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The Church and civil defense1956
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米国の民间防卫における圣职者の役割を解説したブックレット。
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The Church and civil defense1956
1.
合衆国 民間防衛 教会と民間防衛 連邦民間防衛局 AG-25-I(改訂版) 管理ガイド
2.
AG-25-I(改訂版) 連邦民間防衛局 合衆国民間防衛 教会 と 民間防衛 米国政府印刷局 改訂 195t年10月 販売:
米国政府印刷局文書監督官 ワシントン 25. DC 価格15セント
3.
目次 はじめに 章 1. 民間防衛の責務 2. 教会と民間防衛 3.
聖職者の役割 4. 信徒の役割 5. 聖職者と教会の組織 参考文献 V 1 2 4 6 10 13 iii iv
4.
v はじめに 教会は国家に対する道徳的責任を認識しているが、民間防衛におい て教会を国家に従属させる計画はない。民間防衛の準備において、 教会はすべての人々の福祉と自由に対する責任感によって動機づけ られる。教会は国家の政治構造を維持に参加していないが、自らの 存在権と活動の自由を擁護を奨励されている。この重要な任務にお いて、連邦民間防衛局を通じて国家は、教会と連邦民間防衛局が協 力して人々の福祉と自由を保障するために、役立つリソースになる ことを求めている。 このマニュアルは、地域および州レベルで計画を立てるためのガイ ドである。あらゆるコミュニティのニーズに適合させることができ る。すべての宗教集団で使えるように準備したので、特定のひとつ だけではなく、すべての集団に適用できる。 マニュアルで使用されている用語を、以下のよう定義する。 教会: プロテスタント、カトリック、ユダヤ、その他の米国内のい かなるものであれ、組織宗教と信者と礼拝の組織体のすべてが含ま れる。 聖職者;教会によってその指導者として指名された人々。牧師、司 祭、ラビ、神父、あるいは米国の組織宗教によって使用される同様 の用語に該当する。指導者は、自らの教会によって公式代表として 認められている限り、その職務に叙階、免許、委託、指名されてい てもよい。 会衆:宗教の信者の地域の集会あるいは組織が該当する。 地域:会衆または機関が置かれている直接の地理的領域。郡、市、 ゾーン、コミュニティ、または近隣などが該当する。 安息日(日曜日を含む):適用される宗教の信条に応じて、7番目 または最初の曜日。 第1章 民間防衛の責務 1.1 1946年11月、陸軍省は、特にヨーロッパで、現代の戦争が民 間人に与える影響を研究する民間防衛委員会を設立した。これら の研究は最終的に1950年の終わりに公法920の成立につながった 。それは1951年1月に大統領が署名し、1950年の連邦民間防衛法 として知られることとなった。 1.2
連邦民間防衛局(FCDA)は、政府の行政機関内の独立機関で ある。その目的は、敵の攻撃から生命と財産を保護するための平 時の準備と、大規模な自然災害における州と地方自治体への支援 である。連邦民間防衛局は、全体的な計画と組織と運営の原則を 担当する。訓練施設を提供し、必需品や備品の備蓄費用を分担す る。 1.3 民間防衛の責任は主に国家にあり、リーダーシップ、組織、 訓練、運営、監督は州レベルが担う。市とコミュニティは州民間 防衛局長に指導のもとにあるが、各コミュニティは労働者と施設 を訓練のために提供し、州の法規制に従い財政的責任の分担を引 き受ける。 1.4 最終的に、民間防衛の有効性は、個々の市民とその地方自治 体に依存する。民間防衛を実行可能にするため、個々の市民は、 災害時に自分と家族が利用できるスキル、計画及び施設について 熟知しておく必要がある。このタスクでは、教会が役に立つ。我 々の人口の60パーセント以上が教会に属している。教会は他のど の機関よりもより親密にそしてより一貫してより多くの人々に触 れている。それは聖職者と会衆の間の高い信頼の面で機能する。 それは政治的配慮の影響を受けないが、利益を求めずに利他的に 奉仕することは自由である。 1
5.
