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データサイエンスことはじめ
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大
大貴 末廣
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Python のインストールなど
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データサイエンスことはじめ
1.
九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報知能工学部門 データサイエンス実践特別講座 備瀬竜馬,Diego Thomas,
末廣 大貴 「DSことはじめ」
2.
データサイエンスに必要なスキル 2 データ解析スキル 検定、クラスタリング、回帰、 主成分分析、??? 概論一で学習 プログラミングスキル 解析のための具体的なデータ加工処理を コンピュータに指示 データを集めて後、実際にこれらの分析を行うには? 概論二?演習一 で学習
3.
Excel じゃダメ? ?「まずは Excel
で見てみる」は大事 ?データの集計,簡単な可視化 ?Excel で完結するのであればそれでヨシ ?もっと高度な分析がしたい! ?統計分析,機械学習, ?エクセルじゃ開けない! 3
4.
本日の講義内容 ?データサイエンス技術のプログラム実践前の準備 ?プログラムの基本的な内容を勉強する ?pythonのインストール ?コンピュータに命令する:コンソール上のコマンド ?コンピュータにまとめて命令:プログラムコード ?演習問題 4
5.
プログラムの準備 Pythonのインストール 5
6.
プログラムとは ?コンピュータに対する命令の記述 ?命令は何語? ?C ?Java ?R ?Python 6
7.
Python のインストール 7 https://docs.continuum.io/anaconda/install 以下の web
site へ
8.
Python のインストール 8 Windows の人 macの人
9.
Python のインストール 9 64 bit 3.7
version を使います
10.
Python のインストール 10 たぶんいらない
11.
Python のインストール 11 ダウンロードしたファイルを開く
12.
12 Mac の人
13.
13 Windows の人
14.
Anaconda 1/3 ?Anaconda Navigator
を起動 14 こんなやつ
15.
Anaconda 2/3 15 右(「わかった,二度と見せるな」)を押そう 左を押すと,起動するたびに現れます
16.
Anaconda 3/3 16 とりあえずここをクリック 「Spyder」が起動します
17.
Welcome to Python! 17
18.
Welcome to Python! 18
19.
ここだけは必ずチェック! 19 番号が違うと違う動作をする
20.
コンピュータに指示を出す Python で あそんでみよう
21.
まずはここに注目 (コンソールと呼ばれる部分) 21 狭いので 広げよう!
22.
まずはここに注目 (コンソールと呼ばれる部分) 22
23.
大事な「おまじない」 ?今後,spyder を起動したらまずはじめに 必ずやること! ?import numpy
as np と打って enter キーを押す 23
24.
コンピュータに指示を出す 文字の表示 お約束のHello World! 24
25.
Hello World ? コンソールのところで Print(“Hello
World”) と入力 ? return キーを押す(実行) 25
26.
練習1:文字を変えてみよう! ? コンソールのところで ? 好きな言葉を“
”に入れて表示させよう Print(“ ”) と入力 ? return キーを押す(実行) 26
27.
コンピュータに指示を出す 四則演算 たす,ひく,かける,わる 27
28.
足し算 ?+ ?例 28
29.
引き算 ? - ?例 29
30.
掛け算 ?* (アスタリスク)を使う ?例 30
31.
割り算 ?/ (スラッシュ)を使う ?例 31
32.
括弧 ?()内を優先的に計算 ?(1-4)*5 32
33.
練習2:四則演算 ? 小学生の問題) ? A君が八百屋で100円のリンゴを5個と400円のイチゴを買いました。 ?
合計にいくらになるかプログラムで計算させてみよう! ? 自分の BMI をプログラムで計算してみよう ヒント:BMI は 体重 ÷ (身長×身長) 33 ※体重は kg, 身長は m
34.
変数 34
35.
変数 (1) ?変数:お好きな数を保存する「箱」 ?=を使って保存 (左側が「箱の名前」,右側がお好きな数) ?a=5 ?b=“Monday” 実は文字列でも
OK ! 35 5 a
36.
変数:演算 (2) ?変数同士の演算 ?a=5 ?b=3 36 5 a 3 b a b
?
37.
変数 :代入(2) ?変数同士の演算 ?a=5, b=3 37 a
b 5 3 a = b とすると、 a の中身を捨てて、 b の中身をa に入れる
38.
変数 (3) ?変数の中身を変える ?a=5 a=20 ?b=3
b=10 38 直接数字を書いて演算すると、毎回書き換える必要がある 変数で演算すると、同じ式でO.K.
39.
変数 (4) ?データ1 a=5, b=4,
c=1, d=6, e=29, f=12 (5+4)*(1+6)/29 + 12*5*4*(6-1) ?データ2 a=8, b=3, c=2, d=7, e=20, f=18 (8+3)*(2+7)/20 + 18*8*3*(7-2) 毎回すべて書き換える? 式で記述すれば、中身を変えるだけでO.K. ? (a+b)*(c+d)/e + f*a*b*(d-c) 39 プログラムの大きなメリット! 同じ命令文が違うデータに 使える
40.
変数 (5):名前の付け方 ?例: name=“John” age=30 weight=56 height=1.68 BMI=weight/(height*height) print( name
) print( age ) print( weight ) print( height ) print( BMI ) 40 箱の名前はわかるよう につけよう!
41.
変数 (6) ?良くない例: a=“John” b=30 c=56 d=1.68 ?えっと BMI
の計算式は???e=c/(d*d) 41 アドバイス:変数名はなんでもいいけど, できる限り意味がわかりやすいように用意する a name
42.
