じげんのデザイナーとして働くとは
- 1. じげんでデザイナーとして働くとは 2015 DESIGN UNIT TRAINING PROGRAM ? ZIGExN CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
- 3. 1章 じげんのデザイナーを知る INTRODUCE ZIGExN-DESIGNER 1章 じげんのデザイナーを知る じげんのデザイナーはどんな事をしているのか 1-1 じげんサービスにおけるデザインの役割 1-2 じげんのデザイナーに求められるもの 1-3 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー 1-4
- 4. 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK
- 5. 主に、こんなことをしています。 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK デザイナー 意識の統合 各種調査 品質の確認 情報整理 UIの構築 保守業務企画設計
- 6. 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK ① 企画設計 ⑤ UIの構築 ③ 情報整理 ⑦ 保守業務 ② 各種調査 ⑥ 品質の確認 ④ 意識の統合 ※こんな順番でしています。※こんな順番でしています。
- 7. もう少し詳しく説明します。 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK
- 8. 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK 経営的側面から発生したニーズとユーザーニーズの双 方の視点からプロダクトや施策などに落とし込み、 企画を設計する。 ① 企画設計 プロダクトや施策などが本当に価値があるものなのか、 どうやったら価値を作り出せるのか、競合や市場の調査 やヒアリングをしながら問題解決の糸口を見つける。 ② 各種調査
- 9. 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK さまざまな情報を整理しながらプロダクトや施策など の基盤を作る。 この時に作るもの → ワイヤーフレーム、コンテンツマップ、サイトマップ ③ 情報整理 整理したプロダクトや施策などの最終的なアウトプッ トを関係者に共有し、チーム全員のアウトプットイメ ージを一致させる。 この時に作るもの → モック、デザインカンプ ④ 意識の統合
- 10. 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK 設計したもの（ワイヤーフレームやデザインカンプやモック）を 実際のデバイスで稼働するように、各種コーディング 言語を使用しコーディングをおこなう。 ⑤ UIの構築 出来上がったものが設計通りに作られているのかどう かを確認する。 （バグや表示崩れだけでなくUXを阻害する要因がないかどうかなど） Google Analyticsなどを使い、企画通りの結果が得 られたのかを確認し、改善点があればPDCAを回して 改善していく。 ⑥ 品質の確認 ⑦ 保守業務
- 11. 以上のフローでPDCAを回しています。 ただし、1つの案件に対して前記項目すべてを一人のデザイナーが行うわ けではありません。QCT次第では複数のデザイナーで分散することもあり ます。 1-1 じげんのデザイナーはどんな事をしているのか KIND OF OUR DESIGNERS-WORK
- 12. 1-2 じげんサービスにおけるデザインの役割 THE ROLE OF DESIGN
- 19. 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER
- 20. 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER コミュニケーション能力 的確にヒアリングし、制作したものを伝達、説明できる能力 デザインに関する深い知識 色彩、IA、デザインロジック、サイコロジー、など 媒体に関する深い知識 WEBやDTPに関する専門知識 テクニカルスキル デザインを構築し、アウトプットするために必要なスキル
- 21. ここまでは、一般的にデザイナーに求められるものです。 更に、じげんでは次のような事も求められます。 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER
- 22. 関連プロジェクトに付随したマニアックな知識 これはバーティカルなメディアに対して、コアユーザーの ニーズや行動原理を理解するために必要になります。 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER 例えば、某女性デザイナーMさんは自動車領域のサービスのデザインを担当しているときには、 車の車種をほぼ全て覚えていました。
- 23. 避雷針を装備しない状態での稲妻のようなスピード感 時間を掛ければ掛けるだけクオリティは上がります。 しかしユーザー寄りのデザインの場合は時間を掛ければ掛けるだけコストに対しての費用対効果は 悪くなります。 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER ROIを考えて、時間を掛けずにハイクオリティな アウトプットをするスキルが求められます。
- 25. その他、ポータブルスキル ※ 実際はそんなことはありませんのでご安心下さい。 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER いきなり今日デザイナーを破門されても 明日には他の職種に転向できるくらいの高いポータブルスキル
- 26. でも、なぜじげんはこのような事までデザイナーに 求めるのでしょうか。 1-3 じげんのデザイナーに求められるもの REQUIRED TO ZIGExN-DESIGNER
