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後部座席タブレットにおけるMaaS時代を見据えた半歩先のUX設計」 [MOBILITY:dev]
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DeNA
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DeNAのオートモーティブ事業本部 スマートタクシー事業部 システム開発部 米山 輝一 が 2019/10/31 に MOBILITY:dev で 登壇した内容をご紹介します。
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後部座席タブレットにおけるMaaS時代を見据えた半歩先のUX設計」 [MOBILITY:dev]
1.
後部座席タブレットにおける MaaS時代を見据えた半歩先のUX設計 米山 輝一 オートモーティブ事業本部スマートタクシー事業部システム開発部デバイスグループ マネージャー 株式会社ディー?エヌ?エー
2.
今日お話すること 2 今のところ 乗り物の中でどう過ごすかについてあまり触れられていない 移動中のユーザー体験はどうあるべきか MaaS =
「移动」のサービス化
3.
自己紹介 3 新卒で楽器メーカーに入社し、音響機器?音楽制作ツール?音楽配信サービスなどの開発リー ダーを歴任したあと2012年にDeNAに入社。 Androidエンジニアとしてエンタメ系アプリの開発を担当したあと、立ち上げ直後の SHOWROOMにJOINし、スタジオシステム設計?大規模中継時の配信技術?番組制作?プロ ダクトオーナーとして従事。 2017年8月よりオートモーティブ事業本部に異動し、MOVをはじめとするハードウェア開発 チームのマネージャーをしながら、後部座席タブレットのプロダクトマネージャーを担当。 米山 輝一 よねやま てるひと オートモーティブ事業本部スマートタクシー事業部システム開発部 デバイスグループ
マネージャー
4.
目次 4 後部座席タブレットの概要 こだわりのポイント 今後実現したい車内のユーザー体験 1 3 2
5.
5 後部座席タブレットの概要
6.
後部座席タブレットとは 6 MOV加盟タクシーの車内に約8,000台※の オリジナルタブレットを搭載 10.1インチワイドの大画面に高精細な動 画広告を配信することで得た広告収益を 事業者に還元※ コンテンツ配信機能やキャッシュレス決 済機能など車内のユーザー体験を便利に する機能も充実 ※ 2019年9月現在。順次台数拡大中 ※ 間接的な還元も含む
7.
後部座席タブレットの機能 7 下記の機能を多言語(日本語?英語?韓国語?中国語簡体字?中国語繁体字)で提供。 ? 広告配信機能 ? 車内案内機能 ?
コンテンツ配信機能 ? キャッシュレス決済機能 ※ 将来提供予定 乗車直後のシートベルト着用案内 コンテンツ(ニュース)広告配信 料金案内(英語版)
8.
後部座席タブレットのコンセプト 8 航空機内のエンタテインメントシステムのように、シーン に応じてシステムの役割が変わる快適さを追求 タクシー乗客にとって価値のある体験を作る ? 離陸前は救命胴衣の案内や非常口の案内が繰り返し表示されている ? 離陸後しばらくするとコンテンツが楽しめたり、飛行計画が確認できたり、買い物ができ たりするようになる ?
着陸直前になると入国審査カードの書き方が表示される ? 着陸後は搭乗のお礼が表示される
9.
9 こだわりのポイント
10.
ハードウェアの特徴 10 バッテリーレスで高耐久?長寿命 時計の保持や機器保護のための小型バッテリーは搭載 VESAマウント対応でスッキリ ハードウェアボタン類も排除して操作も簡単に SIMレスでインターネット通信を 実現し通信コスト削減
11.
SIMレスでインターネット通信を実現する仕組み 11 MOV車両には複数の機器が搭載されてい るがSIMは1車両につき1枚しかない 一般的には複数のSIMが車内に存在することが多い が一本化により年間数千万?数億円のコスト削減 Wi-Fi Direct +
VPNで「P2Pでメッセー ジのやり取りをしつついつでもインター ネット通信できる」環境を実現 P2Pメッセージ用のコネクションとVPN用のコネ クションの2本を常に張っている
12.
なぜWi-Fi Direct +
VPNなのか 12 ? 「空車」や「実車」などのメッセージを乗務員端末から後部座席タブレットへ1対1で確実 に伝達する必要がある Wi-Fi Directは元々ピア?ツー?ピアを前提とした仕組みなので都合が良い ? 設定は極力簡単にしたい デザリングの場合「乗務員端末のアクセスポイントを探して、接続して、PINコードを入れる」必要があるが、 Wi-Fi Directの場合は「乗務員端末で接続したい後部座席タブレットを選択して、後部座席タブレットで承諾」す るだけで接続可能 ? Wi-Fi Directでは通常のインターネット通信はできないので常時接続を諦めていたが… Androidエンジニアのアイディアで「Wi-Fi Directの上にVPNを張る」というアイディアが生まれ、VPN部分を 独自開発することで常時インターネット通信を実現
13.
