「ユネスコに和食が無形文化遺産登録されたけど、若者は和食をどのくらい食べているんだろう?」
そんな素朴な疑問から始まった、早稲田大学文化構想学部の学生6名によるフィールドワークです。彼女たちのフィールドワークは、その後、生協の方も巻き込んでのカフェテリアでの現地調査、世界の和食のリサーチ、アンケートから導き出した最近の若者が考える和食の定義にまで展開しました。
「学生のカフェテリア」という日常の些細な現場と「ユネスコ」という世界の権威、さらには「世界市場での和食」という、「ローカル」、「グローバル」、「権威」の三角形を巧みに使い、そこにエリック?ホブズウムの名著『作られた伝統』をスパイスとして足した、フィールドワークの醍醐味満載の結果です。
もちろんアラはありますが、フィールドワーク初めての2?3年生主体のチームで2か月半でここまでできれば文句なしといえるでしょう!
最後に本調査に快く協力してくださった早稲田大学生活協同組合の樽井様、徳永様に心よりお礼を申し上げます。
【フィールドワーク担当】
早稲田大学文化構想学部複合文化論系
大木このみ、岡本智子、中山優里、藤野良耶、三宅芙美香 宮澤理香
【協力】
早稲田大学生活協同組合
樽井美樹子様
徳永悠野様