? LINE新着物件通知 リリース!! PJ進行に沿って話す、 PjM/PdMとして やったこと
- 1. ? LINE新着物件通知 リリース!! PJ進行に沿って話す、 PjM/PdMとして やったこと LIFULL HOME'S事業本部 マーケティングコミュニケーション部 CRMUリテンションG 千葉 礼美（CHIBA Reimi）
- 2. 以下のことがわかるようになっています? 1. 「LINE新着物件通知」とは？ 2. プロジェクトの立ち上げ 3. プロジェクトの実行 4. プロジェクトの終結 5. PdM/PjMのスキル発揮とキャリア形成
- 3. 自己紹介 1991年 宮城県で?????! 気仙沼生まれ仙台育ちのやぎ座のB型 2009年 日本電子専門学校Webデザイン科入学 2010年 LIFULL最終選考不採用 社長「君のビジョンには魅力がない」 2011年 恵比寿の制作会社にWebディレクターとして新卒入社 └ガラケ→スマホ転換期でサイト制作案件はそればっかやってた └ベトナムのオフショア開発子会社へ3ヶ月出向した後、スマホアプリ開発PjMに 2014年 LIFULL中途採用 国際事業部の採用面接 └酒とラーメンの話してたら受かってた 2016年 産休 2017年 復職 賃貸事業部UXU 2019年 「メール改善やらせてくれぇ！」つって今の部署に異動 千葉 礼美（CHIBA Reimi） 好きなものは酒と女とラーメン? 可愛い旦那と、可愛い娘と、可愛 いヤマトヌマエビと仲良く暮らし ています。
- 11. プロジェクトの立ち上げ - 課題発見 「その効果的な機能はウチにもあるけど、効果発揮してるのか？」と疑問に思い、調査。 「この条件で新着メールを受取る」を押してからSNS OAuth認証を通過して メールアドレスのアクティベーションをするユーザーの割合は7.55%。 メールの課題 OAuth認証を取り除くなどの登録フローを簡略化をさせて、 「すぐに使える機能」にする メール以外 の手段 OAuth認証が関係しない別の手段をadd onする え???想像以上に少ない????
- 12. プロジェクトの立ち上げ - 課題発見 メールの課題 OAuth認証を取り除くなどの登録フローを簡略化をさせて、 「すぐに使える機能」にする メール以外 の手段 OAuth認証が関係しない別の手段をadd onする え???想像以上に少ない???? ?課題感でかくない? ???!異動???! ?省資源で実現できそう!!???!異動???! 「その効果的な機能はウチにもあるけど、効果発揮してるのか？」と疑問に思い、調査。 「この条件で新着メールを受取る」を押してからSNS OAuth認証を通過して メールアドレスのアクティベーションをするユーザーの割合は7.55%。
- 16. プロジェクトの立ち上げ - PJオーダー 戦術に自分の提案施策を入れるために 各ニーズと自分のサービス企画をすり合わせる 合意形成を得るためにたくさんの人を納得させる必要があります。 自分の進めたいベクトルを、意向に合わせて調整しながらも自分が絶対に譲れないと 感じる課題意識は実現に持っていけるように必要な材料 えて完全武装します。 あわせて、相手が欲しがっている材料も えておくと合意形成がスムーズに進みます。
- 19. プロジェクトの実行 - スコープの絞り方 ? cut feature（機能削減）/won't fix（やらない） ● 配信登録時に既存のログインと連携させる ● 「保存条件」機能と連携させる ● 配信停止をWeb上にも持たせる ● 棟寄せ/戸寄せをして同じ物件の配信はしない ● 物件一覧（/list）「0件物件画面」の実装はしない ● LINEリッチメニューから配信設定ができる ● 配信登録した検索条件が確認できる などなど…
- 20. プロジェクトの実行 - スコープの絞り方 cut feature/won't fixの決断方法 プロジェクトが「成功」と言える条件を先に定義 「1,2月のU物件数増加を追い風にする」、「繁忙期来訪UUへのアプローチを閑散期に できるようにしたい」、そうすれば反響数と売上を下げないままLINE友だち数を増やす ことでUA構想の実現「住まい探しをはじめるユーザーと伴走する」フェーズを果たす ことが可能になります。これら定量の要件を強く意識すると、V5既存仕様にぶち当たっ たときのバグトリアージもスムーズにいきます?
- 21. プロジェクトの実行 - スコープの絞り方 cut feature/won't fixの決断方法 私に情報が集まるように広報する? 「メールの担当者です。ナレッジあります」と大きい声で言いまくることで、 要望も疑問も期待も不具合報告もすべて、すべて私に届きます。 LINE新着物件通知は新機能ですが、モデル機能のメールがあることで、それが過去に 経験した失敗やリスクを事前検知することが可能です。 とにかく、既存仕様で「私が一番詳しい人」になることが重要。
- 24. プロジェクトの終結 - ふりかえり（KPT） ?Keepでは、こんなことが挙がりました（PTは改善策に繋がるので非公開） ○ 事前開発していた内製基盤システムがうまくハマった ○ 不具合がテスト段階で発見できた ○ 普段の開発では触れない領域に踏み込んだことでプロダクト知見が溜まった ■ 且つ、この領域の相談先として他部署経験者を確保しておいてもらえた ○ 切り戻し、続行判断ポイントがわかったので試算?計測の指標を次回にも活かせる ○ 効果検証のフィードバックがわかりやすかった
- 27. スキルとキャリア - 私はこんなPjM ● 裁量（EMPOWERD）を与えられると強い ● 問題は必ず解決できるという態度（POSITIVE）を見せまくる ● issueをどれぐらいの深度で、どの範囲で掘り下げたか思考の内訳をひけらかす ● 実現方法や手段までガッチガチに固められた柔軟性の必要ないオーダーは苦手 ● 技術的なことまで設計思想全部知らないと気が済まない、納得できない チームが自律的に動きやすい環境になるはず
- 29. スキルとキャリア - 経歴に箔がついた 外部採用で言えるようになった LINE Messaging APIで新規開発、運用、売上創出 既存プロダクトを健全に運用、改善続けることは当たり前に必要です。 ただ、新機能にチャレンジして、さらに比較的新しい技術分野?プラットフォームで 試せた経験は採用市場で強みになります。基礎知識の応用の証明ですから。 Webサイト、スマートフォンアプリ、SNS、メール、にLINEも追加されました。 やったぜ！