狠狠撸

狠狠撸Share a Scribd company logo
モデル勉強会 Chapter 2  Model Formulation “ A Practical Guide to Ecological Modelling “  輪読 p.15 ~ 24  : 黒岩恵( M1 ) p.24 ~ 31  : 篠塚恵( B4 ) p.31 ~ 38  : 柏原千里( M2 ) p.38 ~ 47  : 幾谷純子( M2 ) p.48 ~ 57  : 深田洋行( M2 ) p.58 ~ 63  : 木庭啓介 p.63 ~ 69  : 小林嵩丸( B4 ) 担当->木庭と木庭弟子<東京農工大>
概念的モデルの構築 STEP1 :モデルの設定    ーモデル成分    ー時間?空間スケール    ーカレンシー STEP2: モデルの概念的な式の構築 STEP3: モデルの無矛盾性チェック 例.湖沼生態系における概念モデル 担当:黒岩 恵( M1 ) P.15 ~ 24   2.1
できるだけ単純で、かつ実際を反映したモデルを設定する ②  時間?空間スケールの決定 ???見たいプロセスにあったスケール ③  モデルカレンシーの決定??? 精確さと簡便さを兼ねそろえたカレンシー STEP1  モデルのフローチャートを書く ①  モデルの成分の決定 ???以下の項目を設定する   a) state variables :状態変数  モデルの変数 b) forcing function :強制関数 あらかじめモデルに与えられるデータセット c) output variables :出力変数 モデルの解として出力されるデータ
=状態変数に入る、あるいは出て行く物質の流れのいずれかが生じたときのみ状態変数は時間によって変化する   質量?エネルギー?運動量の状態変数について保存則が成り立つことから、この本で扱う多くのモデルについて保存則が成り立つ。 よって、以下のように記述できる。  これを用いて各状態変数の時間変化を概念的に記述することができる STEP 2 状態変数の変化を記述する モデルを式で ( 概念的に ) 記述する
STEP3  モデルの無矛盾性チェック 1.保存則が成り立っているか調べる。(マスバランスがとれるか?) ①  外部のソースまたはシンクがないとき -> 状態変数の時間変化の和=ゼロ ②  外部のシンクまたはソースがあるとき -> 状態変数の時間変化の和=外部からのインプット?外部へのアウトプット 2.モデル式両辺で次元と単位が同じかを調べる。 「平衡式の両辺は、次元均一であり、一貫した単位を持つ」 これが実際に成り立っているかチェックする。 作ったモデルが意味をなすか?正しく解が導かれるかチェックする。
状態変数の時間変化 = ( ボックス入るフローの合計 )     ー ( ボックスを出るフローの合計 ) 例:湖沼生態系における概念的モデル モデル成分の設定 状態変数:6つ 強制関数:太陽光放射 出力変数:クロロフィルⅡ スケールの設定 時間スケール: 1 日 空間スケール:湖全体 カレンシーの設定 カレンシー:窒素 植物プランクトン 動物プランクトン 魚 デトライタス 底部デトライタス アンモニウム
合计がゼロになる=质量が保存されている
モデル公式を数学的に構築するイントロダクション P24~31 2.2~2.5.1.3   公式を裏付ける仮説 -> 分子Aと分子Bが衝突する可能性はAとBの濃度に比例 -> 分子の衝突の総数は[A][B]に比例     Fig2.5 :Chemical reactions and orders and the reaction rate. 2.3.1 化学反応式の構築 担当:篠塚 恵( B4 )
2.3.1 化学反応式の構築     Fig2.5 :Chemical reactions and orders and the reaction rate. AがBに変化する AとBが反応    ->Cになる 2分子のAと1分子のB->Cになる
2.3.2 化学反応式の構築 例:シンプルな化学反応式の構築 Fig2.6  A:Reversible reactions occur in both directions.
2.4  化学反応式の構築例:酵素反応の式の構築 Fig2.6 。B:An enzymatic reaction,where the enzyme E reacts with substanceD to forman intermediate substance I.k1k2k3 are the rate coefficients.
2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ①一次反応? dPHYTO/dt=f1- f2- f8- f9 (f1)一次生産のフラックス (f2)動物性プランクトンによる捕食 (f9)減少や下層デトライタスの形成 (f8)死亡や浮遊性のデトライタスの形成       ※ currency は窒素 【f1の反応式】 ? これだけではモデルは「 NH 4 + があると植物プランクトンが自然発生する」と勘違い ? 生物によるフラックスの規制が欠けている ? f2 f8 f9 f1 f4 f13 f5 f10 f7 f11 f12 PHYTO N H 4 + ZOO DETRITUS BotDET FISH f6 f3 solar radiation Chlorophyll
2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ②二次反応? Fig2.7 : Uptake of ammonium by phytoplankton represented as a ”first-order reaction” (A) and as a ”second-order reaction”(B) ( A ) f 1 = a ?[ NH 4 + ]  この式ではアンモニアが存在すると植物プランクトンが自然発生することに??? ( B ) f 1 = a ?[ NH 4 + ]? PHYTO ... アンモニアと植物プランクトンをあわせて考えてみる
2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ③速度制限要因の定義 動物プランクトンによる捕食の式、f2も考えてみると??? f ( NH 4 + )の式は [ NH 4 + ]= 0 で0 アンモニアが十分な時1 G (I)の式は光の制限式 光の強度が0の時0 光の強度が十分だと1 f’(PHYTO)は PHYTO=OのときO PHYTOが十分な時1 f 1 式に[ NH 4 + ]の速度制限、光の制限を入れてみる。
最大速度と仕事をする要素 ( WORKER ) 、必要な場合、速度制限項と阻害項の積で表すことができる。 最大相互作用強度 ◇ 相互作用の最大強度は、仕事をする要素によってコントロールされる ◇ 多くの場合、環境の影響、あるいは阻害物質の存在によって、相互作用は最大に達しない。 生態学的な相互作用(フロー)の表し方 基本の原理 ->  仕事をする要素の濃度と比例する ->  速度制限項や阻害項が含まれる 担当:柏原 千里( M2 ) P.31 ~ 38 2.5.2 ~ 2.5.4
例1)消費プロセス Fig.2.8  より抜粋。 消費者-資源の相互作用を示す 仕事をする要素 ???消費者 速度制限項???資源 [ 0,1 ]の範囲をとる
例2)生化学的変換(細菌が媒介) 例3)損失プロセス : 維持呼吸 仕事をする要素は 動物のバイオマス 、速度制限項は酸素の関数 不変的に好気的な環境の場合 MaintenanceRespiration  =  respirationRate  ?  BIOMASS  MaintenanceRespiration  =  respirationRate  ?  BIOMASS  ?  RateLimitingTerm  細菌はシンクではない! 加水分解を触媒する酵素の濃度はバイオマスに比例 加水分解の最大速度はバイオマスに比例 Fig.2.9  より抜粋。
速度制限項の表し方- 1 つの場合 生態学モデルでは速度制限項を資源(ソース)の関数として表し、 そのような相関関係を含む式を 「機能的反応式」 と呼ぶ。 ks  ??半飽和定数 p  ??形状係数 Ⅱ ) Ⅲ ) 線形反応 モノーもしくはミカエリス-メンテン反応 シグモイド反応 ※ 生態学的モデルで最もよく使用される Ⅰ )
速度制限項の表し方-複数の場合 プロセスはたいてい多くの要因によって制限されている。 ◇ リービッヒの最小律 成長速度は成長に最も不足している要素ただひとつに依存するという考え方 ◇ 乗法の法則 異なる要素が同時に作用する 例)藻類の生長 光の可給性と栄養塩濃度( N,Si )の両方に制限される ?  モノー式
2.5.5  阻害項  inhibition term WORKER inhibition limitation 言うなれば、 “ 阻害速度” max rate (NO 3 - 消費) 例えば 担当:幾谷 純子( M2 ) P.38 ~ 47
2.6  結合モデル方程式  coupled model equations ★ 他のフローの一部分としてのフローモデル 成長効率 ← Ingestion に関する式 ← Ingestion に伴う、 Defecation や Active respiration も考慮した式
結合モデル方程式の例 ★ ソースとシンクの相互作用を見る ★ 化学量論的に見る 1 16/106 1/106