第2章 教会と民間防衛 2.1 民間防衛と教会の関りには、その社会的使命と密接に関連し た原則と目的がある。医療従事者や消防署のように、教会は災害 が通常のタスクを増やして激化させることを除いて、平時と同じ 任務を災害後に実行する。 2.2 民間防衛の目的の1つが命を救うことであるように、教会も命 に関心を持っている。宗教団体は、この取り組みにさまざまな強 調と解釈を置いている。しかし、永遠のために、あるいは地球上 の幸福のために、あるいはその両方のために命を救うかどうかに かかわらず、命はすべての宗教の基本的な関心事である。この核 の時代では、生命は大規模に急速に消滅する可能性がある。教会 は、神の御心に一致して、肉体的にも精神的にも命を守ることを 切望している。 2.3
民間防衛は、平和維持を支援する。それは共産主義に対する 平和的防衛の誠実なプログラムを表している。それは、軍事的で はなく、すでにコミットされている平和的手段を使用する。我々 が市民を救い、保護する準備ができていることを潜在的な敵が認 識している場合、平和が崩壊する可能性は低くなりる。 2.4 西洋文明の存在そのものが危機に瀕している。何世紀にもわ たって発展してきた我々の現在の文化は、絶滅の危機に瀕してい る。民主主義政府はこれまでに進化した最高の政治秩序であり、 すべての人の権利を守りながら個人と集団の自由を最大限に高め るが、宗教自体も、神のない全体主義の専制政治の挑戦を受けて いる。教会は自由を窒息させる状態でそのタスクを効果的に行え ない。文明が進歩し続け、民主的な政府が存在するなら、教会に はその使命を続けられる自由があるはずである。 2.5 共産主義は代替宗教である。その最も深いレベルでは、ソビ エト共産主義と自由世界との間の対立は宗教対立である。我々は 哲学と宗教の取るに足らない倒錯を扱っているのではない。共産 主義は、その公言された神のないにもかかわらず、宗教的な観点 から人類に興味を持たせようとします。それはその代用神を持っ ており、宗教的動機のすべての側面を利用している。党は教会の 場所を奪い、マルクスとレーニンの著作に聖典の地位を与えよう とする。神の国は無階級社会、無国家社会、つまり無政府社会に 約束される。 2.6 しかし、この神のない新しい宗教には、熱狂的な宣教師の熱 意がある。無関心な教会は不利になり、人間の観点からは、共産 主義の広がりに立ち向かうえない。宗教は人々を抑圧するために 使用される麻薬であるという古いマルクスの慈善団体は、警戒心 と前向きな教会、神への愛と人間への愛の信条によって動機付け られた教会、したがって人間の福祉に関心のある教会によっての み払拭できる。民間防衛は、人間の生命を救い、維持することに 専念する人間福祉のプログラムである。 2.7 我々の時代の大きな危険の1つは、共産主義を過小評価して いることである。共産主義は既に年月を経て、確立されたものと なっており、通りすがりの空想として無視できるものではない。 使徒パウロの警告は我々の状況に適切に当てはまる。「私たちの 戦いは、人間に対するものではなく、支配、権威、闇の世界の支 配者、天にいる悪の諸霊に対するものだからです。」霊的なもの は霊的に識別され、戦われなければならない。我々が共産主義よ りも長生きすることを望める国家としての、我々の真の強さの位 置は、精神的な真実について啓発され、神の現実にコミットし、 神の真実を関連付けることに積極的な市民である。 2.8 宗教は、人間は神の目に価値と尊厳を持っているという命題 を支持する。自由は人間の不可侵の権利の1つである。世界は今 、憲法上の民主主義政府で表明されているように自由を擁護する 人々と、その人間が不可侵の権利を持っていることを否定する人 々との間で、人間を神の子と見なす人々と、人間を物と見なす人 々の間で、妥協なき紛争となっている。教会は紛争の解決に大き く貢献している。 2 3
6.
