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新事業で目指す自然言語処理ビジネス
その未来
古川 朋裕
ーMachine Learning 15 minutesー
自己紹介
<名前> 古川 朋裕
株式会社Nextremerで
機械学習/自然言語処理エンジニアを担当
今月退職して起業予定
→新事業で何をやろうとしているのか?
最高の自然言語処理プロダクトを作る
起業して目指すこと
世界一
起業して目指すこと
最高の自然言語処理プロダクトを作る
? googleやIBMに勝つ
○ googleやIBMに無いものを作る
最高の自然言語処理プロダクトを作る
起業して目指すこと
アカデミックな技術だけに注目せずに
ベストパフォーマンスを求める
起業して目指すこと
なぜ自然言語処理の事業なのか?
1.技術の急速な発展
2.近未来の知的システムの基本となる可能性
なぜ自然言語処理なのか?
技術の急速な発展
事例)”Google翻訳が進化
日本語にもニューラルネット適用、自然な訳に”
(引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/16/news085.html)
米Googleは11月15日、ニューラルネットワーク技術を活用した新しい機械翻訳システム(NeuralMachine
Translation)を、日本語など8言語に適用したと発表した。従来より自然な翻訳が可能になり、「飛躍的な前進」と
している。新翻訳システムのAPIを、「Google Cloud Platform」で公開。開発者が自由に利用できるようにし
た???
事例)” IBMのWatson
わずか10分で難症例患者の正しい病名を見抜く”
(引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/16/news085.html)
IBMの人工知能「Watson」が、特殊な白血病患者の病名を10分ほどで見抜き、その生命を救ったと東京医科学研
究所が発表しました。患者は当初、医師に急性骨髄性白血病と診断され抗癌剤治も受けていたものの、まったく効果
が現れていませんでした。東京医科学研究所は「AIが命を救った国内初の事例ではないか」とのこと。???
→Google翻訳の技術の中身は?
Google翻訳の技術的に新しいポイントは?
“Google’s Neural Machine Translation System:
Bridging the Gap between Human and Machine Translation”
(Yonghui Wu et al. 2016 Oct 8)
印象:少しでも精度を上げるために
たくさんの工夫が凝らされている
ポイント:
?wordpieceモデリング
?学習データ量の大幅増加
?重みの量子化による高速化
?強化学習の報酬を評価関数として組み合わせる
なぜ自然言語処理なのか?
技術の急速な発展
→オープン?イノベーションによって論文やツールを使える
起業して目指すこと
なぜ自然言語処理の事業なのか?
1.技術の急速な発展
2.近未来の知的システムの基本となる可能性
(ここ15年程度)
<言語では情報が整理されている>
<非言語ではどう情報を扱うか?が問題>
なぜ自然言語処理なのか?
非言語の知的システムでは
情報?知識の扱いを0から考えなければならない可能性
料理をしよう
ニンジンを切ろう
料理
システム
(故に言語より効率的な可能性もある)
さらに、人間が生み出した知識を利用できる
vicarious (シリコンバレーの人工知能のスタートアップ)
なぜ自然言語処理なのか?
?汎用的な人工知能開発
?数年ではない、とても長期スパンのテーマ
参考文献:http://news.vicarious.com/post/65316134613/vicarious-ai-passes-first-turing-test-captcha
CAPTCHAデモ???変形した文字の読み取りタスク
→90%以上で読み取れる能力
(取り組みを公開しないので謎が多い、言語を扱っていないのかも不明)
→開発に長期期間かかると宣言している
<思考には物体?図など視覚が重要という考え方>
http://ventureclef.com/blog2/?p=2954
視覚中心と思われる知的システム開発企業
vicariousのスタンス
なぜ自然言語処理なのか?
?幅広く使えるものを
新しい手法を独自開発して
長期で実現
自分の新事業のスタンス
?応用ドメインを特化して
オープンイノベーション技術を取り入れながら
短期で実現、すぐに使えるものを開発
+良い機械学習手法が開発できれば非言語にも応用可能
(主観含む)
→そして、より近い未来では
情報の考え方や記述方法が整理されている言語が有利と考える
ビジネスと技術に対する考え方
近未来と言いつつ
そもそも5年以上先のことを
考える必要はないと思う
→現状のビジネス?技術を
正しく把握することが重要だと考える
ディープラーニングブームのきっかけ
???Hinton教授が2012年に
画像認識コンテストで圧倒的成績
ビジネスと技術に対する考え方
(引用先:https://www.google.co.jp/trends/explore?q=deep%20learning)
“deep learning”の検索結果
2011/12 2013/12 2015/11
2012年に気付いたとしても
十分、技術トレンドに追いつける
>主に創業エンジニアメンバー
?ツイッター tftwi_13579までご連絡を
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自然言語処理技術が
近い未来に社会を変えていく
新しい時代を作りたい方、ご協力を!

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