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Om Kriget Kommer (1952)
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スウェーデンが第2次世界単线后に発行した最初の民间防卫ブックレット。核戦争に限定しない幅広い记述となっている。まだ最初なので装丁は地味。なお、これは全戸配布された。
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Om Kriget Kommer (1952)
1.
もし 戦争が起きたら スウェーデン国民 へのガイダンス 王国の自由と独立に対する、 あらゆる攻撃は武力による抵 抗に遭遇する。レジスタンスに ついての、いかなる報道も誤 りである。スウェーデンは国土 防衛を求め、防衛能力を持ち、 防衛の意思を持つ。
2.
スウェーデン国民の皆さんへ 王国の自由と独立を守るためにスウェーデン 国家と国民は手を携えている。我々の自由が 侵されれば、いかなる攻撃も軍事力で対抗し なければならない。 全国民は、個人の努力と犠牲のもと、国防に 参加する覚悟をしなければならない。現代戦 は、国民のほぼ全員が男性も女性も、軍や民 間防衛や軍需生産や治安や、家庭やその他 方法で、参加を必要とする。 スウェーデンの男女は慎重に参加し、戦時に はこのガイドの指示に従って行動すること。 ストックホルム宮殿 1952年5月15日 氏名と住所を記入 氏名 住所 電話番号 もし … スウェーデン全世帯に配布された、この ブックレットは、戦時あるいは戦争の危 機の際に役立つように制作された。戦争 が起きるというわけではない。戦争が起 きたとき、誰もが助言や指示を簡単に見 出せるように、短い参考資料とした。注 意深く読んで、皆さんに関係があるとこ ろをチェックすること。家族と一緒に読ん で、デスクに保管するや、戦時配置命令 や動員命令などとともに持ち歩くこと。と きどき読み直して、記憶を新たにして、も しもに備えること。
3.
我々は戦い抜ける。 スウェーデンの目標は、すべての国と友好関係を維持することである。 我々は40年近くにわたり、平和を維持してきた。我々は平和を希 求するのと同じくらい、ゆるぎなく、自らを防衛する。我々の自由と独 立が侵されれば、我々は武器をとって対抗する。陸海空の国境線 で、我々は軍事力で対峙する。敵がどこを攻撃しようとも、我々は 武器をとって対抗する。郷土防衛隊と民間防衛隊が故郷で備えて いる。 戦争は総力戦である。 現在の戦争は血みどろの総力戦である。攻撃者はあらゆる手段を 使って、最短時間で我々の抵抗を打ち破ろうとする。地上の国境 線を越えて侵入し、海岸に上陸し、空挺部隊をわが国の領土内に 降下させて、我々の軍事防衛を崩壊させようとする。国土に対する 空爆や遠隔兵器による攻撃で、社会の均衡を崩壊させようとする。 侵略者とその追従者たちは、各地に火災を起こし、工場や道路を 爆撃し、誤った噂を拡散し、分裂を招くプロパガンダを行って、混乱 を起こし、戦意を喪失させようとする。 しかし、我々はしっかりと立っている。 しかし、いかに攻撃が厳しくても、いかに我々にとって困難であっても、 我々は戦争の試練に立ち向かう。これは、一家庭の問題でもなく、 一個人の生命や幸福の問題でもない。これは我々の生き方、我々 の自由、我々の生活、我々の子孫、そう、これはスウェーデン社会 の住民すべての問題である。 戦時には、平時よりも、能力に応じて、自分の持ち場で努め なければならない。商品不足や配給制度や避難や一般職 務義務など、まったく異なる生活様式に、平和と自信を見出 さなければならない。兵士たちは、深い平和の中で行くことは 許されない。 我々は諦めない。 レジンスタンスが終了するというメッセージは誤りである。常に あらゆる状況下で、レジスタンスを続けなければならない。そ れは皆さんにかかっている。自らを守ろうとする、自分たちの国 の、自分たち自身の、自国民の意志を信じよう。国に忠誠を 誓い、あらゆる立場で、義務を果たそう。 落ち着きを保つ ― 冷静かつ確固として。 自らを信じる
― 危機的状況でも理性的に行 動すること。 政府を支える ― 政府の助言と指示を信頼する。 そして、断固として戦う。 スウェーデンには自らを守る意志が あり、自らを守る能力があり、そし て、自らを守らなければならない。
4.