2.7  モデルの単純化  model simplifications ★ モデルの単純化??? 3 種類のパターン 捕食者だけを考える  (= 環境収容力モデル ) 上位の捕食者をまとめてしまう  (closure) 関心のない部分を飛ばす
環境収容力のモデル ★ 環境収容力???消費者の成長速度が負になる以上の密度あるいは濃度   例:個体群増加モデル  (logistic 方程式  or Verhulst モデル ) 環境収容力 ← どちらも K に近付く 初期値>環境収容力 初期値<環境収容力
2章  p.48 ~ p.58       ▽ クロージャー項( Closure Terms ) ● 被食者の死亡( mortality )モデル モデルの状態を安定化させるというメリットがあると同時に、 意図的なモデルの安定化が、研究の本来の目的を損なう 可能性があるというデメリットも存在する ∴ クロージャー項の取り扱いには細心の注意を払う必要がある (複数の捕食者達による多段階的な捕食を、消費者-被食者という単純なモデルに近似しているのでクロージャーである) モデルの 安定化?? 担当:深田 洋行( M2 ) -① -② ①     捕食速度( k )は一定 ②     捕食速度( c  ?  PREY )は被食者バイオマスに応じて変動
▽ 物理的条件のモデルに与える影響 代表的な物理量 : 温度、光量、流量、風、海流?乱流 ( Currents  ?  Turbulence ) 物理量の生態系への影響力は強く、制限関数として課せられることもある <ex.>  光 光合成に対する光制限の関数 これらの関数はどのように使いわけられるのでしょうか?
▽ NPZD  モデル (水界環境で使われる簡易生態系モデル) 状態変数 :  N utrient (栄養塩)、 P hytoplankton (植物プランクトン)、          Z ooplankton (動物プランクトン)、 D etritus (デトリタス) 単位 :  N  が使われる… <ex.>  mmol N m -3 ? f1 =  藻類による正味の窒素取り込み ? f2 =  動物プランクトンの摂食 ? f3 =  動物プランクトンの排泄物の生産 ? f4 =  動物プランクトンによる排出 ? f5 =  動物プランクトンの死亡 ? f6 =  懸濁態有機物の無機化   (※)太陽放射 :制限関数、クロロフィル : 出力変数
● モデルの作成手順 ①  フローチャート(上述)を描く ②  フローを差し引きして状態変数の変化速度を描く ③  フローを数学的な計算式で描く
④  フローの計算式の精度をチェックする ?単位の一貫性 ?マスバランス ⑤  モデルを解く
図  2.22  AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) AQUAPHY ( Lancelot et al., 1991 )は養分と光に対応した藻類の生長を記述する複雑な生理モデルである。 炭素同化は光強度によって制限 され( CO 2 は多くの場合、水柱では制限要因とならない)、一方で 窒素同化は養分と炭水化物、両方の利用可能性( availability )によって制限 される。 ?   担当:木庭啓介
図  2.22  AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) 藻類はある程度まで変化しやすいストイキオメトリーを持つ:藻類の炭素と窒素の比( C:N )は光が強く低養分条件では高く(強い光は光合成を助長し、低養分は窒素同化を弱めるだろう)。しかし、藻類はある生理学的に耐えられる限界範囲の中に自分の C:N 比を維持しようと努力もする。結果、もしも余った炭素があれば、光合成を通じた新しい炭素の獲得は下方修正され、一方炭素欠乏状態であれば、光合成はそのときの光環境に応じた最大速度で行われるだろう。 ?   炭素同化と窒素同化の このような不完全な連結を 記述するモデルは、 アンバランス成長 モデル と 呼ばれる。 これらは、より 一般的な 、 窒素と炭素の同化が 同時に起こり 、 固定されたス トイキオメトリーを 藻類が持つ バランス成長モデル 、 とは異 なるものである。
図  2.22  AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) つくりかた ステップ 1  フローチャートを書いてみる(下図) f1 :光合成( Photosynthesis )、 f2 :滲出( Exudation )、 f3 :貯蔵( Storage )、 f4 :異化( Catabolism )、 f5 :タンパク合成( Protein Synthesis )、 f6 :呼吸( Respiration )、 f7 :死亡による損失( Loss due to mortality )
2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 2   概念的モデル式 をたてる
2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 3   実際の 数式 を書くために、モデルの構成要素であるそれぞれのプロセスについて、状態変数の関数、強制変数(光)の関数として明記する。 タンパクがほとんどの仕事を行うために、 タンパク濃度の一次反応として多くの速度は表現される 。 たとえば Flow 3 タンパク合成( flow 3 )は低分子炭水化物( LMW )の相対的な availability によって制限され、 DIN の availability によっても制限される。タンパク合成が止まる LMW と PROTEIN 比には限界を設ける( minQuota )
2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 4  次元のチェック、マスバランスのチェック ステップ 5   R のコードに変換し、シミュレーションを回す 左図では モデルは 10 日間回している。 15 時間昼、 9 時間夜のサイクル。培養水からの一定な DIN 流入と流出が認められる(つまり希釈培養。第 3 章参照のこと)。 モデル結果は藻類のクロロフィル濃度と DIN 濃度の日変化、長期変化を表している。そして藻類の化学量論的 N:C 比に対する明暗サイクルの影響は明らかである: 藻類の N:C 比は炭素が同化される日中に減少 し、 藻類が光合成を停止するが窒素同化を継続する夜間に増加 する。 光が 供給 されるとすぐに光合成が始まっている。その後すぐに低分子炭水化物の蓄積が光合成を阻害し、光合成速度は低下する 。光合成は夜間停止している。
2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) # load package with the integration routine: require(deSolve)    まず deSolve よみこまないと! #----------------------# # the model equations: #   #----------------------# model<-function(t,state,parameters)    関数の定義(ステップ 3 ) { with(as.list(c(state,parameters)),{  # unpack the state variables, parameters # PAR, on-off function depending on the hour within a day hourofday  <- t%%24 PAR <- ifelse (hourofday  < dayLength, parMean , 0) ## the output variables PhytoC  <- PROTEIN + RESERVE + LMW  # all components contain carbon PhytoN  <- PROTEIN * rNCProtein  # only proteins contain nitrogen NCratio  <- PhytoN / PhytoC  Chlorophyll  <- PhytoN * rChlN TotalN  <- PhytoN + DIN ChlCratio  <- Chlorophyll / PhytoC