第3章 聖職者の役割 3.1 聖職者の最初の役割は精神的である。神の言葉の教えと秘跡 の管理を通して信者に慰め、安心、そして自制心をもたらす聖職 者の活動は、民間防衛を待つことはない。しかし、時代の緊張と 不確実性により、聖職者の仕事に緊急性が加わる。 3.2 敵の核攻撃の影響と大規模なパニックの原因と可能性を理解 することは、聖職者が信者に解決と落ち着きを与けることの重要 性の理解に役立つ。朽ちることのない信仰を魂に抱く崇拝者は、 それほど簡単に慌てることはない。 3.3
説教、教え、そして個人的会話において、聖職者は、核の時 代の人々が神に見いだすことができる、いつでも準備ができてい る避難所と強さを強調できる。我々にのしかかる危険と、人間の 避難所の疑わしい安全とは対照的に、神の絶え間ない摂理は、集 団ヒステリーや現実を子どもたちから隠すようなことのないよう に、我々を強くする。災害が発生する前に、子どもたちのケアの 計画を立てる必要がある。 3.4 災害後、秘跡の儀式や聖餐式の需要はおそらくすべての予想 を超えて倍増し、特に注意深い計画が必要となる。聖職者は助け を必要とするすべての人に奉仕したいと思うだろうが、災害によ る死傷者の半分は聖職者の奉仕を必要とする教会の人々であると 予期される。 3.5 個々の宗教的奉仕に加えて、集合エリアや救急拠点のヒステ リックな集団など、聖職者は集団の奉仕に理想的に適している。 家族はその場で安心を必要とするかもしれない。小集団は、事前 に手配された部屋に誘導される場合がある。 3.6 集団埋葬は何時間もかかるだろう。遺族や個々人は私的な関 心を必要とし、聖職者は他の人の時間と快適さを奪うことなく彼 らに仕える準備をしなければならない。 3.7 聖職者は、多くの場所で多くの人々から多くの奉仕を求めら れる。子どもを含む家を失った人々と避難民の集団が増大する。 聖職者は彼らの問題を解決できないかもしればいが、聖職者の存 在、忍耐、信仰、そして言葉は多くの魂にとって人生のパンとな るだろう。 3.8 聖礼典ワイン、準備された聖体拝領パン、ロザリオビーズ、 聖油、各人用の使い捨て紙製の聖体拝領カップなどの聖体用品が 必要な場合、すべての聖体拝領者はこれらをどこで確保できるか を熟知しておくこと。 3.9 会衆の災害委員会を通して、聖職者は自分の教会の一般人と 民間防衛について、会衆に周知する機会を持てる。聖職者は会衆 に、敵がいつでも我々に与えうる生命と財産への計り知れない破 壊について話せる。警戒心を高めるためではなく、準備の緊急性 を人々に印象づけるために、 事実を明かすこと。 3.10 教会の記録の保管を含め、すべての機能について2人以上の 一般助手が訓練すること。 3.11 民間防衛に加わる聖職者は、ヘルメットと聖職者の腕章を 持っていること(図1参照)。州あるいは地方の民間防衛局が身 分証明書を発行する場合、登録牧師に発行すること。 彼らは、 地域の民間防衛規制に従って交通機関を利用する権利がある。 4 5 図1 聖職者用のヘルメットと腕章
7.
6 7 第4章 会衆の役割 4.1 災害時には、聖職者は精神的使命におそらくほとんどの時間を費 やすことになるので、他の教会活動の動員と方向付けに多くの時間や 労力を費やせない。 4.2
すべての会衆には、教会の物理的施設の組織と運営を担える有能 で意欲的な信徒がいる。聖職者の監督下で、彼らは災害前の期間に必 要なすべてを手配し、災害が発生したときに聖職者が自らの精神的役 割を自由に果たせるようにすること。 4.3 災害委員会は、すべての会衆に設置され、会衆の施設内のすべて の準備活動と機能を調整する。災害委員会は、聖職者と委員長と必要 な数の副委員長で構成される。 7ページの図2に、推奨される概要を示 す。精神的ニーズが聖職者の主たる対応事項であり、自己防衛と相互 扶助は主に信徒が対処する事項である。運営計画は、地域の民間防衛 計画に準拠して設定および検証すること 4.4 大規模災害では、何百人もの人々が精神的ケアと支援を望み、必 要とする。訓練を受けた宗教信者は、次のような多くの機能を実行で きる。 (a) 負傷者、瀕死者、遺族及び、ヒステリーを起こしている人々に対 処する際に、聖職者の個人的な付き添いや助手を担う。 (b) 必要に応じて聖書の部分や祈りを読む。 (c) 聖書、新約聖書、祈祷書、ロザリオビーズ、宗教写真や物などの 宗教的な物品や物資を配布する。 (d) 子供のための礼拝または物語の時間の集会を組織し、実施する。 (e) 避難所、集合エリア、救急拠点、避難中の途中での冷静さの例を 示し、パニックの管理について個人や集団に助言する。 民間防衛における教育 4.5 教会はその信者に民間防衛について説明すること。それは、パニ ックへの解毒剤としての知識、つまり危険、あるいは自分自身や他の 人のために何をすべきか、そして政府が計画し実行していることにつ いての知識を与えることである。 精神的 相互扶助 自己防衛 儀式 教育 監視員 教育 募集 教育 慰め カウンセリング 宿泊: 家庭 教会 欧州処置 集団礼拝 消防 精神的助手訓練 衣服 避難所 民間防衛作業者支援 施設 救助 大規模埋葬 疎開 パニック抑制 家族リハビリ パニック対応 聖職者 精神的: センター カウンセリング 会衆 災害委員会 聖職者 委員長 食事提供: 調理 提供 図2 地域会衆組織体
8.
