人はなぜ服を着るのか、真面目に考えたことがありますか?
被服学の初回の授業では必ずこの問いを発します。
家庭科の教科書には「衣服の機能」として掲載されていますけれど、まずはそれを見ずに考えてもらいます。
考えてもらった後、その授業で使うスライドを共有します。
哲学者の鷲田清一先生の「ひとはなぜ服を着るのか」という本には、人が服を着る理由について深く突き詰めて説明されています。
まずは自分で考えてみて、この本を読んでみることをお勧めします。
人と人が仲良くなるためには共通点を見つけて交流するとよいように思います。
服を着ているという人類の共通点には、人類が仲良くやっていくためのヒントもあるのではと本気で思っています。
あなたにとって服を着る最も大きな理由は何ですか?