## the rates, in mmol/hr  PartLMW  <- LMW / PhytoC Limfac  <- max(0,min(1,(maxpLMW -PartLMW)/(maxpLMW-minpLMW))) PhotoSynthesis  <- maxPhotoSynt*Limfac*(1-exp(alpha*PAR/maxPhotoSynt)) * PROTEIN Exudation  <- pExudation * PhotoSynthesis  MonodQuotum  <- max(0,LMW / PROTEIN - minQuotum) ProteinSynthesis <- maxProteinSynt*MonodQuotum * DIN / (DIN+ksDIN)  * PROTEIN Storage  <- maxStorage  *MonodQuotum  * PROTEIN Respiration  <- respirationRate * LMW + pResp*ProteinSynthesis  Catabolism  <- catabolismRate  * RESERVE ## the rates of change of state variables; includes dilution effects (last term)    ここは概念的式!(ステップ 2 ) dLMW  <- ( PhotoSynthesis + Catabolism - Exudation - Storage  - Respiration - ProteinSynthesis  - dilutionRate * LMW) dRESERVE <-  Storage - Catabolism  - dilutionRate * RESERVE dPROTEIN <-  ProteinSynthesis  - dilutionRate * PROTEIN dDIN  <- -ProteinSynthesis * rNCProtein - dilutionRate * (DIN - inputDIN) ## the output, as a list list(c(dDIN,dPROTEIN,dRESERVE,dLMW),  ## the rate of change of state variables c(PAR  = PAR,  ## the ordinary variables TotalN  = TotalN, PhotoSynthesis  = PhotoSynthesis, NCratio  = NCratio, ChlCratio  = ChlCratio, Chlorophyll  = Chlorophyll)) }) }  # end of model
#-----------------------# # the model parameters: #   パラメーターを指定してやる #-----------------------# parameters<-c(maxPhotoSynt  =0.125,  #molC/molC/hr  Maximal protein C-specific rate of photsynthesis at 20 dg rMortPHY  =0.001,  #/hr  Mortality rate of Phytoplankton (lysis and zooplankton grazing) alpha  =-0.125/150, # ? Einst/m2/s/hr  Light dependency factor pExudation  =0.0,  #-  Part of photosynthesis that is exudated maxProteinSynt =0.136,  #molC/molC/hr  Maximal Biosynthetic C-specific N-uptake rate  ksDIN  =1.0,  #mmolN/m3  Half-saturation ct of N uptake Phytoplankton  minpLMW  =0.05,  #molC/molC  Minimum metabolite/totalC ratio in algae maxpLMW  =0.15,  #molC/molC  Maximum metabolite/totalC ratio in algae minQuotum  =0.075,  #molC/molC  Minimum metabolite/Protein ratio for synthesis maxStorage  =0.23,  #/h  Maximum storage rate for Phytoplankton  respirationRate=0.0001,  #/h  Respiration rate of LMW pResp  =0.4,  #-  Part of protein synthesis that is respired (cost of biosynthesis) catabolismRate =0.06,  #/h  Catabolism rate of Phytoplankton reserves  dilutionRate  =0.01,  #/h  dilution rate in chemostat rNCProtein  =0.2,  #molN/molC  Nitrogen/carbon ratio of proteins inputDIN  =10.0,  #mmolN/m3  DIN in inflowing water rChlN  =1,  #gChl/molN  Chl to nitrogen ratio parMean  =250.,  # ? molPhot/m2/s  PAR during the light phase dayLength  =15.  #hours  Length of illuminated period  )
#-------------------------# # the initial conditions: #   state variable たちの初期値を設定 #-------------------------# # assume the amount of reserves = 50% amount of proteins # 10% LMW state  <-c(DIN  =6.,  #mmolN/m3 PROTEIN =20.0,  #mmolC/m3 RESERVE =5.0,  #mmolC/m3 LMW  =1.0)  #mmolC/m3 #----------------------# # RUNNING the model:  #   実際のモデルをどう走らせるか(時間)指定 #----------------------# times <-seq(0,24*10,1) out  <-as.data.frame(ode(state,times,model,parameters)) #------------------------# # PLOTTING model output: #   表示の仕方(中略) #------------------------# par(mfrow=c(2,2), oma=c(0,0,3,0))  # set number of plots (mfrow) and margin size (oma) col <- grey(0.9) ii <- 1:length(out$PAR)  # output over entire period plot (times[ii],out$Chlorophyll[ii],type=&quot;l&quot;,main=&quot;Chlorophyll&quot;,xlab=&quot;time, hours&quot;,ylab=&quot; ? g/l&quot;) polygon(times[ii],out$PAR[ii]-10,col=col,border=NA);box() lines (times[ii],out$Chlorophyll[ii]  ,lwd=2 )
実際に R を使って モデルを動かしてみよう! text P.63-69 担当:小林 嵩丸( B4 )
2.10.1  数式を理解する R はグラフの作成に非常に適している。 数式の意味を理解するためには、数式のグラフ化は最も簡単な方法である。 r<-0.1 K<-10 par(mfrow=c(1,1)) par(mar=c(5.1,4.1,4.1,2.1)) curve (expr= r*x*(1-x/K),from=0,to=20,lwd=2, xlab=&quot;density, N&quot;,ylab=&quot;rate of change, dN/dt&quot;) legend (&quot;topright&quot;,c(&quot;K=10&quot;,&quot;r=0.1&quot;)) 例:環境容量 K  と個体数 N の増加速度 パラメータの 設定 数式?計算範囲の 設定 凡例の追加 計算なし! とても簡単! よくわからない…
2.10.2  同じ式でパラメータの値を変える 数式を理解するためには、パラメータの値を変えてグラフを描くことがいい。 windows() par(mar=c(5.1,4.1,4.1,2.1)) food <- seq(0,30,by=0.1) ks  <- seq (1,10, by=2) foodfun  <- outer(food,ks,function(x,y) x /(y +x)) matplot(x=food,foodfun,type=&quot;l&quot;,lty=1:10, col=1, xlab=“food”,ylab=“-”, main= expression (frac(food ,food+ks))) legend (&quot;bottomright&quot;, as.character(ks), title=&quot;ks=”, col=1,lty=1:10) 例:ミカエリス?メンテン式 パラメータ の設定 数式の 設定 計算結果 の表示 凡例の表示 パラメータ ks の値を変えてグラフを描くことで、ミカエリス?メンテン式における ks の影響を理解することができる。 Ks が大きくなると どうなるのか?