国家戦争指導部 戦時のスウェーデンは、平時のスウェーデンと同様、憲法によって統 治される。国王、政府、議会、政府機関および当局は、国家の存 続と国民の福祉のために仕事を続ける。 平時には、中央国家指導部はストックホルムにいる。戦時は情勢に より、別の場所へ移動を余儀なくされる場合がある。そのため、国家 指導部の最重要部を領土内の別の場所へ移動するための計画が 立てられ、準備がなされている。この移動は逃避ではなく、トータル ディフェンスを確実にするために予め計画された手段である。 同様に、ランスティング(地方自治体)指導部も庁舎外へ移動す る準備がなされている。 我々の備えは強化されている。 既に平時において、我々の財源の枠組みの中で、防衛計画のため に、できる限り多くのことが行われてきた。軍隊内での戦闘任務と治 安任務、及び民間防衛についての教育が行われている。武器、弾 薬、装備品が倉庫に備蓄されている。要塞や避難所は山岳地域 に建設されている。そして、よく整備された通信体制を通して、我々 はわが国の自由を守るために、ただちに行動をとれる準備をしている。 緊急事態準備とは何か? 危機における、緊急事態準備の発令。これは、国の軍と民間防衛 と公的供給が状況に応じて動員されることを意味する。同時に、開 戦時には、迅速かつ決定的な行動を可能にする、様々な法律が 発効する。緊急事態準備は、新聞やラジオや緊急警報による伝達 される。招集命令は郵便あるいは電話あるいは緊急警報で伝達さ れる。 緊急警報とは何か? 戦争の脅威が差し迫ると、スウェーデン王国は緊急警報を 発令し、戦時体制に移行する。詳しくは次ページに記載する が、警報は以下を意味する。 ただちに緊急事態準備態勢が発動する。 軍もしくは民間防衛の戦時配置命令を受けていれば、ただ ちに指定された場所に行く。 戦時用途として軍もしくは民間防衛に、平時に選抜された 車両?馬?犬を、選抜通知に指定された場所に、速やかに移 送する。 (これらの措置を発動する緊急警報と、空襲中に発令され る空襲警報の違いに注意すること。)
5.
そして家庭にいるとき、何をすればよいか? 緊急事態準備および緊急警報は、家庭にいる人々にももちろ ん適用される。 緊急警報が発令されたら、以下の重要事項を忘れないこと: ラジオのスイッチを入れる。メッセージは連続 的に、毎時、一日中、放送される。これらの メッセージのうちの1つが、皆さんと家族に関 係するかもしれない。 灯火管制。暗闇の中では、照明一つが何 キロも彼方から見ることができて、敵の誘導 目標となることがある。 本当に非常時以外は電話を使わない。 あわてて行動しないこと。指示があるまで、 現在の場所を離れないこと。落ち着くこと。 これらの警報音の意味を知っているか? 緊急警報=戦争もしくは差し迫った戦争の脅威。 空襲警報=差し迫った空襲の危険 警報解除=日常に復帰できる 一部地域では、 警 報は 広
報車 からの警報音で 伝達される。 短い警報音の繰り返し 短い警報音の繰り返し 短い警報音の繰り返し 立ち上がりおよび 立ち下がりサイレン 30秒 の休止 30秒 の休止 長い一定の警報音 長い一定の警報音 長い一定の警報音
6.
