M20_Azure SQL Database 最新アップデートをまとめてキャッチアップ [Microsoft Japan Digital Days]日本マイクロソフト株式会社
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Microsoft MVP for Data Platform
小澤 真之 氏
本セッションでは、SQL Server ベースの PaaS である、Azure SQL Database の直近で発表されているアップデートをまとめてご紹介させていただきます。
Azure SQL Database は進化を続けており、新しい機能も次々と追加されています。この機会にぜひ、最新の情報をお持ち帰りください。
【Microsoft Japan Digital Daysについて】
Microsoft Japan Digital Days は、お客様が競争力を高め、市場の変化に迅速に対応し、より多くのことを達成することを目的とした、日本マイクロソフトがお届けする最大級のデジタル イベントです。4 日間にわたる本イベントでは、一人一人の生産性や想像力を高め、クラウド時代の組織をデザインするモダンワークの最新事例や、変化の波をうまく乗り切り、企業の持続的な発展に必要なビジネスレジリエンス経営を支えるテクノロジの最新機能および、企業の競争優位性に欠かせないクラウド戦略のビジョンなどデジタル時代に必要な情報をお届けいたしました。(2021年10月11日~14日開催)
8. SEAS ではこんなセッションが (敬称略)
2011/2/23 (Day1) 2011/2/24 (Day2) 2011/2/25 (Day3)
Keynote 1 SQL Server Performance Tuning Large Scale Relational Data
これからのデータベースの話をしよう and Troubleshooting Warehousing
Future of Database
熊澤 幸生 Stuart Ozer
David Campbell
Keynote 2 Project Atlanta Designing and Tuning High Speed
品質を維持する SQL Server 開発手法 Data Loading
SQL Server development process Bob Ward
for Quality ~ SQL Server 多田 典史
Engineering System ~
Billie Jo Murray
SAP on SQL Server Best Practice SQL Server High Availability Data Warehouse solutions using
Fast Track Architecture
Cameron Gardiner Howard Yin
Stuart Ozer
Designing High Performance I/O Introduction to Parallel Data
system for SQL Server Warehouse – HP Enterprise Data
Warehouse
Howard Yin
Stuart Ozer
8 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net
10. Day 1-3
SAP on SQL Server Best Practice
? SAP は OLTP アプリのため、SAP 用の Best Practice は SAP 以外でも応用す
ることが可能
? SAP ではインストーラーで構成される設定は基本的にそのまま利用
? 変更する箇所があるとするとメモリの設定ぐらい
? 統計情報の更新を行うとクエリのリコンパイルにより、 SAP のツールで見れる
クエリのパフォーマンス情報を確認するのが難しくなるため注意が必要
? SQL Server 2008 R2 SP1 ではトレースフラグを使用することで統計情報の自動更新
の閾値 (20%) が変更可能になるらしい。
? SQL Server 2008 R2 SP1 ではパーティションの最大数が 1,000 →
15,000 に変更される
? 既にリリースされている SQL Server 2008 SP2 では 15,000 に変更されている
? デフォルトではデータファイルの数は 3 であるが、CPU のコアに応じて 4~32
の同一サイズのデータファイルで構成する
? マウントポイントを使用して異なる LUN にデータファイルを配置することで I/O を効
率化できる
Running SAP Applications on SQL Server
http://blogs.msdn.com/b/saponsqlserver/
? コメントは日本語でも OK とのこと。
10 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net
11. Day 1-3
CPU のコア数とデータファイルの数
規模 CPU コア数 データファイル数
Small Size 4~8 4
Medium Size 8 ~ 16 8
Large Size 16 ~ 32 16
Extra large 32 ~ 32
? SAP のデフォルトのデータファイル数は 3 であるが最小でも 4 が
推奨される
? 32 以上のファイルを用意しても効果は薄い
11 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net
20. Day 2-1
参考 : ラッチの互換性
すでに許可されているモード
KP SH UP EX DT
要 KP Y Y Y Y N
求
さ SH Y Y Y N N
れ
た UP Y Y N N N
モ
ー EX Y N N N N
ド
DT N N N N N
? KP : Keep Latch (例 : メモリの参照カウンタのメンテナンス)
? SH : Shared Latch (例 : ページの参照)
? UP : Update Latch (例 : システムアロケーションテーブルの更新)
? EX : Exclusive Latch (例 : ディスクからデータを読み込み)
? DT : Destroy Latch (例 : メモリからデータを破棄)
20 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net
21. Day 2-2
Project Atlanta
? Atlanta とは ?
? SQL Server の構成についてのアセスメントを実施する Cloud Service
? 現状、管理者が一人しか設定できないがこれは改善されるとのこと
? http://www.microsoftatlanta.com
? Microsoft のチェックリストを元に使用している SQL Server の環境を診断できる
? Microsoft CSS (Customer Service and Support) の推奨もチェックリストに含まれている
? Atlanta のセキュリティに関しては Azure と同等のレベルを保持している。
? Gateway / Agent 型
? 診断対象の SQL Server には Atlanta の Agent をインストール
? Agent には System Center Operations Manager と同じテクノロジを使用している
? 診断情報を Atlanta の Gateway から Cloud Service にアップロード
? アップロードされるデータはサーバーのプロパティやデータベースのメタ情報となり、データは
含まれていない
? Advisor Data Collection Details
http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg608184.aspx
詳細はこちら : Welcome to Microsoft Codename Atlanta
http://technet.microsoft.com/en-us/library/ff962520.aspx
21 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net
22. Day 2-2
System Center Advisor になって
? Windows Server の診断の追加
? Windows Server 2008 Customer Support Engineer の推奨する診断が組み込
まれている
? Active Directory / Hyper-V Host / General Operating System
? システム要件
? サポート OS
? Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
? Standard / Enterprise / Datacenter
? Hyper-V Server 2008 R2
? サポート SQL Server
? SQL Server 2008 / SQL Server 2008 R2
? Express / Web / Workgroup / Standard / Enterprise
? マルチユーザーサポート
? 複数の一般ユーザー / 管理者が設定可能
? 警告メール
? 7 日に 1 回 警告メールを送信
? Agent / Gateway 間の通信
? SMB ベース (TCP 445) から WCF ベース (TCP 80) に変更
22 SQLTO 第 0 回勉強会 2011/4/23
http://www.sqlto.net