「ニッポンのクーポン」(配虑済み)
- 5. 1-2.日本のクーポン事情 日本のクーポン会社の歴史 2010 年 4 月:ピクメディアが「 Piku 」を開始。 2010 年 6 月:パクレゼルブが「 Q:pod 」を開始。 2010 年 7 月:リクルートが「ポンパレード」を開始。 2010 年 8 月: GROUPON が「 Q:pod 」を買収 (1000 万ドル ) 。 2010 年 10 月:「グルーポン」、「ポンパレ」に改名。 2011 年 2 月時点で約 155 サイト、総売上 19.5 億円。 現在はグルーポン、ポンパレが二強 (2 社で約 77%) 。 Qt :共同購入クーポンサイト市場動向 (2011 年 2 月 )( シープジェイピー ) http://cp4u.jp/pdf/coupon-jp_report_201102.pdf
- 6. 1-3. GROUPON 2008 年 11 月シカゴにて創業 時価総額:約 60 億 7000 万ドル (2011 年 2 月時点 ) 29 カ国に展開、 3500 万人が利用 発行クーポン総数は約 3200 万枚 日本では 2010 年 8 月に Q:pod を買収し、誕生。
- 7. 1-4.グルーポンの特徴 1 日 1 枚 (1 地区 ) 50% 以上の割引 時間制限あり ( 大体 24 時間 ) 一定枚数以上で 購入が成立 枚数制限あり ソーシャルで共有
- 9. 1-5.グルーポンの仕組み ( 例 )2 万円の商品を割引率 50% 手数料率 50% で販売する サービスを提供 2 万円の 50% を支払う 手数料 50% を引いた 5000 円を支払う
- 11. 2-0.クーポンの 4 要件 フラッシュマーケティングは、クーポンの販売利益の他に、大きく 4 つのメリットがある。 広告効果 追加注文 空席の解消 リピーター
- 12. 2-1.広告効果 グルーポン、ポンパレなどの Web サイトに掲載されることで、店舗の認知度が向上する。 ex : groupon.jp->900 万 users/month ponpare.jp->250 万 users/month さらに、 twitter , Facebook などの連携により、幅広く拡散されることとなる。 ex : @GP_jp ->52,479followers @ponpare -> 55,292followers
- 18. 3-0.クーポン事件史 2010 年 7 月: Q:pod( 現グルーポン )iTunes カード騒動 2010 年 7 月: pomparade( 現ポンパレ ) 炎上事件 2010 年 10 月:くまポンサーバダウン事件 2010 年 11 月:ポンパレハーゲンダッツ珍事 2010 年 11 月:グルーポン幕末維新館倒産事件 2010 年 11 月:グルーポンエステ事件 2011 年 1 月:グルーポンおせち ( バードカフェ ) 事件 2011 年 1 月:グルーポン二重価格連続事件 2011 年 1 月: Pita Ticket ?ロールケーキ問題 2011 年 1 月:品々マーケット?水餃子偽造問題 2011 年 1 月:グルーポンガレット後出し事件 2011 年 2 月:グルーポン過剰発行同時多発テロ 2011 年 2 月:ポンパレプリン事件 2011 年 2 月:グルーポンたいやき偽造クーポン事件 2011 年 3 月:グルーポンメモ契約書事件
- 23. 4-1. 50%/50% モデルの限界 多くのクーポンサービスが割引率 50%/ 手数料率 50% 。しかし、この数値で拡大を続けるのは困難。 「 ( ポンパレが ) 新たに設定した手数料率は、原則 15 %。」 Qt. 「黒船グルーポン追うリクルートの勝算:日本経済新聞」 「 ( 店側が )50 %の手数料では話は受けられない趣旨を伝えたところ ( グルーポン側は )20 %から 30 %の話が出来るという…」 Qt. 「 (cache) 【ぐるなびお店のブログ】 飲食業の裏側全部見せます。 グルーポンさん」 割引率は、 GROUPON が最初に 50% を指定した訳で、明確な数値的理由は存在しない。 双方の利益のため 50%/50% モデルからの脱却が必要