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kintone vs Salesforce
鈴木 佑介
2015/9/14
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自己紹介
1984年2月21日生まれ
31歳
IT業界に入ったのは遅く
25歳になってから
最初は会社勤めでJavaやらPHPのWeb系言語を
やってましたが、29歳の時に
自分がこの業界に対してどれくらいの
価値があるのだろうかと思い悩み、
会社を辞め、フリーランスへの道を歩む。
フリーで常駐させて頂いた
某F社で初めてSalesforceを知る
おかげでSalesforceの実装?設定も
一通り出来るようになり今日に至る
ちなみにSalesforce.com認定developerです。
個人事業主では私含め16名おります
(2015/09/01現在)
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今までは、Salesforceの設定なんかを主にやっていた私ですが、
現在では、皆様が主に使っているkintoneの設定やら実装やらを
業務として携わらせて頂いております。
(ちなみにkintoneはこの現場に来てからなので、5ヶ月程度)
そんな私が、今日の勉強会のテーマは
kintone vs Salesforce
kintone vs Salesforce
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kintone vs Salesforce
とは言ったものの、そんな大した話し
ではありません。
まずは知らない人の為に簡単に
Salesforceとは何かを簡単にご説明し
ます。
SalesforceとはSalesforce社の製品です。
Salesforceはクラウド製品の1つで、
saasであり、paasでもあります。
kintone vs Salesforce
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kintone vs Salesforce
Salesforceの得意分野とは
主に、営業支援/営業管理(SFA)や
顧客関係管理(CRM)が得意な製品に
なります。
では、kintoneはどうでしょうか。
kintoneでも営業支援/営業管理
(SFA)や
顧客管理は可能です。
※アプリの作成さえすれば
※ちなみに、皆さんご存じだとは
思いますが、kintoneはcybozu社の製品に
なります。
VS
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kintone vs Salesforce
ではどういう場合に、
使い分けをするのが良いでしょうか。
それをわかりやすく説明し、皆様が
他の人に説明出来る様になる!
(くらいまでガンバる)
というのが自分に課した
本日の私のミッションです。
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kintone vs Salesforce
それぞれのメリット/デメリットを一覧に致しました。
こちらを順に説明致します。
kintone Salesforce
SFA アプリを作成すれば可能 標準装備(salescloud)
CRM アプリを作成すれば可能 標準装備(servicecloud)
価格 月額1,500円/1ユーザ 月額15,000円/1ユーザ
(salescloud)※1
学習コスト 低い 高い
標準機能の豊富さ アプリを作る必要がある 豊富、豊富すぎて困るくら
いある
UI 日本人好み、わかりやす
い
入力が多く、UIもわかりに
くい
コミュニケーション スペース、アプリなどで
行う
chatterやTODOを使う
それぞれの売り アプリが簡単に作れて安
い(早い)
豊富な標準機能とブランド
力
※あくまで個人的な見解です。※1 一番利用されているEnterpriseEditionの料金になります。
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kintone vs Salesforce
続き
kintone Salesforce
連携 アプリ間の連携が貧弱 標準の設定で行える
プロセス管理 標準装備 標準装備
メール 標準ではなし(メールワ
イズで出来る)
標準装備
ワークフロー なし(実装する必要あり) 標準装備
開発言語 JavaScript Apex,Visualforce,Lightnin
g
デバッグ ChromeのdevloperTool
とかでなら可能
可能
IDE なし あり。各種プラグインもあ
る
ログ なし あり
※あくまで個人的な見解です。
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kintone vs Salesforce
メリット?デメリットは理解したが
結局な所、どちらを使うの?
私が考えるに、
ドンドン運用が変わっていく、または
事業の施策が変わっていく場合にはkintoneが適しているように
思います。
理由としましては、先ほどの一覧にもありましたが、
まずは価格の部分で導入しやすいこと。
月額なので、使えないと感じたらすぐに辞める事が可能な事と
速さや柔軟性を求められる事業では、kintoneのように
小回りの利くサービスの方が良いと思う為です。
アプリも作成しやすく、早い段階で運用業務等の
改善などが見込めます。
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kintone vs Salesforce
では、Salesforceはと言うと、、
Salesforceでは定常的に行われている業務や
部署間の連携が頻繁に行われる場合に関しては、
他部署も巻き込んでSalesforceを提案してくのが
いいと思います。
(kintoneはアプリ間連携が弱いため)
Salesforceがkintoneより優れている所は、
kintoneで言うところのアプリ間の連携のしやすさ、
標準機能の豊富さにあります。
標準でワークフローが付いてる魅力がある。
また、Salesforce導入する場合には、
コンサル等に頼らず、Salesforceでどういった事が
出来るかを把握している人が部署で1人は
居るのが理想のように思います。
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kintoneは急な運用業務に適している。
しかし、運用内でもプロセスが決まりきった
業務(定常業務)があるようであれば、Salesforceに少し
ずつ切り出していくのもありかもしれない。
kintoneの業務改善のスピードは国内最強クラス
しかし、アプリ間の連携が貧弱。実装する必要が多々あ
る。
Salesforceの標準機能の豊富さは群を抜いている。
標準機能でメール、ワークフロー、承認プロセスがある。
まとめ
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kintone vs Salesforce
ご清聴ありがとうございました

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