Quadcept 9.3.0 リリース
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いつもQuadceptをご利?いただき、誠にありがとうございます。 スタッフ?同、心より感謝申し上げます。 設計者の皆さまにとって、よりよい設計環境提供、サービス向上のため、機能追加、大幅に改善したVer9.3.0をご提供させていただきます。
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Quadcept 9.3.0 リリース
- 2. ■ Quadcept Ver9.3 インストール注意事項 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「インストール注意事項とご報告」 1. Quadcept9.3のインストール時は「.NET Framework 3.5」が必要となります。 Quadceptのインストールや実行には.NET Framework 3.5 を有効にする必要があります。 WindowsOSにより、有効、無効の状態が異なり、インストール途中にエラーが発生した場合、.NET Framework 3.5が無効になっている ことが考えられます。その場合、下記の手順を参考にし「.NET Framework 3.5」の有効化を行ってください。 2. ウィルスバスター社側の不正検出のご報告（2017年3月31日更新） https://www.quadcept.com/ja/manual/before_using/post-2 .NET Framework 3.5のインストールについては、こちらをご参照ください。 QuadceptはMicrosoftのポリシーに準拠した安全なEVコードサイニング（sha256）で署名しております。 コードサイニング証明書はソフトウェアにデジタル署名を行う電子署名用の証明書です。ソフトウェアの配布元を安全に認証し、 なりすましや内容の改ざんなどがされていないことを保証し、ユーザの手元に責任をもってソフトウェアを届けております。
- 3. 皆様からのご要望、ご指摘により、設計作業の向上を目的としたVer9.3の機能追加?拡張内容をご紹介させていただきます。 併せて、ご指摘や社内検証により確認されました不具合においても、改善しております。 P2 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「新規機能追加と改善」 P1 *AltiumはAltium Limitedの登録商標または商標です。
- 4. ■ 「部品作成」「配置後の部品属性」「部品属性一覧」からの部品検索、属性登録が簡単になります。 ?2000万点以上の部品を高速検索可能 ?日々変動する部品単価や在庫情報を回路作成時にリアルタイムに確認可能 ?部品選定時と調達時の在庫、価格のギャップによる再検討、手戻りを削減 ?部品データシート、詳細情報、価格、在庫、を瞬時に確認でき、それらを部品ライブラリ属性に一括反映可能です。 P2 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「部品選定が容易になる、部品属性検索/登録」 機能追加項目 部品への属性入力の手間を軽減！各社DBの部品検索後の属性をライブラリ?部品表に即反映 部品作成ケース1 図面配置後の部品属性 部品属性一覧ケース2 ケース3 最低購入数/価格の確認データシート確認 各社検索 属性反映 属性反映 詳細はP3
- 5. 機能追加項目 ■ 部品属性一覧 ?登録されている属性一覧が表示され、属性の確認、変更、修正が可能です。変更後は回路図に反映します。 ?未登録の部品には ボタンから各社の部品検索が可能になり、データシートの確認も可能です。 ?検索された各社部品属性はライブラリへ一括登録が可能です。面倒な部品属性登録の手間が軽減されます。 「回路部品作成画面でも同様の検索?登録が可能です」 P3 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「部品属性一覧による編集?追加」 メーカー名、メーカー品番、定格定数、価格 など指定項目を一括で登録可能になります。 →登録?変更後は回路図に反映 3社からの部品検索後の属性の一括編集?変更が可能になります。 データシート確認
- 6. Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「Quadceptから3社への部品発注が簡単になります」 回路図完成後、部品表から各社への価格?在庫確認?1クリック発注が可能！ BOM画面で【在庫?調達が視覚的】確認可能！便利1 回路図の作成途中、完成時、価格確認可能！便利2 各社への連携で部品発注が簡単です便利3 機能追加項目 ■ 部品購入 Quadceptの部品表出力から、たったの１クリックで各社に発注を行うことができます。BOM画面上では、発注先がひと目で 確認できるようになっているため、選定した部品の合計金額を手配先ごとに確認することができます。また、三社ごとに対応 したBOMを自動で生成することができ、発注だけでなく、部内、社内での共有、管理も容易になります。 もちろん、各社の最終BOM画面からの購入変更も可能です。 P4