例題 1 :栄養制限下でのバッチ培養モデル 閉鎖系培養ビンにおける植物プランクトンの培養(バッチ培養)をモデル化する。 植物プランクトンの成長は溶存無機態窒素( DIN )によってのみ制限されており、他の栄養素や光は決して制限とならない。
PHYTO DETRITUS DIN f 1 f 3 f 2 状態変数を決定する 今回は、 ① PHYTO (植物プランクトン) ② DIN (溶存無機態窒素) ③ DETRITUS (デトリタス) の 3 つを選んだ。 2.  フローチャートを描く f 1 : PHYTO による DIN の吸収 f 2 : PHYTO の死亡 f 3 : DETRITUS の無機化 3.  各状態変数の変化を示す (変化) = (流入)?(流出) dPHYTO = f 1  ? f 2 dDETRITUS = f 2  ? f 3 dDIN= f 3  ? f 1 4.  フラックスに数式を与える モデルを作る
parameters<-c(maxUptake  =1.0,  #/day        ksDIN  =0.5,  #μmolN/m3        mortalityRate  =0.4,  #/(μmolN/m3)/day        mineralisationRate  =0.1)  #/day state  <-c(PHYTO  =1,  #μmolN/m3 DETRITUS  =5,  #μmolN/m3 DIN  =5,  #μmolN/m3 TDN  =11)  #μmolN/m3 model<-function(t,state,parameters) { with(as.list(c(state,parameters)),{    din     <-max(0,DIN) phyto  <-max(0,PHYTO)    detritus  <-max(0,DETRITUS) Nuptake  <- maxUptake * din/(din+ksDIN) * phyto Mortality  <- mortalityRate * phyto * phyto Mineralisation  <- mineralisationRate * detritus dPHYTO  <- Nuptake - Mortality  #μmolN/m3/day dDETRITUS  <- Mortality - Mineralisation  #μmolN/m3/day dDIN  <- Mineralisation - Nuptake  #μmolN/m3/day dTDN  <- dPHYTO + dDETRITUS + dDIN  #μmolN/m3/day list(c(dPHYTO,dDETRITUS,dDIN,dTDN)) }) } times  <-seq(0,15,by=0.01)  #day0~15  require(deSolve) out <- as.data.frame(ode(y=state,times=times,func=model,parameters)) par(mfrow=c(2,2), oma=c(0,0,3,0))  plot (times,out$PHYTO,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;PHYTO&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$DETRITUS,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;DETRITUS&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$DIN,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;DIN&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$TDN,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;TDN&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) mtext(outer=TRUE,side=3,&quot;model&quot;,cex=1.5) コードを入力する! マスバランス?単位の次元が あっているか確認する!
?
例題 2 :デトリタス分解モデル 従属栄養微生物による段階的なデトリタスの分解をモデル化する。 系供給された粒子状デトリタス( POC )は微生物( BACT )によって高分子溶存有機炭素( HMWC )、低分子溶存有機炭素( LMWC )へと順に分解され、 LMWC は BACT によって吸収される。 BACT は基礎呼吸?活動呼吸を行ったり、または捕食を受けることにより炭素を放出する。
状態変数を決定する テキストにある 4 つを使う ① POC (粒子状デトリタス) ② HMWC (高分子溶存有機炭素) ③ LMWC (低分子溶存有機炭素) ④ BACT (微生物) 2.  フローチャートを描く f 1 : POC の流入 f 2 : BACT による POC の加水分解 f 3 : BACT による HMWC の加水分解 f 4 : BACT による LMWC の摂食 f 5 : BACT の活動呼吸 f 6 : BACT に対する補食 f 7 : BACT の基礎呼吸 3.  各状態変数の変化を示す (変化) = (流入)?(流出) dPOC = f 1  ? f 2 dHMWC = f 2  ? f 3 dLMWC = f 3  ? f 4 dBACT = f 4  - f 5  - f 6  - f 7 4.  フラックスに数式を与える f 1 f 2 f 3 f 4 f 5 f 6 f 7 モデルを作る
?

More Related Content

Model seminar koba_and_student_100710_ch2

  • 1. モデル勉強会 Chapter 2 Model Formulation “ A Practical Guide to Ecological Modelling “  輪読 p.15 ~ 24  : 黒岩恵( M1 ) p.24 ~ 31  : 篠塚恵( B4 ) p.31 ~ 38  : 柏原千里( M2 ) p.38 ~ 47  : 幾谷純子( M2 ) p.48 ~ 57  : 深田洋行( M2 ) p.58 ~ 63  : 木庭啓介 p.63 ~ 69  : 小林嵩丸( B4 ) 担当->木庭と木庭弟子<東京農工大>
  • 2. 概念的モデルの構築 STEP1 :モデルの設定    ーモデル成分    ー時間?空間スケール    ーカレンシー STEP2: モデルの概念的な式の構築 STEP3: モデルの無矛盾性チェック 例.湖沼生態系における概念モデル 担当:黒岩 恵( M1 ) P.15 ~ 24   2.1
  • 3. できるだけ単純で、かつ実際を反映したモデルを設定する ②  時間?空間スケールの決定 ???見たいプロセスにあったスケール ③  モデルカレンシーの決定??? 精確さと簡便さを兼ねそろえたカレンシー STEP1  モデルのフローチャートを書く ①  モデルの成分の決定 ???以下の項目を設定する   a) state variables :状態変数 モデルの変数 b) forcing function :強制関数 あらかじめモデルに与えられるデータセット c) output variables :出力変数 モデルの解として出力されるデータ
  • 4. =状態変数に入る、あるいは出て行く物質の流れのいずれかが生じたときのみ状態変数は時間によって変化する   質量?エネルギー?運動量の状態変数について保存則が成り立つことから、この本で扱う多くのモデルについて保存則が成り立つ。 よって、以下のように記述できる。 これを用いて各状態変数の時間変化を概念的に記述することができる STEP 2 状態変数の変化を記述する モデルを式で ( 概念的に ) 記述する
  • 5. STEP3  モデルの無矛盾性チェック 1.保存則が成り立っているか調べる。(マスバランスがとれるか?) ①  外部のソースまたはシンクがないとき -> 状態変数の時間変化の和=ゼロ ②  外部のシンクまたはソースがあるとき -> 状態変数の時間変化の和=外部からのインプット?外部へのアウトプット 2.モデル式両辺で次元と単位が同じかを調べる。 「平衡式の両辺は、次元均一であり、一貫した単位を持つ」 これが実際に成り立っているかチェックする。 作ったモデルが意味をなすか?正しく解が導かれるかチェックする。
  • 6. 状態変数の時間変化 = ( ボックス入るフローの合計 )     ー ( ボックスを出るフローの合計 ) 例:湖沼生態系における概念的モデル モデル成分の設定 状態変数:6つ 強制関数:太陽光放射 出力変数:クロロフィルⅡ スケールの設定 時間スケール: 1 日 空間スケール:湖全体 カレンシーの設定 カレンシー:窒素 植物プランクトン 動物プランクトン 魚 デトライタス 底部デトライタス アンモニウム
  • 8. モデル公式を数学的に構築するイントロダクション P24~31 2.2~2.5.1.3   公式を裏付ける仮説 -> 分子Aと分子Bが衝突する可能性はAとBの濃度に比例 -> 分子の衝突の総数は[A][B]に比例     Fig2.5 :Chemical reactions and orders and the reaction rate. 2.3.1 化学反応式の構築 担当:篠塚 恵( B4 )
  • 9. 2.3.1 化学反応式の構築     Fig2.5 :Chemical reactions and orders and the reaction rate. AがBに変化する AとBが反応    ->Cになる 2分子のAと1分子のB->Cになる
  • 10. 2.3.2 化学反応式の構築 例:シンプルな化学反応式の構築 Fig2.6  A:Reversible reactions occur in both directions.
