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SEO ガイドブック
2015/10/27
株式会社インフィニックス
Head 情報
head 内の容量が多いと検索結果の順位を下げてしまう可能性がありますので、必要最低限の情報に抑えることを推奨しま
す。ページ表示速度は1秒以内になるようにしてください。また、文字コードは UTF-8 を使用することが一般的になっていることか
ら、UTF-8 を指定することを推奨します。ページ内 head 要素は次の順番で記載してください。
①DOCTYPE 宣言 ②文字コードの指定 ③title ④description ⑤keywords
Title
ページのタイトルとなる title タグは、検索エンジンがサイトのテーマ性を判断する仕組みに利用していることから、title タグの文中
に上位表示させたいキーワードを設定することは必須事項です。トップページの title にはトップページにて上位表示させたいキー
ワードを含む、全角 30 文字程度のタイトルを設定してください。注意点としては、上位表示させたいキーワードは必ず 1 回以
上、2 回以内の使用としてください。
設置の仕方は、 ページタイトル | サイトタイトル という書き方が好ましいです。
下層ページも同様に、そのページで上位表示させたいキーワードを含むタイトルを設定してください。トップページや、その他の下
層ページのタイトルと重複しないタイトルを設定することが重要です。それによりペナルティを避けることができるだけではなく、各ペ
ージの内容が明確になることにより、ロングテールで集客ができるサイトへと育てていくことが可能になります。
Meta description
meta description は、検索結果の順位付けに強く影響する部分ではありませんが、検索結果上でそのページの説明文として
表示されます。検索エンジンだけでなく、ユーザーに対してもサイトにアクセスさせるような魅力的なページの説明文を各ページに
80~110 文字程度で設定してください。各ページのタイトルや h1 と近い内容で、上位表示させたいキーワードは先頭付近に配
置した自然な文章を作成してください。上位表示させたいキーワードは2回ずつ使用するのが好ましいです。3 回以上になると
ペナルティの危険性がございますので、避けてください。
Meta keywords
Google では meta keywords を完全に無視おりますが、その他の検索エンジンにページと関連性があるキーワードとして認識さ
せるためにも、各ページのテーマや内容に合ったキーワードを設置することを推奨します。キーワードはページの内容に合うキーワー
ドを優先度の高いものから順に 2~5 個程度設定します。キーワード間は『,』(半角コンマ)で区切ってください。
h1 タグ
h1 タグは HTML 内において、title の次に重要といわれているタグで、「大見出し」を意味します。h1 タグには上位表示させたい
キーワードを必ず含め、その後に続く本文の内容を表現している文章を設定しましょう。各ページにおいて h1 は 1 つだけ設定し
てください。(HTML5 の場合はその限りではありません。)h1 はテキストで設置し、本文中のなるべく上の方に設置します。
body タグ直下が理想的ですが、レイアウト等の構成上難しい場合は、必ずしも直下である必要はありません。その場合も h2
や h3 などの見出しを h1 よりも先に書かないようにしてください。h1 タグ内での重要キーワードの使用は1回のみとしてください。
h2 タグ以降の設定
h2 タグ、h3 タグにも title や h1 タグと同様に、上位表示させたいキーワードを入れることで、SEO 対策において相乗効果が期
待できます。ただし、全体の構成や文章が不自然にならないように注意しましょう。h4 や h5、h6 などの見出しタグは必ずしも全
て使う必要はありません。ページの内容にそって見出しタグを設定してください。
h2 タグや h3 タグもテキストでの設置が好ましいです。画像の場合は alt 属性の代替テキストが h2 や h3 になりますが、テキス
トよりも検索エンジンからの評価が低くなるため、SEO の観点からはおすすめできません。見出しタグの後には<p>と、セットで使
用するようにしましょう。p タグの中には見出しタグの内容を補足する文章を 100 文字程度で設定してください。また、h タグの記
述は必ず昇順で記述してください。
○ <h1>?<h2>?<h3>?<h4>
○ <h1>
?<h2>?<h3>?<h3>
?<h2>?<h3>?<h3>
× <h1>?<h3>?<h2>?<h4>
× <h1>?<h3>?<h4>
ページ内のテキスト量
ページ内のテキスト量は 1,000 文字程度を目安に設定しましょう。少なすぎると重要なキーワードを本文中に含めることができま
