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情报セキュリティ教育教材の改善検讨~自由记述アンケートの分析から~
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Yuki Amano
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情报教育シンポジウム2015
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情报セキュリティ教育教材の改善検讨~自由记述アンケートの分析から~
1.
SSS2015 2015.8.18 広島大学 天野由貴,隅谷孝洋,岩沢和男,西村浩二 情報セキュリティ教育教材の改善検討 ?自由記述アンケートの分析から?
2.
広島大学の情報セキュリティ?コンプライアンス教育 在籍1年目の学生 フレッシュマン講習 在籍2年目以降の学生 および全教職員 フォローアップ講習 約1時間の座学講習 座学講習 LMS(Bb)での学習 + 修了試験に合格 オンライン講座
3.
座学講習 学部新入生 大学院生等 情報科目「情報活用基礎」 「情報活用演習」 及び「教養ゼミ」 講習会? (年に16回程度開催) 約2,700名 約700名
4.
座学講習で使うスライドをそのまま印刷教材に 座学講習受講者 全員に配布 毎年内容を見直し,改訂 教材 本研究の目的 アンケート解析結果を 教材改善に活用
5.
座学講習でふれる内容 5
6.
6 代表的なトラブルの例 著作物のコピー,フィッシングサイト,偽ウイルス対策ソフト 広島大学の学生?教職員が取るべき対策?行動(個人の対策) 対策 ファイル共有ソフトを使用しない,ID?パスワードを適切に 管理する,ウイルス対策を行う,ソフトウェアをアップデー トする 行動 利用規約を確認,SNS利用上の注意,スマホアプリでの注意 広島大学が実施している取り組み(組織の対策) 利用者認証,ネットワーク監視,パスワード脆弱性診断 ウィルス対策ソフトの提供,マイクロソフト包括ライセンス契約
7.
https://www.jasondavies.com/wordcloud/
8.
学部新入生 大学院生等 情報科目「情報活用基礎」 「情報活用演習」 及び「教養ゼミ」 講習会? (年に16回程度開催) 約2,700名 約700名 今年度から オンラインで アンケートを実施 アンケート 紙媒体で アンケートを実施
9.
自由記述式 ( 1 )
「広大生のための情報セキュリティポリシー?コ ンプライアンス(法令遵守)」を聴いてわかったこと を2つ以上書いてください。 ( 2 ) 「広大生のための情報セキュリティポリシー?コ ンプライアンス(法令遵守)」を聴く前から知ってい たことを2つ以上書いてください。 アンケート
10.
? 対象 広島大学教養教育科目の情報科目「情報活用基礎」を履 修している学部新入生1,478 名 ? 時期 2015年4月「情報活用基礎」1回めの授業後,翌日締 め切り ? 回答数 【わかったこと】:1,450 件 【知っていたこと】:1,436
件 オンラインアンケート
11.
TinyTextMiner(TTM) 各単語総数 【わかったこと】:10,300 【知っていたこと】:9,011 フリーソフトウェア テキストデータから 語の出現頻度?出現件数 を算出
12.
-300 -200 -100 0 100 200 300 400 500 600 違 法 ダ ウ ン ロ ー ド コ ピ ー 著 作 ? 物 音 楽 著 作 権 SNS 無 料 侵 害 他 人 写 真 位 置 情 報 不 正 個 人 情 報 フ ィ ッ シ ン グ 犯 罪 注 意 著 作 権 侵 害 人サ イ ト ウ イ ル ス 対 策 変 更 イ ン タ ー ネ ッ ト ア プ リ 定 期 ? 的 必 要 大 切 利 用 遠 隔 操 作 ア プ リ ウ イ ル ス 感 染 気管 理 危 険 共 有 可 能 ? 性 感 染 漏 洩 問 題 ウ イ ル ス パ ス ワ ー ド 存 在 USB メ モ リ 禁 止 パ ス ワ ー ド 管 理 ツ ー ル 情 報 コ ン ピ ュ ー タ 自 分 ソ フ ト ウ ェ ア 広 島 大 学 使 用 フ ァ イ ル 共 有 ソ フ ト ?【わかったこと】 ?【知っていたこと】 ?差異(【わかったこと】ー【知っていたこと】) 出 ? 現 ? 頻 ? 度 【わかったこと】が多く【知っていたこ と】が少ない 「ファイル共有ソフト」「使用」「広島 大学」「ソフトウェア」 出現頻度60以上の語 【知っていたこと】が多く【わかったこ と】が少ない 「違法」「ダウンロード」「コピー」「著 作物」「音楽」「著作権」「SNS」
13.
-300 -200 -100 0 100 200 300 400 500 600 違 法 ダ ウ ン ロ ー ド コ ピ ー 著 作 ? 物 音 楽 著 作 権 SNS 無 料 侵 害 他 人 写 真 位 置 情 報 不 正 個 人 情 報 フ ィ ッ シ ン グ 犯 罪 注 意 著 作 権 侵 害 人サ イ ト ウ イ ル ス 対 策 変 更 イ ン タ ー ネ ッ ト ア プ リ 定 期 ? 的 必 要 大 切 利 用 遠 隔 操 作 ア プ リ ウ イ ル ス 感 染 気管 理 危 険 共 有 可 能 ? 性 感 染 漏 洩 問 題 ウ イ ル ス パ ス ワ ー ド 存 在 USB メ モ リ 禁 止 パ ス ワ ー ド 管 理 ツ ー ル 情 報 コ ン ピ ュ ー タ 自 分 ソ フ ト ウ ェ ア 広 島 大 学 使 用 フ ァ イ ル 共 有 ソ フ ト ?【わかったこと】 ?【知っていたこと】 ?差異(【わかったこと】ー【知っていたこと】) 出 ? 現 ? 頻 ? 度 「使用」「利用」「可能性」「大 切」「必要」「存在」等はそれだけ では,どういう意味で出現してるの かわからない
14.
