Node-Redカンファレンス2020資料
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工場IoTやDXという言葉は以前よりも一般化してきましたが、その具体的な姿や実現方法についてはまだ確立されていないように思います。
”装置からデータを取り出すこと”は一見簡単なように思えますが、多様なデータソースが散在している工場現場においてはなかなか簡単にはいかないのが実情です。
また、セキュリティ面の懸念も払拭する必要があります。 このようなIoT、DX実現の障壁をNode-REDを使ってどのようにクリアしていくのか、具体的な事例を元にお話します。
その一例として、Node-REDとシーメンス製クラウド型IoTプラットフォーム「MindSphere」との組み合わせで振動解析から故障予知システムを作製した事例をご紹介します。
ポイントは2点あります。
★JWTを使ったOAuth連携機能を組み込んだNodeにより、膨大な数のIoTデバイスをクラウド側から安全に管理する
★非ITエンジニアでもIoTの仕組みを構築し、素早く他拠点に展開することができる
また、Node-REDのようなローコードツールは、今後の工場改革において重要な位置を占めると考えています。 これについて、非プログラマがソフト開発を行う「市民開発者」というキーワードを元にお話します。