せんが、多すぎるとファイルサイズが増えてしまいます。特に JavaScript や CGI、PHP を同時に読み込ませるような場合は読み
込み時間にも影響が出てしまいますので注意しましょう。重要なキーワードの出現比率は全体の 5%~7%程度になるように調
整しましょう。
近年、Google にパンダアップデートというアルゴリズムが導入されており、ユーザーにとって価値の低いコンテンツや他サイトからの
コンテンツをコピーしただけのサイトのランキングを下げ、他のページにはないオリジナリティの高いサイトを高品質なサイトと判断し、
それらのサイトをより上位に表示する働きがあります。文章量だけではなく、文章の質にもこだわり、ユーザーに価値を与えるオリジ
ナルティの高いコンテンツやテキストを設置するようにしてください。
ul,ol タグの使用
ul タグ、ol タグは HTML 内において、箇条書きを意味するタグです。箇条書きは要約文として検索エンジンに好まれるため、該
当箇所は ul タグや ol タグを使用しましょう。ナビゲーションやメニューエリア、パンくずリストはは ul タグでマークアップするのが好ま
しいです。
画像置換の注意点
ブラウザ側を画像表示にし、HTML ソース側をテキストにて記述する手法は非推奨事項となります。CSS へ text-indent:-
9999px;、display:none;、visibility:hidden;などを記述することにより画像を背景として設定し、その上のテキストをブラウザ上
の可視領域外に設置する指定は推奨いたしません。ブラウザ上で画像を表示する場合は<img>タグを使用し、alt 属性に適
切なワードを設置することをお奨めします。
隠しテキスト?隠しリンク
ページ内のコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを故意に設置することは、Google ガイドラインに反する行為となり、スパムと判
断される可能性があります。スパムと判断される可能性がある設置方法には下記のようなものがありますがいずれもガイドライン
違反ですので避けましょう。
?白の背景で白のテキストを使用する
?テキストを画像の背後に置く
?CSS を使用してテキストを画面の外に配置する
?フォント サイズを 0 に設定する
?小さな 1 文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す
noscript と noframes
noscript と noframes は、JavaScript 未対応ブラウザやフレーム未対応ブラウザのための代替表示を目的としたタグです。
noscript と noframes の間に書かれた箇所は、ディスプレイ上に表示されないことになります。ここにキーワードや隠しリンクなどを
詰め込むと、不正 SEO としてスパム判定を受ける可能性がありますので避けてください。
インラインフレーム(iframe)
インラインフレームのタグである<iframe>と</iframe>の間に書かれた文字はブラウザでは表示されません。このような行為を意
図的に行うとスパム判定を受ける可能性があります。ブラウザで見ると表側のページと一体化しているように見えますが、インライ
ンフレーム内のページは別の URL ですので、対策ページのコンテンツにならないため SEO には不向きです。重要なコンテンツ部
分ではインラインフレームを使用しないでください。
URL の正規化
1 つのページに対する URL の表記を統一させてください。「www」のあり、なしや「index.html」のあり、なしが統一されておらず、
1 つのページに複数の URL がある場合、検索エンジンは異なる URL をそれぞれ独立した別々のページとして認識してしまいま
す。ページへの評価が分散することになりますので、該当する場合は 301 リダイレクトの設定で URL を統一させるようにご対応を
お願いします。
サイトのディレクトリ構造
ユーザビリティの向上や検索エンジンがサイト内をクロールしやすくするためにも、ディレクトリ構造は複雑にせず、簡潔な構造にな
るようにしましょう。また、コンテンツのカテゴリやファイル名はページの内容を推測できるような名前で設置し、ユーザーや検索エン
ジンに対してわかりやすいページ URL やサイト構造になるようサイトの設計を行いましょう。
パンくずリストの設定
パンくずリストとは、サイト内のナビゲーションのようなもので、ユーザーが現在どの階層に位置しているかを表示したものです。主に
サイト上部左に設置されています。パンくずリストを設置することで上層ページやトップページにすぐ戻ることができます。深い階層
構造をもつサイトでパンくずリストがない場合、ユーザーは戻りたいページに辿り着きにくくなってしまいます。検索エンジンのロボット
のサイト内巡回を促すとともに、上層ページへの内部リンク増加というメリットがありますので、設置することをおすすめします。

