大阪湾臨海域における地形と表層地質(沖積層)の解析から,約6000~5000年前の縄文海進期の最高海面期の海岸線とその古環境(地形システム)を推定した. 表層地質の解析には,約1万本以上の高密度なボーリング地質柱状図データを用いて,高精度解析を行うことにより古環境を復元することができる.現在,GISを用いて地下地質から推定した古環境を面的(可視的)に表現することを試みている. Read less