練習3:変数 ? 変数を使って、自分の BMI
をプログラムで計算し てみよう ヒント:BMI は 体重 ÷ (身長×身長) weight = 自分の体重 height = 自分の身長 42 ※体重は kg, 身長は m
43.
コンピュータに指示を出す 関数 43
44.
「材料」と「道具」(1) 44 材料(変数) 道具(関数) 切る 皮をむく 煮る print や +や-も 道具の一種
45.
関数(1) 45 例) ?平方根( )を計算する関数(道具) ?sqrt (平方根は、英語で’square
root’でその略) ?道具を使うためのおまじない ?import math ライブラリ 道具はまとめて整理されている 調理する道具は台所、 トンカチ等の工具は工具箱 mathにsqrtがある 仕舞っている処から出して、 道具を使える状態にしている
46.
関数(2) 46 ?他にもいろいろなライブラリ、関数がある ? import numpy ?
numpy.round(3.8) ? 小数点以下を四捨五入 ? 毎回ライブラリ名をフルネームで書くのは面倒:短縮しちゃえ! ? import numpy as np
47.
練習4:関数の利用 ? 関数を使って計算しよう! ? 81の平方根を計算しよう ?
256の平方根を計算しよう ? 9.4を四捨五入しよう ? 9.7を四捨五入しよう ? 自分で関数をWebで調べて使ってみよう! ? 絶対値を求める関数を調べてみよう ? -5の絶対値を関数を使って計算しよう 47 ヒント)Python 絶対値 でGoogleで検索してみよう
48.
基本注意事項 ※知ってる人は遠慮なく飛ばしてください
49.
全角文字,日本語入力を避ける 49 ?日本語入力するとエラーが出る a + b 全角スペース
50.
全角文字,日本語入力を避ける(2) ?できる限り全角文字,日本語は使わない ?全角の空白(スペース)に注意! (エラーになる&見つけづらい) ?ファイル名も半角英数字にしよう OK:shincho_taiju.xlsx, height_weight.csv NG:身長体重データ.csv ?半角カタカナ(???)とかもやめよう 50
51.
コピー & ペースト(コピペ) ?手順1 ?文章を選択(マウス,トラックパッド) ?右クリック
→ 「コピー」 ?貼りつけたいところで右クリック→「ペースト」 ?手順 2 ?文章を選択(shift押したまま矢印キー) ?Ctrl+c (Windows), command+c (Mac) ?貼りつけたいところで Ctrl+v (Windows), command+v(Mac) 51
52.
カット & ペースト ?手順1 ?文章を選択(マウス,トラックパッド) ?右クリック
→ 「カット」 ?貼りつけたいところで右クリック→「ペースト」 ?手順 2 ?文章を選択(shift押したまま矢印キー) ?Ctrl+x (Windows), command+x (Mac) ?貼りつけたいところで Ctrl+v (Windows), command+v(Mac) 52
53.
プログラムにまとめて支持を出す コードの書き方 一回一回命令するんじゃなくてまとめて 53
54.
こんどはこっち(エディタ) 54 命令集を書く!
55.
エディタの使い方(開く,保存) 55 ① ファイルを開く 左:新しいファイル 右:既存のファイル (拡張子が
.py のファイル) ② ファイルを保存する リマインド:ファイル名は半角英数で!
56.
エディタの使い方(実行) 56 ③ 開いているファイルの命令文を全部実行 ④ 選択している部分を実行 (マウスでもよいし, shift
押しっぱなしで矢印キーでも翱碍)
57.
エディタの使い方(実行) ③ 開いているファイルの命令文を全部実行 57 editor_ex.py を参照
58.
エディタの使い方(実行) ④ 選択している部分を実行 58 実行したい部分を選択(青くなる)
59.
コメントアウト ?メモ書き ?書いたけど一時的に実行したくない場合 ?行頭に # で一行コメントアウト ?’’’
または “““ で囲んだ部分をコメントアウト 59
60.
演習 60
61.
演習1:BMI ?変数を使ってBMIを計算するコードを書いてみよう ヒント:BMI は 体重
÷ (身長×身長) ?変数の値を変えて、それぞれ計算してみよう ?A君:1.7m, 62kg ?B君:1.6m, 75kg ?C君:1.8m, 73kg 61 ※体重は kg, 身長は m
62.
演習2:関数の呼び出し ?求めたBMIを四捨五入してみよう ? ヒント:round ?求めたBMIを切り捨ててみよう ? ヒント:「python
切り捨て」でGoogleで検索 ?求めたBMIを切り上げてみよう ?変数の値を変えて、それぞれ計算してみよう ?A君:1.7m, 62kg ?B君:1.6m, 75kg ?C君:1.8m, 73kg 62
63.
演習3:関数の呼び出し 演習2のコードをエディタに書いてまとめて実行してみよう! ?求めたBMIを四捨五入してみよう ? ヒント:round ?求めたBMIを切り捨ててみよう ? ヒント:「python
切り捨て」でGoogleで検索 ?求めたBMIを切り上げてみよう ?変数の値を変えて、それぞれ計算してみよう ?A君:1.7m, 62kg ?B君:1.6m, 75kg ?C君:1.8m, 73kg 63
64.
演習:進みが早い人用 64
65.
演習4:print文の応用 ?変数aに5を代入して、 ?print文で「aの中身は5です。」と表示してみよう。 ?ヒント)「print format python」で検索 65
66.
演習5:print文の応用 ?演習3で作成したエディタファイルに以下のprint文 を追加してまとめて実行してみよう。 ?「A君のBMIはxxxです。」と表示 ?「B君のBMIはxxxです。」と表示 ?「C君のBMIはxxxです。」と表示 ?※)xxxの部分はそれぞれ計算したBMIが入る 66
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