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  • 2. Head 情報 head 内の容量が多いと検索結果の順位を下げてしまう可能性がありますので、必要最低限の情報に抑えることを推奨しま す。ページ表示速度は1秒以内になるようにしてください。また、文字コードは UTF-8 を使用することが一般的になっていることか ら、UTF-8 を指定することを推奨します。ページ内 head 要素は次の順番で記載してください。 ①DOCTYPE 宣言 ②文字コードの指定 ③title ④description ⑤keywords Title ページのタイトルとなる title タグは、検索エンジンがサイトのテーマ性を判断する仕組みに利用していることから、title タグの文中 に上位表示させたいキーワードを設定することは必須事項です。トップページの title にはトップページにて上位表示させたいキー ワードを含む、全角 30 文字程度のタイトルを設定してください。注意点としては、上位表示させたいキーワードは必ず 1 回以 上、2 回以内の使用としてください。 設置の仕方は、 ページタイトル | サイトタイトル という書き方が好ましいです。 下層ページも同様に、そのページで上位表示させたいキーワードを含むタイトルを設定してください。トップページや、その他の下 層ページのタイトルと重複しないタイトルを設定することが重要です。それによりペナルティを避けることができるだけではなく、各ペ ージの内容が明確になることにより、ロングテールで集客ができるサイトへと育てていくことが可能になります。 Meta description meta description は、検索結果の順位付けに強く影響する部分ではありませんが、検索結果上でそのページの説明文として 表示されます。検索エンジンだけでなく、ユーザーに対してもサイトにアクセスさせるような魅力的なページの説明文を各ページに 80~110 文字程度で設定してください。各ページのタイトルや h1 と近い内容で、上位表示させたいキーワードは先頭付近に配 置した自然な文章を作成してください。上位表示させたいキーワードは2回ずつ使用するのが好ましいです。3 回以上になると ペナルティの危険性がございますので、避けてください。 Meta keywords Google では meta keywords を完全に無視おりますが、その他の検索エンジンにページと関連性があるキーワードとして認識さ せるためにも、各ページのテーマや内容に合ったキーワードを設置することを推奨します。キーワードはページの内容に合うキーワー ドを優先度の高いものから順に 2~5 個程度設定します。キーワード間は『,』(半角コンマ)で区切ってください。
  • 3. h1 タグ h1 タグは HTML 内において、title の次に重要といわれているタグで、「大見出し」を意味します。h1 タグには上位表示させたい キーワードを必ず含め、その後に続く本文の内容を表現している文章を設定しましょう。各ページにおいて h1 は 1 つだけ設定し てください。(HTML5 の場合はその限りではありません。)h1 はテキストで設置し、本文中のなるべく上の方に設置します。 body タグ直下が理想的ですが、レイアウト等の構成上難しい場合は、必ずしも直下である必要はありません。その場合も h2 や h3 などの見出しを h1 よりも先に書かないようにしてください。h1 タグ内での重要キーワードの使用は1回のみとしてください。 h2 タグ以降の設定 h2 タグ、h3 タグにも title や h1 タグと同様に、上位表示させたいキーワードを入れることで、SEO 対策において相乗効果が期 待できます。ただし、全体の構成や文章が不自然にならないように注意しましょう。h4 や h5、h6 などの見出しタグは必ずしも全 て使う必要はありません。ページの内容にそって見出しタグを設定してください。 h2 タグや h3 タグもテキストでの設置が好ましいです。画像の場合は alt 属性の代替テキストが h2 や h3 になりますが、テキス トよりも検索エンジンからの評価が低くなるため、SEO の観点からはおすすめできません。見出しタグの後には<p>と、セットで使 用するようにしましょう。p タグの中には見出しタグの内容を補足する文章を 100 文字程度で設定してください。また、h タグの記 述は必ず昇順で記述してください。 ○ <h1>?<h2>?<h3>?<h4> ○ <h1> ?<h2>?<h3>?<h3> ?<h2>?<h3>?<h3> × <h1>?<h3>?<h2>?<h4> × <h1>?<h3>?<h4> ページ内のテキスト量 ページ内のテキスト量は 1,000 文字程度を目安に設定しましょう。少なすぎると重要なキーワードを本文中に含めることができま せんが、多すぎるとファイルサイズが増えてしまいます。特に JavaScript や CGI、PHP を同時に読み込ませるような場合は読み 込み時間にも影響が出てしまいますので注意しましょう。重要なキーワードの出現比率は全体の 5%~7%程度になるように調 整しましょう。 近年、Google にパンダアップデートというアルゴリズムが導入されており、ユーザーにとって価値の低いコンテンツや他サイトからの コンテンツをコピーしただけのサイトのランキングを下げ、他のページにはないオリジナリティの高いサイトを高品質なサイトと判断し、