戦争が始まった - 今や生命の問題で ある。 そして、皆さんの生命は、わが国と皆さんの 防護にとって貴重である。それを投げ捨てる 権利は皆さんにはない。 空からの危険
- どうやって対処するのか? 空からの攻撃は、おそらく皆さんが戦争から 最初に感じることだろう。建物が密集したコ ミュニティは特に脆弱である。攻撃は、爆弾 や焼夷弾や原子爆弾や毒ガスやその他の 手段で行われる。 どうやって避難するのか? やみくもに行動すれば、敵を利するだけであ る。どう行動すればよいか知っていれば、自 分を守れる可能性ははるかに高くなる。 空襲警報が聞こえたとき どこにいても - 職場でも、自宅でも、外出中でも、最寄りのシェ ルターを探す。 近くにシェルターがない場合は、最寄りの地下室や1階を探す。 避難する前に 窓や扉を閉める。ただし、玄関の 扉に鍵をかけないこと。コミュニティ が立ち入る必要が生じるかもしれ ない。 すべての火を消す。 ブレーカーを落とす。 ガスの元栓を閉める。 防毒マスク、丈夫な靴、暖かい 服装、懐中電灯、食料と飲料、 現金、身分証明と配給カードを 持っていく。これら全部をすぐ持ち 出せる場所に、予め、まとめておく。 1 2 3 4 5 地下室では 外 壁 に 沿 っ て まっすぐに伏せる。 1階では 窓に面した壁ではなく、内壁に側に伏せる。できれ ば、テーブルなど隠れられるものの下にもぐりこむ。
7.
シェルターに入ったとき ? 落ち着いて、自制すること。 ? シェルター管理者の規則に従うこと。 ?
心配している人を落ち着かせ、年配者や子供たちを助けること。 ? 許可なく避難所を離れないこと。 シェルター滞在は一時的なものであり、できるだけ居住性良く、多 くの人々を収容できるように助け合うこと。 事前に警報が発令されず、爆弾による奇襲攻撃 を受けた場合 迅速かつ慎重に行動することがさらに重要である。 ? 屋外にいる場合、ただちに最寄りのシェルターをさがす。壁の側 や溝などに伏せる。腕の中で顔を隠す。できるだけ早く、屋内の シェルターをさがすこと。 ? 屋内にいる場合は、地下に避難できる場所を探す。ただし、す ぐにさがすこと。 原爆による奇襲攻撃を受けた場合 最速で行動する悲痛用がある。分や秒ではなく直ちに、避難する。 閃光が核爆発の最初の兆候である。 ? 屋内にいたら、すぐそばのテーブルに下にもぐりこむか、窓に面し ていない壁に横に伏せる。 ? 屋外にいたら、すぐそばの壁の側か、溝や窪 みに伏せる。 覚えておくべき2点 ? 特に顔を防護する。顔は手とともに、全身で 最も防護されていない部分である。 ? 放射線の危険がない限り、少なくとも1分間 は、そのまま動かないこと。 どのように毒ガスや放射性物質や細菌から身を守 るのか? 侵略者が、毒ガスや細菌の国際的禁止を遵守する保証はない。 したがって、皆さんはこれらの兵器から身を守る方法を知る必要が ある。 毒ガスと放射性物質 毒ガスは航空機から散布される可能性がある。原爆が水中で爆 発した場合、放射性物質は大量の水とともに拡散する可能性が ある。毒ガスや放射性物質は「雨」や「霧」のように見えることがある。 これらに被曝した場合は、次の点を考慮する。 防護マスクを着用する (以前の緊急事態準 備で配布されていない 場合は、配布される)。 雨に濡れないように、た だちに屋内または屋根 の下などの避難場所を 探す。 服で顔と手を防護する。 走るときは、衣服を被る。 細菌が使用された場合の、一般的な助言 ? 清潔を保ち、衛生状態に注意すること。 ? 食事の前に手を洗う。 ? 必ず飲料水を煮沸する。 室内に入る前に上着と 靴を脱ぐ。別途指示が あるまで、室内に留まる。 雨に濡れたことがわかっ ているか、疑われる体の 部分を、ただちに洗う。 防護されていない食料 や飲料に触れないこと。
8.