  • 11. 2.4  化学反応式の構築例:酵素反応の式の構築 Fig2.6 。B:An enzymatic reaction,where the enzyme E reacts with substanceD to forman intermediate substance I.k1k2k3 are the rate coefficients.
  • 12. 2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ①一次反応? dPHYTO/dt=f1- f2- f8- f9 (f1)一次生産のフラックス (f2)動物性プランクトンによる捕食 (f9)減少や下層デトライタスの形成 (f8)死亡や浮遊性のデトライタスの形成       ※ currency は窒素 【f1の反応式】 ? これだけではモデルは「 NH 4 + があると植物プランクトンが自然発生する」と勘違い ? 生物によるフラックスの規制が欠けている ? f2 f8 f9 f1 f4 f13 f5 f10 f7 f11 f12 PHYTO N H 4 + ZOO DETRITUS BotDET FISH f6 f3 solar radiation Chlorophyll
  • 13. 2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ②二次反応? Fig2.7 : Uptake of ammonium by phytoplankton represented as a ”first-order reaction” (A) and as a ”second-order reaction”(B) ( A ) f 1 = a ?[ NH 4 + ] この式ではアンモニアが存在すると植物プランクトンが自然発生することに??? ( B ) f 1 = a ?[ NH 4 + ]? PHYTO ... アンモニアと植物プランクトンをあわせて考えてみる
  • 14. 2.5 生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー ③速度制限要因の定義 動物プランクトンによる捕食の式、f2も考えてみると??? f ( NH 4 + )の式は [ NH 4 + ]= 0 で0 アンモニアが十分な時1 G (I)の式は光の制限式 光の強度が0の時0 光の強度が十分だと1 f’(PHYTO)は PHYTO=OのときO PHYTOが十分な時1 f 1 式に[ NH 4 + ]の速度制限、光の制限を入れてみる。
  • 15. 最大速度と仕事をする要素 ( WORKER ) 、必要な場合、速度制限項と阻害項の積で表すことができる。 最大相互作用強度 ◇ 相互作用の最大強度は、仕事をする要素によってコントロールされる ◇ 多くの場合、環境の影響、あるいは阻害物質の存在によって、相互作用は最大に達しない。 生態学的な相互作用(フロー)の表し方 基本の原理 -> 仕事をする要素の濃度と比例する -> 速度制限項や阻害項が含まれる 担当:柏原 千里( M2 ) P.31 ~ 38 2.5.2 ~ 2.5.4
  • 16. 例1)消費プロセス Fig.2.8 より抜粋。 消費者-資源の相互作用を示す 仕事をする要素 ???消費者 速度制限項???資源 [ 0,1 ]の範囲をとる
  • 17. 例2)生化学的変換(細菌が媒介) 例3)損失プロセス : 維持呼吸 仕事をする要素は 動物のバイオマス 、速度制限項は酸素の関数 不変的に好気的な環境の場合 MaintenanceRespiration = respirationRate ? BIOMASS MaintenanceRespiration = respirationRate ? BIOMASS ? RateLimitingTerm 細菌はシンクではない! 加水分解を触媒する酵素の濃度はバイオマスに比例 加水分解の最大速度はバイオマスに比例 Fig.2.9 より抜粋。
  • 18. 速度制限項の表し方- 1 つの場合 生態学モデルでは速度制限項を資源(ソース)の関数として表し、 そのような相関関係を含む式を 「機能的反応式」 と呼ぶ。 ks ??半飽和定数 p ??形状係数 Ⅱ ) Ⅲ ) 線形反応 モノーもしくはミカエリス-メンテン反応 シグモイド反応 ※ 生態学的モデルで最もよく使用される Ⅰ )
  • 19. 速度制限項の表し方-複数の場合 プロセスはたいてい多くの要因によって制限されている。 ◇ リービッヒの最小律 成長速度は成長に最も不足している要素ただひとつに依存するという考え方 ◇ 乗法の法則 異なる要素が同時に作用する 例)藻類の生長 光の可給性と栄養塩濃度( N,Si )の両方に制限される ? モノー式
  • 20. 2.5.5 阻害項 inhibition term WORKER inhibition limitation 言うなれば、 “ 阻害速度” max rate (NO 3 - 消費) 例えば 担当:幾谷 純子( M2 ) P.38 ~ 47
  • 21. 2.6 結合モデル方程式 coupled model equations ★ 他のフローの一部分としてのフローモデル 成長効率 ← Ingestion に関する式 ← Ingestion に伴う、 Defecation や Active respiration も考慮した式
  • 23. 2.7 モデルの単純化  model simplifications ★ モデルの単純化??? 3 種類のパターン 捕食者だけを考える (= 環境収容力モデル ) 上位の捕食者をまとめてしまう (closure) 関心のない部分を飛ばす
  • 24. 環境収容力のモデル ★ 環境収容力???消費者の成長速度が負になる以上の密度あるいは濃度 例:個体群増加モデル (logistic 方程式 or Verhulst モデル ) 環境収容力 ← どちらも K に近付く 初期値>環境収容力 初期値<環境収容力
  • 25. 2章 p.48 ~ p.58       ▽ クロージャー項( Closure Terms ) ● 被食者の死亡( mortality )モデル モデルの状態を安定化させるというメリットがあると同時に、 意図的なモデルの安定化が、研究の本来の目的を損なう 可能性があるというデメリットも存在する ∴ クロージャー項の取り扱いには細心の注意を払う必要がある (複数の捕食者達による多段階的な捕食を、消費者-被食者という単純なモデルに近似しているのでクロージャーである) モデルの 安定化?? 担当:深田 洋行( M2 ) -① -② ①    捕食速度( k )は一定 ②    捕食速度( c ? PREY )は被食者バイオマスに応じて変動
  • 26. ▽ 物理的条件のモデルに与える影響 代表的な物理量 : 温度、光量、流量、風、海流?乱流 ( Currents ? Turbulence ) 物理量の生態系への影響力は強く、制限関数として課せられることもある <ex.> 光 光合成に対する光制限の関数 これらの関数はどのように使いわけられるのでしょうか?
