情报リテラシーとセキュリティ-松阪市役所新规採用职员研修
- 12. 現代人に様々な利益をもたらしている
? 一人ひとりが便利で多機能の通信手段を保有
? インターネットを通じて様々な情報を入手
? 世界中の人と簡単に連携?情報共有
? インターネット上で居ながらにして買い物
? 育児中やハンデキャッパでも在宅ワーク
? 多種多様な情報に触れる機会が増え、様々な価値観、
思想、発想が育ちやすくなり、限られた情報の世界で
生きることに比べ、選択肢も増える
? ?????????????
12
- 13. メリットとは裏腹のデメリット
? 情報格差による社会的、経済的弱者の増加
? 「サイバー攻撃」によって機密文書などが書き換えら
れ、窃盗される恐れ
? 情報が増えすぎて、処理しきれなくなる
? 情報入手が容易くなり、自ら記憶しなくなったりするた
め、その情報入手元が断たれると何も出来なくなる
? 選択肢の多様化により、選択そのものがし辛くなる
? ??????????
13
- 22. ? ルール(法律?条令???)は時代とともに変わる
? 荷馬車の時代と自動車の時代で交通ルールは激変
? ICTやインターネットの普及による新たなルール
? 現実世界と乖離して初めてルール化、その間は無
法?
? モラルは普遍
? 業務時間中に職務に専念する、のようにあたりまえの
こと
? 自分で考える、わからなければ同僚、上司に相談す
る
22
- 23. 市役所には大量の「有益な」個人情報が
ある
? 所帯情報(子どもが就学、高齢者が居住…)
? 所得?納税情報(高額所得者、共働き…)
? 健康情報(健康不安、寝たきり…)
? 社会保障情報(生活保護、一人親家庭…)
? 資産情報(土地建物所有、軽自動車保有…)
? ????????????
地方公務員法、個人情報保護条例等各種法令で保護
23
- 24. ? 住民基本台帳流出事件(22万人分)
? 一人あたり15,000円の損害賠償
? ダム建設住民投票署名収集用受任者名簿公開事件
? 総額915万円(183人×5万円)の損害賠償
? コンビニのカード会員情報(115万人分)
? 見舞金として一人あたり500円、総額5億7,500万円
? ADSLサービスの個人情報(約451万人分)
? 見舞金として一人あたり500円、総額22億5,500万円
それ以上に重要なのは
市民からの信頼性低下
24
- 25. 1.44MB 720MB 32GB
記録媒体の進化
通信速度の高速化
2.4K---64K --- 1.2M---- 30M- -- 100M---- 1Gbps
ちなみに、広辞苑1冊の容量は何バイトくらいでしょう?
25
A1:3MB、A2:300MB、A3:30GB
- 26. ? スマートデバイスの増加
? 既に二人に一人はスマートフォン利用
? 電話だけでなく、高性能CPU、大容量メモリ、高精細LCD、
タッチパネル、高解像度カメラ、GPS、各種センサー、マイク、
スピーカー、OS、アプリ…
? LTE/4G、公衆無線LANの普及
? クラウド利用の一般化
? Google、iCloud、Office365、Dropbox、Evernote…
? サイバー攻撃の増加
? 攻撃の複雑化
? ソーシャルエンジニアリングを駆使した攻撃
26
- 27. 27
ウィルス
スパイウェアトロイの木馬ボット
ワーム
P2Pファイル共有
USB感染
フィッシング
Web改ざん
脆弱性攻撃
バックドア
アプリケーション/ファイル配信
ゼロデイ攻撃マルウェア
DDoS
APT攻撃標的型攻撃
複数の脅威の組合わせ、複雑化
- 28. ? 実在の組織?人物から、なりすましメール受信
? 添付ファイルを開いて未知のマルウェアに感染(OSの
脆弱性)
? バックドア経由で外部と通信してウィルスをダウンロー
ド、マルウェアは自己消去
? ウィルス(名前は一般的なプログラム)を使って内部
ネットワークを探索し、重要なデータベースへのアクセ
ス用ID?パスワード等を収集(数ヶ月間)
? データベースから必要な情報を抜き出して外部へ送
信、使用したプログラムやデータ等をすべて消去して
証拠隠滅
28
Editor's Notes
- #5: パソコン、ガラケー、スマフォ、インターネット、それぞれについて、いつから使っているか、どう使っているか
- #6: 情報を自己の目的実現のために使いこなすために必要となる知識や能力のことです。
今後もICT化の波は、更に加速していく。
情報システムを市政運営に活かすためには個々の情報リテラシを向上させ,業務遂行においてもデータの活用を行える人材を育てることが求められています。
- #21: 友人間のコミュニケーションを目的としてSNSを利用しているであっても、プライバシー設定が不十分であったり、友人から引用されることなどにより、書きこんだ情報が思わぬ形で拡散する危険性もあります。インターネット上に情報が公開されていることに変わりはないということを念頭に置いて、書き込む内容には十分注意をしながら利用することが大切です。
?最近のGPS機能のついたスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真には、設定によっては、目に見えない形で、撮影日時、撮影した場所の位置情報(GPS情報)、カメラの機種名など、さまざまな情報が含まれている場合があります。SNSに、こうした位置情報付きの写真をよく確認せずに掲載してしまうと、自分の自宅や居場所が他人に特定されてしまう危険性があり、迷惑行為やストーカー被害などの犯罪の被害に遭う可能性もあるため、十分注意が必要です。
??写真にどのような情報が含まれているか調べる方法はいくつかありますが、これらを表示するための専用のアプリケーションを利用すると、事前に確認ができます。写真に含まれている情報を編集?削除できるアプリケーションもあります。位置情報もプライバシー情報であるということを十分理解して、むやみに位置情報をつけて写真を投稿しないように心がけましょう。
??SNSには本人確認が徹底していないサービスもあり、実在の人物?組織の名前を使った偽のアカウントや、架空のアカウントで投稿されているケースもあります。偽のアカウントや架空のアカウントを悪用して、不正リンクの投稿などが行われる事例もありますので、SNSで関わるアカウントの相手が本物であるかどうかは、慎重に確認する必要があります。
??SNSサービスによっては、本人確認が行われた上で公式アカウントとして登録されているものもあります。特に公的機関や企業、著名人などの情報を購読する場合には、まず公式アカウントが存在するかを、それぞれの機関のホームページなどで確認してみるとよいでしょう。直接の知人や公式アカウント以外のアカウントで、本人確認ができない場合には、安易にフォロー(購読)したり、友達になったりしないようにしましょう。