避難はどのように行われるのか? 敵の航空機や長距離攻撃兵器が、軍事目標以外に、大都 市域や工業地帯や港湾など大きな被害を生じる場所を攻撃 する可能性がある。そのとき、人命の損失をできる限り少なくす ることが重要である。戦争の試練に対して、子供や老人や病 人など、とりわけ脆弱な民間人は、より防護された場所に移動 させなければならない。このため避難が行われる。これにより、 病院やシェルターや救助作業に余裕ができ、その場にとどまって 職務を続けなければならない人々の生存の可能性も高まる。 その場所は脆弱ではなくなり、被害の影響は小さくなる。 残留しなければならない人々 民間防衛隊員や、防衛や公共供給や軍需生産など防衛に 重要な産業や会社の従業員は、残留しなければならない。結 局のところ、彼らの職務はトータルディフェンスにとって不可欠で ある。社会システムを止めてはならない。 整然とした避難には 大規模な組織が必要である。それは既に存在しており、10万 人以上の男女が避難と社会サービスのために民間防衛で訓 練されている。さらに避難を促進するため、政府は自主避難の 機会も提供する。 自主避難 残留しなくてもよい家族親戚を、避難させる権利がある。友人や 親戚が田舎にいれば、そのような宿泊場所を用意できるかもしれ ない。あるいは山小屋や別荘を所有していれば、それが適切かもし れない。ただし、重要産業拠点や沿岸や国境などの近くを避難場 所に選んではならない。それでは、状況を悪化させてしまう。皆さん が避難場所として適切だと考える皆さんの施設が、防衛上の必要 性から留保される可能性があることを想定しなければならない。そ の場合、家族をそこへ避難させられない。できれば、このブックレット 読んだ直後に、避難計画を立てること。 注意事項 自主避難を選択した場合は、政府かから指示による避難が始ま る前に、非難を完了しなければならない。そうしないと、鉄道やバス や船舶を利用できなくなる。これらの交通機関は、政府が指定し た避難場所への避難輸送に使われる。 政府指示による避難は 平時に国内の約100か所について計画されている。これが適用さ れる。 政府は以下の事項を決定する: いつ避難をしなければならないか 避難対象となる場所はどこか 避難対象となるのはどのような人々か 避難指示はどのように通知されるのか? 避難についての決定は新聞やラジオやポスターや広報車を通して 発表される。家庭防護管理者とブロック管理者が、皆さんが必要 とする指示と情報を提供する。
9.
まず避難する人々 15歳未満の子供、 65歳以上の人、 妊娠中の女性、 病人および障碍者。 幼児には 通常母親が同伴する。母親が民間防衛あるいは軍の戦時 配置命令を受けているか、軍需生産や公共供給の重要な 会社で働いていて残留しなければならない場合、親戚または 知人が同伴できる。いない場合は、民間防衛隊員が子供の 面倒を見る。 小学生は 避難する家族や親戚や知人と同行できる。あるいは、学校 の先生や同級生と同行して移動してもよい。 病人や高齢者など 介護を必要とする人には、介護者が同伴してよい。介護者 がいなくて、自分で行動できない場合は、民間防衛隊の特 別要員が介護する。 状況によっては、特に脅威の高まっている地域の避難を早め る必要が生じる可能性がある。そのときは、即時避難命令が 発令される。避難対象の人は、ただちに都市周辺に移動す ること。準備が整い次第、避難先へ移動できる。 無計画な避難や逃避行動は、皆さんと家族を必要に苦し めることになる。先の大戦で、海外で起きたことを思い出して みよう。難民たちが、脅威にさらされた郷土から無計画に脱 出しようとして、道路を大規模に渋滞させてしまい、恐ろしい 苦しみを味わうことになった。大量の難民が移動すると、軍 隊の移動や食料や軍需物資の移動のための道路が使えな くなる。 不安を抑え、パニックを起こさないことが、皆さんの義務であ る。責任ある政府は、いつ、どのように避難を行うべきか、最 善の判断を行える。したがって、政府の指示を待つこと。それ が皆さんと家族が最も安全になる方法である。 宿泊はどうなるのか? 避難者は避難先で、できる限り住みよい環境を保証される。 各家庭には、自分の面倒を見られる人と、親戚や介護者と 同伴している人が宿泊する。 寄宿舎には、介護が必要で、介護者がいない人が宿泊す る。寄宿舎には、学童用や幼児用や病人用など複数の種 類がある。そのような人が避難してきたときは、特別に訓練さ れた民間防衛隊員が世話をする。 皆さんが職を持っているのであれば さまざまな仕事で、宿泊施設を手助けしなければならない。 手助けすることは自然なことである。悩みや心配事があると きに、仕事は良い効果をもたらす。介護が必要な人は、生 活および医療の支援を受けられる。
10.