  • 27. ▽ NPZD モデル (水界環境で使われる簡易生態系モデル) 状態変数 : N utrient (栄養塩)、 P hytoplankton (植物プランクトン)、          Z ooplankton (動物プランクトン)、 D etritus (デトリタス) 単位 : N が使われる… <ex.> mmol N m -3 ? f1 = 藻類による正味の窒素取り込み ? f2 = 動物プランクトンの摂食 ? f3 = 動物プランクトンの排泄物の生産 ? f4 = 動物プランクトンによる排出 ? f5 = 動物プランクトンの死亡 ? f6 = 懸濁態有機物の無機化 (※)太陽放射 :制限関数、クロロフィル : 出力変数
  • 28. ● モデルの作成手順 ① フローチャート(上述)を描く ② フローを差し引きして状態変数の変化速度を描く ③ フローを数学的な計算式で描く
  • 29. ④ フローの計算式の精度をチェックする ?単位の一貫性 ?マスバランス ⑤ モデルを解く
  • 30. 図  2.22 AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) AQUAPHY ( Lancelot et al., 1991 )は養分と光に対応した藻類の生長を記述する複雑な生理モデルである。 炭素同化は光強度によって制限 され( CO 2 は多くの場合、水柱では制限要因とならない)、一方で 窒素同化は養分と炭水化物、両方の利用可能性( availability )によって制限 される。 ?   担当:木庭啓介
  • 31. 図  2.22 AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) 藻類はある程度まで変化しやすいストイキオメトリーを持つ:藻類の炭素と窒素の比( C:N )は光が強く低養分条件では高く(強い光は光合成を助長し、低養分は窒素同化を弱めるだろう)。しかし、藻類はある生理学的に耐えられる限界範囲の中に自分の C:N 比を維持しようと努力もする。結果、もしも余った炭素があれば、光合成を通じた新しい炭素の獲得は下方修正され、一方炭素欠乏状態であれば、光合成はそのときの光環境に応じた最大速度で行われるだろう。 ?   炭素同化と窒素同化の このような不完全な連結を 記述するモデルは、 アンバランス成長 モデル と 呼ばれる。 これらは、より 一般的な 、 窒素と炭素の同化が 同時に起こり 、 固定されたス トイキオメトリーを 藻類が持つ バランス成長モデル 、 とは異 なるものである。
  • 32. 図  2.22 AQUAPHY のフローチャート . 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) つくりかた ステップ 1  フローチャートを書いてみる(下図) f1 :光合成( Photosynthesis )、 f2 :滲出( Exudation )、 f3 :貯蔵( Storage )、 f4 :異化( Catabolism )、 f5 :タンパク合成( Protein Synthesis )、 f6 :呼吸( Respiration )、 f7 :死亡による損失( Loss due to mortality )
  • 33. 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 2   概念的モデル式 をたてる
  • 34. 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 3   実際の 数式 を書くために、モデルの構成要素であるそれぞれのプロセスについて、状態変数の関数、強制変数(光)の関数として明記する。 タンパクがほとんどの仕事を行うために、 タンパク濃度の一次反応として多くの速度は表現される 。 たとえば Flow 3 タンパク合成( flow 3 )は低分子炭水化物( LMW )の相対的な availability によって制限され、 DIN の availability によっても制限される。タンパク合成が止まる LMW と PROTEIN 比には限界を設ける( minQuota )
  • 35. 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) ステップ 4  次元のチェック、マスバランスのチェック ステップ 5   R のコードに変換し、シミュレーションを回す 左図では モデルは 10 日間回している。 15 時間昼、 9 時間夜のサイクル。培養水からの一定な DIN 流入と流出が認められる(つまり希釈培養。第 3 章参照のこと)。 モデル結果は藻類のクロロフィル濃度と DIN 濃度の日変化、長期変化を表している。そして藻類の化学量論的 N:C 比に対する明暗サイクルの影響は明らかである: 藻類の N:C 比は炭素が同化される日中に減少 し、 藻類が光合成を停止するが窒素同化を継続する夜間に増加 する。 光が 供給 されるとすぐに光合成が始まっている。その後すぐに低分子炭水化物の蓄積が光合成を阻害し、光合成速度は低下する 。光合成は夜間停止している。
  • 36. 2.9.2 Aquaphy 、藻類のアンバランスな成長に関する生理モデル( P58 ) # load package with the integration routine: require(deSolve)    まず deSolve よみこまないと! #----------------------# # the model equations: #   #----------------------# model<-function(t,state,parameters)    関数の定義(ステップ 3 ) { with(as.list(c(state,parameters)),{ # unpack the state variables, parameters # PAR, on-off function depending on the hour within a day hourofday <- t%%24 PAR <- ifelse (hourofday < dayLength, parMean , 0) ## the output variables PhytoC <- PROTEIN + RESERVE + LMW # all components contain carbon PhytoN <- PROTEIN * rNCProtein # only proteins contain nitrogen NCratio <- PhytoN / PhytoC Chlorophyll <- PhytoN * rChlN TotalN <- PhytoN + DIN ChlCratio <- Chlorophyll / PhytoC
  • 37. ## the rates, in mmol/hr PartLMW <- LMW / PhytoC Limfac <- max(0,min(1,(maxpLMW -PartLMW)/(maxpLMW-minpLMW))) PhotoSynthesis <- maxPhotoSynt*Limfac*(1-exp(alpha*PAR/maxPhotoSynt)) * PROTEIN Exudation <- pExudation * PhotoSynthesis MonodQuotum <- max(0,LMW / PROTEIN - minQuotum) ProteinSynthesis <- maxProteinSynt*MonodQuotum * DIN / (DIN+ksDIN) * PROTEIN Storage <- maxStorage *MonodQuotum * PROTEIN Respiration <- respirationRate * LMW + pResp*ProteinSynthesis Catabolism <- catabolismRate * RESERVE ## the rates of change of state variables; includes dilution effects (last term)    ここは概念的式!(ステップ 2 ) dLMW <- ( PhotoSynthesis + Catabolism - Exudation - Storage - Respiration - ProteinSynthesis - dilutionRate * LMW) dRESERVE <- Storage - Catabolism - dilutionRate * RESERVE dPROTEIN <- ProteinSynthesis - dilutionRate * PROTEIN dDIN <- -ProteinSynthesis * rNCProtein - dilutionRate * (DIN - inputDIN) ## the output, as a list list(c(dDIN,dPROTEIN,dRESERVE,dLMW), ## the rate of change of state variables c(PAR = PAR, ## the ordinary variables TotalN = TotalN, PhotoSynthesis = PhotoSynthesis, NCratio = NCratio, ChlCratio = ChlCratio, Chlorophyll = Chlorophyll)) }) } # end of model
