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- 2. NPOのマーケティングとは? ◇ NPOを取り巻く環境と社会的期待 ◇ NPOにおけるマーケティング ◇ NPOマーケティングの特徴 ◇ NPOマーケティングの活動 ◇ NPOマーケティングのねらい 2
- 3. NPOを取り巻く環境と社会的期待 マーケティングを活用した経営資源の獲得と組織基盤強化が必要 2011 年6月のNPO関連法の改正 「NPO改正法 」 「新寄付税制 」 ① 所得税の寄付金の税額控除制度の導入 ② 認定 NPO 法人の認定要件の緩和 ③ 地域活動する NPO 法人等の支援 (個人住民税) ④ 日本版プランドギビング税制の創設 ⑤ 活動報告書?会計基準の導入 公共サービス分野への民間企業や 行政の参入による競争激化 NPO 法人数の増加による競争激化 景気後退?東日本大震災により、 NPO に対する支援性財源に偏重 第3者機関による NPO の格付けや ソーシャルメディアでの露出拡大 + 社会的な期待の高まり ★ 公共サービスの担い手としての期待 ★ 活動領域の拡大 (12 -> 17 -> 20) ★ 就業先としての期待 3
- 4. NPOにおけるマーケティング の解決 4 NPOが抱える課題 会員数 の増加 ボランティア 募集 寄付金 の獲得 広報活動 の強化 サービス の拡充 助成金 の獲得 指定管理施設 の活性化 スタッフ人材 の採用 利用者の 満足度Up 自主事業の拡大 SNS の活用 サービス受益者や支援者を“顧客”と位置付け、その価値観や行動の変革に働きかける一連の NPO 活動。“顧客”の満足度を高め、永続的な関係性を構築することを目的とする。 NPOマーケティング
- 6. NPOマーケティングの活動 対価性 経営資源 サービス、製品、アドボカシー/ 啓発など、提供することにより 対価 を得るマーケティング活動 (例) ?サービス利用者の拡大 ?授産品等、製品購入者の拡大 ?行動、価値観の変革促進 支援性 経営資源 寄付や会員、ボランティアなど、 支援 を獲得するための マーケティング活動 (例) ?寄附金、寄贈品の獲得 ?会員の獲得 ?ボランティア募集 6
- 9. NPOマーケティングプログラム 参加 NPO 毎に課題設定したものを公募により選定し、プログラムを実施 2008 年より、パナソニック株式会社との協働で実施。 NPO に必要なマーケティング力を身につけ、そのノウハウを個人のスキルに留まらせず、 組織全体で共有し、 抱える様々な課題を解決できるようになること を目指しています。 1.集合研修 約 2 ヶ月間の講義と演習 自団体の現テーマに掲げた事業の基本戦略を練り上げていく。団体内で、複数名参加、事務局長 or 事業執行者を参加必須として実施。 2.課題シート作成 集合研修の各テーマについて、団体内で実際にデータを収集?分析を行い、シートにまとめていく。シートにまとめることで、他の事業へ応用できるように実施。 3.個別 コンサルティング 団体別に講師と事務局による面談を複数回設定し、マーケティング施策をブラッシュアップ。 4.成果(進捗)報告会 立案したシナリオをステークホルダーだけではなく、客観的に意見交換、繋がりのきっかけを行う事を目的に実施。 9 主催 特定非営利活動法人 NPO サポートセンター 共催 パナソニック株式会社
- 10. プログラムの経緯 10 2000 2001~ 2003~ 「NPOインターンシップのニーズ実態調査」を実施 インターン?マッチング事業開始 協賛: 財団法人 日本財団 NPOインターン?コラボ?プロジェクト パナソニック株式会社 特別協賛開始 ? 「 NPO 支援センターちば」と、2中間支援組織による総合的なプログラム 2008 2009 2010 Panasonic NPO インターン?コラボ?プロジェクト ( 11団体 ) ?インターン?マネジメント研修に加え、 NPO マーケティング研修を開始 Panasonic NPO サポート?インターンプロジェクト ( 14団体 ) Panasonic NPO サポート 課題解決プロジェクト ( 6団体 ) ?約 5 ヶ月間の NPO マーケティング研修 ? 200 時間以上のインターン?マネジメント研修 ?約 6 ヵ月間の NPO マーケティング研修 ?参加 NPO の課題解決力の実践を発信し、他の NPO へ波及 2011 Panasonic NPO マーケティングプログラム ( 6団体 ) ?約 6 ヵ月間の NPO マーケティング研修 ?課題解決力の実践、プログラム?フェローのサポート標準化
- 11. プログラムの歩み 2010 ~ 2011 11 2008~2009 民間のマーケティング実務を活用して組織の課題分析及び解決策の立案?発表 NPOマーケティング研修 学生インターンを受け入れながら、インターン?コーディネートを実践的に学ぶ インターン?コーディネート NPOサポート 人材の育成 ケーススタディ集 の作成 参加団体以外への 波及効果を高める NPO サポート人材 の育成で今後の フォロー体制強化 過去の参加団体が取り組んだ事例 を分析、事例整理、情報発信 NPO課題解決マーケティング研修 2008 ~ 2009 年度の研修に、下記の改善点を追加 参加団体の 条件の見直し 参加団体数を 絞りフォロー強化 企画実行後の 進捗報告会 より実現性の高い取組 + 2011~ フェロー
- 13. NPOマーケティングプログラム アンケート アンケートの方法 対象: 2008 ~ 2010 年度の NPOマーケティングプログラムに 参加の 28 団体 (2年連続参加 3団体) 形式: アンケート形式で回答いただいたものを集計 (アンケート実施期間: 2011 年 11 月 15 日~ 11 月 30 日) 13 社会的な影響 【基本データ】 ? 参加団体の事業データの推移 ? 各団体の課題解決等の成果 組織基盤強化により 獲得とした波及効果 プログラムへの要望 課題解決への継続 NPOマーケティングプログラムの期待する効果
- 18. 2011年の取組みと今後について 2011 企画実行後の 進捗報告会 より実現性の高い取組 NPO サポート 人材育成 1.ケア?インターナショナルジャパン 2.日本ブラインドサッカー協会 3.フェアトレード?ラベル?ジャパン 4. ADRA JAPAN 5.カタリバ 6.キズキ 2012~ さらに実現力を高める仕組みづくり NPO サポート 人材育成 企画実行後の 進捗報告会 PDCA の Do に繋がる テストマーケティングの実施 参加 NPO 、その他の NPO ?関係団体との事業連携の促進 18