民間防衛情報は、日曜学校あるいは安息日学校、教区あるいは平日 学校の通常の経路を通じて、また、男性クラブや女性クラブ、ある いは青年組織などの教会内の組織およびクラブを通じて広めること ができる。地域の市民防衛局長が教会の連絡窓口となる。 4.6 計画とスケジュールは、災害委員会が次の目的で作成できる。 (a) 会衆内のクラブや他のグループの集会での民間防衛プログラム 。 (b)
(b) 教会グループと会衆全体の前での民間防衛の講演者と教師 のトーク。 (c) 民間防衛映画および映写スライドのレンタルもしくは借用。 (d) 教会のドアでのチラシ配布や、日曜日の会報への掲載。 (e) 教会の拝廊または教区のホールのポスター。 4.7 監視員、応急処置、射撃統制、救急医療などの防護活動の訓練 は、教会が民間防衛を支援できる教育機能である。 会衆における自己防護 4.8 地域の民間防衛局長に相談し、彼を通じて消防署と警察署に、 自己防護のために会衆を組織するための支援を求めること。 4.9会衆は以下を行うこと: (a) 災害委員会を任命する(7ページ参照)。 (b) 建物内に避難場所を設置し、方向マーカーを設置する。 (c) 建物の監視員を任命して訓練する。宗教指導や礼拝のために大 規模集団が集まっている間に災害が発生した場合に実施できる ように、検証された計画を責任者に熟知させる。 (d) 応急処置キットを準備し、常に補充し、手元に置いておく。 (e) 火災の危険を取り除き、消火設備を維持する。 (f) 簡単な救助設備を入手する。 4.10 災害委員会は、地域の民間防衛局長と協力すること。 (a) 宿泊、食事提供、衣類、応急処置などのユニットを編成し、訓 練と運用のためにそれぞれの地域の民間防衛活動との統合を手 配する。 (b) 攻撃前の避難の準備において近隣の監視員と会衆が協力する。 (c) 疎開、ルート、子供と障害者のための移動計画、集合エリア 及び、会衆に与えられるその他の民間防衛活動に関する印刷 された情報を入手する。 募集 4.11 コミュニティの民間防衛には、多くの民間防衛ボランティ アが必要となる。教会信者には地域の民間防衛への志願をするよ うに奨励する。 4.12 地域の民間防衛のための登録書式は、信者が利用できるよ うに用意しておくこと。必要なタスクの種類とスキルに関する文 献は、民間防衛局長から入手できる。ボランティアが提供できる サービスを示すために確認および署名できる印刷書式を配布し、 資料ラックに入れておくこと。 4.13 地域の大規模受入と福祉サービスセンターへの活動参加と 訓練、情報と登録、医療活動、受付エリア及び、遺体安置所活動 は、地域の民間防衛チャネルを通じて実施する。 4.14 一部のコミュニティでは、教会は集会や集合訓練に利用で きる唯一の建物となる。教会は、地域の民間防衛局長に、会議、 訓練及び、攻撃後の使用のための施設を提供することす。必要な 教会の承認を手配しておくこと。 4.15 いかなる災害においても、教会の施設は、非常時食事提供 、一時的な宿泊施設、救急拠点、情報センター及び、精神的活動 のために利用可能にしておくこと。人間の幸福に関心を持ってい る教会には、その財産を利用可能にする機会と責任がある。 相互扶助と移動支援 4.16 聖職者、教会及び、教会施設は、地域の民間防衛局長の相 互扶助および移動支援計画に参加できることを宣言すること。隣 接する教会責任者と当該自治体からの承認合意を計画に含めるこ と。 8 9
9.