スパイや 破壊工作に 気を付ける。 敵のプロパガンダを防ぐよう用心する。 先の大戦中と大戦後に露見した多く のスパイの失敗によって明らかなったこ とから、真実を冷静に見ること。平時 でも、スパイはわが国の防衛や産業や 通信などをできる限り探ろうとしている。 このように、破壊工作による損害や破 壊が準備されている。敵は戦時には、 さらに諜報活動を強めると考えなけれ ばならない。 スウェーデン刑法は 国防や公共供給を損なうような情報提供した人に 対して、平時においても厳罰を規定している。市民 としての皆さんの義務は、警報によって規定されて いるだけではない。次のようになる。不用意な一言 が、取り返しのつかない損害につながるかもしれない。 見知らぬ人との何の問題もないと思える会話が、敵 に探している禁じられた情報を与えることになるかも しれない。それでスパイはジグソー?パズルを組み立 てる。
11.
敵が関心を持っている可能性のあることについて、話してはならない。少 し話しても、多くを話してもいけない。 秘密にすべきだとわかっていることや、そうすべきだと思われることを話して はならない。それは親しい人や友人や知人の前でも。 権限のない人と防衛や自分の仕事について話し合ってはいけない。皆 さんが民間防衛あるいは軍事防衛ですることは、自分だけのことであり、 他人には関係ない。沈黙を守らなければならない。 敵の同調者を警戒すること。新聞に載っているスパイの記事から学ぶこ と。疑わしく見えない人が、わが国民に対する裏切り者かもしれない。 十分な根拠でスパイや破壊工作の疑いがあるときは、上司や警察に通 報すること。それは市民の義務である。知っていながら通報しないと、処 罰される場合がある。 敵のプロパガンダを跳ね返す それ我々の回復力を破壊することを目的としており、あらゆる可能な 手段で行われる。プロパガンダや噂と現実を区別し、誤っていることと 正しいことを、峻別することは平時においても困難だが、戦時はより 困難になる。しかし、スウェーデンの政府と報道機関とラジオは、皆さ んができるように、全力を尽くす。それがだめなときは、皆さんは自分 の正しい理解を頼ることになる。次の原則を覚えておくこと: 自分で噂を広めないこと。信じられないくらい短時間 に、噂で秩序崩壊やパニックが起きる。 これだけは忘れないこと 抵抗が報告されることになっているというメッセージは すべて誤りです。絶えず、あらゆる状況で抵抗を続け なければならない。 信頼できることがわかっている、昔から知っている 新聞や雑誌を読む。 新聞の偽造品に気を付ける。 スウェーデンのラジオニュース放送とメッセージを 定期的に聞く。 敵のラジオを信じない。敵はスウェーデン 語で、スウェーデンの周波数で放送する。 別の周波数のスウェーデンのラジオを聴 いて確認する。 噂を広める人やおしゃべりな人と、筋道立 てて話す。誰かから噂を聞いたら、その出 所を聞いて、それが誤解を招き不安を煽 る敵が広めた可能性を明確にすること。 黙る
12.