  • 4. それらのサイトをより上位に表示する働きがあります。文章量だけではなく、文章の質にもこだわり、ユーザーに価値を与えるオリジ ナルティの高いコンテンツやテキストを設置するようにしてください。 ul,ol タグの使用 ul タグ、ol タグは HTML 内において、箇条書きを意味するタグです。箇条書きは要約文として検索エンジンに好まれるため、該 当箇所は ul タグや ol タグを使用しましょう。ナビゲーションやメニューエリア、パンくずリストはは ul タグでマークアップするのが好ま しいです。 画像置換の注意点 ブラウザ側を画像表示にし、HTML ソース側をテキストにて記述する手法は非推奨事項となります。CSS へ text-indent:- 9999px;、display:none;、visibility:hidden;などを記述することにより画像を背景として設定し、その上のテキストをブラウザ上 の可視領域外に設置する指定は推奨いたしません。ブラウザ上で画像を表示する場合は<img>タグを使用し、alt 属性に適 切なワードを設置することをお奨めします。 隠しテキスト?隠しリンク ページ内のコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを故意に設置することは、Google ガイドラインに反する行為となり、スパムと判 断される可能性があります。スパムと判断される可能性がある設置方法には下記のようなものがありますがいずれもガイドライン 違反ですので避けましょう。 ?白の背景で白のテキストを使用する ?テキストを画像の背後に置く ?CSS を使用してテキストを画面の外に配置する ?フォント サイズを 0 に設定する ?小さな 1 文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す noscript と noframes noscript と noframes は、JavaScript 未対応ブラウザやフレーム未対応ブラウザのための代替表示を目的としたタグです。 noscript と noframes の間に書かれた箇所は、ディスプレイ上に表示されないことになります。ここにキーワードや隠しリンクなどを 詰め込むと、不正 SEO としてスパム判定を受ける可能性がありますので避けてください。
  • 5. インラインフレーム(iframe) インラインフレームのタグである<iframe>と</iframe>の間に書かれた文字はブラウザでは表示されません。このような行為を意 図的に行うとスパム判定を受ける可能性があります。ブラウザで見ると表側のページと一体化しているように見えますが、インライ ンフレーム内のページは別の URL ですので、対策ページのコンテンツにならないため SEO には不向きです。重要なコンテンツ部 分ではインラインフレームを使用しないでください。 URL の正規化 1 つのページに対する URL の表記を統一させてください。「www」のあり、なしや「index.html」のあり、なしが統一されておらず、 1 つのページに複数の URL がある場合、検索エンジンは異なる URL をそれぞれ独立した別々のページとして認識してしまいま す。ページへの評価が分散することになりますので、該当する場合は 301 リダイレクトの設定で URL を統一させるようにご対応を お願いします。 サイトのディレクトリ構造 ユーザビリティの向上や検索エンジンがサイト内をクロールしやすくするためにも、ディレクトリ構造は複雑にせず、簡潔な構造にな るようにしましょう。また、コンテンツのカテゴリやファイル名はページの内容を推測できるような名前で設置し、ユーザーや検索エン ジンに対してわかりやすいページ URL やサイト構造になるようサイトの設計を行いましょう。 パンくずリストの設定 パンくずリストとは、サイト内のナビゲーションのようなもので、ユーザーが現在どの階層に位置しているかを表示したものです。主に サイト上部左に設置されています。パンくずリストを設置することで上層ページやトップページにすぐ戻ることができます。深い階層 構造をもつサイトでパンくずリストがない場合、ユーザーは戻りたいページに辿り着きにくくなってしまいます。検索エンジンのロボット のサイト内巡回を促すとともに、上層ページへの内部リンク増加というメリットがありますので、設置することをおすすめします。