指揮系統 5.11 上で概説したように聖職者と教会の組織は、民間防衛の通常 の指揮系統と調整されている。民間防衛局長は、自らの民間防衛委 員会の委員を務める教会代表を通じて、宗教問題に関する助言を受 ける。 10 11 第5章 聖職者と教会の組織体 聖職者の組織体 5.1
各州の知事あるいは民間防衛局長は、州の教会責任者と協力 して、聖職者あるいは信者を、州民間防衛スタッフに任命をする こと。任命された者は「スタッフ聖職者」、あるいは信者の場合 は「宗教問題主任」と呼ぶ。教会信者は国の人口の約60%であり 、教会は教育、募集、施設を単一でカバーしており、スタッフ聖 職者を常勤スタッフとすることを強く推奨する。 5.2 州のすべての教会が州民間防衛局と直接連絡をとるために、 スタッフ聖職者が、州民間防衛局長および州の教会と協議して、 州の宗教委員会を任命することを推奨する。州内のすべての組織 宗教は協力することを促す。宗派の判断に応じて、聖職者あるい は信者のいずれかがこの委員会に参加できる。委員会は、順送り で独自の委員長を選出すること。 5.3 州宗教委員会は、スタッフ聖職者に助言および支援するため の小規模な宗教執行委員会を選出できる。宗教執行委員会は委員 長を選出する。 5.4 宗教執行委員会の委員長は、民間防衛局長の民間防衛諮問委 員会の宗教問題代表を務める。 5.5 スタッフ聖職者は、民間防衛スタッフに州の宗教組織を代表 し、教会との連絡要員としての役割を果たす。教会のための情報 、要求及び、ガイダンスはスタッフ聖職者を通して与えられる。 スタッフ聖職者は、宗教問題において州の都市やコミュニティに 助言し、支援する。スタッフ聖職者は、民間防衛の任務に登録さ れた聖職者と、利用可能な施設の要約記録を保持すること。宗教 用品はその監督下で保管される。教会と聖職者のための相互扶助 と移動支援はその事務所を通して行われる。 5.6 スタッフ聖職者の仕事は、民間防衛局長と協議して任命され た2つの委員会、すなわち宗教活動委員会と教務委員会に分担でき る。 宗教活動委員会 全信仰の教会と 聖職者 適切な全米?州? 地域委員会 民間防衛 委員会 代表 宗教執行委員会 委員長 スタッフ 聖職者 礼拝 (聖職者) 教会活動 (一般信者) 支援 スタッフ 会衆 図3 聖職者会衆組織体 5.7 宗教活動委員会の主な任務は、災害時の聖職者の精神的活動仕 のための運営計画を作成することである。 5.8 教務委員会は、聖職者の活動とは異なり、民間防衛における教 会の組織と運営に責任を負う。宗教執行委員会(5.3参照)には一 般信徒が含まれる場合がある。委員会は、地域の教会や会衆のため の自己防衛組織と相互扶助を促進する。非常時福祉と医療活動への 教会信者の参加は、すべての民間防衛活動への教会信者の登録とと もに、この委員会の任務である。 5.9 この組織計画は、適切な地域調整を加えて、地域、市、あるい はレベルにも適用可能である。 5.10 ゾーンレベルでは、宗教活動委員会と教務委員会の両方の機 能を、聖職者とそのスタッフ聖職者と相談して地域の民間防衛局長 によって任命されたゾーン聖職者が代表できる。 (図3参照)
10.