UX?基本設計 13 ? タクシーメーターと完全連動し乗務員の手 間をかけることなくシーンに応じた動作を する ? MOV配車だけでなくすべてのタクシー乗客 にリーチするプロダクトのため嫌われては いけない ?
広告以外のコンテンツをきちんと見せたい しかし広告表示は極力多くしたい ? 個人情報はもちろん、プライバシー情報も 一切外部に提供しない仕組み
14.
UIの変遷 14 実機で手触り感を何度も確かめながらブラッシュアップ 2018.4 米山によるプロトタイプ 2019.10 現在のデザイン 2018.5 ワイヤーフレーム 2018.9 ワイヤーフレーム 2018.11 デザインv1
15.
外部機関による安全性の検証 15 ハードウェアの安全性をあらゆる角度から検証 衝撃試験の様子コンピューター シミュレーションによる 設計時の検証 衝撃試験成績書 各種環境試験
16.
16 今後実現したい車内のユーザー体験
17.
これまでの気づきと今後の方針 17 ? タクシーを利用する理由や状況は様々 ビジネスマン、主婦、病院へ行く高齢者などなど。雨の日は需要が急増し、日曜日は需要が比較的少ない。 平均乗車人数1.3人※。 ? 1つのシナリオですべてカバーすることは難しい 移動中に電話をしたい人もいる、情報を得たい人もいる。それぞれの利用シーンに応じた振る舞いが必要。 ※一般社団法人東京ハイヤー?タクシー協会「東京のタクシー2019」より算出。 「モード」という考え方を導入
18.
サイレントモード 18 ? 運行管理者により一時的に機能を無効にする機能 例えば葬祭時など、コンテンツや広告の配信がふさわしくない場面でもタクシーは利用される。そんなときにタ クシー事業者の運行管理者が指定した車両の後部座席タブレットの機能を一時的に無効にする機能を提供。
19.
観光モード?イベントモード 19 ※本機能はアイディア段階であり実装予定の機能ではありません。 ? 例えば観光地で 地元の人しか知らないような穴場スポットも乗務員さんなら知ってるかも!?走行位置に連動して、乗務員さん おすすめの観光案内が表示されたり、おすすめの観光ルートを確認できたり。5ヶ国語に対応しているからインバ ウンド旅行者でも安心。 ? 例えばプロ野球の試合終わりで 劇的なサヨナラ勝ちをしたあとの余韻は、できれば家に帰るまで持って帰りたいもの。帰りのタクシーの中で、 今終わったばかりの試合のハイライトが流れたり、ここでしかみられない選手からのコメント動画が観られたり。
20.
まとめ:大事にしたいこと 20 ? 半歩先 =
未来を行き過ぎても理解されない 公共性の高い交通サービスである以上「ちょっと新しい」くらいがちょうど良い。(まだ)理解されない機能は 入れない方が良い。 ? 利益のバランスを保つ 例えば広告だけ表示する端末にすれば短期的には利益はあがる。事業である以上利益貢献しないといけないが、 提供側と受け手双方の利益のバランスを取る必要がある。 ? キープシンプル 移動中の車内では複雑な操作はさせないようにする。機能としてもシンプルに保つなど。
21.
