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自然の中で育む
「子どもが主人公の居場所」
    (Short ver.)


 NPO法人 子どもへのまなざし
         ?
この扉はタイムトンネルです。
 扉の向こうにみなさん、お一人お一人の
「子ども時代」を思い浮かべてみてください。
あなたは「誰と、どこで、何をして遊んでいますか?」
子どもにとって「あそび」は生きることそのものです。
『子ども时代』にどのように游んだかによって、
    人としての土台が作られるといっても
        過言ではありません。
子どもは「あそび」の中で体験を重ね成長していくのです
はじまり

「ひのっ子すくすくプラン」
 日野市次世代育成支援行動計画(後期計画)

 遊びを通した育ちと
     体験の场づくりの実现
夏期のみ开放されていた「自然体験広场」で
   活動をはじめ、3年半が立ちました。

   はじめは、こんなうっそうとした森に
本当に子育て中の親子が来てくれるのだろうか?

こんな場所が「居心地のよい居場所になるのか?」
       と不安もありました。
そんな心配をよそに????


  「なかだの森であそぼう!」
     通年 毎週金曜日と第2土曜日開催
          開催時間 10時~17時
   平成20年6月~ 現在まで3年半の活動実績

 ?参加親子 のべ 10,611人
      20年度 1,551人(34回開催)
      21年度 3,864人(55回開催)
      22年度 5,196人(57回開催)
母亲たちは、「公园では子どもをのびのび游ばせられない」
           と言います。

         まわりの目が気になり
    「けんかしちゃダメ」 「取りっこしないの」
  「汚しちゃダメ」 「危ないでしょ」 「いい子にして」

     とあそびを制限せざるを得ないと。
   まわりに迷惑をかけないことが重視され、
子どもの「あそび」を、大人が受け身なものにしてしまい、
       体験を奪っていると感じます
「やってみたいことに挑戦」
     するのが
    あそびです。
挑戦なので…


   時には失敗したり、ケガをすることだってあります。
 でも、子どもがケガなしで健全に育つことはありえないのです
异年齢の子どもが群れる大切さ
いっしょにあそぶと、
  ケンカも起きます。
ケンカできる相手がいて、
  初めて学ぶことが
   出来るのです
子どもは好奇心のかたまり!
自分で見つけた面白いこと!




どうですか?この笑顔!
森のおーきな砂场も人気でした
水たまりでドロドロ。お母さん、汚しても怒らないでね
焚き火の体験
子ども時代に焚き火をした体験も欠かすことができませ
ん。火の番をしている大人 のそばで、火の怖さやあり
   がたさ、ぬくもりを感じる体験は贵重です
「なかだの森」では、いつも「なかだ锅」作っています
焚き火で調理



  みんなで持ち寄った食材で作ります。
これはサンマを焼いて、
  網についてしまった皮を
競い合って食べているところです
同じ釜の飯を食べる
なべが出来上がったらみんなでお昼ごはん。
 家で親子だけで食べるより「よく食べる」と
  これを楽しみに通う人もいるくらいです
「食べてくれない」と悩む亲は意外に多いのです
火を囲む




焚き火を囲むと自然と人と人の距離が縮まるから不思議です
これは、くわの実を取っているところ
   なかだの森は桑の実だけでなく、
せり、のびる、たけのこ、ぎんなん、むかごと
   自然のめぐみにあふれています

    からすうり、見ーつけた!




               Sany0010.jpg




   自然の中で見つけた不思議が
    「感性」を育んでくれます
小さな命の存在
やさしい気持ちにさせてくれます
たっぷり游んだ后は、森でお昼寝
亲にとっても心地よい居场所に
子育て仲間との出会い
子育てはひとりぼっちではとてもできません
たくさんの
あたたかいまなざしの中で育つ
生きがい
それはボランティアさんの生きがいにもつながっています
森の相谈室
   個室ではなく、森の自然の中での相談は
思った以上にリラックスできて子育てのことだけでなく、
 自分の問題などより深い相談ができると好評です
親育ち講演会
森の中での講演会は、
参加者の心も解き放ち、
   共に考える
よい時間となっています
「夏のがっこう」の開催
 なかだの森を飛び出して多摩川で
魚とりに夢中になっている子どもたち
小学生、放課後あつまれ!
今年度は小学生を対象に放課後の遊び場も開催
    してきました。焚き火をしたり
ナイフの使い方を教わる
のこぎりやナイフの扱い方なども
  体験できる場としました
子育て当事者と共に居场所をつくる
    これまでご紹介した全ての事業を
子育て当事者と共に話し合い実施してきました。
 子育て中の母たちをお客様にするのではなく、
共に考えて行動する仲間として頼りにすることで、
       母だけの役割ではなく
地域ために活躍できる大人として育ててきました。
「子どもが主人公の居场所づくり」を
    継続していくために
   皆さんが育って来た時には当たり前にあった
   外あそびの場や異年齢が関わってあそぶ場、
豊かな体験ができる場、地域の大人のまなざしの中で
子どもがのびのびと遊べる場がなくなってしまいました。

     子どもたちの体験不足が叫ばれる今、
日常的に「子どもたちがやってみたいことに挑戦できる場」
 「体験から学ぶ場」を私たち大人が作り出さなければ、
    豊かな子ども時代をすごすことはできません
      子育ち、親育ちのために必要な活動を
地域の皆様に応援していただきながら積み重ねてきました
昨年の大震灾以降「生きる力を育む」
    取り組みが注目されています。
 いざという時に自分で自分の身を守る力と、
地域の中で助け合い協力できる力が必要です。
あの日、「なかだの森」も大きく揺れました。
 しばらくみんなで森の真ん中に集まって待避。
  余震が収まるのを待って帰宅した人の中に
    再び森に戻ってきた人がいました。
親子でマンションの一室で不安な気持ちでいるより
森に集う仲間の顔を見ている方が安心できるからと。

なかだの森での活動が、かけがえのない居場所を
   作ってこれたことを実感しました。
震灾后もこの场を必要としている人のために
    開き続けようと活動し続けています。

   震災後の活動は、世の中の計画停電などに
   全く左右されることはありませんでした。

  もともと電気もエアコンもない、言うなれば
「毎回、防災訓練」をしているようなものだからです。
今、「生きる力」を育てる



         NPO法人子どもへのまなざし
http://manazashi2009.sakura.ne.jp/index.shtml

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