  • 38. #-----------------------# # the model parameters: #   パラメーターを指定してやる #-----------------------# parameters<-c(maxPhotoSynt =0.125, #molC/molC/hr Maximal protein C-specific rate of photsynthesis at 20 dg rMortPHY =0.001, #/hr Mortality rate of Phytoplankton (lysis and zooplankton grazing) alpha =-0.125/150, # ? Einst/m2/s/hr Light dependency factor pExudation =0.0, #- Part of photosynthesis that is exudated maxProteinSynt =0.136, #molC/molC/hr Maximal Biosynthetic C-specific N-uptake rate ksDIN =1.0, #mmolN/m3 Half-saturation ct of N uptake Phytoplankton minpLMW =0.05, #molC/molC Minimum metabolite/totalC ratio in algae maxpLMW =0.15, #molC/molC Maximum metabolite/totalC ratio in algae minQuotum =0.075, #molC/molC Minimum metabolite/Protein ratio for synthesis maxStorage =0.23, #/h Maximum storage rate for Phytoplankton respirationRate=0.0001, #/h Respiration rate of LMW pResp =0.4, #- Part of protein synthesis that is respired (cost of biosynthesis) catabolismRate =0.06, #/h Catabolism rate of Phytoplankton reserves dilutionRate =0.01, #/h dilution rate in chemostat rNCProtein =0.2, #molN/molC Nitrogen/carbon ratio of proteins inputDIN =10.0, #mmolN/m3 DIN in inflowing water rChlN =1, #gChl/molN Chl to nitrogen ratio parMean =250., # ? molPhot/m2/s PAR during the light phase dayLength =15. #hours Length of illuminated period )
  • 39. #-------------------------# # the initial conditions: #   state variable たちの初期値を設定 #-------------------------# # assume the amount of reserves = 50% amount of proteins # 10% LMW state <-c(DIN =6., #mmolN/m3 PROTEIN =20.0, #mmolC/m3 RESERVE =5.0, #mmolC/m3 LMW =1.0) #mmolC/m3 #----------------------# # RUNNING the model: #   実際のモデルをどう走らせるか(時間)指定 #----------------------# times <-seq(0,24*10,1) out <-as.data.frame(ode(state,times,model,parameters)) #------------------------# # PLOTTING model output: #   表示の仕方(中略) #------------------------# par(mfrow=c(2,2), oma=c(0,0,3,0)) # set number of plots (mfrow) and margin size (oma) col <- grey(0.9) ii <- 1:length(out$PAR) # output over entire period plot (times[ii],out$Chlorophyll[ii],type=&quot;l&quot;,main=&quot;Chlorophyll&quot;,xlab=&quot;time, hours&quot;,ylab=&quot; ? g/l&quot;) polygon(times[ii],out$PAR[ii]-10,col=col,border=NA);box() lines (times[ii],out$Chlorophyll[ii] ,lwd=2 )
  • 40. 実際に R を使って モデルを動かしてみよう! text P.63-69 担当:小林 嵩丸( B4 )
  • 41. 2.10.1  数式を理解する R はグラフの作成に非常に適している。 数式の意味を理解するためには、数式のグラフ化は最も簡単な方法である。 r<-0.1 K<-10 par(mfrow=c(1,1)) par(mar=c(5.1,4.1,4.1,2.1)) curve (expr= r*x*(1-x/K),from=0,to=20,lwd=2, xlab=&quot;density, N&quot;,ylab=&quot;rate of change, dN/dt&quot;) legend (&quot;topright&quot;,c(&quot;K=10&quot;,&quot;r=0.1&quot;)) 例:環境容量 K と個体数 N の増加速度 パラメータの 設定 数式?計算範囲の 設定 凡例の追加 計算なし! とても簡単! よくわからない…
  • 42. 2.10.2 同じ式でパラメータの値を変える 数式を理解するためには、パラメータの値を変えてグラフを描くことがいい。 windows() par(mar=c(5.1,4.1,4.1,2.1)) food <- seq(0,30,by=0.1) ks <- seq (1,10, by=2) foodfun <- outer(food,ks,function(x,y) x /(y +x)) matplot(x=food,foodfun,type=&quot;l&quot;,lty=1:10, col=1, xlab=“food”,ylab=“-”, main= expression (frac(food ,food+ks))) legend (&quot;bottomright&quot;, as.character(ks), title=&quot;ks=”, col=1,lty=1:10) 例:ミカエリス?メンテン式 パラメータ の設定 数式の 設定 計算結果 の表示 凡例の表示 パラメータ ks の値を変えてグラフを描くことで、ミカエリス?メンテン式における ks の影響を理解することができる。 Ks が大きくなると どうなるのか?
  • 43. 例題 1 :栄養制限下でのバッチ培養モデル 閉鎖系培養ビンにおける植物プランクトンの培養(バッチ培養)をモデル化する。 植物プランクトンの成長は溶存無機態窒素( DIN )によってのみ制限されており、他の栄養素や光は決して制限とならない。
  • 44. PHYTO DETRITUS DIN f 1 f 3 f 2 状態変数を決定する 今回は、 ① PHYTO (植物プランクトン) ② DIN (溶存無機態窒素) ③ DETRITUS (デトリタス) の 3 つを選んだ。 2. フローチャートを描く f 1 : PHYTO による DIN の吸収 f 2 : PHYTO の死亡 f 3 : DETRITUS の無機化 3. 各状態変数の変化を示す (変化) = (流入)?(流出) dPHYTO = f 1 ? f 2 dDETRITUS = f 2 ? f 3 dDIN= f 3 ? f 1 4. フラックスに数式を与える モデルを作る
  • 45. parameters<-c(maxUptake =1.0, #/day       ksDIN =0.5, #μmolN/m3       mortalityRate =0.4, #/(μmolN/m3)/day      mineralisationRate =0.1) #/day state <-c(PHYTO =1, #μmolN/m3 DETRITUS =5, #μmolN/m3 DIN =5, #μmolN/m3 TDN =11) #μmolN/m3 model<-function(t,state,parameters) { with(as.list(c(state,parameters)),{    din   <-max(0,DIN) phyto <-max(0,PHYTO)    detritus <-max(0,DETRITUS) Nuptake <- maxUptake * din/(din+ksDIN) * phyto Mortality <- mortalityRate * phyto * phyto Mineralisation <- mineralisationRate * detritus dPHYTO <- Nuptake - Mortality #μmolN/m3/day dDETRITUS <- Mortality - Mineralisation #μmolN/m3/day dDIN <- Mineralisation - Nuptake #μmolN/m3/day dTDN <- dPHYTO + dDETRITUS + dDIN #μmolN/m3/day list(c(dPHYTO,dDETRITUS,dDIN,dTDN)) }) } times <-seq(0,15,by=0.01) #day0~15 require(deSolve) out <- as.data.frame(ode(y=state,times=times,func=model,parameters)) par(mfrow=c(2,2), oma=c(0,0,3,0)) plot (times,out$PHYTO,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;PHYTO&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$DETRITUS,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;DETRITUS&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$DIN,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;DIN&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) plot (times,out$TDN,type=&quot;l&quot;,lwd=2,main=&quot;TDN&quot;,xlab=“day&quot;,ylab=“μmol/m3&quot;) mtext(outer=TRUE,side=3,&quot;model&quot;,cex=1.5) コードを入力する! マスバランス?単位の次元が あっているか確認する!