- 27. 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 28. 現在の市場で必要とされるデザイナーはただ作れる、 設計できるだけでは通用しなくなってきています。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 29. デザインのコモディティ化 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 30. ひとつは、デザインのコモディティ化です。 現状あるデバイスにおけるユーザビリティは既に飽和状態にあり、 既存のデザインはコモディティ化されつつあります。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 31. 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER 例えば、どのプロダクトやサービスにおいてもUIの設計やレイアウト、 動機付けなどは均一化されたクオリティの元に設計されています。 その他、パソコンやWEBサイトの設計なども 一定のユーザビリティの元、均一化された設計がされており、コモディティ化が進んでいます。 均一化された プロダクト
- 32. そして、テクノロジーの発達により、作る工程はどんどん自動化さ れてきています。人の手で作るよりもミスも少なく早い時間でハイ クオリティのものが提供できるレベルまで進んできました。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 33. 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER 繰り返し作業は人が介入するよりも、自動化した方が効率がよく、ユーザ ーにとっても価値の高いものをローコストで提供できるようになります。 不向き 向いている 長時間の作業により パフォーマンスが低下する 長時間の作業でも パフォーマンスが低下しない
- 34. これからは、人がやるほうが効率が良い箇所に リソースをシフトすることが必要になります。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 35. ビジネスとの親和性 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 36. もうひとつは、デザインとビジネスの親和性です。 ビジネスは問題解決の繰り返しで、問題を発見し解決していけば必ず成功 すると言われています。 そして、その問題を解決する際にデザインロジックやデザインそのものを 取り入れれば、よりスピーディーに問題解決をすることができるため、 海外の先進国ではデザインとビジネスを紐づけて考える企業が増えてきま した。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 37. また、デザイナー側からしても、思考をビジネスに直結させ、 市場に散らばる問題や、経営に直面している問題も、一緒になって 考えていく方がよりプロダクトアウトの精度も上がっていきます。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 38. 汎用性の高いポータブルスキル 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 39. ポータブルスキルとは、デザイン構築に必要なテクニカルなスキルではなく、クライアントや社内との円滑な 調整ができるコミュニケーション能力や、現状立ちはだかっている課題を発見し解決していく問題発見能力や 問題解決能力、問題を発見するのに必要となる洞察力、問題を解決する際に必要な分析力や判断力や決断力な ど、デザイナー以外としても活躍できる横断可能なスキルの事です。 パーソナリティ ポータブルスキル テクニカルスキル デザイン構築に必要な専門的スキル 横断可能な汎用性の高いスキル 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER 対他者 対課題 対自己
- 40. アントレプレナーには必要とされるスキルですが、 デザイナーにも必要不可欠なスキルになってきています。 テクニカルなスキルだけだと、アート寄りのデザインはできてもユーザー寄りのデザインを アウトプットする事ができません。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 41. 以上の点において、じげんでは アントレプレナーシップをもったデザイナーが求められています。 1-4 じげんのデザイナー＝アントレプレナー×デザイナー ZIGExN-DESIGNER = ENTREPRENEUR × DESIGNER
- 42. 2章 じげんのデザイナーのクリエイティブ INTRODUCE ZIGExN-DESIGNER. 2章 じげんのデザイナーのクリエイティブ サービスデザイン 2-1 コーポレートサイトデザイン 2-2 オフィスデザイン 2-3 ノベルティデザイン 2-4 コーポレートキャラクターデザイン 2-5
- 43. 2章 じげんのデザイナーのクリエイティブ INTRODUCE ZIGExN-DESIGNER’S CREATIVE 2章ではじげんのデザイナーが制作したクリエイティブをご紹介します。 作るプロセスにおいて、どんなマインドで制作しているのかも解説しています。
- 52. 自然と物件写真に目がいくように、サイト独自のカラー（ベースカラー）はできるだけ白を基 調とした無彩色や、パステルカラーにとどめており、メインカラーには優しいスカイブルー を、アクセントカラーには少しの色面積でもアクセントになる膨張色のオレンジを使用し、 長時間利用するユーザーの方に対しても目が疲れないように優しい配色設計をしています。 ベースカラー（70%） メインカラー（25％） アクセントカラー（5％） 2-1 サービスデザイン SERVICE DESIGN
- 53. 2-2 コーポレートサイトデザイン CORPORATE SITE DESIGN
- 58. 2-2 コーポレートサイトデザイン CORPORATE SITE DESIGN このコンセプトはオフィスデザインにも組み込まれており、「うみ」から「りく」、「くも」、「そら」、 「ほし」と高度が増していくストーリー性を取り入れています。壁紙もコーポレートサイトとクロスしてお り、「OVER the DIMENSION＝次元を超える」の世界観を投影しています。
- 66. 2-5 コーポレートキャラクターデザイン CORPORATE CHARACTER DESIGN