5.12 宗教問題諮問委員会とも協議関係を維持しているスタッフ 聖職者は、民間防衛局長のスタッフであり、その権限下で職務を 行う。 5.13 すべての宗教活動が、他のすべて活動及び他のスタッフ機 能と調整および統合するのが、スタッフ聖職者の責務である。 (図4参照) 12
13 参考文献 厳選した連邦民間防衛局出版物 以下の連邦民間防衛局出版物は、地域の民間防衛組織から入手するか 、米国政府印刷局(ワシントン25, DC)の文書監督官からわずかな費用 で購入できる。 敵の攻撃に対する民間防衛のための国家計画、1956年 管理ガイド 非常時福祉活動 AG-12-1, 1952年 消防 AG-9-1, 1951年 救助活動 AG-14-1, 1951年 監視員活動 AG-7-1, 1951年 リーフレットチラシ 原子爆弾による火災 1951年 民間防衛家庭用救急箱(改訂版)、1954年 CONELRAD、1956年 放射性降下物に関する事実、1955年 水爆に関する事実、1955年 生残のための6つのステップ、1955年 ブックレット 命を救うための非常時行動 PA-5(改訂), 1954年 放射性降下物について知っておくべきこと、PA-7, 1955年 テクニカル公報 食品および水中の放射能の緊急測定 TB-11-9, 1952年12月 避難チェックリスト. TB-27-2, 1955年5月 民間防衛非常事態における市民集団の避難 TB-27-1, 1955年2月 水と食品中の放射能の許容緊急レベル TB-11-8, 1952年12月 放射線防御のための個人線量計 TB-11-2, 1952年4月 放射性降下物に対する保護. TB-11-19. 1955年9月 パニックの問題 TB-19-2, 1955年6月 第二爆弾時代における監視員の役割 TB-27-4, 1955年8月 パニック予防における監視員の役割 TB-7-1(改訂). 1955年9月 放射性降下物からの避難所 TB-5-2(改訂). 1956年1月 止血帯の使用による出血 TB-11-11, 1953年6月 テクニカルマニュアル 学校の市民防衛 TM-16-1, 1952年 民間防衛都市分析 TM-8-1, 1953年 州民間 防衛局長 民間防衛 諮問委員会 福祉 スタッフ 聖職者 全米レベル (州レベル) 地域?ゾーンレベル その他 活動 図4 指揮系統 施設のための組織 5.14 教会施設は別の位置づけにある。多くは半ば独立しており 、教会の管理下に間接的に理事会とスタッフがいる場合もある。 5.15 地域の教会によって直接運営されている施設は、地域の会 衆と同じ組織と運営のパターンに従うこと。そのような施設には 、地域の会衆によって維持されている教区学校、診療所、保育園 、あるいは家がある。 5.16 病院、大学、神学校、修道院など、教会によってより間接 的に運営されている大規模な施設の計画は、民間防衛局長の直接 の指示の下で、地域の福祉施設あるいはコミュニティの計画に含 めることにより、民間防衛と調整される。自己防衛のために、大 規模な教会組織は産業と同じ計画に従うこと。
11.
民間防衛の歯科医 TM-11-9(改訂版), 1954 民間防衛の看護師
TM-11-7(改訂版), 1954 登録および情報サービス TM-12-1, 1954 その他 警報信号(空襲警報)ポスターサイズ 1956年 家庭防護演習(家族行動プログラム)(改訂), 1958年 その他出版物 以下は、出版社から直接あるいは地域の書店を通じて注文できる。 共産主義とキリスト Charles W. Lowry, Morehouse—Gorham Co., 1952, $2.75 アメリカの精神的復活 Edward L. R. Bison, Fleming H. Revell Co., 1954, $2.50 現代共産主義の台頭 Massimo Salvadori, Henry Holt and Co., 1952, $2 アメリカの外交政策の現実 George F. Kennan, Princeton University Press, 1954年, $2.75 キリスト教と民主主義 Jacques Maritain, Charles Scribner's Sons, 1950, $2 人間の尊厳 Russell W. Davenport, Harper & Brothers, 1955, $4 共産主義の平和の解釈。 共産主義の心と精神と魂 共産主義へのキリスト教の回答 Dr. Fred Schwarzによるパンフレット, Great Commission Press, Anderson, Ind., ¢50 民主主義宣言 Samuel Enoch Stumpf, Vanderbilt University Press, 1954, $2.75 我々が大切にする生活 Elton Trueblood, Harper&Brothers, 1954, $1.49 音声映画: 以下は、地域の民間防衛局から無料借用できる。 「A New Look at the H-Bomb」10分, カラー。 連邦民間防衛局Val Peterson局長のナレーション。放射性降下物に関する情報等。 