【誤りの訂正】
P4における「OCI Distribution Specification」の説明に誤りがありました。
お詫びの上、以下のように訂正いたします(P9、P10の記述の要約になります)。
「イメージを構成するメタデータやrootfsデータをコンテナレジストリへ格納、取得するためのHTTP API群を定義。」
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【概要】
CloudNative Days Tokyo 2019 ( https://cloudnativedays.jp/cndt2019/ )での発表資料です。
ランタイム?イメージ?レジストリまわりの要素技術とその最新動向をご紹介しています。
- イメージ構造?レジストリAPI?ランタイムに関する、OCI仕様と要素技術
- 次世代の軽量コンテナイメージ、汎用レジストリ仕様のOCIでの議論模様
- コンテナのpullにかかる時間を短縮して高速に起動させる技術
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翱颁滨惫2?!軽量高速なイケてる次世代イメージ仕様の最新动向を抑えよう!
1. Copyright?2019 NTT Corp. All Rights Reserved.
OCIv2?!
軽量高速なイケてる次世代イメージ仕様の
最新動向を抑えよう!
2019/7/22(月)
日本電信電話株式会社
ソフトウェアイノベーションセンタ
徳永 航平
CloudNative Days Tokyo 2019 [1B4]
2. 2Copyright?2019 NTT Corp. All Rights Reserved.
自己紹介
名前 徳永 航平
所属 NTT ソフトウェアイノベーションセンタ
興味 コンテナランタイム、イメージ
3. 3Copyright?2019 NTT Corp. All Rights Reserved.
今のランタイム?イメージまわりの様子
目次
1.
2. これからのランタイム?イメージまわりの動向
3. まとめ
19. 19Copyright?2019 NTT Corp. All Rights Reserved.
ランタイム課題:pullに時間かかりすぎ問題
コンテナ起動時にはレジストリからのコンテナイメージの取得(pull)が行わ
れるが、これに多くの時間がかかってしまう
runtime
Filesystem bundle
約76.6% 約23.3%
①イメージをpull ②コンテナを実行
各実行フェーズにかかる時間のベンチマーク
[Harter et al. 2016]
(平均20s) (平均6.1s)
Tyler Harter, Brandon Salmon, Rose Liu, Andrea C.
Arpaci-Dusseau, Remzi H. Arpaci-Dusseau. "Slacker: Fast
Distribution with Lazy Docker Containers". 14th USENIX
Conference on File and Storage Technologies (FAST ’16).
February 22–25, 2016, Santa Clara, CA, USA
↓論文から引用