  • 46. ?
  • 47. 例題 2 :デトリタス分解モデル 従属栄養微生物による段階的なデトリタスの分解をモデル化する。 系供給された粒子状デトリタス( POC )は微生物( BACT )によって高分子溶存有機炭素( HMWC )、低分子溶存有機炭素( LMWC )へと順に分解され、 LMWC は BACT によって吸収される。 BACT は基礎呼吸?活動呼吸を行ったり、または捕食を受けることにより炭素を放出する。
  • 48. 状態変数を決定する テキストにある 4 つを使う ① POC (粒子状デトリタス) ② HMWC (高分子溶存有機炭素) ③ LMWC (低分子溶存有機炭素) ④ BACT (微生物) 2. フローチャートを描く f 1 : POC の流入 f 2 : BACT による POC の加水分解 f 3 : BACT による HMWC の加水分解 f 4 : BACT による LMWC の摂食 f 5 : BACT の活動呼吸 f 6 : BACT に対する補食 f 7 : BACT の基礎呼吸 3. 各状態変数の変化を示す (変化) = (流入)?(流出) dPOC = f 1 ? f 2 dHMWC = f 2 ? f 3 dLMWC = f 3 ? f 4 dBACT = f 4 - f 5 - f 6 - f 7 4. フラックスに数式を与える f 1 f 2 f 3 f 4 f 5 f 6 f 7 モデルを作る
  • 49. ?

Editor's Notes

  1. 2.1では概念的モデルをどのように构筑すればよいのかが书かれています。
  2. まず心得として、モデルはリアリズムをもちながら、なるべく単純でなければならない。概念的モデルを作るときには以下の 3 点を決定する必要がある。 ① 3 種類のモデルの成分? a 状態変数はモデルの変数であり、図中には長方形のボックスで示されている、これらは矢印でつながれている。矢印は状態変数間のフローもしくは相互作用である。 b- 強制関数 図では点線で示されている。 c?出力変数 図では○で囲まれている ② 、みたいプロセスにあったスケールを選択する。 ③ 、測定がなるべく簡単で、そのモデルにあったカレンシーを選択する。
  3. フローチャートがかけたら、状態変数の変化を式に表す。 -&gt; モデルの骨組みの完成。
  4. さいごに、モデルが意味をなすかチェックする。これは、おおきくわけて 2 通りのやりかたでチェックできる ( あとはうえに書いてあるとおり )
  5. 実際に、湖沼生態系でモデルをたてた例。 これまで述べたように、もでるの設定をしてフローチャートを書き 状態変数の変化をフローをもちいて記述している。 これらのフローを数学的に記述できれば、モデルをとくことができる。
  6. ちなみに。実际にモデルが矛盾しないかチェックすると、このように质量が保存されていることが示せる。
  7. モデル公式を数学的構築していくための導入です。化学反応式 生態学的相互作用式 大きくふたつについて。 生態学的相互作用では湖の生態系について具体的に考えます。 kは一定して比例    α 、 β は整数の乗数(化学量論的に一定) 2.3.1 化学反応式の構築(mass反応の法則) 2.3.2 例:シンプルな化学反応式の構築  2.4 例:酵素反応式の構築 2.5 ~ 2.5.1.3  生態学的相互作用の式の構築 例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー
  8. A一次反応 反応速度は一つの物質に対して比例    なので速度k1 × A B二次反応 ここではAB二つの物質の相互作用    なのでk2 × A × Bとかける。 C二分子のAと一分子のBが反応する場合。。     速度k 3× Aの二乗 × Bであらわされます。
  9. 一分子のCが二分子のDと反応してEとなる。(この反応が可逆的ならどう式がかけるか?) Eについて 速度k2でEがへる。速度k1 × c × D × DでEがふえる。のでこんな式になります Dについて 速度k1 × c × D × DでEがふえる-&gt;同じ速度でDが減る。         速度k2でEがへる-&gt;同じ速度でDが増える-&gt;Dは二分子が関与してるので二倍
  10. それぞれの項についての反応速度式を書き、ミカエリスメンテン式を応用して、Gの生産速度式をだしてみる。 まず中間生成物Iの反応式を書き、IとFの反応式とあわせて、 最後にGについてのまとめると最終的にDとFの間の反応、物質Gの生産にモデル化することが出来る。 E自体は変わらない。
  11. Section2.1.2 ででてきた湖の生態系に注目して、式を実際に立ててみます。  ここではPHYTOの速度変化、中でもフラックスf1、f2を例にとって見てみます。 まずf1について。F1=アンモニア-&gt;植物プランクトン と書くのは正しいか?
  12. f1についてのさっきの間違い反応式A-&gt;一次反応式ではこの時考えられない。 f1をもっとリアルに近づけていく。植物プランクトンによる制限を入れてみる。 だがフラックスが直接アンモニア濃度に比例するわけではなく、アンモニア濃度が増えるにつれ漸近的に最大容量に近づいていくはず?
  13. アンモニアの速度制限を考慮。f(アンモニア)の式を入れる。 さらに植物プランクトンなので光の吸収も受けているはず。 F2はZooは動物プランクトン量に比例するが、 PHYTOによって速度制限が起こるという式が書ける。 まとめ 数学的にフローの公式を立てていく   例:湖の生態系においての植物プランクトンのフロー 一次反応だけでは表せないことがある-&gt;二次反応にしたり色々な条件を足していく
  14. (仕事をするものがいなければフラックスは 0 、仕事をするものがより多ければ多くの仕事が行われるということ)
  15. ※ ほかにも??光合成、微生物溶解など