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MRTKをNreal Lightに
対応させてみた
AR Fukuoka暑気払いLT会2021
自己紹介
氏名:吉永崇(Takashi Yoshinaga)
所属:スチームパンクデジタル / ISIT
仕事:AR技術の活用に関するR&D
コミュニティ:ARコンテンツ作成勉強会
Twitter: #AR_Fukuoka
What’s Nreal Light?
Nreal Ltd.が開発したARグラス
[特徴]
? 軽量 (約106g)
? 6DOF (自由に歩き回れる)
? 平面やマーカーの検出
? 比較的安価 (?129,500)
さらに
? ついにハンドトラッキングに対応
Hand Trackingデモ
https://youtu.be/QH6aPDONO5s
Hand Tracking の特徴
手の関節の取得や位置追跡
Hand Tracking の特徴
ジェスチャー認識
? 手の開閉
? ポインティング(指差し)
? Vサイン
? ピンチ (つまみ)
簡単にこれらの情報をプログラムで
取得できる!
問題点
手の位置やジェスチャー認識を使ったインタラクションは
自分で実装しなくてはいけない
問題点
オブジェクトの回転や拡大縮小などARグラスで
一般的に使われる操作は楽に実現したいよね?
Related Tool: MRTK
Microsoftが提供するHoloLens向け開発キット。Oculus Questや
Magic Leap, スマートフォンなど各種XR機器に対応
MRTKの良い所
ノンプログラミングで基本的なインタラクションを実現できる!
共通の仕組みで各種XRデバイス向けアプリを開発!
Nreal Lightには未対応
ということで
MRTKをNreal Lightに対応させよう
でも...
MRTKよくわからん
Dive Into MRTK: Step 1
各デバイス用の設定の切り替えはMixedRealityToolkitでできたたはず
MixedRealityToolkit
ここで設定
Dive Into MRTK: Step 2
ヒントがあるかもしれないのでドロップダウンメニューを開いてみよう
設定リスト
Dive Into MRTK: Step 2
LeapMotion用の設定もある
Dive Into MRTK: Step 3
DefaultLeapMotionConfigurationProfile
の中身を理解すればNreal Lightのハンドトラッキングと
MRTKを接続できるのでは?
Dive Into MRTK: Step 4
関係ありそうなのはInput?
Dive Into MRTK: Step 4
Leap Motion Device Manager
Dive Into MRTK: Step 5
Leap Motion Device Manager
の実装はこのスクリプト
Dive Into MRTK: Step 5
Leap Motion SDKが
提供する機能を使っている
(LeapMotionDeviceManager.cs)
Dive Into MRTK: Step 5
MRTK?LeapMotion
の変換も行われている
(LeapMotionArticulatedHand.cs)
Dive Into MRTK: Step 6
Leap Motionの手の情報の取得とMRTKの手へのマッピングを
行なう処理をNreal Lightの情報に置き換えたコードを作成
Result
https://youtu.be/26hBZX-cqiE
Now Available on GitHub
https://github.com/TakashiYoshinaga/MRTK-Profiles-for-NrealLight

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