
知識のジレットモデルを目指す
知識共有?ビジネス拡張するこ
とで新しい収益モデルを創る
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精密農業を例にして
日本でもDroneジャパンが設立されるなど、農業テックや食料テックの分野は注
目されていきますし、データを使った儲ける仕組みも登場してきています
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Source: http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/DTrans/ecs/021500013/
土壌センサーで地中から、ドローン空撮で地上から、計測データから分析結果
を弾き出し、トラクターをプログラムして作業の最適配分を行うのが典型的
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定植前
土壌調査
Drone
空撮
実地
色計測
色解析
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定植前
土壌調査
Drone
空撮
実地
色計測
色解析
センサーから集められたデータを基に、天気予測を行ったり、葉脈付近の気温
や湿度を推測しながら、環境ストレスがどれくらいかかっているか理解します
土壌センサーで地中から、ドローン空撮で地上から、計測データから分析結果
を弾き出し、トラクターをプログラムして作業の最適配分を行うのが典型的
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定植前
土壌調査
Drone
空撮
実地
色計測
色解析
Source: http://itnp.net/article/2015/06/03/1277.html
最近のドローンは安定かつ自動飛行が可能なものが多く、衛星写真や地図デー
タと連携することで、無駄無く高画質な圃場イメージを撮影できます
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撮影した画像は色変換処理を行い、圃場のどの部分に窒素が集中しているかな
ど把握し、時系列分析を行うことで生育状況の変化も見ることが可能です
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ただ、ドローンで撮影した画像をそのまま分析に使うのはまだ難しく、地上で
のサンプリング計測値を照合することでより精度の高い分析が可能になります
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定植前
土壌調査
Drone
空撮
実地
色計測
色解析
Souce: http://www.tankonyvtar.hu/hu/tartalom/tamop412A/2011-0085_precizios_novenytermesztes/ch12.html
次に、色画像処理を機械学習アルゴリズムを使って行い、圃場状態を数個のグ
ループを使って分類など行い、施肥計画や農薬散布を効率化していきます
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定植前
土壌調査
Drone
空撮
実地
色計測
色解析
Source:https://agfundernews.com/farmers-edge-acquires-granduke-geometrics.html
自律走行トラクターは18年の商用化を目指していますが、こういった大規模農
業向けの精密農業は北海道を除き、日本での利用拡大は採算が合いません
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Source: http://response.jp/article/2015/01/16/241807.html; http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2005/cryo05-16.html
作業目的に合わせて
GPSの精度を変え
られます
大規模農業向けに発展したこういった精密農業は正直日本での拡大は難しく、
小中規模農業向けにアレンジしていく必要があります
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1.トラクターをスマホだと考えたら?
2.トラクターをシェアできたら?
3.トラクターを分散処理できたら?
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IoTをビジネス化するには
「ビジネス目的」ドリブンで
「物」を繋げて
「洞察」が異業種にも繋がる

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