本説明会及び説明資料の内容は、発表日時点で入手可能な情報や判断に基づくも のです。将来発生する事象等により内容に変更が生じた場合も、当社が更新や変更 の義務を負うものではありません。 また、本説明会及び説明資料に含まれる将来の見通しに関する部分は、多分に 不確定な要素を含んでいるため、実際の業績等は、さまざまな要因の変化等により、 これらの見通しと異なる場合がありますことをご了承ください。 株式会社ディー?エヌ?エー 21
Editor's Notes
みなさんこんにちは DeNAの米山と申します。 AIとか機械学習とかの話を期待してご来場いただいた方にはたいへん物足りないセッションになるかも知れませんが、箸休め的なつもりで聞いていただければなと思います。 ちなみに資料を公開しようか迷ってるんですが需要があれば公開しますので、Twitterの#mobilitydevで公開して!ってつぶやいていただければなと思います。 どうぞよろしくおねがいします。
今日お話することは、技術の話は少しだけで、どちらかというとプロダクトよりのお話をさせていただこうと思っています。 MaaSとは移動のサービス化であるとよく言われるところだと思いますが、乗り物の中でどう過ごすかというところについてはあまり触れられていないのかなと思います。 本セッションでは移動中のユーザー体験はどうあるべきなのか、タクシー配車アプリ「MOV」の後部座席タブレットの事例でご紹介したいと思います。
まず自己紹介です。 私は新卒で楽器メーカーに入社してDeNAが2社目です。 楽器メーカー時代にはWebよりのソフトウェアエンジニアとして、音響機器の周辺サービスや音楽制作ツール、音楽配信サービスなどの開発リーダーを行っていました。 DeNAに入社してからはAndroidエンジニアとしてエンタメ系アプリの開発を担当し、その後ライブ配信サービスのSHOWROOMの立ち上げから主に映像配信システムや映像周りのディレクションをやってました。 2年前にオートモーティブ事業本部に異動し、現在はハードウェア開発グループのマネージャーをしながら、後部座席タブレットのプロダクトマネージャーを担当しています。
本セッションは20分間となりますので要点を絞って、少し駆け足でお話したいと思います。 後部座席タブレットの概要 こだわりのポイント 今後実現したい車内のユーザー体験 をお話します。
3:00 まず、後部座席タブレットの概要です。
後部座席タブレットとは、MOV加盟タクシーの車内に搭載しているオリジナルハードウェアのタブレットです。 現在東京?神奈川中心に8,000台が搭載されていて、台数は順次拡大中です。まもなく関西地域でも御覧頂ける機会が増えると思います。 10インチの大画面に動画広告を配信することで、間接的な場合もありますが、タクシー会社様に還元する仕組みになっています。 また、コンテンツ配信機能やキャッシュレス決済機能など、車内のユーザー体験を便利にする機能も搭載しています。
機能について詳しくお話すると、大きく分けて4つの機能があります。 ?まず広告配信機能 ?シートベルト着用案内や料金案内などを行う、車内案内機能 ?ニュースやリアルタイムな交通情報を提供する、コンテンツ配信機能 ?キャッシュレス決済機能 です。 いずれの機能も日本語?英語?韓国語?中国語に対応しています。
この後部座席タブレットは、飛行機のエンタテインメントシステムを参考に開発しました。 飛行機の座席に取り付けられているディスプレイで、 ?離陸前は救命胴衣や非常口の案内が流れていたり ?上空では映画などが楽しめたり、現在どこを飛行しているかが見れたりすると思います このように、シーンに応じてディスプレイの役割が変わる、タクシーの乗客の方にとって価値のある体験を作れるように意識しています。
5:30 次にこだわりのポイントをハードウェア?ソフトウェア両面でいくつかご紹介させていただきます。
最初にハードウェアの特徴ですが、3つあります。 まずバッテリーレスであることです。 車載環境においては熱に弱いバッテリーはタブレット端末の寿命に直結するので、電源を車両から直接供給して動作するタブレットを作りました。 そして見た目をスッキリさせたかったので、VESAマウントに対応させて直接ネジ止めができるようにしました。またボタン類などもすべて取り除いているため、本体操作をしなくても起動するようになっています。 またこのタブレットにはSIMが搭載されていないのも特徴です。これについては次のスライドで詳しくご紹介します。
MOVの車両には配車サービスを実現させるために複数の機器を搭載していただいていますが、1つの車両に1枚のSIMしか搭載されていません。これにより、年間数千万円のコスト削減に貢献しています。 ではどうやってインターネット通信を実現しているかというと、SIMが刺さっている乗務員端末と後部座席タブレットをWi-Fi Directで接続し、さらにその上にVPNをはるという仕組みを独自開発して実現しています。 もう少しだけ詳しく言うと、ピアツーピアメッセージ用のコネクションと、インターネット通信用のコネクションの2本を常に貼っているイメージです。
なぜWi-Fi Direct + VPNなのか、テザリングじゃだめなのか、と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。 後部座席タブレットは乗務員の方の運転の妨げにならないように、乗客が乗っているときにだけ広告やコンテンツを流したいので、タクシーメーターの状態を確実に後部座席タブレットに伝達する必要があります。テザリングの場合は一般的に1対1で接続されることを前提とした仕組みではありませんので、Wi-Fi Directのほうが都合がよかったという背景があります。 また設定のかんたんさも重要です。テザリングの場合はアクセスポイントである乗務員端末と後部座席タブレット双方の操作が必要ですが、WI-Fiダイレクトの場合は非常にシンプルな操作で接続させることができます。 一方Wi-Fi Directでは通常インターネット通信はできない仕組みになっていることが多いので、私も当初は常時接続は諦めていたんですが、Androidエンジニアのアイディアで「Wi-Fi Directの上にVPNをはる」ことで常時インターネット接続ができる環境を実現しています。