どのように 民間人は故郷をめぐる 戦いに参加できるのか? このブックレットで先に述べたが、スウェーデンのあらゆる地方 は、あらゆる戦力と可能なすべての手段で守られており、全 市民の参加が重要であることは、どんな強調してもしすぎるこ とはない。戦時のスウェーデン国民は、前線でも故郷でも戦う 国民である。 特に命令を受けていない民間人は、次に事項が適用される。 もし地上戦が皆さんの故郷に及んだ場合: ? 軍と民間防衛を最大限に支援する。皆さんの地元に関 する知識は大いに役立つ。 ? スウェーデン政府からの命令があるまで、その場を離れない こと。偽の命令に注意する。 ?
地図や武器やラジオやガソリンなど、敵に利用されると思 われるものを隠すか、破壊する。 ? 敵に利用される輸送手段をすべて持ち出すか、使えな いようにする。自転車やボートも同様。 ? 幹線道路を避け、渋滞を防ぐ。敵はそのような標的を 喜んで攻撃する。 皆さんの居住地が敵に占領されても 皆さんは国民とわが国のためにできることが多くある。武器 以外にも「武器」がある。 不屈の受動的抵抗で侵略者に対抗する。 敵とその同調者との不必要な協力を避ける。我々の 防衛や王国の安全保障に関わる条件などの情報を明 かさないこと。それは反逆行為である。 ラジオやその他の方法でスウェーデンの合法政府が伝 達する命令や指示に従うこと。 冷静さを保ち、熟慮して行動する。知恵と機転で多く のことができる。 兵役資格があるなら、スウェーデン軍とコンタクトすること。
13.
戦時国際法 民間人に対する戦争と占領の影響を軽減することを目的 とした特別な国際法がある。これらの国際法規定は、相 互遵守を条件とし、攻撃側と防衛側の両方を拘束する。 国際法は特に以下を規定している。 人質を取ることは禁止。 集団全体が責任を負うと見なすことはできない個々人 の行動を理由に、連帯責任を問うてはならない。 敵の武装部隊や半軍事組織で奉仕する義務はない。 攻撃者は、その国で施行されている法律に従うことを 条件として、当該地域における一般的な秩序維持の ための規則を公布することを禁ずるものではない。 責任者の管理下で、腕章や制服など何らかの徽章を 付け、公然武器を携行し、国際法を遵守することを条 件に、民間人には武器をとって敵と戦う権利がある。 防衛 我々全員 戦争が前線で兵士のみによって遂行されたのは、はるかな過 去のことである。今日の戦争は全員に影響を与え、防衛に は国民の総力が必要である。われわれのような小国が強大 な敵と戦う場合、すべての防衛力の投入し、すべての働く男 女を動員しなければならない。 皆さんの持ち場はどこか? 兵役 - 19歳から47歳までのすべての男性。 民間防衛
– 16歳から65歳までのすべての男性と女性。 職務義務は、軍需生産や労働力の供給のために、緊急事 態準備および戦時に導入される。軍需産業および公共供 給など多くの場所で、招集された男性の代わりに、女性が従 事する。 ボランティア– ボランティア従事者。
14.
