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T字形ER手法とOracle APEXで超高速開発
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Taku Iwamura
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APEX User Group - 第1回Meetup@東京 発表資料 T字形ER手法×Oracle APEX=超高速開発
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T字形ER手法とOracle APEXで超高速開発
1.
T字形ER手法×Oracle APEX =超高速開発 APEX User
Group - 第1回Meetup@東京 2017/04/26 岩村 琢
2.
自己紹介 沖電グローバルシステムズ株式会社?? ?ソリューション事業部 システム開発課?岩村 琢(いわむら
たく) ハッカーズチャンプルーという沖縄県内のITコミュニティイベントで? Oracle APEXのことを適当に話していたところ? オラクルの人に見つかってしまい、本日ここに出頭しました。
3.
会社紹介 沖電グローバルシステムズ株式会社(OGS)は、? 沖縄電力を中心とした会社の集まり「おきでんグループ」の一員です。 電力という生活に欠かせない? 社会基盤をITで支えています
4.
Oracle APEX 開発実績① 社内の情報を一元管理するシステム。? (案件管理、作業見積り?実績、進捗管理、勤怠、出張申請、etc.) 2013年4月? 2013年10月? 2014年2月? 2015年4月? 体制の発足、T字形ER手法で業務分析を始める。並行して技術要素の検証を実施。? 実装モデルの検討(システムのコア部分の実装)? 本格的な実装の着手。? 運用開始。システムを改善しながら継続リリース中。 社内情報システム(G:Hive)
5.
Oracle APEX 開発実績② 親会社向け
情報連携システム 2015年4月? 2015年8月? 2016年4月? 仕様検討開始。? 実装開始。途中での仕様変更にもAPEXで柔軟に対応。? 運用開始。現在も機能追加しつつリリース中。 既存システムと他機関?他部署との間で情報連携するシステム。? 情報はOracleデータベースに保管し、APEXで表示?編集。? 他システムとの連携はXMLやCSVで送受信。
6.
T字形ER手法(TM)とは T字形ER手法(TM)とは? 株式会社SDI代表佐藤正美氏が提示するビジネス解析技法であり、 データ分析(DOA+)技法を用いて事業の事実を解析するビジネス モデリング技法である。 株式会社SDI社ホームページ?http://www.sdi-net.co.jp/ ざっくり言うと、? 「事業解析 = データ
の正規形 = アルゴリズム の I/O 化」? を同時に実現する手法 つまり? 「事業解析ができたらDB設計が完了している」? ということ。
7.
「resource」と「event」という概念を使って? 事業(ビジネスモデル)を記述する。 T字形ER図の基本
8.
実際に事業(ビジネスモデル)解析したT字形ER図(ごく一部) T字形ER図の実例 これをどうやって実装するの?
9.
T字形ER図と画面実装のパターン化 T字形ER手法におけるエンティティの関係を? どのような画面として実装するか? あらかじめ決めておく。 ①エンティティ単体、リソース?イベント(1:1)? ②イベント?イベント/VE/MO、HDR?DTL(1:N)? ③イベント間の対応(N:N)? ④エンティティ間の対照表?対応表(N:N)? ⑤みなしエンティティ(VE)? ⑥サブセット? ⑦再帰
10.
画面実装のルール① A(リソース/イベント) 個体指定子A 項目A1 項目A2 項目A3 R(リソース) 個体指定子R 項目R1 項目R2 項目R3 E(イベント) 個体指定子E 個体指定子R 項目E1 項目E2 項目E3
11.
画面実装のルール② E1(イベント) 個体指定子E1 項目E11 項目E12 項目E13 E2(イベント) 個体指定子E2 個体指定子E1 項目E21 項目E22 項目E23 A(MA) 個体指定子A AH(HDR) 個体指定子AH 項目AH1 項目AH2 項目AH3 AL(DTL) 個体指定子AL 個体指定子AH 項目AL1 項目AL2 項目AL3
12.
画面実装のルール③ E1(イベント) 個体指定子E1 項目E11 項目E12 項目E13 E2(イベント) 個体指定子E2 項目E21 項目E22 項目E23 EE(対応表) 個体指定子E1 個体指定子E2 項目EE1
13.
画面実装のルール④ A(リソース/イベント) 個体指定子A 項目A1 項目A2 項目A3 B(リソース/イベント) 個体指定子B 項目B1 項目B2 項目B3 AB(対応表) 個体指定子A 個体指定子B 項目AB
14.
画面実装のルール⑤ A(リソース/イベント) 個体指定子A 項目A1 項目A2 項目A3 AVE(VE) 個体指定子AVE 個体指定子A 項目AVE1 項目AVE2 項目AVE3
15.
画面実装のルール⑥ A(リソース/イベント) 個体指定子A 項目A1 項目A2 区分Aコード ASA(サブセット) 個体指定子A 項目ASA1 項目ASA2 項目ASA3 ASB(サブセット) 個体指定子A
項目ASB1 項目ASB2 項目ASB3
16.
画面実装のルール⑦ A(リソース/イベント) 個体指定子A 項目A1 項目A2 R(再帰表) 個体指定子A 個体指定子A' 項目R1 項目R2
17.
お題:超シンプルなチャットアプリ T字形ER図 DDL文 CREATE TABLE
CHAT_USER ( CHAT_USER# VARCHAR2(12) NOT NULL, CHAT_USER_NAME VARCHAR2(50) NOT NULL, PRIMARY KEY (CHAT_USER#) ); CREATE TABLE CHAT_GROUP ( CHAT_GROUP# VARCHAR2(12) NOT NULL, CHAT_GROUP_NAME VARCHAR2(50) NOT NULL, PRIMARY KEY (CHAT_GROUP#) ); CREATE TABLE CHAT_MEMBER ( CHAT_MEMBER$ NUMBER(10,0) NOT NULL, CHAT_USER# VARCHAR2(12) NOT NULL, CHAT_GROUP# VARCHAR2(12) NOT NULL, ADMIN NUMBER(1,0) NOT NULL, PRIMARY KEY (CHAT_MEMBER$) ); CREATE TABLE CHAT_TALK ( CHAT_TALK# VARCHAR2(12) NOT NULL, CHAT_MEMBER$ NUMBER(10,0) NOT NULL, TALK_TS TIMESTAMP NOT NULL, TALK_TEXT VARCHAR2(1000) NOT NULL, PRIMARY KEY (CHAT_TALK#) ); ?自動?生成? (TMD-Maker)
18.
お題:超シンプルなチャットアプリ 実際に作ったOracle APEXアプリをご覧ください
19.
最後に ?T字形ER手法はシンプルですが非常に奥が深く、? ?まだまだ勉強中です。? ??→興味ある方、ぜひ一緒に勉強しましょう。 ?現状、APEX 4.2.6で作り、そのままになっている。? ?バージョンアップしたいがやってない(調べてない)? ??→安全にバージョンアップする手順を教えてください。? ? ?まだまだクラウド利用不可という制約の中で? ?システムを作らないといけないことが多いです。? ??→オンプレミスを見捨てないでください。 ?沖縄という遠隔地ではありますが、今後も積極的に? ?APEXユーザ会に関わっていきたいです。? ??→ゆたしくうにげーさびら
20.
岩村 琢 ご清聴ありがとうございました
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