ここからはUI?UXの話になります。後部座席タブレットはタクシーメーターと完全連動していて乗務員さんが特に操作することなく、自動的にシーンに応じた様々な動作をします。 まずタクシーメーターが実車になると、乗車のお礼とともにシートベルト着用を促す案内が流れます。それが終わると自動的に広告とコンテンツが交互に流れます。 目的地に到着するとタクシーメーターが「支払い」に変わりますので、それと連動して料金の案内やキャッシュレス決済ができる画面が起動します。 このプロダクトはMOV配車だけではなくそのタクシーに乗車いただくすべての方に向けたサービスなため「嫌われない」ということを意識して開発しています。 広告以外のコンテンツもしっかり楽しんでいただきつつ、個人情報やプライバシーにも配慮した設計となっています。
UIについても、実機でプロトタイプをつくり、実寸で何度も手触り感を確かめながらブラッシュアップしていきました。 開発初期においては、私がSketchでプロトタイプを描き、デザイナーやエンジニアに「こういうものを作りたいんだよね」と共有しつつ、デザイナーとともデザインを作りこんでいきました。 現在のデザインになるまで、少なくとも4回の大きなデザイン変更を経ていて、今も少しずつデザインのブラッシュアップをしていっています。 またここでは触れてませんが、昼と夜では車内の明るさが変わるので、ニュースのようにじっくりと見ていただきたい画面については、昼と夜ではデザインを変化させるような仕組みも入れています。
またハードウェアの安全性を外部機関で検証しています。 具体的には頭部が激突したときに致命傷にならないかどうかを検証するため、設計段階でコンピューターシミュレーションによる試験を行ったり、試作品ができた段階で公的機関での物理的な衝突試験を行い問題ない設計になっていることを確認しています。 さらに熱や雨で重大な問題が起きないかどうかの環境試験も行っていて、メーカーが実施する試験に加えて、DeNAとして独自の基準をつくり、あらゆる角度からハードウェアの安全性を検証しています。
このように様々な车内体験を提供している后部座席タブレットですが、今后実现したいことについてお话します。
後部座席タブレットは今年の1月から運用を開始してこれまで10ヶ月以上稼働していますが、これまでの気付きとしてはこのようなことがあります。 タクシーの平均乗車人数は約1.3人となっていて、比較的パーソナルな移動手段となっています。 またビジネスマン、主婦、高齢者の方など、曜日や時間帯によりタクシーに乗る理由は様々で、1つのシナリオですべてをカバーすることは難しいなと感じています。 そこで、状況に応じて最適な振る舞いをする、モードという考え方を導入しました。
その第一弾として実装したのが、サイレントモードです。 これは、例えば葬祭など、コンテンツや広告の配信にふさわしくない場面でタクシーが利用される場合に、運行管理者さんの指示により、後部座席タブレットの一切の機能が無効になる機能です。 なおこのモードが設定されている場合は、時計だけの表示になります。
ここからは将来の構想となりますので実装されることが決定したわけではありませんので予めご了承いただければと思いますが、例えば観光モード、イベントモードです。 例えば観光地の場合。 MOVの車両は箱根や小田原、京都などの観光地でもご利用いただけますが、観光客を乗せる場合に観光モードに設定でき、観光ガイドなどが表示される機能を考えています。これによってどうせだからこのままタクシーでいこう、というようにタクシー会社さんにとってもメリットのある行動変容を促すという効果を期待しています。 また例えばプロ野球の試合終わりで、私も経験がありますが、交通機関で急に現実に戻されるせつなさってありませんか? 劇的なサヨナラ勝ちをしたあとの余韻はできれば家に帰るまで持って帰りたい。 例えばこのタクシーであれば、その余韻をお家まで持ち帰ることもできるかも知れません。
まとめになりますが、今までこのプロダクトを担当してきて大事にしたいなと思うことが3つあります。 まず、常に半歩先を行くということです。 公共性の高い交通サービスなので、未来を行き過ぎても理解されず、ある人にとって邪魔な機能になってしまうかもしれません。 ちょっとあたらしいくらいの体験を常に提案し続けたいと思っています。 また利益のバランスを保つということも重要です。乗客、タクシー会社、乗務員いろんな人達が関わるサービスですので、ときに乗客のためになることがタクシー会社にとっては不利益になることもあるかもしれません。嫌われないプロダクトを目指して、その利益のバランスは常にとっていきたいと思います。 そして最後はシンプルを保つということです。操作のシンプルさもそうですし、機能のシンプルさ、見せ方のシンプルさなどいろいろな意味を含んでいます。 今はまだタクシーの外と中の体験に連続性をもたせることができてないのですが、MaaSとして捉えたときに、一環した移動体験が提供できるように、これからもいろんな機能を実現していきたいと考えていますので、タクシーにのる機会があればぜひ触っていただきたいなと思っています。
ご清聴ありがとうございました。
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