不 正 著 作 物 コ ピ ー ダ ウ ン ロ ー ド 違 法 無 料 音 楽 ウ イ ル ス 感 染 USB メ モ リ ウ イ ル ス 感 染 写 真 位 置 情 報 情 報 漏 洩 問 題 著 作 権 侵 害 広 島 大 学 禁 止 フ ァ イ ル 共 有 ソ フ ト 使 用 パ ス ワ ー ド 管 理 ツ ー ル 存 在 共 有 ソ フ ト ウ ェ ア ウ イ ル ス 対 策 サ イ ト フ ィ ッ シ ン グ 定 期 的 パ ス ワ ー ド 変 更 侵 害 著 作 権 気他 人利 用 イ ン タ ー ネ ッ ト 必 要注 意 SNS 遠 隔 操 作 ア プ リ 管 理 ア プ リ コ ン ピ ュ ー タ 危 険 可 能 性 個 人 情 報 自 分 人 大 切 犯 罪 0.81.01.21.41.61.82.02.2 Height 【わかったこと】のクラスター分析
15.
出現パターンが 近い語 教材の該当箇所 ページ 枚数 「広島大学」「禁止」 「ファイル共有ソフト」 「使用」 対策1,取組3,事例 1,事例2,資料A2 13 「ウイルス対策」 「ソフトウェア」 対策3,取組4,事例 2,事例6,資料A2 5 「USBメモリ」 「ウイルス感染」 事例6 1 「パスワード管理ツール」 「存在」 対策2(6) 1
16.
ダ ウ ン ロ ー ド 違 法 無 料 音 楽 ア プ リ 写 真 位 置 情 報 著 作 物 コ ピ ー サ イ ト フ ィ ッ シ ン グ 侵 害 著 作 権 変 更 定 期 的 大 切 管 理 パ ス ワ ー ド ウ イ ル ス 感 染 USB メ モ リ ウ イ ル ス 感 染 使 用 禁 止フ ァ イ ル 共 有 ソ フ ト 広 島 大 学 ソ フ ト ウ ェ ア ウ イ ル ス 対 策 必 要 利 用 注 意 SNS 漏 洩 個 人 情 報 パ ス ワ ー ド 管 理 ツ ー ル 共 有 遠 隔 操 作 ア プ リ 存 在 危 険 イ ン タ ー ネ ッ ト 犯 罪自 分 他 人 人不 正 コ ン ピ ュ ー タ 情 報 可 能 性 問 題 気著 作 権 侵 害 0.51.01.52.0 Height 【知っていたこと】のクラスター分析
17.
出現パターンが 近い語 教材の該当箇所 ページ 枚数 「音楽」「無料」「違法」 「ダウンロード」 はじめに,トラブル1 2 「コピー」「著作物」 はじめに,トラブル1
2 「著作権」「侵害」 はじめに,トラブル 1,対策1,事例1, 資料A2,資料A4 7 「SNS」「注意」「利用」 「必要」 行動2,別紙 5
18.
? 語の組み合わせと,こちらの伝えたい内容との齟齬は少ない と考えられる ? 「ファイル共有ソフト」については,多くの学生に伝わって いる ? 「音楽ファイルの違法ダウンロード」については既知の学生 が多い ? 「パスワード」については,【わかったこと】【知っていた こと】の両方で数多くあがっている 考察
19.
サービスごとにパスワードを変える ソーシャルメディアガイドライン 不正アプリ 利用規約 電子ジャーナル 説明の仕方,ページ枚数の追加について 検討が必要 考察 1ページ割いているが【わかったこと】の上位にあがっていない
20.
ページ枚数 UP ページ枚数? = ページ枚数 DOWN パスワード 「大切さ」 「サービスごと に変える」 パスワード管理 ツール 「変更」 SNS ソーシャルメディ アガイドライン 全体的 ファイル 共有ソフト 全体的 不正アプリ ? 利用規約 ? 電子ジャーナル
? 改善の方向性
21.
今回は学部新入生のアンケートだけを分析 教材改善に活用 今後の展開 大学院生?留学生もオンラインでアンケート
22.
アンケート方式の検討 紙媒体 +自由記述回答式 電子媒体 +自由記述回答式 電子媒体 +選択回答式 集計負担:大 集計負担:中 集計負担:小 回収率100% 回収率が落ちる 可能性 回収率が落ちる 可能性 学生が自らの言葉と して表現 学生が自らの言葉と して表現 回答の拡がりが 制限される 2つくらいしか 記入しない 2つくらいしか 記入しない 回答個数を 比較できる
23.
? 伝えたい内容の語の組み合わせを定義?明確化 →出現頻度?近接度から点数化 →伝わったかの効果を検証 ? 「情報活用基礎」のアンケートではコンピュータ不安, 初心者度もはかっている →情報セキュリティ意識の関連を分析 今後の課題
24.
教材改善の方向性について検討することができた まとめ 【わかったこと】【知っていたこと】を? 頻度?近接度から数量化 自由記述式アンケートをテキストマイニングにより 分析をおこなった
25.
コンピュータ不安と【わかったこと】
26.
コンピュータ不安と【知っていたこと】
27.
初心者度と【わかったこと】
28.
初心者度と【知っていたこと】
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