- 7. Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「chip1stop連携 部品あいまい検索からの部品発注」 部品作成?回路作成時の「あいまい情報」「部品名」から正式部品選定が簡単に！ 機能追加項目 ■ あいまい検索での部品検索→調達 ① 「部品購入」→「部品購入（BOM)」→Chip1stop」を選択します。 ② あいまい検索する対象を選択します。Quadcept側で部品内の登録属性項目を指定します。推奨：PartNumber ③ Chip1stopに連携し、指定項目をもとにあいまい検索結果を表示し、購入できます。 注意：連携にはChip1stopのユーザー登録及びログインする必要がございます。 注意：あいまい検索中は数分時間がかかる場合がございます。 P5 Quadceptからの「あいまい検索」 はchip1stop社のユーザー登録が 必要になり、ログイン状態での連 携となります。ログインしていな い場合は、検索結果画面表示前に 、ログイン画面が表示されます。 あいまい検索は数分の時間を有する 場合がございます。 あいまい検索時の属性キーワードを 指定します。このキーワードは 「PartNumber」を推奨します。 回路部品内に登録されている属性からの 「あいまい検索」が可能になります。
- 8. 機能追加項目 ■ 部品表出力方法 ① 部品表出力では、部品表に出力する項目を設定します。 ② 必要に応じて、出力する項目を追加?削除（変更）することができます。 ③ 出力ボタンを押すと「指定フォルダ」にCSVファイルが作成されます。 P6 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「BOM出力機能がより使いやすく、より簡単に」 部品表出力項目を選択 TEXTファイル（CSV）出力 まず出力項目を設定し、部品表出力。 属性項目一覧には部品属性で登録されて いる属性項目のみ表示されます。登録さ れていない項目は表示されません。
- 9. 機能追加項目 ■ ベタ機能向上 ① ベタ作図方法が変わりました。 これまでベタ作成後に、ベタ属性を開き、ネット指定していました。 VER9.3からは新規ベタ作成のアイコン選択後、指定したいネットの入ったオブジェクト（配線/部品パッド/VIA/ベタ）を選択し、 ネット名を指示します。これによりネット指定作業は軽減されます。 ネット名を指定しない作成は、CTR押しながらのベタ作成になります。 P7 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「便利になったベタ機能 ①」 便利なった新規ベタ作成方法 新規ベタ作成 ネット指定が先になりました。拡張1 【作業1】 新規ベタ作成を選択します。 【作業2】 新規追加するベタのネット名の入った オブジェクトを選択します。上記の場合、 GNDのパッドを選択することで、ネット 指定完了です。 【作業3】 マウスでベタ始点をクリックし、ベタを 作図します。作図後のネット指定は必要 ありません。 ベタ形状作成前に、ネット指定をします。 指定したいネットがあるオブジェクト を選択します。パッド/VIA/配線/ベタな ど対象になります。 ベタ作成してください。 ネット名を指定せずに新規ベタ入力する場合は「Ctrl」を押しながらベタ作成（始点マウスクリック）します。 POINT
- 10. 機能追加項目 ■ ベタ機能向上 ② ?基板データ内に複数ベタ作成してる場合、これまで個別ベタ更新でしたが、Ver9.3からは「全てのベタの更新」を一括で可能になります。 ?円弧ベタ入力が可能になりました。 P8 全てのベタ更新モード追加拡張2 基板内の複数のベタを一括で更新できるようになりました。 【プロジェクト】→【全てのベタを更新】 円弧ベタ作成追加拡張3 円弧ベタ作成機能が追加されました。 全てのベタ一括更新が可能になりました！ ベタ① ベタ② ベタ③ Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「便利になったベタ機能 ②」
- 11. 機能追加項目 ■ ベタ機能向上 ③ ベタカットアウト拡張しました。 P9 ベタカットアウト機能が拡張されました。 カットアウトのベタ移動時の追従/合成/コピー拡張4 ① ベタ内にカットアウト配置してる場合、ベタ移動時にカットアウトも追従します。 ② カットアウトが重なった場合は自動合成を実行します。 ③ カットアウトをコピー＆ペーストできます。 カットアウト同士が重なる と自動合成されます。 ベタ内にカットアウトが 作成れている場合、ベタ 移動時はカットアウトが 追従されます。 ベタ境界部分へのカット アウト作成しても、境界線 は表示されません。 変更前ベタ 編集?追加 Quadcept Ver9.3.0 Release Notes 「便利になったベタ機能 ③」