緊急警報=戦争もしくは差し迫った戦争の脅威。 短い警報音の繰り返し 立 ち 上
が り お よ び 立ち下がりサイレン 30秒の 休止 30秒の 休止 長い一定の警報音 長い一定の警報音 徴兵の場合に適用 A. 戦時配置される徴集兵 戦時配置される徴集兵は、戦争配置命令に従って所定の配置 場所がある。今すぐ、戦時配置命令を取り出して、どこに配置さ れるのか確認すること。戦時配置命令を入隊記録に綴じておく こと。 招集は 個人宛の手紙(戦時招集命令)、ラジオでのメッセージあるい は緊急警報を通して行われる。 個人宛の手紙が 通常使われる。皆さんが旅行に出るときは、招 集命令を家族から連絡してもらうか、郵便で受 け取れるよう手配しておくこと。 住所を変更した場合は、ただちに軍隊登録機 関に通知すること。郵便局に書式があり、無料 で送付できる。 ラジオによる通達は 主に重要な場所に配置される人々に適用され る。通達がラジオで読み上げられているときは、 注意深く聞くこと。 通達が読み上げられているときに不在の際は、 家族にラジオで読み上げられている内容を記録 するように言っておくこと。 1 緊急警報 緊急警報が発令されたら、戦時配置命令を受けている 人は、ただちに配置場所に赴かなければならない。 緊急警報を識別する方法を知っておくこと。そのとき、何 をしなければならないか、考えておくこと。 出発前に以下に注意。 ? 丈夫な靴を履いて、普段着を着る。 ? 旅行用食品と、できれば救急キット も持って行く。 ? 戦時配置命令と入隊記録と受け 取っていれば戦時召集命令を持っ て行く。 ? 家族手当申請書を家族手当委員会に自分で送るか、家 族に送ってもらうこと。そうしないと、手当支給が遅延する。 ? 敵の部隊や破壊行為によって、配置場所への到達を妨 害された場合、最寄りの軍情報センターか軍部隊、居住 地の家庭防護協会か警察など、対応を支援してくれる機 関に連絡すること。 招集時に最も重要なこと ? 電車や船やバスや自転車や徒歩 やスキーで配置場所に行くこと。
15.
緊急警報=戦争もしくは差し迫った戦争の脅威。 短い警報音の繰り返し 立 ち 上
が り お よ び 立ち下がりサイレン 30秒の 休止 30秒の 休止 長い一定の警報音 長い一定の警報音 B 戦時配置されていない徴集兵 戦時配置命令を受けていない徴集兵は、更なる通知があるま で居住地に留まること。他の命令を見越して、住んでいる場所 か仕事をしている場所の郷土防衛に専心しなければならない。 それには幾つかの任務がある。 ? 民間防衛および家庭防護に積極的に参加する。 ? 銃後の守りを高めるために、できることは何でもやる。 徴兵任務についてわからないことがあれば 軍隊登録されている部隊に問い合わせること。ただし、問い合 わせる前に、入隊記録の付録をよく調べておくこと。 民間防衛の場合に適用 民間防衛の任務は、とりわけ、消火や、閉じ込められた人々の 救助や、負傷したり、空襲に合ったり、家を失った人々の救援、 街路や道路の復旧、避難などにより、人命と財産を守ることで ある。 A. 民間防衛戦時配置 民間防衛に登録されている男女は、既に平時に、政治配置命 令を受けている。民間防衛の招集に迅速に応じることは、軍と 同様に重要である。 2 招集は 原則は郵便だが、ラジオや緊急警報でも 通達される。いかなる手段であれ、招集 命令が届くことが重要である。旅行で自 宅を離れる場合、民間防衛招集命令が自 宅に届いていなかい確認を習慣にするこ と。同じく、民間防衛の通達が読み上げ られているときに不在の際は、家族にラ ジオで読み上げられている内容を記録す るように言っておくこと。 住所を変更するときは、民間防衛戦時配 置命令をうけている者として、忘れずに、 民間防衛隊長に住所を通知すること。 緊急警報が 発令されたら、民間防衛の戦時配置命令 を受けている人は、ただちに配置場所に 赴かなければならない。緊急警報を識別 する方法を知っておくこと。そのとき、 何をしなければならないか、考えておく こと。なので、今すぐ、戦時配置命令を 取り出して、どこに配置されるのか確認 すること。
16.