「Atomic Attack」50分, 白黒。大都市の郊外に住む平均的なアメリカ人家族 に、突然の敵の攻撃で何が起こるかを描写。 「Big Men in Small Boats」-13.5分, カラー。 連邦民間防衛局のために Chrysler Corporationの海洋部門が制作。水路?沿岸?内陸都市の住民が民 間防衛の非常時に個人所有船舶をどう利用するか。 「Bomb Proof」13.5分, カラー。連邦民間防衛局のためにBurroughs Corporationが制作。ビジネスと産業の記録保存を説明し、原爆爆発後の攻撃 目標地域のビジネスがどのように経済的に生き残ることができるかを提示。 複製とマイクロフィルムによる記録保存と再配置の方法を描写。 「CONELRAD」9分. 白黒。この映画は連邦民間防衛局と空軍と連邦通信委員 会のラジオ放送業界の代表の協力で制作された。日本の真珠湾攻撃から始ま り、この攻撃がホノルルからの定期的な日曜日の朝の放送と天気予報によっ てどのように助けられたかを説明する。 この映画は、攻撃の前、最中、後に、敵に航法情報を提供することなく、重要 な情報を一般国民に公報するために無線を使用する必要性を強調している。ア ニメーションを、CONELRADの操作方法と、非常時周波数640および1240を 覚えておく必要性を非技術的な方法で説明するために使用している。 "Escape Route" 13.5分, カラー。攻撃目標都市の避難における自家用車の役 割について説明。全米自動車ディーラー協会が後援し、制作 "Frontlines of Freedom" 13分。白黒。すべての自由諸国、特に北米大陸への 脅威の性質のドラマチックな提示。 "Let's Face It" 13.5分, 白黒及びカラー。原子力委員会のネバダ核実験場で制 作。住宅や産業構造物および設備に対する原子爆発の影響を提示。 "Operation Doorstep" 10分, 白黒。民間防衛の準備を提示。核実験の準備、 実験場での前後のシーン、実験住宅に起きること詳細を示すストップモーショ ン等。 "Operation Ivy" 28分, 白黒及びカラー。米国空軍が制作した原子力委員会の 映画で、1952年に太平洋で行われた水素爆弾実験トの最初の公開映像。 "Operation Scat" 11分23秒, 白黒。1953年の全米「オペレーションアラート 」民間衛演習中にアラバマ州モビールの約480区画の住民の迅速かつ整然と避 難した様子を描写。 "Operation Welcome" 9分, 白黒及びカラー。デンバー地域で実施された避難 と移動の演習を提示。 "Rehearsal for Disaster" 12分. 白黒。民間防衛非常事態における輸送トラッ クの役割について説明する。アメリカトラック協会が連邦民間防衛局のために 制作。 "Rescue Street" 14分, 白黒及びカラー。メリーランド州オルニーの国立民間 防衛訓練学校に在籍している学生の進歩を提示。 “Target You” 10分. 白黒。無警告あるいはほぼ無警告で、避難が達成できない 攻撃において、一般市民が自己防護のために何をすべきかを簡単なアニメーシ ョンで説明。"Frontlines of Freedom"の手引き映画。注:民間防衛組織は 35mm版をワシントンDC 25の米国農務省映画サービスから購入可能。 農務省は16mm版を注文しないこと。 "The House in the Middle" 6.5分, 白黒。原子力委員会のネバダ核実験場での 公式実験で使用された3つの小型家屋を提示する機密解除映像を含む。 "The House in the Middle"(改訂版m) 12分, 白黒及びカラー。原子力委員会 のネバダ核実験場での公式火災実験における、3つの小さなフレームハウスで の核爆発の熱的影響を示す機密解除映像を含む。 "Time of Disaster" 10分, 白黒。主に、竜巻、洪水、ハリケーン、火災、爆発 などの自然災害における民間防衛の役割、連邦市民防衛局およびその他のグル ープの責任について説明。 "To Live Tomorrow" 13.5分, 白黒。個人のリーダーシップと、それがパニッ ク制御にどのように効果的であるかが主題。連邦民間防衛局のために生命保険 協会が制作。 14 15
12.
"Trapped" 20分, 白黒。スウェーデン政府の救助映画に英語ナレ ーションをつけたもの。 "U.
S. Civil Defense in Action" 13分. 白黒。民間防衛でなされ ることと、何をしなければならないかをハイライト。 'Warning Red" 13.5分, 白黒。メリーランド州オルイーの民間 防衛救助学校で撮影。典型的な近隣が住民は爆弾の爆発を生き残 り、妻子の捜索を始める。いくつかの民間防衛予防策を提示。 講演者 連邦市民防衛局は、全国大会の講演者を提供する。 ミシガン州 バトルクリークの連邦民間防衛局に手紙で請求のこと。 地域の講演者については、地域の市民防衛局長に相談のこと。 16
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