任務の準備 季節や任務に適した服を着る。その他の装備は 設置場所で入手できる。 登録証と戦時配置命令を持って行く(今すぐそ れらを取り出して、記憶を新たにすること)。 B.その他の民間人の責任 皆さんの居住地や、皆さんが今いるところが、戦争行為によって破 壊行為にさらされている場合、皆さんは民間防衛作業に参加しな ければならない。これは、民間防衛に登録しているか否かに関りが ない。受けた命令に従い、参加する責任がある。これはもちろん、 皆さんの家庭、皆さんの故郷の町、国民全員に適用されるのは 明白である。 準備措置として、家庭防護管理者は、緊急時に家庭防護の 様々な任務を担当する人物を任命する。皆さんは、家庭防護管 理者の指示に従わなければならない。 平時に 訓練を受ける 緊急事態準備および戦時を待たずに、任務の準備をするこ と。家庭防護協会や、海洋ボランティア協会などの任意団 体で自主的教育を受けて、平時に備えをしておくこと。 指揮研修 指揮訓練中央協会(CFB) 自動車任務 ボランティア自動車協会(FAK) バイク任務 ボランティアバイク協会(FMCK) 無線任務 ボランティア無線機構(FR?) 救助犬任務 スウェーデンドッグスクラブ(SBK) 医療任務 スウェーデン赤十字(SRK) 民間防衛任務 スウェーデン民間防衛協会(SCF)
17.
防衛における女性 もちろん、ここでの説明は男性だけでなく女性にもあてはまる。 女性はすでに、勇気と冷静を保つことで、国の共通の防衛努 力に重要な貢献をできる。多くの女性は、医療セクターや、 重要な軍需産業や不可欠な産業での現在または過去の雇 用を通じて、職業教育を受けている。それ以外の女性も、し かしながら、他の防衛分野で貢献できる。 兵役資格のある男性は軍事力で必要となるため、女性が軍 需産業や民間防衛や軍の非戦闘部門の労働力を代替する 必要がある。 専門知識を持っているか、公共供給産業や軍需産業での仕 事に適していると考える人は、既に既にランスティング労働員 会に所属しているはずである。おそらく、多くの妻は夫の職務 を引き継げるだろう。 公共供給や戦争産業で仕事をしたことがない人は、トータル ディフェンス範囲内のボランティア団体で、平時に訓練を受け られる。 スウェーデンの女性は以下で求められる: 食糧と遠征と通信任務、戦闘管理任務、 航空監視などの防衛ボランティア 軍用輸送と民間輸送 赤十字スタッフ医療 ブルースターの馬の世話と救護 民間防衛の要員避難や生活支援や医 療など それぞれの組織の最寄り部隊やサークルや地区または協会に、 できるだけ早く郵便や電話で連絡を取ること。皆さんの地域の、 地区事務所スタッフや海洋ボラティア協会スタッフや航空隊や 警察や家庭防護管理者や民間防衛管理者の住所や電話 番号を通知される。 皆さんは戦時にボランティア活動できるが、平時から ボランティア活動をしていれば、最善を尽くせる。
18.
目次 スウェーデン国民の皆さんへ 我々は戦い抜ける 我々は諦めない 緊急事態準備 緊急警報 これらの警報音の意味を知っているか? 戦争が始まった - 今や生命の問題である どうやって避難するのか? 空襲警報が聞こえたとき 事前に警報が発令されずに爆弾の奇襲攻撃を受けた場合 原爆による奇襲攻撃を受けた場合 毒ガスや放射性物質や細菌 避難はどのように行われるのか? 自主避難 政府指示による避難 まず避難する人々 宿泊はどうなるのか? スパイや破壊行為に気を付ける 敵のプロパガンダを跳ね返す どのように民間人は故郷をめぐる戦いに参加できるのか? 防衛
– 我々全員 皆さんの配置場所はどこか 徴兵の場合に適用 民間防衛の場合に適用 平時に訓練を受ける 防衛における女性 3 4 5 6 7 9 10 10 11 12 12 13 14 15 15 16 17 18 20 22 25 25 26 28 31 32 おわりに 忘れないこと:我々は皆、戦争よりもはるかに 大きな要求を自らに課すべきである。皆さんは、 思った以上のことができる。危機の瞬間に、力 が大きく育つ。 冷静さを保つ。 自分を信じる。 同国民を助ける。 政府を支持する。 断固として戦う 我々は決して、あきらめない!
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